2008年8月24日日曜日

長期失踪いたします

〔しようもない日常〕

シネマヴェーラに来てね!

どうも。
トド@引越準備中です。

えー、26日に夜逃げ、じゃなくて、引越するので、こちらも当分の間放置いたします。
稀に来るコメントのレスも、遅くなるかと存じます。

では、箱詰めに戻ります。

2008年8月23日土曜日

娘の下着を洗う父

〔しようもない日常〕〔えいが〕

私たち洗濯嫌いです。

どうも。
トド@引き続きおなか壊れ中です。

今日からシネマート六本木で始まった「台湾シネマ・コレクション2008」(はたして2009があるのか?)。
その前哨戦(?)として開催されていた李安特集にて、デジタル上映ではありますたが、ひさびさにスクリーンで観たかったので、『恋人たちの食卓(飲食男女)』を鑑賞。
以前に何回も観たヴァージョンはクレジットが英文表記だったけれど、今回のは中文表記。
そして、冒頭と尻尾にはぬあんとMGMのライオンさんが。


せんきちはてっきり、

あんな映画や


こんな映画、

はたまた、

こんな映画や


あんな映画が

始まるのかと思っちゃいますた。

海外での版権を(現在では)MGMが持っている、ということなのでせうか。

ちなみにタイトルも、

かつて観ていたヴァージョン


ただいま流通中のヴァージョン

といった違いがありますた。

さて、この映画での小倩の役どころは二女・家倩と朱お父さんの妻、すなわち三姉妹の母の二役ですが、写真で登場するのみの母の姿がどんどん若い頃のものに遡っていき、やがて厨房に1人立つ二女の姿に収斂されていきます。
そして、二女が母のレシピ通りに作ったスープを飲んで朱お父さんが味覚を取り戻したことを悟り、娘と見つめあうという美しいラストへと繋がっていくのですが、このラストにおいて朱お父さんは二女との和解を果たしただけでなく、亡き妻とも再会しているのであります。
つまり、この家の最後を看取るのは二女、ではなく、実は朱お父さんの亡き妻なのではないでせうか。

小倩が紫藤盧で高山茶飲むシーンを観て、「いつか同じ場所に座って高山茶を飲むわ!」と誓ったのも懐かしい思い出です(その後、無事実現いたしますた)。

ところで、李安は侯孝賢や楊徳昌よりは一世代下、とまではいかないにしろ、いわゆる台湾ニューシネマ以降に映画を撮り始めた世代に当たります。
李安も侯孝賢や楊徳昌と同じく外省人ですが、侯監督や楊監督が本省人の世界を描いた映画を撮ったのとは対照的に、これまで全く本省人の映画を撮っていません(いわゆる「父親三部作」の父親は、大陸の中国人か外省人)。
また、その作風もニューシネマのスタイルを継ぐもの、というよりは、國片全盛時代の作品群に(ニューシネマを飛び越えて)直接繋がっているような気がしてなりません。
郎雄や歸亞蕾、王玨といった國片全盛時代の役者たちを好んで使っている、というせいもあるのかも知れませんが。
李安はこれからも本省人の映画は撮らないのか、撮るつもりなどないのか、あるいはそんなことを疑問に思うこと、それ自体がナンセンスなのか、ふと考えましたです。

も一つ言うと、今回、台北に帰ってきてほっとしている歸亞蕾の姿を見て、せんきちは『家在台北』での彼女を思い出していました。
あら、やっぱりこれも國片全盛時代の映画ですね。

それにしても、劇中、あれほど父親のことを嫌っている娘たちが自分の下着を平気で父親に洗ってもらっているシーンを観て、毎度「変なの」と思うせんきちでありますが、「父親の下着を自分が洗うのはいやだけれど、自分の下着を洗わせるのはぜんぜんオッケー!」とかいうきわめて身勝手で理不尽な論理に基づく行動なのかしらん、とこの頃思い始めてきますた。

パンツぐらい、自分で洗おうや。

(オチのないままおしまい)

2008年8月21日木曜日

台湾の横顔 (寶島三日)

〔ちょっとお耳に〕


どうも。
トド@おなかの調子悪いです。

最近、邦訳が出た故・張超英氏(元台北駐日経済文化代表処新聞組長)の口述による回顧録『宮前町九十番地』(邦題:国際広報官張超英―台北・宮前町九十番地を出て)。

その中に、張氏がメガホンを取った観光記録映画『寶島三日』(1961)が、1962年、フランスのマルセイユで開催された「第4回観光映画祭」で銀賞(第2位)を受賞した、という件があり、この映画のことが気になったせんきちは、手元にあった『跨世紀台灣電影實録』(2005年、文建會・國家電影資料館)でちょいと調べてみたところ、「1962年8月24日」の項に、


新聞局拍攝的觀光影片《寶島三日》、在法國馬賽舉行的第4屆馬賽遊覽國際影展中榮獲第二獎。


とあり、さらに、「1961年12月4日」の項には、


日本放送協會今日在日本電視站放映我國駐東京大使館所提供、新聞局所攝製的中華民國彩色片《寶島三日》。


とあって、どうやらこの映画がNHKで放映されたらしいことがわかりました。
そこで不肖せんきち、今度は国会図書館へ行って新聞縮刷版を調査、すると、12月4日ではなく3日の「日曜映画劇場」(総合テレビ。午前9:00~)において、『台湾の横顔』という邦題で放映されていたことが判明しました。
その日の『読売新聞』朝刊テレビ欄には、


日曜映画劇場
①世界のくにぐに『台湾の横顔』
②劇映画『スミス夫妻』(アメリカ映画)ヒチコック監督



とあるので、どうやらヒッチコック(Alfred Joseph Hitchcock)監督の『スミス夫妻(Mr. and Mrs. Smith)』との2本立という、今思えば「ありえねー!」組み合わせでの放映だった模様です。


このように、映画祭の詳細は不明ながら(ご存知の方いらっしゃいましたら、ご教示下されば幸いです)海外で賞も受賞し、日本でもテレビ放映されたこの映画、なぜか「台湾電影資料庫」(台湾映画のデータベース)にも収載されておらず、フィルムの所在も不明のようです。

観てみたいんだがなあ・・・・。

付記:ちなみにこの本、人名の誤植の多いのが難点で、廖祥雄を廖昭雄、祁和熙(台製のベテランカメラマン。『寶島三日の撮影を担当。後に『董夫人』のカメラも受け持ちました)を齋和凞とそれぞれ誤記しており、これらはなんとオリジナルである中文版からの誤り。
だいじょぶか、時報出版?

張氏の著書。

2008年8月19日火曜日

立て、萬國の樂蒂迷!

〔えいが〕〔しようもない日常〕

ひまわり娘じゃないよ。
(古いな。でも伊藤咲子、好きだったな)

どうも。
トド@酒飲むと右上腹部痛(死ぬほど痛い)です。
断酒かな、やっぱり。

さて。

婆さんの壮絶介護(でもないか)の合間を縫ってユーロスペースに潜入、この夏一番のお楽しみだった『881 歌え!パパイヤ881)』(2007年、シンガポール。陳子謙監督)を観てきますた(インタビュー記事は、こちら)。

台詞の4分の3が北京語(華語)、4分の1が閩南語でしたが、閩南語には大阪弁よりも名古屋弁の字幕の方が合うと思うよ。
みゃーみゃーにゃーにゃー言ってるところも似てるし。
せんきちの中では、「江戸弁→北京語(巻き舌うんときついやつ)、名古屋弁→閩南語、大阪弁→広東語」になるんですが。
広州のアナウンサーの広東語は、さしづめ船場言葉になるのかしらん(違うか)。

お話は歌あり涙ありの人情話でしたが、お針子してる玲姨(劉玲玲。本業は歌台のスター)の作業部屋に樂蒂が表紙の『娯楽画報』が飾ってあって、それがけっこう長いことどアップで映ったんで、本筋とは全くかんけーのないところで愉悦に浸ってしまいますた(林黛のもあったけど、こちらはアップでは映らず)。
やっぱりあの年代の人たちには今でも愛されているのね、樂蒂。

ということで、全国の樂迷の皆さん、今すぐ渋谷へGO!

ところで、この映画のチラシ等では「歌台」に「ゲータイ」というカタカナが付してあり、北京語でも広東語でも閩南語でも「歌」は「ゲー」とは読まないので、「海南語か何かなあ」と漠然と思っていたら、なんのこたあない、

歌台(ge tai)ge

ゲー

と読んでただけなのね。

それから、「881(パーパーヤオ)」で「パパイヤ」だということも、映画を観てようやく気付いた次第。
ははは。

そういや、歌台ではこの歌はタブーなんですって。
せんきちの大好きな歌なんですけど。

しかし、平日だからといって、観客がたったの5名とは寂しすぎます。
香港映画ファンの皆様もぜひ足をお運び下さいまし。

付記:パンフレットにあった「シンガポール映画の歴史」、卲氏の名前は出てきたけれど、國泰への言及はなし。とほほ。

劉玲玲の歌台でのパフォーマンス。


映画でパパイヤ・シスターズ(木瓜姊妹)の歌を
吹き替えた明珠姊妹のパフォーマンス。


歌台の大スター・陳金浪(映画の中でも
オマージュを捧げています)のパフォーマンス。


陳監督の新作『12蓮花(12 Lotus)』の予告編。
孫燕姿も出てるらしいっす。


おまけ:北京五輪、女子体操の会場で王力宏の『龍的傳人』がガンガン流れてたよ。こんなとこにもプロパガンダ臭を感じちゃうあたくし。

2008年8月16日土曜日

香港組曲

〔おんがく〕


どうも。
トド@日々の生活に疲れ果てますたです。
婆さんは昨晩も大いに吠え、わたくしは寝不足でふらふらです。

今日は珍しく(?)音楽ネタ。
少し前に入手したレコードについてです。

服部良一の1963年の作品(東芝 JSP-3089)。
演奏データには、


服部良一ニュー・ポップス・コンサートより
合唱:二期会合唱団
管弦楽:東京シンフォニー・オーケストラ
作曲・指揮:服部良一



とあり、同年に厚生年金会館で催されたコンサートのライブ録音のようですが、ライブに付き物の客席の騒音が一切ないのがちょいと不思議です(拍手はありますけど)。

ジャケット表。


ジャケット裏。

解説には、


戦後四回も訪れた香港の周辺をスケッチしてムード風に6つの楽章に描いてみた。中国旋律というよりも、旅情に味わった慕情の香港を中心に作曲したもの。


とありまして、特に『教我如何不想她』の作曲のために香港に長期滞在していたときの印象が基になっているようです(『教我如何不想她』製作時の服部良一に関しては、こちらをご参照下さい)。
組曲の構成及び内容は、以下の通り(楽章の内容は、レコードの解説より引用)。


1、香港漁歌 2、九龍農女 3、澳門休日
4、香港夜生活 5、香港夜曲 6、香港感懐

1 香港漁歌
映画でも有名なアバディーンは、小さな古い香港の漁港で、漁船が一面に並んでいる。朝は沖に漁に出かけ、夜は観光客で賑うシーパレス、サンパンに揺られながらきく船歌は、東洋風の哀愁を感じる。

2 九龍農女
九龍半島の山野地帯、殊に農園に働いている女は、客家民と称して黒い大きな笠と黒衣の特異な風俗で、チャイナ・ジプシーとでも呼びたい人々。水牛や家鴨の群があちらこちらにいて、実にのどかな中国的風景は香港の周辺でも最も土俗的なものを感じさせる。川を超えれば中共の赤旗がひるがえっている。

3 澳門休日
蘭領マカオは、香港から船で数時間、静かな別荘地で、海辺の緑樹、丘陵の花園は常夏のパラダイス。夜はギャンブル場があっても、街は眠ったように静かで花の香りが立ちこめた。月明かりのマカオの街を三輪車で行くのは楽しい。

4 香港夜生活
香港九龍の夜は、街中に煌々と電燈がかがやき、ネオンの原色の強烈な光が悩ましい。ナイト・クラブや酒場のジャズが、どこかで響いている。酒と女と音楽が国際的に入り混ったセクシー・カクテルの夜のムード。

5 香港夜曲
フェリー・ボートから眺める香港島の夜景は宝石箱の中のようにケンランたる美しさ。シネマスコープを見ているような雄大な眺めは、まさに東洋一の夜景。中国的なムードというよりは、香港独特の国際色に旅情をかきたてられる。

6 香港感懐
啓徳空港を発つ夜、香港の灯を機上から見おろして感無量。さまざまな思いをのせて一路東京の空へ・・・・。



司葉子や千葉泰樹監督と同じく、服部良一も澳門のことを「眠ったよう」と形容しているのがおかしいですけれど、それはともかく、不肖せんきちの曲を聴いてのへタレなメモも少し。

1、香港漁歌
ゆったりとした海のイメージ。

2、九龍農女
コミカルな曲調。
アップテンポで始まり、途中緩やかになって(田園風景の描写)、またアップテンポで終わる。

3、澳門休日
全体にスローな旋律。
教会の鐘の音等も入る。

4、香港夜生活
妖しいムードで始まる。
ラテンジャズっぽい感じだが、どこかレス・バクスター(Les Baxter)の『ホンコン・ケーブル・カー("Hong Kong Cable Car")』に似ている。


途中、ロマンチックな旋律に変わる。

5、香港夜曲
『香港ノクターン(香江花月夜)』の最後のレビュー場面で使われている曲のルーツのよう。
光瞬く香港の夜景を抒情的な旋律で綴る。

6、香港感懐
やや中国的と思われる旋律で始まり、香港の思い出を胸に帰国する情景を描いて曲を結ぶ。


実際に聴いてみて、「すっげーいい!」というほどでもありませんでしたが、服部良一と香港との繋がりを考える上では貴重な作品であるといえるでしょう。

CD化されてないのかしらん?

2008年8月12日火曜日

トド回郷之尤敏制覇 (その二)

〔たび〕〔尤敏〕


どうも。
トド@過食気味です。
婆さんの夜間せん妄が復活、寝不足で疲労がたまっております。

ということで、函館尤敏ばなしの続き。

第1回では本店のルポをお届けしましたが、今回は五稜郭店のルポ。
しかしねえ、不思議なのは、本店でもらった宣伝用パンフレットにはこの五稜郭店のことが一言も書いてないのよ。
どういう関係なんでしょうか、この二店。
「暖簾分けはしたけれど、今はお互い独立独歩」ってことなのかしらん?
そういや、メニューもびみょーに違ったな(五稜郭店の方がレパートリーが少ない)。

ま、それはともかく、五稜郭店は、市電「中央病院前」と「五稜郭公園前」停留所のほぼ中間にあります。



不肖せんきち、着いた日の夕食(ったって、1泊2日の短い旅なので、着いた日と帰る日しかないんですけどね)をこちらで戴きますた。

先客は男性客3名組のみ。
本店に青島ビールが置いてあったので、ここにもあると思い注文したところ、

すいません。ふつーのビールしか置いてないんです

と言われてしまいますた。

青島ビールは、ふつーじゃないのか・・・・。

気を取り直して、生ビールを頼みました。

お料理は、昼食べておいしかった尤敏丼をまたもや注文。
生ビールを飲みつつカクテキをつまんでいると、お待ちかねの尤敏丼が到着。
でも・・・・あれ?


本店のそれよりも餡の色が茶色い!
それに、鷹の爪も入っていない模様。


なんだかいやーな予感がしますたが、とにもかくにもまずは一口、頬ばってみると・・・・

あまーい!!!

テーブル上にあった醤油、酢、唐辛子(辣油がなかったのよ)を適宜加え、どうにかこうにか自分好みの味に近づけて、なんとか完食。

見た目だけでなく、味も本店とは大違いですた。
本店とのあやしい関係の謎を解くカギも、この辺りにありそうです。

(おしまい)

もっこりパワーで今日もすっきり!

2008年8月8日金曜日

次は『ハレンチ』希望!

〔橘ますみ〕


どうも。
トド@国宝薬師寺展(於:東京国立博物館)に行ってきますたです。
本館のミュージアムショップで売っていた埴輪犬のぬいぐるみに、軽い恐怖を覚えますた。


よりによって「キッズコーナー」にあるんだぜ、これ。
ふつーの子供なら、見たら泣き出すよ、怖くて。

さてさて。
忘れた頃にやってくるどころか、こんなに頻繁にお届けしていいのかしらの、橘ますみたん情報。

いよいよ本日、8月8日(金)に、ますみたんの代表作の1つである「ずべ公番長」シリーズのDVDが一挙リリースされます!!!
これまで、第1作(夢は夜ひらく)は国内盤セルビデオ&US盤DVD、第2作(東京流れ者)は国内盤セルビデオ、第4作(ざんげの値打ちもない)はUS盤DVDがリリースされているものの、第3作(はまぐれ数え唄)は未ソフト化、というそれなりにお寒い状況でありましたが、今回は4作全てがDVD化される予定です。

快挙。

ちなみに、これまで何度も書いていますけれど、第3作はシリーズ中では異色、というか、番外編と考えた方がいい作品で、第1、2、4作で主人公リカ(大信田礼子)の盟友を演じている賀川雪絵たんがリカのライバル役で登場しており、ますみたん演じる八尾長子のヒモ・ツナオ(左とん平)も、長子と別れて横浜中華街で豊満中国女(三原葉子)と同棲している、という設定になっています。

しかし、せっかく4作全てがDVD化されるんですから、このさい「ずべ公BOX」とかにして、第2作でリカ達が殴りこみのさいに着ていたモンモンTシャツをおまけに付ける、ぐらいのことをやってほしいなあ、とも思います。

ご注文はお早めに!

2008年8月7日木曜日

グッときちャう腋毛

〔ちょっとお耳に〕


どうも。
トド@あせも中年です。

函館尤敏ばなしは1回休み、ちょっとした小ネタを。

冒頭にジャケ写真を載せましたが、但漢章(フレッド・タン)監督の『暗夜』のVCDがいつの間にやらリリースされていました(DVDは無しの模様)。
不肖せんきち、この作品は映画美学校での上映会で初めて観た後、知人のKさん(いつものKさんです。スパイラルで『彷徨う花たち(漂浪青春)』を観て号泣したそうです)のオフィスにあったビデオでもう1度観たのですけれど、いつの間にやらビデオが失踪(盗んだやつ、出て来い!)、長らく鑑賞不可能になっておりました。
張國柱の少年時代を演じている子役が張震だったのか、ようやく再確認することができそうです。

ということで、本題(これも小ネタなんだけどね)。

今やせんきちの中では「腋毛の女王」となった感のある往年のグラマー女優(死語)・三原葉子。
彼女の腋毛に関しては、「地帯(ライン)シリーズ」第2作『黒線地帯』(1960年)ではぼうぼうだったのに、それから3ヵ月半後に公開された第3作『黄線地帯』(1960年)ではすっきりさっぱりつーるつるになった・・・・はずが、その後の『徳川女系図』(1968年)では再びぼうぼうに戻っていた、と書きました。
すなわち、「1960年初めまではぼうぼうだったが、間もなくつるつるとなり、8年後、再びぼうぼう状態にカムバックした」ということになります。


しかーし!ここで、衝撃の新事実が!

三原葉子といえばあのサイト!という超有名ファンサイト(三原葉子と昭和のグラマー女優達:http://www.geocities.jp/zak00336/)で紹介されている週刊誌(誌名不詳。たぶん『週刊実話特報』あたりか?「三原葉子のベッドにイカレた11人の2枚目たち」:http://www.geocities.jp/zak00336/kiji8.jpg)の記事には、


三原葉子は常に色眼鏡で見られている。
東映のギャング路線に彼女が登場したとき、
「彼女のグラマーぶりにぞっこんいかれている某氏が彼女の腋毛を希望して、それを三十本ばかり貰って、ギャング路線に乗せたそうだ」
といった噂が飛び出した。
彼女はびっくりして、房々と黒く盛り上がっていた腋毛を綺麗に剃ってしまった。



とあり、つまり、三原葉子は「1960年の春『黄線地帯』の折に腋毛を剃り剃りしたものの、ほどなくしてぼうぼう状態に戻り、1962年、昔馴染みの石井輝男監督の『恋と太陽とギャング』で東映ギャング路線に参戦、しかし、その直後に立った心ない噂によってまたしても腋毛を剃り剃りすることになった」らしいのです(しかし、なんでこんなことを大まじめに書いているんだか)。
なんだか伸ばしたり剃ったり、忙しいことこの上ありませんが、「(腋毛を)三十本ばかり貰って」って、いちいち数えながら毛抜きで抜いたのでせうか。

痛そうだわ・・・・。

ところで、こちらは某ミクシィの三原葉子コミュ(入ってます)にも投稿したのですけれど、昨晩、少し前に入手した『海女の怪真珠』のプレスシートを見ていたところ、併映の『悩殺女体絵巻』の写真に三原葉子らしき姿を今更発見しますた。


さっそくキャストをチェックしてみると、おや、たしかに出演しています。



プレスシートによると、


若い女体がくりひろげる悩殺絵巻!グッときちャうヌード映画!!


とのことで(なんで「ゃ」がカタカナなんだか)、写真で見る限り、おヌードレビュー映画のようです。

日本映画データベース
にも未収載のこの作品、どなたか詳しいことをご存知の方はいらっしゃいませんか?

黒と黄色の話を書いたけど、
地帯シリーズの中では
これが一番好きさ~。

2008年8月3日日曜日

トド回郷之尤敏制覇 (その一)

〔たび〕〔尤敏〕


どうも。
ご無沙汰しておりました。
トド@白髪と体重激増中です。

えー、吹っ飛んだパソコンのデータも無事復旧しましたので(あんまりかんけーないけど)、まだ見ぬふるさと北海道は函館へ行ってきました。
目的はただ一つ、「尤敏」でお食事をすること。
てなわけで、そのご報告でも。

函館の超有名中華料理店・尤敏は、本店と五稜郭店の2店舗がありますが、何はともあれまずは本店から、ということで、着いた日のランチをこちらで戴きました。
本店は、市電「松風町」停留所で下車、徒歩1分のところにあります。

わーい!あったぞー!


2階はプロミス。
借りてから食べるか、食べてから借りるか。


プロミス違い。


ついでに。

こちらのお店、営業時間は午前11時から翌朝6時までという、いったいいつ寝ているのかよくわからないほどモーレツ(死語)なスケジュールなのですが、せんきちが訪問した午後1時30分過ぎには先客(常連らしき父子連れ)が1組いるだけでした。
ぱっと見ちょっと怖そうだけれど実は結構フレンドリーなオヤジさんが、注文取りから料理作り、そして配膳までを1人でこなしています。
メニューは一品料理から麺類まで多種多様ですが、せんきちはずーっと気になっていた

尤敏丼

を注文。
「いったいどんな丼なのかしらん?」と思いつつ待っていると、現われたのが下記のお料理。


鷹の爪3本を投入した辛そうな中華丼でした。
ちなみに、この餡を麺にかけると尤敏麺、炒飯にかけると尤敏炒飯になるようです。

尤敏って、餡かけのことだったのか(違うよ!)。

さっそく頂いてみますたが、おやおや、見た目とは裏腹にかなーりマイルドなお味。
お新香代わりのカクテキも真っ赤な色の割にはこれもさっぱり味で、食が進みます。
いやー、

おいしうございました。(by.岸朝子)

お会計のさい、オヤジさんに、

「ここのお店の名前って、香港の女優さんから取ったんですよね?」

と、何気ない振りを装って訊ねてみたところ、

「若いのに、よく知ってるねえ」

と褒められますた。

ええ、そりゃあもう、サイトやってますから(とは言えなかったよーん)。

(つづく)