どうも。
腰痛に悩むトドです。
先日お知らせしたシンポジウムのテーマにも関連してきますが、不肖せんきち、国府台湾では日本の戦争映画上映など以てのほかほか弁当だと漠然と思い続けてきたのですけれど、昔の『聯合報』の映画広告を見ると、『独立愚連隊』やら『最後の脱走』やらといった映画がけっこう上映されているんですねえ。
で、「なんでじゃろ?」とつらつら考えてみたところ、上記2作品における(日本軍の)敵は八路軍。
特に『最後の脱走』なんて、共産党の非人道性を台湾市民にアピールするにはまたとない好教材(?)だったりするわけでして、反共の道具として日本の戦争映画をうまいこと(?)利用していたのですな。
そういえば、潘迎紫が安藤昇の相手役をつとめた『阿片台地 地獄部隊突撃せよ』でも、日本軍の戦闘対象は八路軍で、しかもかなり戯画化された女兵士が登場していました。
ついでにいうと、裕次郎の『零戦黒雲一家』なんてのも台湾では上映されていまして、これは米軍相手ですから、とにかく、国府軍相手でなければとりあえずはOKということだったのでせうか。
緻密なように見えて、意外とアバウト。
さて。
昨年の夏に「ちまちましたお買い物」と題した、せこ過ぎる物欲ルポをお届けしましたが、またぞろお買い物ネタを。
ここんとこ、昔の香港のスライド集めに少々凝っております。
そんなわけで、こちらでちょこっとだけ収穫物のご紹介。
(沙田畫舫)
沙田大酒店は、今日いうところの「シティリゾート」的なホテルだったんでせうか。
詳しくは、こちらやこちらをご参照下さい。
おまけ:昨年の暮れ、こんな本が出ていました。
誤植が若干気になりますが、大変な労作であることに変わりありません。
残念ながらAmazonでは在庫切れ、ただ、こちらの古本屋さんでは1550円という割引価格で購入できます(ここから検索してみて下さい)。
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