おらの観音様。
どうも。
トド@寒さに弱いです。
今回は、ここ数日ずっと気になっていたことを少し。
単なる独り言ですので、興味のない方はスルーして下されm(__)m
さて。
われらがべっぴんさんことディーピカー・パードゥコーン(Deepika Padukone)嬢が昨年の一時期、うつで苦しんでいたという告白に関して、実はかくいう私もうつ経験者なので、彼女の話す症状やその治療過程、患者への接し方等、全てが手にとるようによくわかるのでございます。
そして、彼女がうつと闘っていた時期と"Happy New Year"(以下、HNYと略す)の撮影時期とが重なっていたと知り、「よくまあ、あんな苦しい状態の時に、あんなハイテンションの演技をこなしていたものだ」と驚くと同時に、「よくぞご無事で(この場合の「無事」とは最悪の事態〔自死〕に至らないでよかった、という意味)」と涙したものでした。
次にこの映画を観たら泣くわ、おら。
しかし、そのような困難な状況にありながらも、彼女が比較的短期間でうつを克服できた理由としては、下記のようなことが考えられるでしょう。
1、早期発見により、適切なケアを受けることができた
薬物治療に当初は抵抗感を示していたようですが、セカンドオピニオンの結果、それを受け入れ、症状が軽減されたとあります。
日本では患者への過剰な薬物投与が問題となっていますが、当たり前のことながら適量でありさえすれば、薬の効果は大きいのです。
私も薬を飲んで、症状が大幅に改善しました。
2、十分な休息を取った
HNYのクランクアップ後、次の仕事まで2ヶ月間の休みを取り、療養に専念したこと。
薬物治療やカウンセリングも重要ですが、この病気になった場合、やはり休息を取ることが一番効果的です。
休息にまさる薬なし。
かの国において、今をときめく大スターがこの種の病に冒されていたことを公にするという行為に対する是非はさておき、少なくとも同じ病に苦しむ人々にとっては、「(苦しんでいるのは)私だけではなかったのだ」と救いにもなり、慰めにもなることでしょう。
ただ、この病の恐ろしいところは、いつ何時再発しないとも限らないということ。
彼女はこの病を克服してより強い人間になることができたと語っていますが、無理は禁物です。
ちょっとでも異変を感じたら、仕事は二の次にして、どうか休んで頂きたい。
時には、自分の脆さや弱さを認めることも大事だと、私は思います。
それもまた、勇気の要ることなのです。
そして、身体に気をつけて、少しずつでもいいからいい仕事をしてほしいというのが、極東の離れ小島に住む名もない一ファンの切なる願いなのであります。
ゆっくり、ゆっくりが肝心だす。
(独りごちながら退場)