2005年4月6日水曜日

お願いだから買ってくれ

〔ちょっとお耳に〕

映画のDVD「海賊版購入多い」5割強、被害深刻
「新秦調査」映画に対する考え方と行動(3)

「サーチナマーケティング」を運営し、中国に特化したビジネスリサーチを展開する株式会社サーチナは、上海新秦信息諮詢有限公司(上海サーチナ)などを通じて、自社で保有管理するオンラインモニターを利用したインターネット調査を実施、映画に対する考え方を探った。
今回の調査を通じて、中国の消費者が映画に対してかなり高い関心を持っており、非常に人気のある娯楽として定着していることは分かったが、その一方で、VCDやDVDの普及もあって、映画館離れが顕著な状況にあることが分かった。そうした中で、今回の調査では、2004年におけるVCDやDVDの購入状況を聞いた・・・・

昨日お知らせした調査の続き。
どうせなら「(あなたの購入している)VCDやDVDは、正規版か、それとも海賊版か?」っていう質問もしてほしい、と書いたところ、きちんとしてましたね、質問。
で、その結果はというと、

・・・・(VCDやDVDを) 購入しなかったとの回答(「0枚」)は2割となり、映画が嫌いだという人以外では、8割近くの人が何らかの形で2004年に映画のVCDやDVDを購入していたことが明らかになった。特に「13枚(セット)以上」購入したとの回答が2割を超えており、かなり頻繁に購入されていることが分かった。
一方で、購入者を対象に、その購入したVCDやDVDが正規版か海賊版かを聞いたところ、「海賊版だけを買う」は8%程度だったが、「海賊版を購入することが多い」は実に5割を超えた。「極力正規版を購入する」との回答は3割強となったが、この中の一部は、意識はしていても、実際には海賊版を購入することもあるはずで、映画のVCDやDVDにおける海賊版被害の深刻さが浮き彫りとなった。

のだそう。

予想通りと言ったところでしょうか、残念ながら。

ようするに、約6割から7割の人たちが海賊版購入者というわけで、これに中国在住外国人の海賊版購入者をプラスすると、さらに購買層が広がるといったあんばい。

以前、海南島に行ったとき、「ここでは正規版を探す方が大変なんだよ」と言われたことがありましたが、いつになったらこの現象がなくなるのか。

事態は深刻ざます。

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