〔ちょっとお耳に〕
わたくしが初めて中国を訪れたのは、1983年のこと。
「今さら若ぶるんじゃねーよ!」と言われそうですが、念のため書き添えておくと、まだ10代の頃でありました。
縁あって、とある観光団に参加、上海と蘇州を訪問しました。
旅の後半、お土産を買う段になり、「何か流行りものの音楽でも」と思ったわたくしは、(当時は)言葉もほとんどできないし彼の地の音楽事情もよくわからないため、とにかく「ジャケ買いだ!」ということで、『青春之火』なるタイトルの、サラサラヘアーのギャルが微笑む写真が印刷されたカセットテープを購入、日本へ持ち帰りました。
帰宅して、さっそくそのカセットテープを聴いてみると、あら不思議、
ぼうゆになっとぇ~、とんでくゆ~、きゃなしみぎゃ、くゆしみぎゃ~
と、とほほな日本語の歌が流れてくるではありませんか。
「えっ?ひょっとして、これは・・・・」と思い、ジャケットにある文字を確認すると、
排球女将(バレーボールおかみ)
と書いてあり、ギャルの顔もよくよく見てみると荒木由美子に似ています。
そう、それは『燃えろアタック』の中国版サントラカセットだったのです。
大バカなわたくしは、わざわざ中国くんだりまで行って、日本のテレビドラマのカセットテープを買ってきたのありました・・・・。
その後に知ったところでは、『燃えろアタック』はわたくしが中国へ行ったまさにその年、彼の地で放映されて人気沸騰、荒木由美子@渚でクロスはいまだに中国でも有名人だ、とのことでしたが、今日、何気なく某局のワイドショーを観ていたら、彼女が執筆した介護本(『覚悟の介護』)が中国で翻訳され、昨年暮れにはそのサイン会を行うために訪中、CCTV(中国中央電視台)の『艺术(芸術)人生』にも出演していたのだそうです。
いやあ、知らんかったわ。
『艺术(芸術)人生』、栗原小巻の回は観たけどね(中野良子も出てます)。
バレーボールおかみ(←意味、間違ってるよ!)、侮れませんぞ。
付記:栗原小巻といえば、わたくしの初訪港のとき(1987年)テレビ放映されていたのが、『二人の世界』(竹脇無我共演。1970年)。かなりタイムラグがあったけど・・・・。
『芸術人生』荒木由美子出演の回、2,3ヶ月前にCCTVのサイトで見ました。(今も見られるかどうかは不明)
返信削除中国の人は昔流行したドラマやタレントを、今でも大切にしているんですね。あと、ジョー・山中(『人間の証明』ママ~♪ドゥユーリメンバー♪)とか中野良子(『君よ憤怒の河を渡れ』)もいまだ人気があるみたいで、CCTVの『同一首歌』にこの前二人がゲスト出演していたそうです。
紅紅さん
返信削除こんにちわ。
ご指摘の通り、荒木由美子の回、たしかにサイトにあったのですが、なぜか観られませんでした(泣)。
件のワイドショーで少し流れたので、どんなもんかはだいたい掴めたのですけれど。
中野良子の人気は今でもすごいですね。
ジョー山中もですか。
やっぱり、侮れませんね。
(せんきち@管理人)
せんきちさん
返信削除荒木由美子の回、今の時間帯、紙芝居のような静止画像でなら再生できました。
CCTVのサイトはアクセスが集中する時間帯は再生できなかったり、静止画像になったりするようです。
平日の午前中ならわりとスムースに再生できますので、お試しください。
紅紅さん
返信削除ご教示、ありがとうございます。
セキュリティソフトの関係もあるのかなあと思いましたが、今度は平日に試して見ます。