というわけで、たまには「即断、即決、即実行」もいいのではないかと思い、今日、本屋さんで買ってきましたよ、あの本。
さっそく読みました。
・・・・・。
かなり急いで作ったみたいですね。
いろいろ指摘したいことはあるのですが、とりあえず、重要と思われることだけ。
○珠海の買春騒動を報じる現地紙(44ページ)の部分に切り貼りしてある記事、これって、全くかんけーのない両岸関係に関する記事ですわよ。
50~51ページにかけての西安留学生寸劇事件の新聞記事部分にも、44ページと同じものが切り貼りしてあったので、「いったいどこから引っぱってきたんだろう?」と思い、よーく見てみたところ、端っこに小さく、
亞洲週刊
という文字が。
あらら、アジア・ウィークから持ってきちゃったのね。
で、元の記事を探してみました。
奥さん、これでしたよ。
違った方面(台湾)からクレームがつきそうな気が。
なお、これらと同種のことは203ページ(「中国の軍事紙に掲載された記事」なる切り貼り)でも行われており、そこには『亞洲週刊』の別の記事が貼り付けてありました。
○「一九二六年の二月でしたわよねえ (蒋介石は・せんきち注)反共クーデターを起こして共産党員を次々逮捕したの」(119ページ)→おそらく「中山艦事件」のことでしょうけれど、これって3月じゃありませんでしたっけ?
○「いい 一九四三年に中共七全大会が開かれて」(139ページ)→1945年ですよね(汗)。
○「スプラトリー諸島でも経済水域をめぐりフィリピンと争い 南沙諸島では南シナ海諸国と争う・・・・」(196ページ)→あのー、スプラトリー諸島=南沙諸島では・・・・(滝汗)。
○「識字率は人口の二五%」(218ページ)→公式発表では95%に達しているはずなんですが。どちらのデータなんでしょう?(やっぱり汗)
○プーチンの似顔絵が「眉毛アリ」と「眉毛ナシ」の2バージョン存在するため(手分けして書いたのね)、それらが同一人物と気付くまでにけっこう時間がかかりました。
似てない似顔絵も多いし。いまだに誰なんだかわからん人も数人存在。
○金正日の似顔絵が この本の金正日にどことなく似ているみたいなんですけど、気のせい?
たしかに、あの国の政治体制にはかなり問題があるとあっしも感じていますが、でも、批判するならこういう基本的な事項はきちんとおさえておいた方がいいと思いますよ。
1575円、はっきり言って損したかも。
こうなったら『嫌韓流』も買ってみますわ。
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