2006年1月30日月曜日

Oh、ヴァカ、ヴァカ~

〔しようもない日常〕

お休みでした。

帰ってきました。
京都と大阪に行ってました。
今年最初の京都行きでしたが、着いた日は小雪が舞い、北風ピープー吹いている極寒のお天気。
いつものように京都市郊外(あともう少しで亀岡市)で秘密会議を行った後、翌日は大阪で調べ物があるためH急電車で移動、南方駅前のビジネスホテル(妙に天井が低いホテルでした)に泊まりました。

そして翌日。
前日とは打って変わって、おだやかな晴天です。
地下鉄に乗って淀屋橋で下車、大阪府立中之島図書館へ行くと・・・・。

休館日だって。

とほほ・・・・。

以前、やはり調べ物があって通っていた頃はたしか月曜休館だった記憶があり、ついネットで休館日を調べずに行き当たりばったりで訪れたらこの結果でした。

しようがないわね。


せっかくなので『上海社會檔案』に出てきた中央公会堂の写真(↑)を撮った後、

こちらは映画の方。25年も経つと木も育つわね。

近くの店でコーヒーを飲みながら、今後の作戦を練り直し。
とりあえず、もう一つ気になっていた京都府立総合資料館に行くことにして、ぶらぶら歩いて大阪駅へ。
地下街にあったNTT西日本のショールームにあるパソコンで念のため開館日を確認、今度こそきちんと開いていることを確かめてから新快速で京都に戻りました。

目的地の京都府立総合資料館は、北山にあります。
ここを訪れるのは、2度目です。
名前だけ聞くと「18歳以下入館お断り」のお堅い施設のようですが、基本的には誰でもOKなので、小学生も来館していました。
しかし、ここも都立中央図書館同様、(図書館の資料を閲覧するのではなく)自分の宿題だけやりに来ている方が多いのが難点ですね。
いちおう閲覧室とは別に自習室もあるのですけれど、自習室に入りきれなかった皆さんが閲覧室にも押し寄せていました。

開館時間は午後4時30分まで、コピーの申し込みは午後4時までだったのですが、何とか目的の資料の調査とコピーを済ませることができました。
閲覧やコピーの申し込み方法は、いつも行く国会図書館に比べるとおおらか、というか、あんまりシステマチックではなかったものの、係りの方はみな総じて親切でした。
よほどのレアな資料でない限り、和本も原本のままガンガン閲覧させてくれますし。

そういえば、香港電影資料館で資料を閲覧したとき、「前日の申し込みが必要」と言われたのでその日は書類だけ出して帰り、翌日再訪したら出てきたのはあんまり画質のよくないコピーだった、ということがありました。
いろいろな人が原本をそのまま閲覧すると(紙質のよくないものは特に)劣化が早まってしまうのは確かですけれど、逆に原本そのものに触れることによって、それがいかに貴重な資料であるかを実感する、いわゆる教育的効果も見逃せないのではないかとあっしは思います。

また、和本の複写に関しても図書館ごとにけっこう揺れがあって、府立総合資料館では江戸期までのものはマイクロ複写、明治期以降はコピー機OK(セルフコピーは不可)というスタンスでしたが、某私立T大学の図書館なんか、

あ、そこのコピー機でコピーして下さい。

と、江戸期の和本もセルフコピーし放題でしたわ。

・・・・話が横道に逸れました。

さて、調べ物もぶじに終わり、もう一つ懸案だった岩茶房京都を探訪すべく、地下鉄で四条へ向かいました。
不肖せんきち、目黒の岩茶房へはときどき寄せていただいているのですが、先だって立ち寄ったさい「今度京都に行くんですよ」という話をしたところ、「京都の店にもぜひ寄ってみて」と言われたもので、今回、よっこらせと訪ねることにしたのでありました。

場所は大丸の裏あたり。蛸薬師通沿いにあります。
以前あった京都店の内装は割と金属質な感じでしたが、今度の京都店の内装は目黒の本店に近い感じ。
スタッフの方にご挨拶した後、白毛猴を飲みながら店にあった雑誌をゆっくり読み、結局2時間近く寛いでしまいました。

店を出てから錦小路を河原町方面へ歩いていきましたが、tetorapotさんによると、この近辺の東宝系の映画館もいよいよ閉館との由。
近くにある成人映画専門の八千代館は、戦前の芝居小屋の趣を残す映画館ですけれど(入ったことないが)、ここもそのうち取り壊しになるのでしょうか。
文化財に指定してほしいけど。

てなわけで、あとは晩飯食べて新幹線に乗って帰宅いたしました。

以上、ご報告まで。

1 件のコメント:

  1. dejiuさん

    こんにちわ。
    国会図書館も、以前よりはだいぶ使い勝手がよくなったと思います(というか、馴れただけかも)。
    ただ、「論文2分の1まで」という規則には大弱りですが・・・・。

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