こんにちわ。
グエムルとムニエルの区別がつかないせんきちです。
たまにはつまらない日常雑記を。
この夏中ずーっと、
どじょう鍋(もちろん丸鍋)が食いたい!
と思い続けていた不肖せんきち、知人のKさんに、
ねえ、どじょう鍋食べに行こうよ。
と切り出したところ、
どじょう鍋は苦手です。
と即刻却下、次善の策として桜鍋を食べに行くことでなんとか合意、
どうして精のつくものばかり食べたがる?
と嫌味を言われつつもさっそく予約を入れて行ってまいりました、土手の中江。
浅草からタクシーを拾って日本堤へ。
吉原大門前で下車。
お隣のいせや(天ぷらやさん)には行列ができていました。
中江に来るのは何年かぶり。
初めて来たのは20年ほど前。
引き戸をがらりと開け、下足番のおじさんに名前を告げて1階入れ込みの座敷に案内されたところでまず生ビールを1杯。
続いてお料理を注文。
鍋(ロース)を2人前とザク、盛り合わせ(野菜やお豆腐)、これに刺身を1人前という組み合わせ。
先に来た刺身をまず賞味。
ああ、ウマいわ。
牛肉なんかよりもあっさりしていて、あっという間に胃袋に入ってしまいます。
ちなみに、熊本へ行くと焼肉屋さんにも桜肉のメニューがあって、これも柔らかくてあっさりしていて美味です。
刺身を堪能したところでいよいよお鍋。
お酒もビールから燗酒にチェンジ。
先にお肉を食べてから、ザクと盛り合わせを煮て食べるという段取り。
柔らかいお肉を卵に潜らせて一口、また一口、こちらもあっと間に胃袋行きで、残りのおつゆに溶き卵を入れて煮た後、それを熱々のご飯にかけて食べる「あとごはん」まで、一気に味わってしまいました。
その間、わずか1時間。
食後のお茶を飲んだ後、満ち足りた気分でお会計を済ませて中江を後にし、ぶらぶら歩いて浅草へ戻ることにしました。
当初は国際通りの方から戻ろうとおもっていたのですが、ガソリンスタンドのところに淋しく佇む見返り柳が、
おいでおいで
と囁くのが聞こえたので、そのままKさんと一緒に吉原に突入、見返り柳や衣紋坂の由来だの、道路が蛇行しているのはほぼ近世そのままの面影を留めているからで、それは『吉原細見』を見ればわかるだの、元は人形町の方にあったんだけどその後こっちに移転してきただのとくだらない薀蓄を傾けながらソープ街を突っ切り(くわしくはこの本でも読んで下さい)、吉原神社でお参りして浅草へ帰還、折から開催中の燈籠会を見物しました。
燈籠を見物した後は、神谷バーへ寄って軽く1杯。
冷奴食べながら黒生を飲みました。
神谷バーは、ご存知の通りバーというよりはビヤホールみたいな雰囲気のお店。
お腹が空いている時は、2階でビールを飲みながら食事をするのもよいでしょう。
子供の頃、親と一緒に映画を観に行った帰りはたいていライオンやピルゼン、ミュンヘン、ニュートーキョーといったビヤホールに連れて行かれて、「親はビールで子は食事」という段取りになっていたせいか、こういうビヤホール風のお店に行くといつも懐かしい気持ちになりますです。
そういや、当時(昭和40年代後半から50年代初頭)、銀座7丁目のライオンには1000円のビフテキ(ビーフステーキじゃなくてあくまでもビフテキ)というメニューがあって、それがせんきちにとって世界一の高級料理でした。
というわけで、中江で隣りのテーブルにいたソープ帰りのオヤジとその隣りのテーブルにいた関西のオッサンのシモネタ話が鬱陶しかったけれど、久しぶりに浅草の夜を堪能した一日でおました。
次は鰻とぼたん鍋だわ(やっぱり精のつくもんだよ)。
こんにちは.
返信削除昨晩, 鈴木さん追善飲み会でお目に掛かりました.
どじょう料理は滋味が染み渡りますね.
そういえばむかし日比谷の東宝ツインタワーに
柳川の美味しい店がありましたが
いまはなくなったかな?
ところで"伊※貝拉"には期待しているのです.
お涙頂戴にならないギリギリの寸止め感とか
テイストは非常によいと感じたのですが
いかんせんドイツ語がさっぱりわからないため
ストーリーについての情報が理解できず
是非とも日本語字幕付きで観たいと思っています.
日本公開情報が入ったら教えて頂けると嬉しいです.
Mixi ではここにいます.
仏語ですがブログ"孤独の歳月"もよろしく.
※はくさかんむりに沙
100ans-de-solitudeさん
返信削除こんにちわ。
先日は失礼いたしました。
伊莎貝拉、オフィシャルサイトがありますので、よろしければそちらをご覧下さい(英語のサイトもあります)。
http://www.isabellathemovie.com/main.htm
ブログ、フランス語はからっきし駄目なのですが、後ほどお邪魔いたします。
ではでは。