2007年11月28日水曜日

失踪延長

〔しようもない日常〕


どうも。
来るべき真冬に備えて脂肪蓄積中のトドです。

そろそろ失踪終了かと思いきや、93歳の祖母がぎっくり腰になったため、

明るい介護生活

に突入。

ということで、

失踪期間を延長

します。

しばし待たれい!

2007年11月19日月曜日

張耀揚&何超儀まつり

〔しようもない日常〕

半島酒店東京分公司。
ふつーのホテルです、はい。

どうも。
潜伏先(台湾の山奥じゃないよ)からコソーリ更新。

諸事情により、1日しか時間が取れなかったそのたった1日である昨日(18日)、フィルメックスに潜入して『放・逐』と『戦・鼓』を鑑賞。

『放・逐』は、返還直前の澳門を舞台にしたトー先生版西部劇、『戦・鼓』は、東京で不始末をしでかした大物極道のどら息子が逃亡先の佐渡で鼓童(鬼太鼓座は富士市に行っちゃったんだって)に出会って自分探しを始める映画でした。

詳しくはまた失踪終了後に。

2007年11月16日金曜日

しばらく失踪します

〔しようもない日常〕

先だっての東京国際映画祭でもこの料理がタイトルの映画が
上映されていましたけど、スパイシーで美味しいファラフェルざます。

どうも。
先日、

デブの男子中学生

に間違えられたトドです。
せめて、

デブの中年女

でいたかった・・・・(泣)。

さて、これから月末にかけてちょいとヤボ用が立て込んでしまったため、こちらをしばらくお休みして失踪させていただきます。

フィルメックスなんかさあ、茅瑛がやって来る24日の同じ時間にせんきちも都内某所でライブに出演しなきゃならないという(何をするかは内緒)、なんとも間が悪いことになってしまいますた。
とりあえず、18日の『Exiled 放・逐(放・逐)』と『ドラマー(戦・鼓)』は観に行けそうなので、

デブの男子中学生みたいな中年女

を見かけたら、お肥、じゃなくて、お声をおかけ下さいましね。

ということで、昨日食べたものの写真でもご覧下さい。

イスラエルのビール・マカビー。


鶏肉の香草焼き。


シシリクラム(ラム肉のグリル)。


テヒニパフェ(ゴマペーストのアイスクリ-ム風ケーキ)。

それでは皆さん、お休みなさい。

2007年11月11日日曜日

紋身女郎 (Tattoo Girl)

〔えいが〕

女王蜂製造中・・・・なんですけど、
あのー日光江戸村って、いったい・・・・。

1993年、香港(合衆)。林俊賢、陳加玲(嘉玲)、惠英紅主演(監督の名前忘れちゃったので〔爆〕、後で書き加えます)。

『又見女王蜂』という別タイトルが示すとおり、女王蜂の刺青した姉ちゃんが出てくる話で、

「おおっ!4代目女王蜂映画!」(3代目に関してはこちらを参照)

と発作的に買ってしまったのですが、字幕無し(広東語)の上にわけわからん内容で、金を溝に捨てるような結果になってしまいますた。
香港映画と言いながら台湾で撮っている点や、著しく粗悪&安っぽい絵作りから類推するに、これも「黒社会無理やり映画」の仲間なのでせうか。

一応、せんきちのよちよち歩きの広東語能力で勝手に推測した大まかなストーリーは、下記の通り。

黒社会の大物・梁大田の娘である淑萍(陳加玲)は何者かに父を殺された上、自身も無実の罪を着せられて刑に服します。
冤罪が明らかになった後、淑萍は事件の背後に横たわる陰謀を暴くため、警察の要請で(たぶん)変名・変装してターゲット宅の家政婦となり、最後には陰謀を暴いて事件も解決、恋人(林俊賢)とも結ばれてハッピーエンドというオチ。
これと平行して、背中に女王蜂の刺青を背負った謎の女による連続殺人事件が発生、淑萍=女王蜂という汚名を晴らすため、淑萍とその友人が捜査を行うというお話も進行します。

出所後、淑萍は阿蘭という偽名を用い、容姿も変えて恋人宅(恋人の兄だか何だかが黒幕)に家政婦として入るのですけれど、そのいでたちといったら、

変装前


変装後

と、

ちっとも変わってないじゃん!

でも、全く気付かない鈍感な恋人。
気付けよ、このヴァカ!


で、女王蜂の謎を追うため捜査を行う(たぶん)のが、この方。

蜂なのにマスクは蝶。
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」ってか?


惠英紅でした。

どうやらこの映画では女王蜂は悪い人間みたいなんですけど、せんきち的にはやはり女王蜂はイケてる女侠客じゃないといけないので、勝手に惠英紅を4代目女王蜂に認定。

淑萍の恋人が彼女との愛の日々を
思い出す件で挿入されるのがこの映像。
柔道の寝技で愛の確認。
武道によこしまな欲望を持ち込まないで下さい。


このデブのおばさん、誰かと思ったら
邵音音導師でした。


10年以上前のVCDらしく、
この2人が出てくる「海賊版VCD撲滅運動」の
映像が冒頭に流れます。

2007年11月9日金曜日

年忘れ、拷問祭り

〔橘ますみ〕

これは「海老責め」というそうです。

どうも。
昨日は、リネンさんとラピュタ阿佐ヶ谷で『番格ロック』を鑑賞、女同士の絆を描いた稀有な映画に魂の震えるような感動を覚えていたトドです。

女が女に抱く神聖な畏敬の念を汚すヘタレ男どもには血の報復しかないわね、それがたとえ一度愛した男であっても。
化学実験室でのタイマン場面で、山内えみこと柴田鋭子が剃刀持って対峙するところなんざ、まるっきり呉宇森でした(『天堂口』より『番格ロック』よ、奥さん!)。

石井輝男→呉宇森

の系譜を、今後は

石井輝男→内藤誠→呉宇森

と書き換える必要がありそうです。
一緒に観たリネンさんも、

「この映画の別タイトルを考えました。『女たちの挽歌』」

とおっしゃっていました。
タイマン現場に乱入する警備員・小松方正は、まるで杜琪峰作品における林雪のようでしたけれど。

さて。
懲りずにお届けします、橘ますみたん情報。

「2007年秋のハレンチ祭り」も無事に終了いたしましたが、今度は「2007年年忘れ拷問祭り」がやってまいります。
おなじみのシネマヴェーラ渋谷にて開催される特集上映「グラインドハウス A GO GO! タラちゃんとゆかいな仲間たち」で、橘ますみたん犯されーの、近親相姦に溺れーの、縛られーの、水ぶっかけられーの、逆さ磔にされーの、と、不幸のデフレスパイラル(?)まっしぐら映画『徳川女刑罰史』が上映されます。
上映スケジュールは、下記の通り。

12月9日(日)
『キル・ビル vol.2』 11:00、15:15、19:30(終映21:48)
『徳川女刑罰史』 13:00、17:45

12月12日(水)
『徳川女刑罰史』  11:00、14:15、17:30、20:45(終映22:21)  
『エル・マリアッチ』 12:45、16:00、19:15

12月14日(金)
『ゾンビ』    11:00、15:15、19:30(終映21:49)
『徳川女刑罰史』 13:30、17:45

年の瀬の忙しい中、一服の清涼剤になることでしょう(ならねーよ!)。

ちなみに、この映画の第2話における磔刑場面が撮影された場所は、長岡天神近くにあるグラウンド(長岡グランド)。
撮影当日は、学校帰りのガキだの野球少年だのが見物に押し寄せて大騒ぎだったとか。
しかし、子供のうちにあんなもの観ちゃって、トラウマになるよ、絶対。

2007年11月7日水曜日

艶窟神探 (The Association)

〔えいが〕

このロゴでした。

1975年、香港(嘉禾)。鄭昌和監督。兪炳達、茅瑛主演。

フィルメックス『女活殺拳』上映記念、というのは真っ赤なウソで、丘なおみ(何湄)物第2弾(第1弾はこちら)。
いつもながらの言い訳ですが、だいぶ前に観たまま放置プレイを続けていたため、記憶は既に曖昧模糊としております。

内容はねえ、えーと、たしか、云われなき罪で銃殺刑に処せられた芳英(茅瑛)の無念を晴らすべく捜査を開始した青島の名刑事・黄天行(兪炳達)が、中央政府から派遣されてきた芳英の妹(茅瑛2役)の協力も得てやがて巨大な陰謀を暴き出す・・・・みたいなお話だったと思うわ。

で、気になる(気になってるのはあっしだけかも知れんが)丘なおみの役どころは、表向きは慈善組織、しかしその実態は妖しい売春組織である仁愛福利會の責任者・淑子(日本人役)。

淑子でおま。

中国在住の日本人女性でなおかつ淑子というネーミングは、やはり、

山口淑子

からの連想でせうか(少なくとも、この方からの連想でないことだけは確かです)。

レズビアンショーに乳出し拷問場面と、一通りのお仕事はこなしていらっしゃいました。

映画自体も、

こんな愛情文芸映画チックなラブラブ場面があったかと思えば、


おっぱい姉ちゃん勢ぞろい場面(例によって自粛してあります)もあったりと、

お腹いっぱい胸いっぱいの、ヴァラエティに富んだ仕上がりでおました。

途中、欲求不満の未亡人・恬妮がエッチな夢を見て1人勝手に身悶えるという場面がありましたが、彼女、それだけのために出てきたのか?

邪教の儀式かと思いきや、もぐりの中絶手術現場でした。

出てきたと思ったら、あっという間に殺されちゃう趙雷。
ざんねん!

付記:ちなみに、『電影欣賞』83・84号(1996年12月、國家電影資料館)に掲載された「趙雷回首話當年 永遠的『皇帝小生』」(左桂芳)の「趙雷電影作品年表」では、この作品が漏れています。

2007年11月5日月曜日

京都まで

〔しようもない日常〕


ご無沙汰してます。
京都まで古本買いに行ってました・・・・というのはウソで、いつものヒミツ会議でした。

会議後に立ち寄った「古本まつり」で、とある和本を1000円で買ったら(やっぱり買ってんじゃねーか!)、他の古本屋で同じものが2万円で出ていてびっくり。
だからといって、転売なんかしないけどね。

あ、そうそう、「次はフィルメックス」なんて書いちゃいましたが、その近辺、とても多忙だったことを今さら思い出し、スケジュールの都合で結局2本ぐらいしか観られないことになってしまいますた。
24日なんか、間違えて中国映画祭のチケット2枚(『誘拐ゲーム』と『早熟』)も買っちゃったしなあ。
誰かにあげなきゃ。

じゃ、また。