2012年4月13日金曜日

寶島玉女よ、永遠に

〔えいが〕〔ちょっとお耳に〕





『香港の白い薔薇(香港白薔薇)』(1965年)より。山崎努と。

どうも。
トド@相変わらず爆食中です。

さて、とても悲しいニュースです。 

4月1日、「寶島玉女」こと張美瑤小姐がお亡くなりになりました。享年71歳。 
遺体は既に荼毘に付され、11日の夜になって正式にその死が公表されました。 
張美瑤小姐は1941年台湾・埔里生まれ、1960年代の台湾映画界を代表する女優であったと同時に、東宝の『戦場にながれる歌』や日台合作映画『香港の白い薔薇(香港白薔薇)』『バンコックの夜(曼谷之夜)』に出演、日本でもその名を知られた方でした。 
特に『バンコックの夜』は千葉泰樹監督の手堅い演出が光るメロドラマの佳作で、せんきちの大好きな映画の1つです。
 
1970年、男優の柯俊雄と結婚して引退、家庭に入りますが、2002年に芸能界にカムバックし、2004年には柯と離婚、晩年は主にテレビドラマで活躍しました。 
映画としては2009年に久々に出演した『停車』が遺作となりました。 

張美瑤小姐の作品の内、せんきちは前述の『バンコックの夜』と『再見阿郎』が特に好きな映画です。
ちなみに、『再見阿郎』は張美瑤小姐自身も香港のテレビ番組(友緣相聚)の中で「好きな作品」とおっしゃっていました。 

今夜は『香港の白い薔薇』と『バンコックの夜』を観ながら、在りし日の張美瑤小姐を偲びたいと思います。 合掌。

 



『落花時節』(1967年)より。

追記:彼女について御存知ない方は、「台灣有影」ウェブサイト版の張美瑤小姐のコーナー及び書籍版(PDFファイル)の「寶島玉女張美瑤」の項をご覧下さい。

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