2005年2月13日日曜日

若い貴族たち 13階段のマキ

〔えいが〕




1975年、東映東京。内藤誠監督。志穂美悦子、大原美佐、南城竜也主演。

あちこちで静かなブームを呼んでいるみたいなので、あっしもメモ代わりにちょこっとだけ書いておきます。
詳しい情報は、こちら

悦ちゃんのファッションと歌声が、いやと言うほど堪能できます。
もちろん、華麗なヌンチャク(真っ赤!)使いもね。

ポイントは、やはり「13」。
どんなときでも13が付いた服を着た悦ちゃん、素敵です。
感化院でも番号は13!
一方、宿命の対決を果たす親ボスさん(柴田鋭子たん)の番号は42(死に)。
あらかじめ、結果が見えていましたね・・・・。

仲間をハダカにされて回転木馬にくくりつけられた悦ちゃん、その仕返しにライバルお嬢(大原美佐たん)の肌に刺青を入れちゃいます。
情容赦ないやり過ぎな姿勢がクールです。
やくざに酷使されるストリッパーを救い出して早速カラテを仕込む、その手際もお見事。

感化院の件で登場する芹明香たん、メデューサだったのがお岩さんになって、最後は耳なし芳一に。

それから、例によって(?)裸で奮闘の小林千枝たんとスケベおじさんの名和宏さん、ご苦労様でした。
名和さんの殺害シーン、やっぱり笑えましたわ。

DVD化、熱望。

付記:「やっぱり出てます」千葉ちゃんと悦ちゃんとの連獅子な兄妹愛も、必見。




(於:ラピュタ阿佐ヶ谷)

2 件のコメント:

  1. せんきちさん、こちらからお礼を。
    驚きましたー、《女必殺拳》が当初は、アンジェラ・マオが予定されてたなんて…
    この作品よりずっとあと、千葉さんがトヨタのCMに出てる時のスタイリストをしたことがある私は(今思えば)《影の軍団》の撮影中のスタジオを訪ね、志穂美の悦っちゃんと真田さんが正座したまま微動だにせず、緊張してたのを思い出します。真田さんより、えっちゃん男前!と思った記憶が(爆)。

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  2. もにかるさん

    すっかりレスが遅くなりまして・・・・。

    アンジェラ・マオ日本映画出演計画は頓挫しましたが、『破戒』はまんま『修羅雪姫』なので、違った形で日本映画からの影響を受けていた模様です。

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