〔ちょっとお耳に〕
土曜日・お好み焼き、日曜日・焼肉、と、食べまくっております(ついでに生ビールガブガブ)。
今日も刺身食って、ピーマンの肉詰め食って、モツ煮込みも食らいました。
お蔭様で体重もぐんぐん上昇中ですが、この年になると脂肪の付き方も若い頃とは違うものだなあ、と、ちいとばかり感心・・・・してる場合じゃないか。
さて、今月からさ来月にかけて、中華圏映画ファンの皆さまには見逃せない映画の上映・放映がございますので、そのご紹介なんぞを。
『香港クレージー作戦』
1963年、東宝。杉江敏男監督。クレージーキャッツ、浜美枝、淡路恵子、中尾ミエ主演。スカパー!「日本映画専門チャンネル」にて放映。
昨年も放映されましたが、またぞろ出番です。電懋の馬力(馬浩中。馬連良の息子)と、台湾から来日して芸能活動を続けていた林沖も出演しています。
杉江監督は、この他にも『お姐ちゃん罷り通る(香港三小姐)』『社長洋行記 正・続(三紳士艶遇)』『無責任遊侠伝(澳門風雲)』といった香港・マカオロケ作品を手がけています。
放映スケジュールは、 5月2日(月)0:00~、5月3日(火)8:00~、5月12日(木)17:20~、5月18日(水)7:00~、5月26日(木)12:00~。
『カミカゼ野郎 真昼の決斗(銀翼大決鬥)』
1966年、にんじんプロ・國光。深作欣二(張青)監督。千葉真一、高倉健、白蘭主演。スカパー!「東映チャンネル」にて放映。
日本・台湾合作映画。千葉ちゃん主演で、ついでに健さんも出てきます。共演の白蘭は、台湾語映画の大スター。
放映スケジュールは、5月4日(水)4:00~、5月21日(土)13:00~。
『モーガン警部と謎の男』
1961年、ニュー東映。関川秀雄監督。 ジョン・ブロンフィールド、鶴田浩二主演。スカパー!「東映チャンネル」にて放映。
当時、日本でも人気のあったアメリカのテレビシリーズ『モーガン警部』で主役(モーガン警部)を演じていたジョン・ブロンフィールドの来日に便乗して作られた1本。しかし、予算も時間もなかったため、劇中に登場するアメリカ(アリゾナ州ツーソン)や香港は、全て日本のどこか(ないしはスタジオ)という、とってもナイスな怪作です。
以前から(いろいろな意味で)とても観たかった作品だったのですが、今回ようやく放映されることになりました。
上映スケジュールは、5月8日(日)19:00~、16日(月)14:00~、21日(土)18:00~、27日(金)21:30~。
『ホノルル・東京・香港(香港・東京・夏威夷)』
1963年、東宝・電懋。千葉泰樹監督。宝田明、尤敏、加山雄三主演。三百人劇場で開催の「東宝娯楽映画のエース 千葉泰樹」にて上映。
日本・香港合作映画。ハワイ・東京・香港を舞台にした、ラブコメディ。
昨年12月にスカパー!「チャンネルNECO」でも放映されましたが、今度はスクリーンで尤敏の姿を拝むことができます。
上映スケジュールは、5月21日(土)18:15~、5月23日(月)14:30~、5月26日(木) 16:45~。
『白夫人の妖恋(白蛇傳)』
1956年、東宝・邵氏。豊田四郎監督。池部良、山口淑子(李香蘭)、八千草薫主演。東京国立近代美術館フィルムセンターで開催の「生誕百年特集 映画監督 豊田四郎」にて上映。
日本・香港合作映画。日本よりはむしろ香港や東南アジアでヒットした作品。後の邵氏単独作品『白蛇傳』や、また、本作と同じく円谷英二が特技を担当した『梁山伯と祝英台(梁山伯與祝英台)』と比較をしながら観る、というのも一興でしょう。
上映スケジュールは、6月9日(木)15:00~、7月3日(日)13:00~。
『バンコックの夜(曼谷之夜)』
1966年、東宝・台製・國泰。千葉泰樹監督。加山雄三、張美瑶、星由里子主演。スカパー!「チャンネルNECO」にて放映。
日本・台湾・香港合作映画。三百人劇場の千葉監督特集では取り上げられていなかったため、非常にがっかりしたのですが、なんと6月にNECOで放映するそうです。ありがとう、NECO。
「寶島玉女」こと張美瑶が、加山雄三と共演したメロドラマ。少し『ローマの休日』的な趣向も入っています。
加山雄三の幼馴染にして張美瑶の親友という星由里子は、『香港の夜(香港之夜)』の司葉子(宝田明の幼馴染)と『香港の星(香港之星)』の団令子(尤敏の親友)を合体させたキャラクターのようにも思えます。
2003年、タイ映画祭で上映されたときのプリント状態は最悪でしたが、今回はニュープリントでの放映となります。
放映スケジュールは、未定。
いやあ、楽しみですねえ(むりやりなオチ)。
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