2006年2月26日日曜日

黒電影+学生映画=校園太妹?

〔ちょっとお耳に〕

おまんら、こんなんでもスケバンぜよ!

どうでもいい素朴な疑問です。

昨晩、知己の方々と夕食を食べながらおしゃべりをしていたときに出た話題。

台湾にスケバン映画はなかったのか?

考えてみると、たしかに思い浮かびません。

考えられるケースとしては、黒電影と(同時期に流行した)学生映画がコラボレーションを遂げたときに「スケバン(校園太妹)映画」が発生、あるいは朱延平監督あたりが作っていそうな気もするのですが、なにしろ現在の日本では台湾の学生映画を実際に観る手段がないので、確認しようがありません。

YesAsiaのサイトには、

瘋狂念輕人

なんていうそれらしいタイトル、おまけに陸小芬主演の映画がありましたが、「商品内容」によればいったんは不良になった女生徒が更生しちゃう(「しちゃう」って言うのも何なのですけれど)話のようで、どうも純然たるスケバン物ではないようです。

そんなこんなで今度は「台灣電影資料庫」を調べてみたところ、

1984-09-01 大大公司負責人黄卓漢1日表示他並沒有解散大大公司的計畫,並將於本月底開拍一部暫定名為「十三太妹」的問題青少年電影。

なる記録がありました。

『十三太妹』といえば東映映画『女番長ゲリラ』の香港公開時のタイトルと同一で、「おお!ついにスケバン映画発見か?」と色めき立ったのもつかの間、どうやら上記の映画は製作されなかった模様です。

どなたか、台湾のスケバン映画に関してご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示下されば幸いです。

付記:スケバンついでにお知らせです。
ラピュタ阿佐ヶ谷にて、3月11日(土)から4月28日(金)まで、

THE女番長(ザ・スケバン) 全開ガールズパワー

という特集上映があります(21:00から1回上映)。
上映作品は、『女番長ブルース 牝蜂の逆襲』『女番長ブルース 牝蜂の挑戦』『女番長ゲリラ』『女番長』『女番長 感化院脱走』『女番長 タイマン勝負』『女番長 玉突き遊び』です。

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