2006年3月4日土曜日

スーベニール香港 第2話

〔たび〕


せんせー、質問です!

なんですか?せんきち君。

『ALWAYS 3丁目の夕日』が日本アカデミー賞を総なめにしたことと、日本テレビが授賞式の中継を行ったことには、何かかんけーがあるんですか?

・・・・。

2月13日(月)

午前8時30分頃起床。
「鼠に引かれて楽園参り」するおばとおば友は、一足先にホテルを出発、せんきちとせん友はしばしお部屋でだらだらした後、10時30分過ぎにようやくホテルを出て、まずは上環へ。
林奇苑茶行でお買い物。
がぶ飲み用のお茶とお土産用のお茶を買った後、地下鉄に乗車。
せん友は灣仔で下車、せんきちはそのまま地下鉄に揺られ続けて西灣河の香港電影資料館へ向かいます。

11時40分過ぎに資料館に到着、手続きを済ませて50ドルを支払い、ヘッドホンを借りてビデオブースにて陳寶珠の『春光無限好』と『紅葉戀』を鑑賞。
後ほど改めて書きますが、『紅葉戀』のサービスカットは予想だにしなかった展開ゆえ、せんきち大コーフン、じゃなかった、ビビリまくり。
隠れた海女映画でした。

2本観終わってまだ時間があったので、香港電台製作の尤敏の特集番組も鑑賞。
『珍珠涙』の尤敏小姐があんまりきれいだったので、何度でも観たい気持ちになりましたが、せん友との待ち合わせの時間のこともあったため1回で我慢、ヘッドホンを返却して閲覧室を出ました。

結局、昼食は抜き。

1階の自動販売機で大好きな菊花茶を買い、ぐびぐび飲んでから待ち合わせ場所である尖沙咀へ行く前に上環へ寄り道。
が、買い物をしようと思っていた店はお休みだったので、やむなく尖沙咀へGO。
麼地道(モディ・ロード)沿いの7-11で今度はマンゴージュースを買い、これもぐびぐび一気飲みして海景大廈へ一直線。

ここは、1960年からしばらくの間、尤敏が住んでいたところです。
てなわけで、せんきちにとっては「聖地」の1つ。
1961年の『香港の夜』撮影当時にもここに住んでいて、その室内が『週刊明星』等で紹介されています(これは後ほど気が向いたら取り上げるかも)。

今じゃこんなにポンコツだけど。

しばしビル前に佇み、写真撮影を済ませてから漆咸道南(チャタム・ロード・サウス)を横切って日航香港に行きました。
ここのロビーでせん友と待ち合わせた後、お向かいの華懋廣場戯院で『最愛女人購物狂』の切符を購入、DFSでおかんに頼まれた口紅を買って、星光大道経由で今度は九龍酒店へ。

薄暮の香港。

九龍酒店のロビーでmakuranososhiさんと待ち合わせ、makuranososhiさんのご案内で尖東の「小南國」にて上海料理を食しつつ歓談。
途中、makuranososhiさんのお友達も合流して、ヘタレ広東語しかしゃべれないせんきちゆえ日本語・北京語・英語・広東語が飛び交うという恐ろしい言語状況のもと、楽しいひとときを過ごしました。
食後、映画の上映時間までまだ間があるため、近くのスタバに場所を移してここでもまたおしゃべり。
お二人とも、『SAYURI』に対する日本人の反応が気になるらしく、質問されましたが、なにしろ、あれったら、ねえ・・・・(ちなみに、makuranososhiさんは『SAYURI』に関して、大変ユニークな文章をお書きになっていらっしゃいます)。
映画館まで送ってもらい、ここでお二人とはお別れしました。

いろいろありがとうございました。

で、映画。
怪しいお金持ちのホームシアターみたいなスクリーン6(30席)での鑑賞でしたが、映画そのものは手堅い仕上がり。
ちょっとくどいところもあったけど。

上映終了後、尖沙咀駅まで地下道をぶらぶら歩き、地下鉄に乗ってホテルへ帰りました。

(まだつづくらしい)

おまけ:樂蒂の結婚披露宴があったのはここ。

2 件のコメント:

  1. とてもステキな旅レポートありがとうございます。たいへん意義深い旅行だったのですね、うらやましいです。makuranososhiさんのブログ拝見してきてとても面白かったです。すごい着眼点ですね。

    私も早く香港に行きたいよー。

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  2. hoisamさん

    こんにちわ。
    映画を観てごはんを食べて余った時間に街を歩くだけの旅でした。
    makuranososhiさんのブログ、面白いのでこれからもぜひお読みになって見て下さい。

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