〔しようもない日常〕
ご無沙汰しております。
ここ数日の冷え込みのせいで、風邪を引きますた。
だもんで、再び中休みに突入でおます。
小ネタをちょっとだけ。
1、こんにちわ
東洋の貴婦人「ペニンシュラ」を東京に 香港上海ホテルズCOO ピーター・C・ボーラーさん(53歳)
先々週の土曜日、『朝日新聞』朝刊「be business」に掲載された記事でおますが、ペニンシュラ東京が建つ場所って、旧の日比谷パークビル、つまり、日活国際会館のあった場所なのですねえ。
1955年、『東京‐香港 蜜月旅行』の日本ロケ(のついでに、『菊子姑娘』なんかの日本ロケもこなしたらしいけど)のため林黛や厳俊等が来日したさい、ちょうど別の映画の日本ロケ(おそらく新華の映画じゃないかと思いますが、作品名は不詳)で来日していた王引や高寶樹等と合流、日活国際会館前で写した集合写真が『東京‐香港 蜜月旅行』香港公開時の特刊に掲載されています。
『東京‐香港 蜜月旅行』は國際(正確には衛星会社である國泰)と松竹の合作、そして新華作品はおそらく東宝がイッチョカミしているであろう点から見て、そのどちらにも日活はノータッチなのですが、滞在先には国際会館階上にあった日活ホテルを利用していた、ということなのでしょうか。
いずれにせよ、その後その土地に香港随一のホテルであるペニンシュラが進出することになろうとは、林黛や厳俊、王引等は思いもしなかったに違いありません。
土地に歴史あり。
2、さようなら
香港のスターフェリー、埠頭が移転
昨日の朝のNHKニュースでもやってましたが、中環天星碼頭というと思い出すのが『香車美人』で葛蘭と張揚が待ち合わせをするシーン。
この映画でも観ながら往時の中環天星碼頭でも偲ぼうと思っていたら、誰かに貸したまま返って来ていないのかVCDが見当たりません。
(業務連絡:せんきちから『香車美人』のVCDを借りた方、大至急メールを下さい)
仕方なく(でもないけど)、次善の策として『東京ギャング対香港ギャング』のビデオを引っ張り出してきて鑑賞。
この映画は、高倉健と内田良平を乗せたスターフェリーが中環に着くところから始まります。
というわけで、風邪が治るまでしばしのご猶予を。
付記:日比谷パークビルと言えばアメリカン・ファーマシー。が、ここってトモズと同系列だったのね。知らなんだ。
せんきちさん、今晩は。
返信削除風邪、いやですねぇ~。
わたしもなかなか直りません。
無理をなさらずに。
さてすっかりごぶさたの『なんだか粤っぽい』ですが、あんまりなので以前やっていた香港EPレコード数珠繋ぎを再開しようかなと思っております(といっても解説感想一切なしのただ載せてるだけのものですが…)
またご教示お願いいたしますです<(_ _)>
胤雄さん
返信削除こんにちわ。
お心遣い、ありがとうございます。
風邪のせいなのか、今日はお腹をやられてしまいました。
正露丸が手放せません。
>香港EPレコード数珠繋ぎ
ぜひ再開なさってください。
楽しみにしております。