〔しようもない日常〕
どうも。
忘れた頃に帰ってくるムダ毛研究家・せんきちです。
それにしても、暑いですね。
前回の記事で、「例年より涼しい」なんて書いたとたんに暑くなりやがったぜ。
昨日も息苦しくなるぐらい暑いので、「どうしてこんなに暑いんだ?」と思っていたら、
最高気温34度
でしたよ。
どうりで。
さて。
以前、『黒線地帯』から『黄線地帯』に至る三原葉子の腋の下の変遷を通して、戦後日本女子の腋毛処理事情を考察いたしましたが、4日深夜、新文芸坐のオールナイトにて久しぶりに『徳川女系図』を観たところ、な、なんと、入浴シーンにおいて垣間見えた葉子たんの腋の下にはふさふさとした腋毛が生い茂っているじゃあーりませんか!
腋毛ぼうぼう大復活!
いやはや、あまりのことに衝撃を隠しきれなかったせんきちでありましたが、よくよく考えてみると、だいたいさあ、江戸時代なんだから、つるつるしてる方が変なんですよね。
たしか、五渡亭国貞の春画などでも腋毛はぼうぼうだったような・・・・(つい下半身に目が釘付けになりがちですけど)。
となると、やはりこれは、
役作りの一環
と考えるべきなのでしょうか?
ただ単にズボラだっただけなのかも知れんが。
話は変わりますが、これも以前ちょいと書いたように、この映画が公開される約1ヶ月前、テレビの『大奥』(今日言うところの「元祖『大奥』」。東映・関西テレビ制作)が既に放送を開始しておりまして、テレビドラマで大奥における女の暗闘を楽しみにしていた殿方の皆さんが、よりエロ味を加味したこちらの作品に殺到したであろうことは、想像に難くありません。
『大奥』の第1話で見せ場として用いられていた新参舞が本作に於いても冒頭に裸満載で登場しますし、対立する2派による将軍のご寵愛争奪合戦も『大奥』の第1エピソード(家光時代)と被るネタです。
また、この第1エピソードでヒロイン(お楽の方)を演じていた橘ますみたんが、「家光の見染めた娘」(第1話のタイトル)ならぬ「輝男の見染めた娘」として異常性愛路線映画のミューズとなるのも、なにやら因縁めいた話ではあります。
そう考えると、東映もなかなかうまいことやったもんだなあと思いますです、はい。
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