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どうも。
トド@今日は暑かったですねです。
昨日の夕方、テレビで第一報が流れた衝撃的なニュース(清水由貴子さんが父の墓前で硫化水素自殺)。
せんきち的には、長門裕之の老老介護よりも身につまされる出来事でしたし、あまりの痛ましさにテレビを観ながら涙してしまいましたよ。
せんきちも、そう長くはなかった婆さんの介護生活の中で、「こんなことなら、死んじまった方がまし」と思った瞬間が何度かありました。
特に最初の頃は1人で何でも抱えがちで常にテンぱっていますたが、その後いろいろな方からアドバイスを頂いて介護保険の申請や認知症の専門医受診等もなんとか済ませ、他の家族に婆さんを押しつける(というか、世話を頼む)テクニックも身につけました。
歌手として芸能界デビューした時から一家の大黒柱として家計を支えていたといいますから、介護疲れだけではない、長年積もり積もった疲れがあったのでしょう。
今はただ、「安らかに」と願うばかりです。
さて、たまにはちょっくら告知でも。
1、『なんでかフラメンコ』じゃなくて『星のフラメンコ』
5月から6月にかけて、チャンネルNECOにて台湾ロケ映画『星のフラメンコ(天倫淚)』(1966年、日活)が放映されます。
今のところ、くわしい放映スケジュールは5月分しか判明していませんですが、最初の放映は5月31日(日)19:00~の模様です。
主演はもちろん西郷輝彦、台湾からは汪玲、歐威、等が出演しています。
汪玲の妹を演じている藍芳(井上清子)は後の光川環世、本名は李月随、台中出身の旅日明星でした(李泉溪監督の姪)。
日活は汪玲を本作に起用する際、当時彼女が所属していた國聯ではなく汪玲の母親(香港在住)と契約を結んでしまったため李翰祥が激怒、結局、汪玲は台湾を去ることになっただけでなく、國聯に違約金を支払った上に新聞に謝罪公告を掲載する羽目に陥ったといいます。
日活もとんだヘマをしたものです。
ちなみに、現在シネマート六本木で開催中の「爾冬陞映画祭」で上映される『門徒』の出品人の1人である韓世灝は、汪玲の子息です。
追記:『星のフラメンコ』に汪玲が出演することになったことを伝える1961年6月22日付『読売新聞』夕刊には、共演者としてジュディ・オング(翁倩玉)の名前が挙げられており、当初は藍芳(井上清子)ではなくジュディさんを汪玲の妹役に起用する予定だったようです。
2、石井輝男の異常香港路線(そんな路線は存在しません)
5月28日(木)から新文芸坐で開催される特集「孤高のスタア 高倉健」にて、
『東京ギャング対香港ギャング』
と
『ならず者』
の
夢の超豪華2本立
が実現しました。
6月3日(水)1日限り
の上映です(上映時間未詳)。
平日ですが、皆様、お見逃しのなきよう。
不肖せんきち、『ならず者』のラストの南田洋子を観たら今の彼女のことを思い出して号泣しちゃいそうだな、あんまり切なくて。
こんにちは。体調いかがですか。
返信削除すばらしい二本立てのお知らせ、ありがとうございます。
6月3日は絶対!!!行きたいと思います。
「ならず者」、かなり以前にみたきりですが、南田洋子さんはとても素敵だった記憶があります。
ゆずきりさん
返信削除こんにちは。ぼちぼち生きてます。
この2本プラス『神火101』で「石井輝男香港DVD-BOX」を出してほしいと思いますが(特典:呉宇典監督インタビュー)、製作会社が違うので無理でしょうね
せんきちさん、情報ありがとうございます。
返信削除6月3日は即、有休にしました。死んでも行きます。
「石井輝男香港DVD-BOX」いいですね。でもその前に、1枚だけでもDVD出してほしいです。最高傑作は『ならず者』だけど、個人的には今観る手段がない『東京ギャング対香港ギャング』をお願いしたいです。
xiaogangさん
返信削除こんにちは。
石井輝男監督の東映ギャング物は順次(?)DVD化されているようなので、おそらく、『ならず者』と『東京ギャング対香港ギャング』もいずれDVD化されるのではないかと思うのですが・・・・。
東映ビデオにリクエストを出してみます。