〔ちょっとお耳に〕
2008年11月5日(水)、早稲田大学にて「台湾映画史研究の空白を埋める」と題された(大きく出たねえ)シンポジウムが開催されます。
「平日の昼間開催」という、勤め人の映画ファンを全く無視した催しですが、お時間のある方は足をお運びになってみてはいかがでしょうか。
詳しい内容は、下記の通りです。
10:00~12:30 シンポジウム(主催:早稲田大学台湾研究所、交流協会助成プロジェクト)
発表予定者(通訳あり):
戸張東夫氏(国際教養大学)「もうひとつの台湾映画史」
廖祥雄氏(映画監督)「1987年の戒厳令解除前後の台湾主流映画の動向」
井迎瑞氏(国立台南大学音楽映像学院院長)「台湾映画史研究の構築」
道上知弘氏(慶応大学講師)「台湾映画黎明期の台湾語映画」
14:00~18:00 映画上映会
李行監督『両相好』(1961年)
廖祥雄監督『真假千金(ニセのお嬢さん)』(1971年)
ところ:早稲田大学早稲田キャンパス1号館4階406教室(地図)
共催:財団法人交流協会、台湾資料センター
午後の上映作品は、いずれもDVDリリース済の作品です。
後者は、2003年、東京国際映画祭のジュディ・オング(翁倩玉)特集でも上映されました。
『両相好』は拙ブログでも取り上げたことがありますが、台湾版「南北シリーズ」とでもいうべき作品ながら、香港のそれとは異なり、どことなく(本省人と外省人の融和という)国策臭のする映画です。
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