2009年1月2日金曜日

キミはもう見たか?:數位典藏與數位學習 成果入口網

〔ちょっとお耳に〕〔尤敏〕

こういう人に似ているとよく言われます。

どうも。
トド@服喪中です。

2009年になりますた。
こちらにお越し下さる物好き、じゃなくて、奇特な皆様、今年もよろしくお願いいたします。

さて。

昨日、することもないしテレビもつまらないし本を読むと眠くなるのでひつまぶし、もとい、暇つぶしにネットで遊んでいたところ、また見つけちゃいましたよ、すごいサイト。
その名も

數位典藏與數位學習 成果入口網

台湾のデジタルアーカイブのポータルサイトらしいんですが、そこでついに発見しますた、第1回金馬奨の映像。

・金馬影展專輯

残念ながら音声がないものの、動いてる、動いてるよ、尤敏が!

この他にも、1958年の雙十節における尤敏と樂蒂のツーショット(一瞬なので、お見逃しなく)や以前、こちらでご紹介した旅日明星・朱恵姫さんの映像(『西施』撮影現場の貴重な映像です)といった、思わず生唾ごっくんのニュース映像が目白押しで、その出元を調べてみたところ、國家電影資料館が所蔵している台影(台灣電影文化事業股份有限公司。1999年に解散)のニュース映画をデジタル化したものであることがわかりました。
その経緯はこちらをご参照いただくとして、台影といってもピンとこない方も多いでしょうが、「あの張美搖がいた、台灣省電影製片廠のことだよーん」と言えば、おわかりになる方もいらっしゃるかと思います。
この台影、劇映画よりはむしろニュース映画の製作がその本領でして、今回の國家電影資料館によるデジタルアーカイブ化はひじょーに意義のあることであります。
とはいえ、台湾初の総天然色(死語)映画『呉鳳』や國聯との提携作品である『西施』等、台湾映画史の中で重要な位置を占める劇映画も数多く製作していた台影のこと、それらの権利も國家電影資料館が取得したらしいので、今後は劇映画のDVD化を、どーかひとつ、実現して貰いたいものだねえ!(BY:小松政夫)。

付記:台影の資産、国家電影資料館が全て受け継いだのかといえばそうではなくて、カメラや書類、衣装、小道具の一部は台北の台灣故事館や台中の香薫新樂園に展示されています。

おまけ:1954年の尤敏。初々しいです。

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