2007年9月29日土曜日

黒い三人の男

〔ちょっとお耳に〕


どうも。
シネマヴェーラで観た『スパルタの海』が思いの他たいへん面白く、すっかり気が晴れたトドです。
『処女監禁』で、明るいお部屋で窓を開け放ったままマ○毛を剃る三崎奈美(「青森出身」という設定でしたけど、関本監督は次の作品の『天使の欲望』でも主人公を「青森出身」にしてます。何か深ーい意味があるのか・・・・なあ?)には、目が点になってしまいますたが。
いきなり剃刀で剃ると、肌がかぶれるよ。

そういえば、不肖せんきち、高校生の頃1度だけ西河克己監督にお目にかかったことがあります。
高校の先生が西河監督と知り合いで、『生徒諸君!』の脚本を読んで、高校生だったらこんなことは言わないよ、とか、こんなことはしないよ、といった生の意見をぜひ聞かせて欲しい、と頼まれ、まだまだ怖いもの知らずだったせんきちは、

そういうことなら、遠慮なく言ってやろうじゃん!

とばかり、高校を訪れた監督に向かって「ここは変」だの「あそこはおかしい」だのと、友人と一緒に言いたい放題やりたい放題をしたことがございました。
今考えるとなんて無礼なことをしたのだろうと反省しきりなのですが、西河監督はそんな失礼な若造のいちゃもんにも、

そうですか。

と静かに耳を傾けてくれ、むしろ横にいた助監督さんの方が怒り心頭といった様子でした。
西河監督というと、そのときのおだやかで物静かな姿をいつも思い出します。
ちなみに、監督(と助監督)がお帰りになった後、高校の先生からは、

生意気なことを言うんじゃねえ!

と、大目玉を食らいました。

というところで、今日の本題。

先だって新聞広告を見て以来、ずっと気になっていた『新潮45』10月号。


香港芸能人の「真っ黒びっくり」報道集

って、

この人や、


この人や、


この人

みたいな、

香港真っ黒芸能人列伝

かしらん、と思っていたら、

あれ?違うじゃん。


ははあ、なるほどね。

黒社会と芸能界の繋がり&狂信的な追っかけが巻き起こす事件をまとめた記事で、大して新味無し。
ひばりと田岡一雄の関係とか、ひばりに塩酸ぶっ掛けたファンとか、日本にもそういうことはあったからねえ(って、どっちもひばりじゃん!)。

それよりも「特別企画 セックスを45倍楽しむ!」の方が、はるかに面白かったわん(結局下ネタかい!)。

暇な方は本屋で立ち読みでもしてみて下さい。

2007年9月27日木曜日

LOVEだよ、LOVE!

〔しようもない日常〕

"rub"だったりして・・・・。

こんにちわ。
先だっての連休は、残暑厳しい京都でヒミツ会議をこなしていたトドです。
連休&お彼岸でバスも道路も激混み、車酔いしてしまいました。
なんでも、会議会場の先におっきな霊園があるとかで・・・・。

会議の翌日は大阪でお調べ物をする予定だったのですが、図書館が休館日だったため急遽変更、ちょっくら観光としゃれ込みました。

マキノ先生にご挨拶。

20年ぶりに龍安寺に行ったら相変らずの賑わいで、「いやあ、やっぱり観光地だなあ」とびっくり。

しかし。

そこからそう遠くないところにある妙心寺の塔頭・大心院にもすばらしい枯山水の庭園があるのですが、こちらはせんきち以外の拝観者はいませんでした。
龍安寺にいた沢山の人たちは、あの後どこへ消えたのでせう?

大心院の阿吽庭。

ちなみに、龍安寺のある「衣笠」は、『異常性愛記録 ハレンチ』で吉田輝雄扮する吉岡が住んでいた所(どうあってもその話題に持っていきたいあたくし)。
いわゆる閑静な住宅街でして、こんな静かなところにあんな変態デブがナイフ持って押しかけてきたのかと思うと、ますみたんでなくても、

ハレンチよ、ハレンチだわ!

と叫びたくなりますわん。
残念ながら、吉岡の住んでいたマンションは探し当てることができませんでした。

会議で慣れない発表をしてくたびれたので、とりあえず、明日は気晴らしに『スパルタの海』と『処女監禁』でも観に行ってこようと思います(って、気晴らしになるのか、その2本立?)。

ではまた。

付記:東京フィルメックスのラインナップが出ましたが、東京国際映画祭の上映作品に入っていなかったので「なぜだ?」と糞害、じゃなくて、憤慨していた『跟蹤』がこっちのコンペに入ってますたね。これ、先だって香港に行ったおり、お友達に付き合ってもらって一緒に観ましたけど、おもろかったです。絶対のおすすめ。

2007年9月20日木曜日

財子 名花 星媽 (Starlets for Sale)

〔えいが〕
もっともらしい「おことわり」が冒頭に流れます。

1977年、香港(邵氏)。呂奇監督。艾蒂、邵音音、凌黛、胡楓主演。
例によってご無沙汰しております。
昨日、幼馴染のお父さんが亡くなったので葬儀に出席しましたが、喪服が

パッツンパッツン

だったトドです。
痩せなきゃ・・・・。

幕張には行ってきました。
でもね、遠いわ・・・・。
土曜日に『練習曲』と『野良犬。をプロデュース』、じゃなくて、『野。良犬』を観たけど、軽く食事をして帰途に着こうと思ったら電車が目の前で発車。
次の電車まで、

13分も待ちました。

で。

『野。良犬』(「子供」に「懐メロ」〔注〕という、実にあざとい道具立ての映画ながら、まんまと乗せられました。それだけに、張センセイの正体にはちょっと無理があるような・・・・。惜しいね)に邵音音が出ていたので、敬意を表して本作をご紹介・・・・というのは全くのこじつけでして、だいぶ前に観ていたんですが、記憶が無くなりかけているためちょっくらメモ。
言わずと知れた、香港最初のヘアヌード映画でおます。

映画の内容はと言うと、金に飽かして香港の女性芸能人を漁りまくる華僑のボンボンと、そこに群がるお姉ちゃん方の爛れた肉欲関係を描いたもので、博打の借金のカタに娘(女優)を金持ちに売ろうとするあこぎな母親、弟の留学費用を稼ぐために自らの肉体を差し出そうとする歌手、養母と義理の妹のために売春に手を染めたにも関わらず、ひとたびスキャンダルが発覚するや否やその家族に罵られ、絶望のあまり自殺してしまう女優、といった面々が登場、最終的には

金じゃないよ、心だよ。

みたいな説教を暗に垂れて終了いたします。

今でもときどき彼の地の週刊誌には「映画スターの誰それ一晩いくら」などという記事が出たりして、そのたびに騒動になっているようですが、この当時から既にそのような悪習(?)があったようで、龍剛であれば100パーセントガチンコ直球勝負の社会派映画にしそうなネタを、呂奇は寒いギャグ満載の艶笑喜劇に仕立てていました。
それなりに風刺は利いていましたけど。

ヘアヌード、ということで、せんきちはてっきりカラミの場面で毛が見えるのかと思っていたら、なんのこたあない、すっぽんぽんで歩けば毛も見える、といった類のもので、銭湯の女湯程度のものでした。
肝心のカラミも意外と大人しく、しかし当時としてはやっぱり過激だったのかなあと。
でも、これを「おかずにしろ」と言われてもせんきちには無理だわ(おいおい)。

せんきちにとってはむしろ、下の毛よりも、

ワキワキ!

ワキワキ!
(一部自粛しております。バアちゃん・・・・)

と、腋毛大放出の

ワキワキ大行進

映画でおましたわ。

娘っ子を金持ちに差し出そうとする歐陽莎菲が、三原葉子のように見えて仕方ありませんでした。

(おしまい)

〔注〕でもなんで『恋するデビー』なんていう邦題なんだろう?そりゃ歌ってたのはデビーさん(Debby Boone)だけど。

2007年9月15日土曜日

桃栗三年牡蠣八年

〔しようもない日常〕〔ちょっとお耳に〕

ようやく本家アマゾンから届いた
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』のDVD。
ジャケットが・・・・

リバーシブルだわ!

ということで。
オリジナルポスターを前面に出してみました!
(正臣・・・・)

『元禄女系図』もすごかったけど、この映画でもキョーレツな沢さん。
もちろん、小池朝雄の悪ノリ女装と人間椅子も外せません。

どうも。
金沢にも福岡にも行けず、幕張に行く予定のトドです。

昨晩。
気付いたら『ずべ公番長 夢は夜ひらく』の上映最終日だったので、泡食って出かけました、阿佐ヶ谷まで。

オープニング、文金高島田のますみたんが登場するのを見て、「ああ、やっぱ来てよかったわん」と感激。
でも、すぐに夏純子が乱入して脱がされちゃうんですけどね。

この後、『異常性愛記録 ハレンチ』で若杉英二にどんなに懇願されても頑強に拒み続けたおトイレシーンをあっさり公開。
『ハレンチ』では洋式だったけど、ここでは和式に跨ってます。

石井監督作品とはまた一味違った、溌剌としたますみたんを堪能いたしました。

さて。

過日、こちらに石田衣良の小説『夜の桃』(略して『夜モモ』)のことを書いたところ、友人から

『夜モモ』、ワロタ

というメールを貰ったので、調子に乗ってまた書きやす。

『夜モモ』の主人公は45歳の半端業界人なのですが、妻(子供無し←いつもつけないでこの結果ということは、何か原因があるのではないかと)の他に長く付き合っている愛人が1人いる上、25歳処女(!)のお初を頂いてその姉ちゃんも愛人にしちゃうという艶福家(死語)でおます。

そんな風に妻、愛人A、愛人Bという3人の女性とまめにお付き合いしている主人公ゆえ、小説内の官能場面も週代わり、というか、今週は妻と愛人Aがお相手だと来週は愛人Bがお相手という目まぐるしさ。

で。

先週(9月13日号)は愛人A(古い方)とお済ませになった後、自宅で妻の求めにも応じるというタフガイ(死語)ぶりを見せつけた主人公、今週(9月20日号)は目下のところ一番のお気に入りである愛人B(新しい方)と真昼間からラブホにしけこみます。

以下は、今週号から。


「千映ちゃん(←愛人Bの名前・せんきち注)とラブホテルにいくの初めてだね」
「えっ、ラブホですか」
千映の顔が輝いた。
「情報誌かなんかで見て、一度行ってみたいなって思っていたんです」
(←「25歳の女の言うことかよ!頭悪すぎ!」と、とりあえず突っ込んでみる・せんきち注)



あれ?
おかしいな・・・・。

以下は、先々週号(9月3日号)から。


部屋の明かりは最小限に落としていた。おぼろげに物の輪郭がわかるだけである。六本木の裏通りにあるラブホテルの一室だった。千映と雅人(←主人公の名前。「冬香と菊治」〔愛ルケ〕ほどじゃないけど、それなりにビンボー臭いネーミング・せんきち注)は簡単にシャワーをすませている。


あんたたち、行ったことあるじゃないの!!!!
やり過ぎて(お下劣)ボケちゃったのか????

何事もほどほどが肝心ね。

そして。

先々週号、先週号、今週号と注意深くチェックをした結果、不肖せんきち、『夜モモ』に関する以下の法則を発見いたしました。

それは、毎号「黒い報告書」(新潮名物、男と女の愛欲事件簿)の後に『夜モモ』が掲載されており、しかもその間にはかならずH系の広告が挟みこまれている、ということ。
例えば、先週号では、

殿無双(下半身のお悩み解消グッズ)の広告→黒い報告書→途中に『色くらべ浮世絵秘画』と『中高年のための性読本』の広告→強精源ゴールド(下半身のお悩み解消サプリメント)の広告→夜モモ(挿絵がすご過ぎ)→プライド・ゴールド、オットセイパワー、マグパワーリングDX(下半身のお悩み解消サプリメント&グッズ)の広告

といった按配。

欲望は続くよ、どこまでも。

9月20日号の「黒い報告書」の前にはこんな広告が。

・・・・ついつい悪い癖が出て、ハッスル(死語)してしまいました。
お詫びのしるし(?)に告知でも。

その一
「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」協賛企画「アジアフォーカス・アーカイヴス」の中で、健康写実主義映画の代表作『海辺の女たち(蚵女)』が上映されます。

すいません、切れてます。

上映スケジュールは、下記の通り。

9月22日(土)11:00~
9月30日(日)11:00~

こちらの作品解説だと人名表記がカタカナのみゆえ、誰が誰だかわからない向きも多いかと思いますので、念のため漢字を書き添えておくと、

監督:リー・チャ(李嘉)、リー・シン(李行)
出演:ワン・モーチョウ (王莫愁〔華欣〕)、 ウー・チャチー(武家麒)

です。

台湾でDVDもリリースされていますが、スクリーンで観るチャンスはなかなかないと思います。
お近くの方は、ぜひ足をお運びになってみて下さい。

ありあまる若さをもてあました(?)キャットファイトシーンもあります。

その二
10月6日(土)からUPLINKFACTORYにて開催される「性と文化の革命展」で、『美麗少年(美麗少年)』が上映されます。
上映スケジュールは、下記の通り。

10月16日(火)19:00~
10月17日(水)19:00~

また来るのかなあ、ミッキー。

その三
10月13日(土)から11月2日(金)までシネマヴェーラ渋谷にて開催される特集企画「子供たちの時間」において、『流星(流星語)』と『青い凧(藍風箏)』が上映されます。

『流星』
10月14日(日)13:00~、17:00~(『鉄コン筋クリート』と2本立)
10月16日(火)11:00~、14:25~、17:50~(『どこまでもいこう』と2本立)
『青い凧』
10月29日(月)11:00~、15:15~、19:30~(『バーバー吉野』と2本立)
11月1日(木)13:35~、18:40~(『誰も知らない』と2本立)

その四
10月20日(土)から11月16日(金)まで、横浜のシネマジャック&ベティにおいて、「復活!ジャック&ベティ中国映画祭」が開催されます。
現時点において決定している上映作品は、下記の通り(時間未定)。

シネマジャック
10月20日(土)~26日(金):『紅いコーリャン(紅高梁)』『菊豆(菊豆)』
11月3日(土)~9日(金):『北京ヴァイオリン(和你在一起)』『山の郵便配達(那山 那人 那狗)』
11月10日(土)~16日(金):『さらば、わが愛~覇王別姫(覇王別姫)』『ブエノスアイレス(春光乍洩)』
シネマベティ
10月20日(土)~11月16日(金):『長江哀歌(三峡好人)』
11月3日(土)~9日(金):『幸せの絆(暖春)』(モーニングショー)
11月3日(土)~16日(金):『雲南の少女 ルオマの初恋(諾瑪的十七歳)』
11月10日(土)~23日(金):『風を聴く~台湾・九份物語』(モーニングショー)

「中国映画祭」枠で「台湾」「九份」のドキュメンタリーを上映、ということで、一悶着なけりゃいいですけど。

2007年9月11日火曜日

湯浴みするトド

〔しようもない日常〕


またまたご無沙汰しました。
トドです。

土日は告知をした手前(?)、川崎市市民ミュージアムへ行きましたが、日曜日(9日)、『お姐ちゃん罷り通る』の終映後、バス停で25分ほどバスを待っている間に7ヶ所も蚊に食われてしまいますた。

トドの生き血はおいしいらしいです。

で、ちょっとだけ近況報告。

健康保険組合から通常入場料金2827円が1800円になる割引券を貰ったので、旧友のカオリちゃんを誘って「大江戸温泉物語」へ行ってきました。

こちらのクチコミで「塩素臭プンプン」だということは知っていたものの、聞きしにまさるすごさ。
眼が痛くなります。

いくつもある浴槽の内、温泉を引いてあるのは真ん中の「黄金の湯」(加水・循環・塩素消毒と三拍子揃ってました。ま、表示するだけ誠意があるか)のみで、後は塩素大量投入の白湯。
露天スペースの樽風呂はそれなりに気持ちいいのですけれど、お掃除が行き届いていないのか、浴槽の縁のぬるぬるぬめぬめが気になります(しかも微かに緑色)。
木のお風呂は手入れに気を使わないと、こういうことになるからねえ。

しかし、何よりも驚いたのが、ヤ○キーまみれだったこと。
あんなにヤ○キーを見たのは生まれて初めてですた。
まるで、

大江戸ヤ○キー物語

のようでしたわ、奥さん。

湯船の中で体育座り(う○こ座りではないところがミソ)をしながらガンを飛ばしている、不思議なグループもいました。

集会?

そういえば、レンタルの浴衣も、浴衣というよりは特攻服みたいな柄でした。

一方、この手の温泉施設に付き物(?)のお年寄りの姿はほとんど見られず。
まあ、「入場料が高い、飲食物の持込ができない、交通の便が悪い」という年寄り苛めの権化みたいな施設ですから無理もないのかもしれませんが、ここまでお年寄りの入浴客がいないとは思いませんでした。

せんきちもこれまでにいろいろな日帰り温泉施設に行きましたけれど、入浴後に休憩用の大広間でまったりしながらビールを飲んでいると、隣りのテーブルのおばあちゃんが「これでもつまみに食べなよ」と言って手作りのお惣菜を分けてくれる、なんてことがしばしばあったものです。
人と人との触れ合いがない温泉ほど、淋しいものはありません。

そんなこんなでせんきち一行は主に黄金の湯に入浴、後は湯上りのビールを楽しむことに専念しておりましたが、2度目の入浴の時、さらに衝撃的な光景が!

露天風呂に観音様堂々ご開帳のお姉ちゃんがいますた・・・・。

内田良平ならずとも、「観音様が風邪引くぜ!」と言いたくなりましたです、はい(っていうか、なるべくなら見たくない光景)。

場所柄、海外からのお客様もけっこう多く、浴衣に悪戦苦闘する姿は見ていて微笑ましいものがありましたが(死に装束になっていたので、おせっかいとは知りつつも着方を指導。海外からのお客様用に、施設側も「浴衣の着方」のようなプリントを用意するような配慮がほしいものです〔注〕)、1日中あそこにいるぐらいなら日帰りで箱根か湯河原へ行ったほうがいいと思います。

話の種に一度覘いてみたいという物好きな方は、ぜひ足をお運び下さい。

〔注〕だいたい、館内表示も英語と中国語とハングルは最低限併記すべき。そのくせ、入口の料金表示だけはばっちり(トップの写真参照)。

ほな、さいなら。

2007年9月4日火曜日

国際合作の可能性

〔ちょっとお耳に〕

『お姐ちゃん罷り通る』
劇場公開時パンフ。

どうも。
昨晩、アッコから「トマトジュースは真っ赤」だということを教わったトドです。

遅ればせながら、週末の上映情報。

9月8日(土)、9日(日)の両日、川崎市民ミュージアムで開催される特集上映「国際合作の可能性」において、東宝と邵氏の合作映画が2本上映されます。
くわしいスケジュールは、下記の通り。

9月9日(日)13:30~ 『白夫人の妖恋(白蛇傳)』(1956年)

9月9日(日)16:00~ 『お姐ちゃん罷り通る(香港三小姐)』(1959年)


こちらも『お姐ちゃん罷り通る』のパンフより。
香港スターのご紹介。

『お姐ちゃん罷り通る』は、「お姐ちゃん」シリーズの中でも、

かなり出来の悪い部類

に属する作品ですが、1度観ておく価値はあると思います。

香港ロケからぶじ帰朝したお姐ちゃんトリオ。

せんきちも、足を運ぼうと思っております(8日の『忘れえぬ慕情(Typhon sur Nagasaki,Printemps à Nagasaki)』も必見ね)。

2007年9月2日日曜日

今さらですが (その三)

〔たび〕

山おんな壁おんな』。
もう少しましな中文訳はないのかね?

どうも。
生まれ変わったらカトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)になりたいトドです(言うだきゃタダ!)。

今日、本屋さんに『いつまでもトドと思うなよ』、じゃなくて、『いつまでもデブと思うなよ』を買いに行きましたが品切れ、止む無く(?)『三度のメシより古本!』を買ってきました。

古本ダイエットを誓うトド(そういう本じゃないって)。

ところで、最近巷では『色,戒』の性描写が話題になっとるようですけれど、不肖せんきち、李安や張艾嘉は中華圏の監督の中でも比較的きちんとしたセックス場面を撮る人だと思っていたので、今さら驚くにはあたらないと考えております(予告編観たけど、なぜか『県警対組織暴力』の松方弘樹〔どう!どう!〕を思い出してしもた)。

それよりも笑えるのがマスコミの騒ぎ様。
おかげさまで「蛋蛋」なんていう単語を覚えてしまいますたよ。
さすがに中華圏じゃ「お稲荷さん」とは言わないのね。

一方、もう1人の台湾人監督・李康生の映画も負けずにがんばっているようで、こちらは「火車便當」(駅弁)で対抗
でも、「前貼り」に当たる気の利いた中国語はないらしくて、単に「膠帯」と呼ぶらしいわ。
無味乾燥。

ところで、話は変わりますけど、『週刊新潮』連載中の石田衣良の小説『夜の桃』。

成り行き上、なんとなく毎週読んでいますが、なんだか

新潮版『愛ルケ』

のような様相を呈してきますたよん。

そのうち、『夜モモ』なんて呼ばれる日がくるのか?

同じ新潮の名物企画「黒い報告書」よりもはるかにエロ度高なので、通勤族のおじさん方には堪えられないでしょうなあ、これ。

しかし、『愛ルケ』もそうだったけれど、どうしてこの手の小説は中年男と比較的若い姉ちゃんの不倫ものになっちゃうのでしょうか。
しかも姉ちゃんは、かたや「奥手な人妻」(「生きた化石」級。『愛ルケ』)、かたや「処女」(『夜モモ』)だしねえ。
だからいきおいオヤジの調教みたいになってまいります。

それから、なぜか『愛ルケ』も『夜モモ』も、主人公はいついかなる場合においてもつけない主義者。
いい大人のくせに困ったおじさん達ですが、いちいち面倒がらず、青少年への模範を示すためにも率先してつけてほしいもんです。

と、エロネタが続いたところで、本題。

・いんちき茶芸で和む

このたびの旅では、香港と澳門でそれぞれ1軒ずつ茶芸館を探訪いたしました。

まずは香港代表。
時代廣場のお向かいのビル32階に位置する新星茶荘の銅鑼灣店。


眺めは最高。
始めに水金龜を頼み、お友達のお友達が来た後で今度は台湾烏龍茶を注文して、せんきちがいんちき茶芸を披露。
水金龜はそこそこいけましたが、台湾烏龍茶は・・・・うーん、淹れ方が悪かったのかなあ。
何せいんちきですから。

ちなみに、せんきちのいんちき茶芸はこちらの流れを汲むものですが、手前勝手にアレンジしているため、ほとんど原型を留めていません。

泊まっていたホテルの並びにもこちらの支店があったので(喫茶スペースは無し)、お土産を買いに立ち寄ったところ、華僑と間違えられました。

続いて澳門代表。
質屋博物館の階上にある水茶軒
「お茶が飲みたいんだけど」と告げると、奥の掘りごたつ式のお座敷に通されました(ここのスペースは「竹蘆」というらしいっす)。

時刻は午後3時30分頃。
お茶をするにはいい時間ですが、お客はせんきちただ1人。
そういや香港でも、茶芸館でまったりお茶してる人はほぼ皆無でした。
台湾あたりだとそこそこ賑ってるもんなんですけど。

ここでは、白牡丹を注文。
あっしが日本人だとわかると、丁寧に英語で淹れ方を説明してくれました。

新星茶荘は2種類のお茶、どちらも茶壺を用いましたが、こちらでは蓋碗。
せんきち的には蓋碗で淹れる方が好きです。
楽だし。


何せすいてるわ、空調も効いてるわ、静かだわ、ですんで、澳門で落ち着いてお茶したい向きにはこちらをおすすめいたします。


コーヒー党の方には、澳門咖啡なんていかがでやんしょ?
澳門在住の白人の溜まり場ですが、笑顔の爽やかなお兄ちゃんが高ポイントの店です。

(まったりとつづく)

2007年8月28日火曜日

ハレンチなずべ公が好きです

〔橘ますみ〕

ハレンチなずべ公さん。

どうも。
あせも完治目前で足踏み中のトドです。

最近、よく行く(というか、ほぼ毎日行く)スーパーのレジに周迅に似た顔立ちのお姉ちゃんが新加入、先日、お会計の時に目が合ってしまい、訳も無くドキドキしてしまいました。

アフォか。

・・・・恵まれない男子中学生の恥多き日常でした。

ということで(?)、誰も書かなきゃオレが書く!の橘ますみたんネタ、久々の登場です。
といっても、単なる告知の羅列なんですけど。

いつもすてきな企画をかましてくれるラピュタ阿佐ヶ谷で、9月1日(土)から「不良性感度100%のオンナノコ列伝 ズベ公青春物語」なるレイトショーが始まります。
せんきち的に何より快挙なのが、

「ずべ公番長」シリーズ全作上映

でおま。

まともじゃない人たち。
ヒッキーママも赤城卒。

ますみたんが主人公リカの盟友・八尾長子役で出演した第1作(夢は夜ひらく)、第2作(東京流れ者)、第4作(ざんげの値打ちもない)の上映日程は下記の通り。
『ざんげの値打ちもない』は、先だってお亡くなりになった阿久悠先生の名曲ですわ。

9月8日(土)~14日(金)『ずべ公番長 夢は夜ひらく』
9月29日(土)~10月5日(金)『ずべ公番長 東京流れ者』
10月20日(土)~26日(金)『ずべ公番長 ざんげの値打ちもない』

ちなみに、その他の上映作品はというと・・・・。

9月1日(土)~7日(金)『三匹の牝蜂』
9月15日(土)~21日(金)『女子学園 悪い遊び』
9月22日(土)~28日(金)『高校生番長 ズベ公正統派』
10月6日(土)~12日(金)『ずべ公番長 はまぐれ数え唄』
10月13日(土)~19日(金)『すっぽん女番長』
10月27日(土)~11月2日(金)『不良少女 魔子』
11月3日(土)~9日(金)『番格ロック』

東映ズベ公(女番長)物と日活夏純子物と大映八並映子物という、三つ巴のバトルの様相を呈しております。
大映の「高校生番長」シリーズでは、今回上映される『ズベ公正統派』よりも『棒立てあそび』の方がバカバカしくて楽しめます。
ただし、日活と大映はこの当時(70年代初頭)ダイニチ映配でタッグを組んでいた(というか、もたれあっていた)ので、東映VSダイニチってことになるのでせうか。
これに、特別上映『飛女正傳』が加わったら、堪えられないラインナップになるんですけど。

とりあえず、東映物には全て足を運ぼうかと思っております。

で。

昨年夏の奇跡のレイトショーに続き、今年もやって来ましたハレンチ祭り!
9月8日(土)からシネマヴェーラ渋谷で始まる「妄執、異形の人々II」で、『異常性愛記録 ハレンチ』が上映されます。
昨年はレイトでしたが、今年は白昼堂々ハレンチ三昧です(みんなで「幸せ」になろう!)。

その他のラインナップはこちらをご参照いただきたいのですけれど、東映「動物」シリーズ(そんなの、ないない)第1作『二匹の牝犬』がありますわね。
三匹だと「牝蜂」で、二匹だと「牝犬」ってところが奥深いです・・・・。

東映セックスドキュメント第1作『ニッポン'69 セックス猟奇地帯』は新文芸坐でやった時に観ちゃったので、今度は『性倒錯の世界』か『エロスの女王』が観たいもんです。

それから、すでにあちこちで話題になっていますが、今回の特集のトークショーに真魚八重子さんとモルモット吉田さんがご登場なさいます(22日〔土〕17:50~)。
不肖せんきち、八重子さんには2度ほどお目にかかったことがあるのですけれど、モルモットさんとはつまんない宮﨑あおい映画のレイトショーのさいにニアミスしたことがあるのみですので、都合が合えば聞きに行こうかと思っております。

最後にもう一発。

9月14日(金)から金沢21世紀美術館シアター21、駅前シネマ、シネモンドを会場として開催される「カナザワ映画祭2007 青いオトコまつり」にて、ますみたんがぶりっ子(死語)お嬢様を演じた『シルクハットの大親分 ちょび鬚の熊』が上映されます(9月15日(土)10:00~、金沢21世紀美術館シアター21にて)。

華族令嬢のますみさんが若山富三郎に「お女郎さんって何ですの?」と真顔で聞く場面があるんですけれど、映画デビュー作(『博奕打ち』)で飛田の女郎役やってた人の台詞だけに、かなり笑えた記憶があります。
「緋牡丹博徒」シリーズの外伝なので、もちろんお龍さんも出てくるんですが、これも何か藤純子のセルフパロディに見えて、思わず笑っちゃった記憶が・・・・。

以上、単なる告知の羅列でした。

付記:他にも、東映チャンネルでますみたんがゲスト出演した『素浪人 月影兵庫』第43話「空前絶後の敵だった」が放映されたりするのでありますが、お好きな方はホームページでお調べ下さい。

2007年8月26日日曜日

陳曼玲やら『太極門』やら

〔ちょっとお耳に〕〔えいが〕

今のところ、陳曼玲の國泰物で
ソフト化されているのはこれのみの模様。
(DVDはこちら、VCDはこちら

どうも。
あせも完治目前のトドです。

ここのところ、検索ワード「陳曼玲」でお越しになる方が多いので、メインサイトにある以外の情報をてきとーに。

これは旧ブログでも取り上げたことがありますが、1963年、陳曼玲が台湾で開催された電懋のオーディション(彼女は台中出身)に合格した時の映像が「国家文化資料庫」にあります(←そちらのリンクで見られないときはこちらからどうぞ)。
このとき彼女と一緒に合格しながら兵役の関係で香港に行くことができずに台湾に残留、しかし、後に台湾が誇る「亞洲影帝」になったのが柯俊雄。
もしも柯俊雄が電懋に加入していたなら、その後の電懋の歴史も少しは違ったものになっていたのではないかとせんきちは思うのですけれど、大げさすぎるでしょうか・・・・。

『レッツゴー!若大将(足球健将)』の香港・澳門ロケは1966年11月に行われました。
一行は11月16日深夜に香港到着、翌朝から早速ロケを開始、10日間の予定で撮影を行いました・・・・って、10日もいて、あんなにおざなりな場面しか出てこないって、どーよ?
ドライブ場面でちょっとだけ景賢里が映るのが、今回の発見でした。
『ホノルル・東京・香港(香港・東京・夏威夷)』で、尤敏の妹が養女に行った先の邸宅もこの景賢里じゃなかろうかとせんきちは思うんですけれど、今ひとつ確信が持てません。

11月17日夜に行われた記者招待会にて。
向かって左から陳曼玲、加山雄三、星由里子。

せんきちが陳曼玲の映画を観たのはもちろんこの作品が初めてでしたけれど、その後、香港で『應召女郎』を観て彼女のチ○コ斬り演技に大変な衝撃を受け(便所で赤ん坊産み逃げ!も、かなり衝撃的だったけど)、以来、

陳曼玲=チ○コ斬り女優

のイメージがせんきちの中で固定化してしまい、そのせいで『レッツゴー!若大将』の彼女なんか物足りなくて物足りなくてしようがないですわ、おほほ。

東宝スタジオにて。
お目付役(?)として一緒に来日した羅蘋と。

あ、そうだ!
通信社社員(『香港の夜』)に始まり、中国育ちの日本人(『最長的一夜』)、日中ハーフ(『香港の白い薔薇』)を経て、ついに生粋の中国人になってしまった宝田明のしゃべる北京語も、よーく聞いてみてね。

ということで、次の話題。

本家Amazonに注文しておいたDVDが届いたので、観ましたよ、『太極門』。

DVD本体も石堅大フューチャー。
樂蒂は隅っこでひっそり。


ちっちぇー!

監督が袁秋楓なので、さぞかしつまんないだろうと思っていたところ、果たしてその期待を裏切らない(?)ぬるーい武侠映画でおました。

物語は、太極門の宝物である金剣・魔鏡及びその秘伝書を巡る争いにまつわるもろもろの出来事・・・・なんですけれど、悪役として大暴れしてくれるはずの石堅が娘(樂蒂)可愛さのあまり途中からいい人になっちゃって、雷震にあっけなく殺されて退場というのはいかにも中途半端。

てなわけで、この映画で一番悪い人は雷震。

でもねえ、なんか、カッコ悪いというか、様になんないのよ。
しかも、前歯がヘン。
『教我如何不想她』のナマ歌同様(?)、イタ過ぎる雷震なのでありました。

で、金劍・魔鏡を使った秘技というのが、魔鏡を使って目くらましをしたところへ金劍をブスリ!という、かなり邪道な技。
しかし、悪いお父ちゃんのせいで盲目になっていた樂蒂にはこの技は通じなかったのでした。
めでたしめでたし。

樂蒂の『めくらのお市』な演技はそれなりに面白かったけれど、同じ盲目演技なら『暗くなるまで待って(Wait Until Dark)』の方がしっくりきたような気もします、彼女の場合。

ジャケットの裏面。
オリジナル予告編がおまけに付いてます。

2007年8月24日金曜日

検索ワード「陳曼玲」でお越しの皆様へ

〔ちょっとお耳に〕

今こそ観たい!『若大将VS番長』(むりむり)。

とりあえずの告示。

昨夜『レッツゴー!若大将』がBSで放映されたせいか、検索ワード「陳曼玲」でお越しになる方が急増なのですけれど、こちらのブログの記事ではたいした役にも立たないと思いますので、メインサイトの記事をご参照下さい。

よろしくお願いします。

2007年8月23日木曜日

續 酒豪

〔ちょっとお耳に〕

最近、こんな団扇も購入。
もったいなくて仰げません。

どうも。
あせもで悩むトドです。

昨日、特集のタイトルに惹かれてつい購入してしまった『"Newsweek"日本版』。


昔も今も日本人が世界最低の観光客だと思っていたら、今や中国人にその座を奪われて(?)しまったようです。
否、それどころか、欧州のホテル経営者1万5000人への聞き取り調査によれば、日本人観光客は、

最も品行方正で、

最も礼儀正しく、

最も静かで控えめで、

最も不平の少ない、

世界のベスト観光客


ですってよ、奥様。

とはいえ、この調査には東南アジアで買春してるオヤジのデータは加味されていないだろうからな。
話半分ということで(オヤジのデータが加味されたら世界最低行きは必至)。

特集記事中、最も興味深かった、というか、「そりゃそうだ、そんなことも起こるよねえ、きっと」と納得したのが、


あるとき中国人の宿泊客がホテル内で台湾人と鉢合わせし口論になった。
「何を言っているかわからなかったが、それ以来、同じ日に中国人と台湾人を泊めないことにした」と、山梨県の石和温泉にあるホテル君佳の池田政伽津専務は語る



という件。
「石和温泉で台湾海峡危機勃発」にならないでよかったっす。


ちなみに、房祖名に関する記事もあったよん。特集とは別口で。

さて。

以前、高峰秀子の『私の梅原龍三郎』に尤敏のことが出てくるという旨の記事を書きましたが、その折の資料として用いたのは文庫版の方。
その後、「やっぱり単行本の方が、写真もおっきいんじゃないの?」と思ったせんきちは、さっそく単行本を購入、いそいそとページを繰ったのでありましたが・・・・。

こちらが単行本。函入、布装。


せっかくなので、サイン本をゲット。


あれ?こんだけ?


かたや文庫版はといえば。


見開き全面。

写真の寸法を比較してみると、

単行本:タテ5.4cm、ヨコ11cm
文庫版:タテ9.9cm、ヨコ19㎝


なんだい、単行本の方がちっちゃいじゃんよ!

Oh、ヴァカ、ヴァカ~・・・・。

ま、文庫版の方は見開きにしたせいで尤敏の身体が真っ二つになっているのが大いに不満だったので、単行本にはそれがないだけよしとしましょう。

サイン本だったしね。

2007年8月21日火曜日

今さらですが (その二)

〔たび〕

まるでせんきちが来るのを待ちかまえて
いたかのようなワキワキ広告@西灣河。

ほれほれ。ツルワキだとさ。

どうも。
甲状腺を腫らしたトドです。

いやあ、びっくらこきましたね、昨日の中華航空機事故。
でも、もっとびっくらこいたのが、中華航空を中国の航空会社と間違えていた皆様の多かったこと。
台湾ですから。

不肖せんきち、4年ぶりに那覇空港の国際線ターミナルを目の当たりにしましたけど、相変らず掘っ立て小屋のまんまですね。
4年前、台北行きの日本アジア航空機に乗っていたところ、エンジンカバーに穴が開いて那覇空港に緊急着陸、国際線ターミナルに強制収容(?)の上出国取消、代わりの機体が来るまでのあいだ那覇の街に放り出されたことがありました。

その折のお写真。
穴がぼっこり。

以来、日本アジア航空は利用していません(中華航空機にも12年乗ってないわ)。

・尤敏の墓参り

実は今回の旅の最大の目的がこれでした。
といっても、せんきち1人の力ではちょいと難しいので、香港のお友達にご協力いただきました、というか、ほとんどおんぶにだっこでしたわ。
暑い中、ほんとにありがとさんでした。

尤敏のお墓は、香港某所の天主教墓地にあります(正確な場所を書くのはご容赦)。
タクシーで墓地に着いた後、お友達が事務所のおじさんにお墓の番号を聞いてくれたので、それに従い、墓碑を探します。
15分ほど墓地内をうろうろして、ようやく発見。
かつての大スターの墓とは思えないような、小さな小さなお墓でした。

まずはお参りということで、お参りを済ませた後、間抜けなせんきちははたと気付きました。
お花を買ってくるのを忘れたわ。

ここでもお友達が花屋さんの場所を聞いてくれて、徒歩10分ほどの所にある花屋さんでお供えのお花を購入。
一目見て「これよ!」と閃いた、白地にピンクのトルコキキョウにしました。
花言葉は「優美」「希望」「よい語らい」「清々しい美しさ」。
尤敏にぴったりだわ。

花を買って再びお墓に舞い戻り、改めてお参り。
しばし墓前に佇んだ後、「また来ます」といってその場を離れました。

ところで。

以前、尤敏の誕生日の謎について書きましたが、今回の墓参の折、墓碑に刻まれていた彼女の誕生日を確認したところ、

1937年4月17日

でした。

今までに無かった誕生日だよ。
しかも1937年だって。

・・・・謎は深まるばかりです。

(つづく)