もう少しましな中文訳はないのかね?
どうも。
生まれ変わったらカトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)になりたいトドです(言うだきゃタダ!)。
今日、本屋さんに『いつまでもトドと思うなよ』、じゃなくて、『いつまでもデブと思うなよ』を買いに行きましたが品切れ、止む無く(?)『三度のメシより古本!』を買ってきました。
古本ダイエットを誓うトド(そういう本じゃないって)。
ところで、最近巷では『色,戒』の性描写が話題になっとるようですけれど、不肖せんきち、李安や張艾嘉は中華圏の監督の中でも比較的きちんとしたセックス場面を撮る人だと思っていたので、今さら驚くにはあたらないと考えております(予告編観たけど、なぜか『県警対組織暴力』の松方弘樹〔どう!どう!〕を思い出してしもた)。
それよりも笑えるのがマスコミの騒ぎ様。
おかげさまで「蛋蛋」なんていう単語を覚えてしまいますたよ。
さすがに中華圏じゃ「お稲荷さん」とは言わないのね。
一方、もう1人の台湾人監督・李康生の映画も負けずにがんばっているようで、こちらは「火車便當」(駅弁)で対抗。
でも、「前貼り」に当たる気の利いた中国語はないらしくて、単に「膠帯」と呼ぶらしいわ。
無味乾燥。
ところで、話は変わりますけど、『週刊新潮』連載中の石田衣良の小説『夜の桃』。
成り行き上、なんとなく毎週読んでいますが、なんだか
新潮版『愛ルケ』
のような様相を呈してきますたよん。
そのうち、『夜モモ』なんて呼ばれる日がくるのか?
同じ新潮の名物企画「黒い報告書」よりもはるかにエロ度高なので、通勤族のおじさん方には堪えられないでしょうなあ、これ。
しかし、『愛ルケ』もそうだったけれど、どうしてこの手の小説は中年男と比較的若い姉ちゃんの不倫ものになっちゃうのでしょうか。
しかも姉ちゃんは、かたや「奥手な人妻」(「生きた化石」級。『愛ルケ』)、かたや「処女」(『夜モモ』)だしねえ。
だからいきおいオヤジの調教みたいになってまいります。
それから、なぜか『愛ルケ』も『夜モモ』も、主人公はいついかなる場合においてもつけない主義者。
いい大人のくせに困ったおじさん達ですが、いちいち面倒がらず、青少年への模範を示すためにも率先してつけてほしいもんです。
と、エロネタが続いたところで、本題。
・いんちき茶芸で和む
このたびの旅では、香港と澳門でそれぞれ1軒ずつ茶芸館を探訪いたしました。
まずは香港代表。
時代廣場のお向かいのビル32階に位置する新星茶荘の銅鑼灣店。
眺めは最高。
始めに水金龜を頼み、お友達のお友達が来た後で今度は台湾烏龍茶を注文して、せんきちがいんちき茶芸を披露。
水金龜はそこそこいけましたが、台湾烏龍茶は・・・・うーん、淹れ方が悪かったのかなあ。
何せいんちきですから。
ちなみに、せんきちのいんちき茶芸はこちらの流れを汲むものですが、手前勝手にアレンジしているため、ほとんど原型を留めていません。
泊まっていたホテルの並びにもこちらの支店があったので(喫茶スペースは無し)、お土産を買いに立ち寄ったところ、華僑と間違えられました。
続いて澳門代表。
質屋博物館の階上にある水茶軒。
「お茶が飲みたいんだけど」と告げると、奥の掘りごたつ式のお座敷に通されました(ここのスペースは「竹蘆」というらしいっす)。
時刻は午後3時30分頃。
お茶をするにはいい時間ですが、お客はせんきちただ1人。
そういや香港でも、茶芸館でまったりお茶してる人はほぼ皆無でした。
台湾あたりだとそこそこ賑ってるもんなんですけど。
ここでは、白牡丹を注文。
あっしが日本人だとわかると、丁寧に英語で淹れ方を説明してくれました。
新星茶荘は2種類のお茶、どちらも茶壺を用いましたが、こちらでは蓋碗。
せんきち的には蓋碗で淹れる方が好きです。
楽だし。
何せすいてるわ、空調も効いてるわ、静かだわ、ですんで、澳門で落ち着いてお茶したい向きにはこちらをおすすめいたします。
コーヒー党の方には、澳門咖啡なんていかがでやんしょ?
澳門在住の白人の溜まり場ですが、笑顔の爽やかなお兄ちゃんが高ポイントの店です。
(まったりとつづく)
0 件のコメント:
コメントを投稿