〔とほほ事件簿〕
教科書検定 ページ増で保守的修正も
来年春から使用される中学校教科書の検定結果が5日、文部科学省から公表された。小中学生の学力低下が広がる中、理科や数学の教科書はゆとり路線のスリム化から刷新。ページ数は現行に比べ23%増加し、厚さは16年前の水準に戻された。一方、保健体育の教科書で「性交」を「性的接触」とするなど保守的な修正も目立っている・・・・
この記述(性交→性的接触)のせいで、手を握っただけで妊娠すると勘違いしてしまう中学生が増えるとは到底思えませんが、変なものは変ですね。
もっと変なのが、
さらに、技術・家庭(家庭分野)の教科書では、家族や家庭生活を考えるために使われたサザエさん一家からネコの「タマ」が消された。申請時にはサザエさんを父波平、母フネらとともに輪になって取り囲む図にタマもいたが、文科省は「単に登場人物を並べているだけ」と意見した。
それでいて、同じ教科書に掲載された「ドラえもん」の家族の場合、ドラえもんは居候にもかかわらずセーフ。主役であることが配慮されたとみられる。同じネコ科のアニメキャラクターだけに判断基準のあいまいさが際立っている。
というええかげんな基準。
「(ネコ科でも)直立歩行できれば掲載OK」だったりして・・・・。
立て、立つんだ、タマ!!!(おいおい)
付記:ドラえもん、大陸では「机(機)器猫」とかいうタイトルだったよな、たしか。味気ないね。
2005年4月5日火曜日
映画は映画館で観ろ、ニャロメ!
〔ちょっとお耳に〕
映画は「自宅でDVD」8割強、映画館離れが顕著
「新秦調査」映画に対する考え方と行動(2)
「サーチナマーケティング」を運営し、中国に特化したビジネスリサーチを展開する株式会社サーチナは、上海新秦信息諮詢有限公司(上海サーチナ)などを通じて、自社で保有管理するオンラインモニターを利用したインターネット調査を実施、映画に対する考え方を探った。
映画が好きではないと答えた人以外で、映画を見る方法として、映画館に行くか、自宅でVCDやDVDなどで鑑賞するかを聞いたところ、全体平均で、「若干DVDなどで見る方が多い」との回答が最も多くなり、4割を超えた。「DVDなどで見る方が(圧倒的に)多い」も4割近くに達しており、自宅での映画鑑賞が定着している感がある・・・・
(1)は、こちら。
「映画を見る方法として、映画館に行くか、自宅でVCDやDVDなどで鑑賞するか」を聞くのなら、ついでに「そのVCDやDVDは正版ですか、盗版(海賊版)ですか?」という質問も設けて欲しかったわ。
きっと答えは・・・・(以下自粛)。
それはともかく、やっぱり「おうちで映画」が主流なんですね、中国でも。
「2004年1年間で映画館に行った回数を聞いたところ、全体平均で「0回」が32%程度、「1-3回」が43%程度となっている」ですって。
横着なあっしもつい「おうちで映画」になりがちなんですけど、映画館がおうちのすぐそばにあった子供時代を過ごしていますので、やっぱり映画は映画館で観るのが本道だと思っております。
お若い方には評判の悪い有楽町スバル座も、あっしにとっては小学生の頃からの思い出のつまった懐かしい映画館で、今でもここに行く時はなんとなくわくわくします(日比谷映画街もすっかり変っちゃったしね)。
ささっ、皆さま、映画館へ行きましょう。
映画は「自宅でDVD」8割強、映画館離れが顕著
「新秦調査」映画に対する考え方と行動(2)
「サーチナマーケティング」を運営し、中国に特化したビジネスリサーチを展開する株式会社サーチナは、上海新秦信息諮詢有限公司(上海サーチナ)などを通じて、自社で保有管理するオンラインモニターを利用したインターネット調査を実施、映画に対する考え方を探った。
映画が好きではないと答えた人以外で、映画を見る方法として、映画館に行くか、自宅でVCDやDVDなどで鑑賞するかを聞いたところ、全体平均で、「若干DVDなどで見る方が多い」との回答が最も多くなり、4割を超えた。「DVDなどで見る方が(圧倒的に)多い」も4割近くに達しており、自宅での映画鑑賞が定着している感がある・・・・
(1)は、こちら。
「映画を見る方法として、映画館に行くか、自宅でVCDやDVDなどで鑑賞するか」を聞くのなら、ついでに「そのVCDやDVDは正版ですか、盗版(海賊版)ですか?」という質問も設けて欲しかったわ。
きっと答えは・・・・(以下自粛)。
それはともかく、やっぱり「おうちで映画」が主流なんですね、中国でも。
「2004年1年間で映画館に行った回数を聞いたところ、全体平均で「0回」が32%程度、「1-3回」が43%程度となっている」ですって。
横着なあっしもつい「おうちで映画」になりがちなんですけど、映画館がおうちのすぐそばにあった子供時代を過ごしていますので、やっぱり映画は映画館で観るのが本道だと思っております。
お若い方には評判の悪い有楽町スバル座も、あっしにとっては小学生の頃からの思い出のつまった懐かしい映画館で、今でもここに行く時はなんとなくわくわくします(日比谷映画街もすっかり変っちゃったしね)。
ささっ、皆さま、映画館へ行きましょう。
おかげさまで1周年
〔しようもない日常〕
おかげさまで、ブログを開設してちょうど1年が経ちました。
いつもへタレな記事にお付き合い下さり、ありがとうございます。
もともと、旧ブログの方は全く個人的な「橘ますみたん備忘録」として書き始めたものだったのですが、気付いたら、いつの間にやら中華ブログに変貌、先日7万ヒットを達成しまして、いやはや、望外の喜びであります。
また、旧ブログの方にも、いまだに素敵な検索ワード(これとかこれ。海外からは こんな方も)でお越しになるお客様がいらっしゃるため、しばらくは放置プレイに徹していこうと思っております。
今後とも、メインサイトともどもよろしくお願いいたしますです、はい。
付記:中国のASOSファンサイトからなぜか旧ブログにアクセスがあるので、なんでかなあと思っていたら、日本のファンサイトからこの記事に直リンはられてました。よく見つけるもんだ。
おかげさまで、ブログを開設してちょうど1年が経ちました。
いつもへタレな記事にお付き合い下さり、ありがとうございます。
もともと、旧ブログの方は全く個人的な「橘ますみたん備忘録」として書き始めたものだったのですが、気付いたら、いつの間にやら中華ブログに変貌、先日7万ヒットを達成しまして、いやはや、望外の喜びであります。
また、旧ブログの方にも、いまだに素敵な検索ワード(これとかこれ。海外からは こんな方も)でお越しになるお客様がいらっしゃるため、しばらくは放置プレイに徹していこうと思っております。
今後とも、メインサイトともどもよろしくお願いいたしますです、はい。
付記:中国のASOSファンサイトからなぜか旧ブログにアクセスがあるので、なんでかなあと思っていたら、日本のファンサイトからこの記事に直リンはられてました。よく見つけるもんだ。
たく と ひらき
〔とほほ事件簿〕
山崎拓の“同姓同名”が出馬か
12日告示の衆院福岡2区補選(24日投開票)に立候補する山崎拓(やまさき・たく)首相補佐官(68)と同じ名前の男性が出馬の準備を進めていることが4日、分かった。自営業の「山崎拓(やまさき・ひらき)」氏(63)で、関係者が立候補予定者の事前説明会に出席した。仮に「第2の山拓」氏が出馬した場合、山崎拓票が二分される可能性がある。「落選なら引退」と背水の陣で臨む首相補佐官に、思わぬ強敵が出現した・・・・
地元選挙民の皆さんには申し訳ありませんが、やっぱりこれ、笑っちゃいますよ。
さすがに元愛人という方の出馬はないようですけど、ここまでくると、もう・・・・。
ちなみに、タマタクとかヤマタフって書いた場合にはどうなるんでしょ?
さあ、どうなるヤマタク!
山崎拓の“同姓同名”が出馬か
12日告示の衆院福岡2区補選(24日投開票)に立候補する山崎拓(やまさき・たく)首相補佐官(68)と同じ名前の男性が出馬の準備を進めていることが4日、分かった。自営業の「山崎拓(やまさき・ひらき)」氏(63)で、関係者が立候補予定者の事前説明会に出席した。仮に「第2の山拓」氏が出馬した場合、山崎拓票が二分される可能性がある。「落選なら引退」と背水の陣で臨む首相補佐官に、思わぬ強敵が出現した・・・・
地元選挙民の皆さんには申し訳ありませんが、やっぱりこれ、笑っちゃいますよ。
さすがに元愛人という方の出馬はないようですけど、ここまでくると、もう・・・・。
ちなみに、タマタクとかヤマタフって書いた場合にはどうなるんでしょ?
さあ、どうなるヤマタク!
2005年4月4日月曜日
2005年4月3日日曜日
異常性愛記録 ハレンチ
〔橘ますみ〕
1969年、東映京都。石井輝男監督。橘ますみ、吉田輝雄、若杉英二主演。
以前もお知らせしたとおり、石井輝男監督の「異常性愛路線」映画にあって、これまで唯一再映もテレビ放映もされなかった幻の作品。
このたび、リクエストが実り、めでたく東映チャンネルで放映されることと相成りました。
で、観ました。
シナリオは既に読んでいましたが、実際に観てみたら、なんとこれ、
石井輝男版・だめんずうぉ~か~
な映画でした。
なにしろ、若杉英二の変態演技があまりに凄いものだから、橘ますみたんがどんなに酷い目に遭っていても、なんだか笑えてしまい・・・・。
ごめんよ、ますみたん。
特に、「ノン子(ますみたんの役名)としかセックスできへん」とか言ってたくせに別の女と関係、性病を貰ってそれをますみたんに移しちゃった若杉英二が、ますみたんからそのことを問い詰められると、叱られた子供のようにうなだれて、
だって、金髪やったから。
と、言い訳する場面では、夜中に1人で大笑いしてしまいました(深夜の放映だったの)。
また、ますみたんに冷たくされてやけくそになった若杉英二が、神戸・福原のゲイ専用ソープランド(そんなんあるんか?)で踊り狂いながら好みの男の子を物色するくだり(青江のママ登場!)では不思議な高揚感が漂っていて、けっこう気に入ってしまいました。
オカマとSMする場面もすごかったけど。
前にも書いた「カツラずり落ちギャグ」は、演じていたのが簑和田良太だったため、爆笑度が3倍増しに。
ただし、南利明や由利徹は実際の作品には出ておらず(カルーセル麻紀も同様)、『石井輝男映画魂』にあるキャストとはかなりの異同がありました。
この2人が出ていたら、さらに爆笑度アップだったかも。
それから、いつもやり過ぎの小池朝雄がここではますみたんを見守るバーの常連さん役で、一歩引いた演技を見せていました。
一方、普段は傍観者の吉田輝雄は、今回はますみたんを救い出す白馬の騎士役。
橘ますみたんは、着物のまま浴槽に浸けられたり、トイレで用を足しているところを覗かれたり、さんざんな役ですが、衣装をとっかえひっかえして登場するので、とっても可愛かったです。
ところでこの映画、公開当初はSM映画の一種として受け止められていたようで、『奇譚クラブ』1969年6月号には、ペンネーム・麻曽比須人(「仏恥義理」系の当て字なれど、読みが・・・・)さんの「『ハレンチ』評」なる文章が掲載されており、そこには、
先日、東映の『異常性愛記録 ハレンチ』を見たが、M的傾向を期待していた私には、全く期待はずれであった・・・・
なんていう評がありました。
もちろん、今観ればこれがSM映画ではないことは明白でして、そう考えてみると、早すぎるだめんず映画だったのですね。
次は映画館で観たいです。
付記:現実の時間の経過の中に回想場面があちこちで挿入されるという構成のため、正確な時系列がややわかりにくいという難点がありました。
そういや、林・エロ将軍・真一郎(『新隠密剣士DVD-BOX』好評発売中!)の情けないブリーフ姿も登場。蔡明亮が喜びそうだわ。
(於:東映チャンネル)
1969年、東映京都。石井輝男監督。橘ますみ、吉田輝雄、若杉英二主演。
以前もお知らせしたとおり、石井輝男監督の「異常性愛路線」映画にあって、これまで唯一再映もテレビ放映もされなかった幻の作品。
このたび、リクエストが実り、めでたく東映チャンネルで放映されることと相成りました。
で、観ました。
シナリオは既に読んでいましたが、実際に観てみたら、なんとこれ、
石井輝男版・だめんずうぉ~か~
な映画でした。
なにしろ、若杉英二の変態演技があまりに凄いものだから、橘ますみたんがどんなに酷い目に遭っていても、なんだか笑えてしまい・・・・。
ごめんよ、ますみたん。
特に、「ノン子(ますみたんの役名)としかセックスできへん」とか言ってたくせに別の女と関係、性病を貰ってそれをますみたんに移しちゃった若杉英二が、ますみたんからそのことを問い詰められると、叱られた子供のようにうなだれて、
だって、金髪やったから。
と、言い訳する場面では、夜中に1人で大笑いしてしまいました(深夜の放映だったの)。
また、ますみたんに冷たくされてやけくそになった若杉英二が、神戸・福原のゲイ専用ソープランド(そんなんあるんか?)で踊り狂いながら好みの男の子を物色するくだり(青江のママ登場!)では不思議な高揚感が漂っていて、けっこう気に入ってしまいました。
オカマとSMする場面もすごかったけど。
前にも書いた「カツラずり落ちギャグ」は、演じていたのが簑和田良太だったため、爆笑度が3倍増しに。
ただし、南利明や由利徹は実際の作品には出ておらず(カルーセル麻紀も同様)、『石井輝男映画魂』にあるキャストとはかなりの異同がありました。
この2人が出ていたら、さらに爆笑度アップだったかも。
それから、いつもやり過ぎの小池朝雄がここではますみたんを見守るバーの常連さん役で、一歩引いた演技を見せていました。
一方、普段は傍観者の吉田輝雄は、今回はますみたんを救い出す白馬の騎士役。
橘ますみたんは、着物のまま浴槽に浸けられたり、トイレで用を足しているところを覗かれたり、さんざんな役ですが、衣装をとっかえひっかえして登場するので、とっても可愛かったです。
ところでこの映画、公開当初はSM映画の一種として受け止められていたようで、『奇譚クラブ』1969年6月号には、ペンネーム・麻曽比須人(「仏恥義理」系の当て字なれど、読みが・・・・)さんの「『ハレンチ』評」なる文章が掲載されており、そこには、
先日、東映の『異常性愛記録 ハレンチ』を見たが、M的傾向を期待していた私には、全く期待はずれであった・・・・
なんていう評がありました。
もちろん、今観ればこれがSM映画ではないことは明白でして、そう考えてみると、早すぎるだめんず映画だったのですね。
次は映画館で観たいです。
付記:現実の時間の経過の中に回想場面があちこちで挿入されるという構成のため、正確な時系列がややわかりにくいという難点がありました。
そういや、林・エロ将軍・真一郎(『新隠密剣士DVD-BOX』好評発売中!)の情けないブリーフ姿も登場。蔡明亮が喜びそうだわ。
(於:東映チャンネル)
2005年4月2日土曜日
六義園の枝垂桜
〔しようもない日常〕
いよいよお花見シーズン到来です。
ちょこっと地下鉄に乗って、六義園の枝垂桜を見に行ってきました。

ひょえー。こうしてみると迫力ありますな。ビルが邪魔だけど。

こちら接写の図。薄紅かしらん。

こちらお庭。大名庭園ざます。
1961年の日本・香港合作映画『香港の夜』で、生き別れになった生母(小暮実千代)と日本で再会した尤敏が、その後、司葉子、宝田明等と共に日本庭園を散策する、その場面で登場するのが、実はここ六義園なのであります。
44年前、尤敏が歩いたであろう玉砂利(ただの砂利だったかも)の道をあっしも歩き、感無量でありましたわ。
六義園の桜、枝垂桜は今が見ごろですが、染井吉野や山桜はまだまだですので、来週末あたりに行っても十分楽しめると思います。
ただし、ドンチャン騒ぎは厳禁ですので、くれぐれもご注意下さい。
いよいよお花見シーズン到来です。
ちょこっと地下鉄に乗って、六義園の枝垂桜を見に行ってきました。

ひょえー。こうしてみると迫力ありますな。ビルが邪魔だけど。

こちら接写の図。薄紅かしらん。

こちらお庭。大名庭園ざます。
1961年の日本・香港合作映画『香港の夜』で、生き別れになった生母(小暮実千代)と日本で再会した尤敏が、その後、司葉子、宝田明等と共に日本庭園を散策する、その場面で登場するのが、実はここ六義園なのであります。
44年前、尤敏が歩いたであろう玉砂利(ただの砂利だったかも)の道をあっしも歩き、感無量でありましたわ。
六義園の桜、枝垂桜は今が見ごろですが、染井吉野や山桜はまだまだですので、来週末あたりに行っても十分楽しめると思います。
ただし、ドンチャン騒ぎは厳禁ですので、くれぐれもご注意下さい。
2005年4月1日金曜日
戦後最初の香港ロケ映画
〔えいが〕
ほんとはメインサイトの方でアップしたいのですが、詳しいあらすじを書くのが面倒でそのままになっているため、こちらにてちょこっと作品の概要だけでもまとめておきます。
今でこそ、香港は週末に気軽に行ける観光地になっていますが、戦後、海外旅行が自由化されるまではおいそれと行くことなどできない「憧れの異国」でありまして、そんな異国にカメラを持ち込んでロケーションを行い、それ(ロケ)を売り物にした映画も数多く作られたのでありました。
そして、その嚆矢となったのが1955年の松竹作品『亡命記』(野村芳太郎監督)です。
おおまかな内容を説明すると、中国人留学生・顔紹昌(佐田啓二)と結婚した看護婦・左千子(岸恵子)が、夫の故郷である中国・南京に渡り、子供にも恵まれて幸せな生活を送りますが、顔が汪兆銘政権に協力したことから戦後漢奸の容疑をかけられ、重慶政府から追われる身となってしまいます。
顔は一足先に妻子を日本へ返し、妻子が待つ神戸への逃避行を開始します。
南京から上海、そして運良く日本へ辿り着いた顔でしたが、再会した左千子は重い肺病に侵されていました・・・・(まだまだ続く)というもので、香港でロケーションを行いながら、映画の中ではそこはあくまでも南京と上海になっている、ちょっと不思議な映画です。
このとき撮影協力を行ったのが、電懋〈キャセイ〉の前身である国際(資金面での協力は、邵逸夫〔ランラン・ショウ〕が行ったそうです)。
キャストも、佐田啓二の父親役に陳又新が扮した他、顔家のアマ役で秦沛3兄弟の母・紅薇が出演していますし、わたくしが観た範囲では、この他にも国府軍兵士役や、佐田啓二が逃亡の途中に立ち寄る食堂の主人役も香港側の俳優が演じていました。
こうして完成した作品は1955年5月に公開された後、第2回アジア映画祭(現・アジア太平洋映画祭)に出品され、岸恵子が主演女優賞を受賞しましたが、本作と同時期に香港ロケを行い、6月に公開されたのが松竹と国際の合作映画『東京-香港 蜜月旅行』(野村芳太郎監督)です。
こちらの方には前記2人の香港俳優の他、メイン・キャストに当時のトップ・スターであった林黛と厳俊が加わっています。
この映画(『東京~』)では『亡命記』と異なり、香港は香港としてきちんと登場、スターフェリーやピークトラム、タイガーバームガーデン等で撮影を行っているようですが、残念ながら再上映の機会がないため未見のままです。
いつかどこかで上映してくれないものでしょうか。
付記:『亡命記』に佐田&岸の娘役で出ていたシリヤ・ポール(泣かせる名演)は、後のオリーブ(パンチ・ガールね)ことシリア・ポールらしいっす。でも、中国人と日本人のハーフが、インド系って・・・・。
『東京~』の国内撮影のさいには、国際作品『菊子姑娘』等の日本ロケが同時進行で行われ、松竹が撮影協力をしたそうです。
ほんとはメインサイトの方でアップしたいのですが、詳しいあらすじを書くのが面倒でそのままになっているため、こちらにてちょこっと作品の概要だけでもまとめておきます。
今でこそ、香港は週末に気軽に行ける観光地になっていますが、戦後、海外旅行が自由化されるまではおいそれと行くことなどできない「憧れの異国」でありまして、そんな異国にカメラを持ち込んでロケーションを行い、それ(ロケ)を売り物にした映画も数多く作られたのでありました。
そして、その嚆矢となったのが1955年の松竹作品『亡命記』(野村芳太郎監督)です。
おおまかな内容を説明すると、中国人留学生・顔紹昌(佐田啓二)と結婚した看護婦・左千子(岸恵子)が、夫の故郷である中国・南京に渡り、子供にも恵まれて幸せな生活を送りますが、顔が汪兆銘政権に協力したことから戦後漢奸の容疑をかけられ、重慶政府から追われる身となってしまいます。
顔は一足先に妻子を日本へ返し、妻子が待つ神戸への逃避行を開始します。
南京から上海、そして運良く日本へ辿り着いた顔でしたが、再会した左千子は重い肺病に侵されていました・・・・(まだまだ続く)というもので、香港でロケーションを行いながら、映画の中ではそこはあくまでも南京と上海になっている、ちょっと不思議な映画です。
このとき撮影協力を行ったのが、電懋〈キャセイ〉の前身である国際(資金面での協力は、邵逸夫〔ランラン・ショウ〕が行ったそうです)。
キャストも、佐田啓二の父親役に陳又新が扮した他、顔家のアマ役で秦沛3兄弟の母・紅薇が出演していますし、わたくしが観た範囲では、この他にも国府軍兵士役や、佐田啓二が逃亡の途中に立ち寄る食堂の主人役も香港側の俳優が演じていました。
こうして完成した作品は1955年5月に公開された後、第2回アジア映画祭(現・アジア太平洋映画祭)に出品され、岸恵子が主演女優賞を受賞しましたが、本作と同時期に香港ロケを行い、6月に公開されたのが松竹と国際の合作映画『東京-香港 蜜月旅行』(野村芳太郎監督)です。
こちらの方には前記2人の香港俳優の他、メイン・キャストに当時のトップ・スターであった林黛と厳俊が加わっています。
この映画(『東京~』)では『亡命記』と異なり、香港は香港としてきちんと登場、スターフェリーやピークトラム、タイガーバームガーデン等で撮影を行っているようですが、残念ながら再上映の機会がないため未見のままです。
いつかどこかで上映してくれないものでしょうか。
付記:『亡命記』に佐田&岸の娘役で出ていたシリヤ・ポール(泣かせる名演)は、後のオリーブ(パンチ・ガールね)ことシリア・ポールらしいっす。でも、中国人と日本人のハーフが、インド系って・・・・。
『東京~』の国内撮影のさいには、国際作品『菊子姑娘』等の日本ロケが同時進行で行われ、松竹が撮影協力をしたそうです。
「我慢しろ」と言われれば
〔しようもない日常〕
医者、行ってきました。
アレルギー検査の結果によると「中程度の花粉症」らしいのですが、ここ数日ふつーに鼻炎の薬を飲んでも具合が悪いので、その旨をお医者さんに訴えたところ、「どうしても辛い時に飲む強力な薬」というのを出してくれました。
で、こらえ性のないわたくしは、帰宅後早速その薬を飲んでしまいました。
おかげで、今は比較的調子がいいです。
ところで、「どうしても辛い」というと思い出すのが、3年前の今頃の出来事。
ある晩、身体が飲むもの食べるもの全てを受け付けない状態になってしまい(ようするに、全部戻しちゃうのね)、腹痛もひどかったため、「これは救急車を呼ぶしかないな」と思ったものの、まずは以前に胆嚢摘出手術を受けた病院(K沢公園そばにある旧国立病院)の急患で診てもらえないかと考え、そちらへ電話してみました。
すると、当直らしき若い女性医師が電話に出て、
どうしても、我慢できませんか?
と、面倒くさそうにわたくしに問いかけてきます。
本来ならば、ここで「我慢できませーん!苦しいです!」と答えるべきなのでしょうが(実際苦しくて仕方がなかったのです)、間抜けなわたくしは、
が・・・・我慢しろと言われれば、我慢できなくもありません。
と答えてしまい、
あ、そうですか。じゃ、我慢してください。
と、あっさり電話を切られてしまったのでありましたよ。
結局、その後すぐに救急車を呼んで、G反田にある電話会社の病院で診てもらえたのですが、レントゲン写真を見た当直の先生が「腸閉塞の疑いあり」なんて言い出して、いやはや、酷い目に遭いましたです。
・・・・って、あらら、今日は「戦後初の香港ロケ映画」について書く予定だったのに、なんだかつまらない病気話になってしまいました。
本題はまた後ほど。
医者、行ってきました。
アレルギー検査の結果によると「中程度の花粉症」らしいのですが、ここ数日ふつーに鼻炎の薬を飲んでも具合が悪いので、その旨をお医者さんに訴えたところ、「どうしても辛い時に飲む強力な薬」というのを出してくれました。
で、こらえ性のないわたくしは、帰宅後早速その薬を飲んでしまいました。
おかげで、今は比較的調子がいいです。
ところで、「どうしても辛い」というと思い出すのが、3年前の今頃の出来事。
ある晩、身体が飲むもの食べるもの全てを受け付けない状態になってしまい(ようするに、全部戻しちゃうのね)、腹痛もひどかったため、「これは救急車を呼ぶしかないな」と思ったものの、まずは以前に胆嚢摘出手術を受けた病院(K沢公園そばにある旧国立病院)の急患で診てもらえないかと考え、そちらへ電話してみました。
すると、当直らしき若い女性医師が電話に出て、
どうしても、我慢できませんか?
と、面倒くさそうにわたくしに問いかけてきます。
本来ならば、ここで「我慢できませーん!苦しいです!」と答えるべきなのでしょうが(実際苦しくて仕方がなかったのです)、間抜けなわたくしは、
が・・・・我慢しろと言われれば、我慢できなくもありません。
と答えてしまい、
あ、そうですか。じゃ、我慢してください。
と、あっさり電話を切られてしまったのでありましたよ。
結局、その後すぐに救急車を呼んで、G反田にある電話会社の病院で診てもらえたのですが、レントゲン写真を見た当直の先生が「腸閉塞の疑いあり」なんて言い出して、いやはや、酷い目に遭いましたです。
・・・・って、あらら、今日は「戦後初の香港ロケ映画」について書く予定だったのに、なんだかつまらない病気話になってしまいました。
本題はまた後ほど。
2005年3月31日木曜日
コン・リーがハンニバル・レクターを洗脳する?
〔ちょっとお耳に〕
昨日から気候が暖かくなったので、また体調不良です。
明日、医者に行かないと・・・・。
鞏俐出演《沉默的羔羊前傳》扮食人魔教導專家
據港臺媒體報道﹐在演出《藝妓回憶錄》後﹐鞏俐又確定接演好萊塢大片《沉默的羔羊前傳》﹐飾演教導食人魔漢尼拔博士生活禮儀的日本專家﹐是一個影響漢尼拔一生的關鍵角色﹐而這也是鞏俐繼《藝妓回憶錄》後﹐第二次飾演日本人・・・・
コン・リーが若き日のハンニバル・レクター博士を描いた映画『羊たちの沈黙前伝(英文タイトル不詳)』で、レクター博士に影響を与える日本人・紫夫人(紫式部かよ!)を演じる・・・・とか。
英文記事で大元を探しましたが、一番古い記事はやっぱり中国発。
てなわけで、ほんとに出るのかどうかはまだ未知数みたいです。
でも!
『マイアミ・バイス』には出るみたいよ。ウフフ。
昨日から気候が暖かくなったので、また体調不良です。
明日、医者に行かないと・・・・。
鞏俐出演《沉默的羔羊前傳》扮食人魔教導專家
據港臺媒體報道﹐在演出《藝妓回憶錄》後﹐鞏俐又確定接演好萊塢大片《沉默的羔羊前傳》﹐飾演教導食人魔漢尼拔博士生活禮儀的日本專家﹐是一個影響漢尼拔一生的關鍵角色﹐而這也是鞏俐繼《藝妓回憶錄》後﹐第二次飾演日本人・・・・
コン・リーが若き日のハンニバル・レクター博士を描いた映画『羊たちの沈黙前伝(英文タイトル不詳)』で、レクター博士に影響を与える日本人・紫夫人(紫式部かよ!)を演じる・・・・とか。
英文記事で大元を探しましたが、一番古い記事はやっぱり中国発。
てなわけで、ほんとに出るのかどうかはまだ未知数みたいです。
でも!
『マイアミ・バイス』には出るみたいよ。ウフフ。
2005年3月30日水曜日
子怡ちゃん、ごきげんなれど
〔ちょっとお耳に〕

チャン・ツィイーがオダジョーと同じ籠の中。「オペレッタ狸御殿」
1940~50年代に流行した時代劇ミュージカル「狸御殿」シリーズを、巨匠・鈴木清順監督が全く新しいかたちで甦らせた喜劇「オペレッタ狸御殿」のPRのため、日本映画初主演となるチャン・ツィイーが来日。3月29日、監督と共演のオダギリジョーとともに、パークハイアット東京(東京・新宿)で会見を開いた・・・・
関連記事は、こちらとこちら。
昨日もお知らせしたとおり、子怡ちゃん、香港から東京へ飛んできていました。
オダギリジョーを評して「彼は日本男性の良いところが全て揃っている。彼を標準にしたらボーイフレンド探しが大変」と、香港のカレが聞いたらやきもちを妬きそうな絶賛コメントをなさっております。
金像奨受賞に新作PRと「わが世の春」を謳歌している感のある子怡ちゃんですが、インタビューでの不用意発言が地元ファンの反発を買うなど、トラブルメーカーぶりは相変らずのご様子。
もう少し謙虚になった方が・・・・とつい心配になってしまうのは、わたくしだけでしょうか。

チャン・ツィイーがオダジョーと同じ籠の中。「オペレッタ狸御殿」
1940~50年代に流行した時代劇ミュージカル「狸御殿」シリーズを、巨匠・鈴木清順監督が全く新しいかたちで甦らせた喜劇「オペレッタ狸御殿」のPRのため、日本映画初主演となるチャン・ツィイーが来日。3月29日、監督と共演のオダギリジョーとともに、パークハイアット東京(東京・新宿)で会見を開いた・・・・
関連記事は、こちらとこちら。
昨日もお知らせしたとおり、子怡ちゃん、香港から東京へ飛んできていました。
オダギリジョーを評して「彼は日本男性の良いところが全て揃っている。彼を標準にしたらボーイフレンド探しが大変」と、香港のカレが聞いたらやきもちを妬きそうな絶賛コメントをなさっております。
金像奨受賞に新作PRと「わが世の春」を謳歌している感のある子怡ちゃんですが、インタビューでの不用意発言が地元ファンの反発を買うなど、トラブルメーカーぶりは相変らずのご様子。
もう少し謙虚になった方が・・・・とつい心配になってしまうのは、わたくしだけでしょうか。
2005年3月29日火曜日
慾燄狂流 (Torrent of Desire)
〔えいが〕

1969年、香港(邵氏)。羅臻監督。胡燕妮、喬荘、楊帆、于倩、田豊主演。
なんだか、子怡ちゃん来日中らしいんですけど、こちらは先日の金像奨での「テレンスママ残念企画」(助演女優賞にノミネートされるも、受賞はならず)ということで、若き日のママ(胡燕妮〔ジェニー・フー〕)の作品をご紹介。
例によって、スーパーアバウトなあらすじは、下記の通り。
香港の富豪・林(田豊)の息子である大偉(喬荘)は酒色に溺れる日々を送っていましたが、幼馴染で親友の陳漢民(楊帆)から朱丹楓(胡燕妮)を紹介されて一目ぼれ、彼女のために今までの自堕落な生活から更正することを誓います。
実は漢民も丹楓に思いを寄せていましたが、大偉との友情を優先させて自分は身を引き、2人の仲を取り持ちます。
漢民の仲立ちで2人はぶじ結婚するものの、大偉の妹である曼娜(于倩)は丹楓のことが気に入りません。
兄に負けず劣らずの奔放な生活を送る曼娜は、心の底では漢民を慕っていましたが、それが受け入れられないと知ると、腹いせに漢民と丹楓が浮気をしているという嘘を兄に告げます。
漢民と丹楓の仲を疑い始めた大偉は再び酒に溺れ始め、やがて悲劇が彼らを襲うのでした・・・・。
ストーリー的にはありがちなメロドラマですが、林家の皆さん(田豊、喬荘、于倩)のキレっぷりが強烈なので、フジテレビの午後1時30分枠(東海テレビ製作)で流したくなるようなドロドロドラマに仕上がっていました。
特に、逆上すると書斎からライフルを持ち出して所かまわずぶっ放す田豊と喬荘には、父子揃って精神科に診てもらった方がいいんじゃないかと思いましたです。
于倩も、思いを寄せる楊帆に大胆ヌード(全裸&露點!)で迫る肉弾攻撃を発動(あえなく玉砕するけど)、おかげで悩める若妻役のテレンスママは、かなーリ影が薄かったです、はい。
また、王福齢のこってり系の音楽が林家の狂気度をさらに増幅させるようにこれでもかというほど流れて、やや食傷気味になりました。
おまけに、なぜか『狂戀詩』のメインテーマ(タイトルバックで流れるギターの音楽)を使い回ししていて、「手抜きすんなよ!」と思わず言いたくなりましたわ。
ラストは一応ハッピーエンド(?)なのですが、無駄に人は死ぬし、アクション映画でもないのにやたらと格闘シーンが満載だったりと、なかなか乱暴な文芸映画でした。
けっこう楽しめたけどね。

こんなダムが出てきました。どこでしょう?

なぜか出てます、午馬。

1969年、香港(邵氏)。羅臻監督。胡燕妮、喬荘、楊帆、于倩、田豊主演。
なんだか、子怡ちゃん来日中らしいんですけど、こちらは先日の金像奨での「テレンスママ残念企画」(助演女優賞にノミネートされるも、受賞はならず)ということで、若き日のママ(胡燕妮〔ジェニー・フー〕)の作品をご紹介。
例によって、スーパーアバウトなあらすじは、下記の通り。
香港の富豪・林(田豊)の息子である大偉(喬荘)は酒色に溺れる日々を送っていましたが、幼馴染で親友の陳漢民(楊帆)から朱丹楓(胡燕妮)を紹介されて一目ぼれ、彼女のために今までの自堕落な生活から更正することを誓います。
実は漢民も丹楓に思いを寄せていましたが、大偉との友情を優先させて自分は身を引き、2人の仲を取り持ちます。
漢民の仲立ちで2人はぶじ結婚するものの、大偉の妹である曼娜(于倩)は丹楓のことが気に入りません。
兄に負けず劣らずの奔放な生活を送る曼娜は、心の底では漢民を慕っていましたが、それが受け入れられないと知ると、腹いせに漢民と丹楓が浮気をしているという嘘を兄に告げます。
漢民と丹楓の仲を疑い始めた大偉は再び酒に溺れ始め、やがて悲劇が彼らを襲うのでした・・・・。
ストーリー的にはありがちなメロドラマですが、林家の皆さん(田豊、喬荘、于倩)のキレっぷりが強烈なので、フジテレビの午後1時30分枠(東海テレビ製作)で流したくなるようなドロドロドラマに仕上がっていました。
特に、逆上すると書斎からライフルを持ち出して所かまわずぶっ放す田豊と喬荘には、父子揃って精神科に診てもらった方がいいんじゃないかと思いましたです。
于倩も、思いを寄せる楊帆に大胆ヌード(全裸&露點!)で迫る肉弾攻撃を発動(あえなく玉砕するけど)、おかげで悩める若妻役のテレンスママは、かなーリ影が薄かったです、はい。
また、王福齢のこってり系の音楽が林家の狂気度をさらに増幅させるようにこれでもかというほど流れて、やや食傷気味になりました。
おまけに、なぜか『狂戀詩』のメインテーマ(タイトルバックで流れるギターの音楽)を使い回ししていて、「手抜きすんなよ!」と思わず言いたくなりましたわ。
ラストは一応ハッピーエンド(?)なのですが、無駄に人は死ぬし、アクション映画でもないのにやたらと格闘シーンが満載だったりと、なかなか乱暴な文芸映画でした。
けっこう楽しめたけどね。

こんなダムが出てきました。どこでしょう?

なぜか出てます、午馬。
2005年3月28日月曜日
寳島玉女、ついに離婚
〔ちょっとお耳に〕

柯俊雄、張美瑤真的離了
柯俊雄和張美瑤這段有名無實的婚姻終於畫下句點!昨天,柯俊雄參加婚外情女友蔡青樺的新書發表會時,坦承去年十二月時與張美瑤正式離婚・・・・
関連記事は、こちら。
いささか遅ればせな感もある情報なのですが、あっし自身は今しがた台湾のお友達のサイトで知ったもので。
台湾芸能界の超ビッグカップルにして仮面夫婦(?)としても有名だった柯俊雄(オー・ジョンホン、クー・ジュンション)と張美瑶(チャン・メイヤオ)夫妻が、昨年12月に正式離婚していたことが判明しました。
以前、こちらでもご紹介したとおり、張美瑶は1960年代に「寳島玉女」と呼ばれて絶大な人気を博した大女優。
その美貌に目をつけた東宝が、『香港の白い薔薇』『バンコックの夜』等で彼女を起用したこともありました。
一方の柯俊雄も、台湾映画界を代表する亞洲影帝。
2人は映画での共演をきっかけに知り合い、柯俊雄の猛烈なアタックが実ってゴールイン、張美瑶は芸能界を引退して家庭に入りました。
しかし、映画における豪放磊落なイメージ同様、柯俊雄の女性関係は結婚後もおさまることがありませんでした。
特に、ここ10年余りは妻子の待つ家へは帰らずに別の女性と同居、その女性とも子供を設けていたといいます。
てなわけで、離婚するべくして離婚した2人ですが、張美瑶もよく我慢していたものだと思います。
おそらく、「子供が大きくなるまでは」と思いつつ耐えていたのでしょうが(記事によれば、借金問題もあった模様)、どうかこれからは、自分の幸せだけを追求して下さいね。

柯俊雄、張美瑤真的離了
柯俊雄和張美瑤這段有名無實的婚姻終於畫下句點!昨天,柯俊雄參加婚外情女友蔡青樺的新書發表會時,坦承去年十二月時與張美瑤正式離婚・・・・
関連記事は、こちら。
いささか遅ればせな感もある情報なのですが、あっし自身は今しがた台湾のお友達のサイトで知ったもので。
台湾芸能界の超ビッグカップルにして仮面夫婦(?)としても有名だった柯俊雄(オー・ジョンホン、クー・ジュンション)と張美瑶(チャン・メイヤオ)夫妻が、昨年12月に正式離婚していたことが判明しました。
以前、こちらでもご紹介したとおり、張美瑶は1960年代に「寳島玉女」と呼ばれて絶大な人気を博した大女優。
その美貌に目をつけた東宝が、『香港の白い薔薇』『バンコックの夜』等で彼女を起用したこともありました。
一方の柯俊雄も、台湾映画界を代表する亞洲影帝。
2人は映画での共演をきっかけに知り合い、柯俊雄の猛烈なアタックが実ってゴールイン、張美瑶は芸能界を引退して家庭に入りました。
しかし、映画における豪放磊落なイメージ同様、柯俊雄の女性関係は結婚後もおさまることがありませんでした。
特に、ここ10年余りは妻子の待つ家へは帰らずに別の女性と同居、その女性とも子供を設けていたといいます。
てなわけで、離婚するべくして離婚した2人ですが、張美瑶もよく我慢していたものだと思います。
おそらく、「子供が大きくなるまでは」と思いつつ耐えていたのでしょうが(記事によれば、借金問題もあった模様)、どうかこれからは、自分の幸せだけを追求して下さいね。
2005年3月27日日曜日
さいきん読んだ本
〔ほん〕
今日はだいぶ調子がいいです。
が、まだ長い記事を書く気にならないので、さいきん読んだ本のメモでも。
『童月娟:回憶錄暨圖文資料彙編』(電影家系列2)
左桂芳、姚立群著。2001年12月、國家電影資料館。
"ムービー・キング"こと張善琨の夫人にして、自身も女優・プロデューサーとして活躍した童月娟(2003年没)の聞き書きによる回顧録。
香港でも同種の書物が出ていますが、こちらは台湾の國家電影資料館が出版したもの。
夫・張善琨と川喜多長政の篤い友情と、川喜多に対する童の感謝の言葉に心打たれます。
また、張が急逝した後、彼の意思を受け継いでプロデューサーとして映画を製作し続けた、その奮闘ぶりを綴った部分にも読み応えがありました。
なお、本書の中で童は「改革解放後、大陸にいる友人から『中国に戻ってきたら』との誘いを受けたけれども、自分は国民党を支持し続けてきたので大陸へ行く気はない」と語っていますが、亡くなった時は上海にいましたから、結局は自分のルーツに帰ってその生涯を終えたのでした。
巻末の写真集及び作品リスト(新華、中華電影)も貴重。
『春花夢露 正宗台語電影興衰録』
葉龍彦著。1999年9月、博揚文化事業有限公司。
台湾語映画の成立からその末路までを辿った書物。
台湾語映画の監督に関するくわしい記述が、大変役に立ちました。
特に、戦後初の台湾語映画を撮った邵羅輝が、1962年、大蔵映画との合作映画を撮るために来日した、その裏には戦後のどさくさで生き別れになった奥さん(日本人)を探す目的もあった、という記述には、ちいとばかり切なくなりましたです。
「若い頃、あなたはどんな映画を観ていましたか?」という聞き取り調査の結果も、なかなか興味深いものがありました。
小林旭と石原裕次郎はダントツの人気ですが、(新東宝ないしは松竹の)海女映画に強烈な思い出のある人がいて、彼の地でもこの手の映画に根強い支持があったことを改めて知ったのでありました。
今日はだいぶ調子がいいです。
が、まだ長い記事を書く気にならないので、さいきん読んだ本のメモでも。
『童月娟:回憶錄暨圖文資料彙編』(電影家系列2)
左桂芳、姚立群著。2001年12月、國家電影資料館。
"ムービー・キング"こと張善琨の夫人にして、自身も女優・プロデューサーとして活躍した童月娟(2003年没)の聞き書きによる回顧録。
香港でも同種の書物が出ていますが、こちらは台湾の國家電影資料館が出版したもの。
夫・張善琨と川喜多長政の篤い友情と、川喜多に対する童の感謝の言葉に心打たれます。
また、張が急逝した後、彼の意思を受け継いでプロデューサーとして映画を製作し続けた、その奮闘ぶりを綴った部分にも読み応えがありました。
なお、本書の中で童は「改革解放後、大陸にいる友人から『中国に戻ってきたら』との誘いを受けたけれども、自分は国民党を支持し続けてきたので大陸へ行く気はない」と語っていますが、亡くなった時は上海にいましたから、結局は自分のルーツに帰ってその生涯を終えたのでした。
巻末の写真集及び作品リスト(新華、中華電影)も貴重。
『春花夢露 正宗台語電影興衰録』
葉龍彦著。1999年9月、博揚文化事業有限公司。
台湾語映画の成立からその末路までを辿った書物。
台湾語映画の監督に関するくわしい記述が、大変役に立ちました。
特に、戦後初の台湾語映画を撮った邵羅輝が、1962年、大蔵映画との合作映画を撮るために来日した、その裏には戦後のどさくさで生き別れになった奥さん(日本人)を探す目的もあった、という記述には、ちいとばかり切なくなりましたです。
「若い頃、あなたはどんな映画を観ていましたか?」という聞き取り調査の結果も、なかなか興味深いものがありました。
小林旭と石原裕次郎はダントツの人気ですが、(新東宝ないしは松竹の)海女映画に強烈な思い出のある人がいて、彼の地でもこの手の映画に根強い支持があったことを改めて知ったのでありました。
2005年3月25日金曜日
毎日が地獄です
〔しようもない日常〕
花粉症のせいで「毎日が地獄」です。
こんなに苦しいのは初めて。
おかげで、まとまった記事を書く気になれませんわ。
で、下はちょっと気になったニュース。
セクシー女性No.1米女優A・ジョリーに 男性誌読者選ぶ
米男性雑誌FHM(For Him Magazine、四月五日発売)は、約千五百万人の読者が選んだ「世界で最もセクシーな女性ベスト100」を発表した。一位は人気ハリウッド女優、アンジェリーナ・ジョリー(29)。昨年は二位だったが今年はトップに輝いた。また日本でも人気の露プロテニス選手、マリア・シャラポワ(17)が十九位にランクインした。
ジョリーはここ三年、毎年トップ10にランクしている。一位になった理由について同誌編集長は「読者が考えるセクシーという概念のすべてを具現化している存在」と評価している。
二位は、米で四年目に突入する大人気テレビドラマ「エイリアス」で主人公のCIAの二重スパイ役を演じる人気女優、ジェニファー・ガーナー(32)。三位は米ヒルトン・ホテル・グループの令嬢だが、奔放な私生活が何かと話題のタレント・女優、パリス・ヒルトン(24)が昨年の三十八位から急上昇した・・・・
あのー、つかぬ事をお伺いしますが、パリス・ヒルトンって、セクシーなんですか?
・・・・また鼻が詰まってきたわ。
花粉症のせいで「毎日が地獄」です。
こんなに苦しいのは初めて。
おかげで、まとまった記事を書く気になれませんわ。
で、下はちょっと気になったニュース。
セクシー女性No.1米女優A・ジョリーに 男性誌読者選ぶ
米男性雑誌FHM(For Him Magazine、四月五日発売)は、約千五百万人の読者が選んだ「世界で最もセクシーな女性ベスト100」を発表した。一位は人気ハリウッド女優、アンジェリーナ・ジョリー(29)。昨年は二位だったが今年はトップに輝いた。また日本でも人気の露プロテニス選手、マリア・シャラポワ(17)が十九位にランクインした。
ジョリーはここ三年、毎年トップ10にランクしている。一位になった理由について同誌編集長は「読者が考えるセクシーという概念のすべてを具現化している存在」と評価している。
二位は、米で四年目に突入する大人気テレビドラマ「エイリアス」で主人公のCIAの二重スパイ役を演じる人気女優、ジェニファー・ガーナー(32)。三位は米ヒルトン・ホテル・グループの令嬢だが、奔放な私生活が何かと話題のタレント・女優、パリス・ヒルトン(24)が昨年の三十八位から急上昇した・・・・
あのー、つかぬ事をお伺いしますが、パリス・ヒルトンって、セクシーなんですか?
・・・・また鼻が詰まってきたわ。
2005年3月24日木曜日
お久しぶりですが
〔ちょっとお耳に〕

ココ・リー:「セクシー・スパイシー・悪戯」なアルバム
女性人気歌手の李玟(ココ・リー)が25日、4年ぶりとなるオリジナル英語アルバム『EXPOSED』を香港、台湾、シンガポール、マレーシアなど、アジア各国で発売する・・・・
お久しぶりのCOCOちゃんです。
前回の英語アルバムは日本でもリリースされましたが、今回はどうなんでしょ?
少なくともファッションに関しては、叶姉妹とタイマンはれそうですけど。
それにしても、サーチナの写真のCOCOちゃんの顔、なんか変ですね。
お直しでもしたのかしら。
アルバム、売れるといいね。
ココ・リー:「セクシー・スパイシー・悪戯」なアルバム
女性人気歌手の李玟(ココ・リー)が25日、4年ぶりとなるオリジナル英語アルバム『EXPOSED』を香港、台湾、シンガポール、マレーシアなど、アジア各国で発売する・・・・
お久しぶりのCOCOちゃんです。
前回の英語アルバムは日本でもリリースされましたが、今回はどうなんでしょ?
少なくともファッションに関しては、叶姉妹とタイマンはれそうですけど。
それにしても、サーチナの写真のCOCOちゃんの顔、なんか変ですね。
お直しでもしたのかしら。
アルバム、売れるといいね。
2005年3月23日水曜日
石川ブームが来る?
〔ちょっとお耳に〕
台湾のテレビ局が石川県舞台にドラマ制作
台湾のテレビ局「中視文化公司」の林銅城社長らが22日、石川県庁で会見し、石川県を一部舞台にした日本、台湾、中国の俳優らが共演する恋愛ドラマを制作すると発表した。
石川県と県内企業が、台湾と中国からの観光客を増やす機会にしようと、県内でのロケ費用約1億円を負担する。撮影は3月末から兼六園などで開始、台湾と中国で11月ごろ放送される予定・・・・
ドラマ「花の恋」、県内舞台に制作 台湾の会社と県 ロケ支援へ契約
県内を舞台にしたテレビドラマ「花の恋」を制作する台湾の会社「中視文化公司」の一行が22日、県庁を訪れ、ロケ支援の契約を県と結んだ。県、金沢市など14市町、各商工会や地元企業などから計9700万円の出資を受け、宿泊や交通費、機材の貸し出しなどに充てる・・・・
関連情報は、こちら。
石川県が台湾・中国からの観光客誘致のため、台湾のテレビドラマ制作の支援に乗り出しました。
でも、関連情報の方にある「栗原小巻、中野良子らの起用も検討されている」って、なんだかわかりやす過ぎて怖いわ。
いくら大陸をターゲットにしていると言っても、ねえ。
他に誰かいないのかしらん?
それよりもあっしが注目したいのは、監督が張之亮だということ。
ジェイコブさんの力で、石川県に観光特需が巻き起こるのか・・・・まずは期待してまっせ!
台湾のテレビ局が石川県舞台にドラマ制作
台湾のテレビ局「中視文化公司」の林銅城社長らが22日、石川県庁で会見し、石川県を一部舞台にした日本、台湾、中国の俳優らが共演する恋愛ドラマを制作すると発表した。
石川県と県内企業が、台湾と中国からの観光客を増やす機会にしようと、県内でのロケ費用約1億円を負担する。撮影は3月末から兼六園などで開始、台湾と中国で11月ごろ放送される予定・・・・
ドラマ「花の恋」、県内舞台に制作 台湾の会社と県 ロケ支援へ契約
県内を舞台にしたテレビドラマ「花の恋」を制作する台湾の会社「中視文化公司」の一行が22日、県庁を訪れ、ロケ支援の契約を県と結んだ。県、金沢市など14市町、各商工会や地元企業などから計9700万円の出資を受け、宿泊や交通費、機材の貸し出しなどに充てる・・・・
関連情報は、こちら。
石川県が台湾・中国からの観光客誘致のため、台湾のテレビドラマ制作の支援に乗り出しました。
でも、関連情報の方にある「栗原小巻、中野良子らの起用も検討されている」って、なんだかわかりやす過ぎて怖いわ。
いくら大陸をターゲットにしていると言っても、ねえ。
他に誰かいないのかしらん?
それよりもあっしが注目したいのは、監督が張之亮だということ。
ジェイコブさんの力で、石川県に観光特需が巻き起こるのか・・・・まずは期待してまっせ!
2005年3月22日火曜日
トムとヒデ
〔ちょっとお耳に〕
世界の「ヒデ中田」!トム・クルーズが監督に抜擢
米スター、トム・クルーズ(42)がプロデュースするタイのホラー映画「the EYE【アイ】」のハリウッドリメーク版の監督に中田秀夫監督(43)が抜擢された。同監督のハリウッド初進出作「ザ・リング2」は18日に北米で封切られ、20日までの週末3日間の興行成績で1位を獲得した。中田監督は“ジャパニーズ・ホラー”の第一人者。さすが、世界のトムはお目が高い!・・・・
「お目が高い」のか否かはよくわかりませんが、タイ発・香港経由・ロスアンゼルス行きの飛行機に乗ったら、出迎えの札を持って立っていたのは日本人だった、てなところでしょうか。
ま、オリジナルの『the EYE(見鬼)』自体、「これって、『ブラックジャック(瞳の中の訪問者)』じゃない?」という声がありますし、それ以前には『恐怖新聞』な映画もありましたから、そう考えてみると、先祖帰りと言えなくもないの・・・・かしらん?
とりあえず、仕上がりに期待しましょう。
世界の「ヒデ中田」!トム・クルーズが監督に抜擢
米スター、トム・クルーズ(42)がプロデュースするタイのホラー映画「the EYE【アイ】」のハリウッドリメーク版の監督に中田秀夫監督(43)が抜擢された。同監督のハリウッド初進出作「ザ・リング2」は18日に北米で封切られ、20日までの週末3日間の興行成績で1位を獲得した。中田監督は“ジャパニーズ・ホラー”の第一人者。さすが、世界のトムはお目が高い!・・・・
「お目が高い」のか否かはよくわかりませんが、タイ発・香港経由・ロスアンゼルス行きの飛行機に乗ったら、出迎えの札を持って立っていたのは日本人だった、てなところでしょうか。
ま、オリジナルの『the EYE(見鬼)』自体、「これって、『ブラックジャック(瞳の中の訪問者)』じゃない?」という声がありますし、それ以前には『恐怖新聞』な映画もありましたから、そう考えてみると、先祖帰りと言えなくもないの・・・・かしらん?
とりあえず、仕上がりに期待しましょう。
2005年3月21日月曜日
中華電影戯劇海報精選
〔ほん〕

洪述棠編。2003年3月、中華民國電影戯劇協會。
1950年代~2001年までの台湾映画ポスター集。
といっても、この団体(中華民國電影戯劇協會)の性格が「促進三民主義文化建設、完成反共複國大業」という国民党の政策に乗っ取ったものであるため、いきおい官製映画会社、特に中央電影のポスターが中心になっており、台湾語映画のポスターはほとんど収載されておりません。
そんなわけで、巻頭を飾るポスターは1962年の大映&中影による日台合作映画『秦始皇帝(秦始皇)』、以下、『海辺の女たち(蚵女)』『あひるを飼う家(養家人家)』と続きます。
しかし、不思議なのは侯孝賢作品のポスターが、『童年往事 時の流れ(童年往事)』と『恋恋風塵(戀戀風塵)』の他は、『冬冬の夏休み(冬冬的假期)』の日本版ポスターしか掲載されていないこと(『坊やの人形(兒子的大玩偶)』もあったけど、あれはオムニバスですし)。
それに、『金門島にかける橋(海灣風雲)』のポスターもないですね。どんなポスターだったのか、興味があるのだけれど。
李翰祥作品のポスターが見られないのも、なんとも惜しいところです。
加えて、香港のこの種の本においてはポスターに精緻な解説が添えられて、(ポスターの)画像を見、(解説の)文章を読みながら、映画史のお勉強ができるのに対して、こちらはただ年代順にポスターを並べてあるだけなので、画像はきれいですが内容的には物足りなさが残ります。
さらに中央電影以外の作品になると、1962年の『呉鳳』(台湾電影製片廠。香港・日本から主要スタッフ・キャストを招いて製作されたカラー作品。カメラを山中晋、照明を関川次郎が担当しています。VIVA!新東宝!)が1968年になっていたり、1981年の『頑皮偵探三遊龍』が1964年になっていたりと、映画史のお勉強どころか足を引っ張るような誤記が目立ちました。
が、そうは言っても、これだけのポスターを集めた本は貴重だと思いますし、これを見ると日本では本当にごく一部の台湾映画しか紹介されてこなかったことがよくわかります。
もっともっと、娯楽映画が観たいものですねえ。
付記:収載作品の内、『蛇魔女大鬧都市』って映画がすっごく気になったんですが、どんな映画なんでしょう?蒋光超や田豐が出ています。

洪述棠編。2003年3月、中華民國電影戯劇協會。
1950年代~2001年までの台湾映画ポスター集。
といっても、この団体(中華民國電影戯劇協會)の性格が「促進三民主義文化建設、完成反共複國大業」という国民党の政策に乗っ取ったものであるため、いきおい官製映画会社、特に中央電影のポスターが中心になっており、台湾語映画のポスターはほとんど収載されておりません。
そんなわけで、巻頭を飾るポスターは1962年の大映&中影による日台合作映画『秦始皇帝(秦始皇)』、以下、『海辺の女たち(蚵女)』『あひるを飼う家(養家人家)』と続きます。
しかし、不思議なのは侯孝賢作品のポスターが、『童年往事 時の流れ(童年往事)』と『恋恋風塵(戀戀風塵)』の他は、『冬冬の夏休み(冬冬的假期)』の日本版ポスターしか掲載されていないこと(『坊やの人形(兒子的大玩偶)』もあったけど、あれはオムニバスですし)。
それに、『金門島にかける橋(海灣風雲)』のポスターもないですね。どんなポスターだったのか、興味があるのだけれど。
李翰祥作品のポスターが見られないのも、なんとも惜しいところです。
加えて、香港のこの種の本においてはポスターに精緻な解説が添えられて、(ポスターの)画像を見、(解説の)文章を読みながら、映画史のお勉強ができるのに対して、こちらはただ年代順にポスターを並べてあるだけなので、画像はきれいですが内容的には物足りなさが残ります。
さらに中央電影以外の作品になると、1962年の『呉鳳』(台湾電影製片廠。香港・日本から主要スタッフ・キャストを招いて製作されたカラー作品。カメラを山中晋、照明を関川次郎が担当しています。VIVA!新東宝!)が1968年になっていたり、1981年の『頑皮偵探三遊龍』が1964年になっていたりと、映画史のお勉強どころか足を引っ張るような誤記が目立ちました。
が、そうは言っても、これだけのポスターを集めた本は貴重だと思いますし、これを見ると日本では本当にごく一部の台湾映画しか紹介されてこなかったことがよくわかります。
もっともっと、娯楽映画が観たいものですねえ。
付記:収載作品の内、『蛇魔女大鬧都市』って映画がすっごく気になったんですが、どんな映画なんでしょう?蒋光超や田豐が出ています。
2005年3月20日日曜日
ヨン様・ドン君・サン殿
〔ちょっとお耳に〕
ここ数日体調が悪いため、軽めのネタで失礼。
さて、昨日の『日刊スポーツ』芸能面掲載の「週刊 テレビライフ」。
冬が去り 新たな3つの"恋"の芽生え 春の韓流 ブーム衰え知らず 各局ドラマバトル
なるタイトルのもと、NHK、日本テレビ、フジテレビのこの春一押しのスターとドラマを取り上げておりました。
NHKが元祖(?)らしくべ・ヨンジュン(『初恋』)なのに対して、日テレはイ・ドンゴン(『パリの恋人』)、フジはクォン・サンウ(『悲しき恋歌』)で勝負!(心中?)らしいのですが、その呼称がすごいっす。
ヨン様はともかく、ドン君(イ・ドンゴン)にサン殿(クォン・サンウ)ですからね。
特にサン殿なんて、おさん茂兵衛(大経師昔暦)か女房おさん(『心中天網島』)かって感じですわ。
おかみさん?
記事中、『パリの恋人』のことを「これまで日本で紹介された韓ドラとは正反対の作品と言える」って書いてあったけど、あっしの観る限りでは(たいして韓国ドラマを観ているわけじゃないんですが)、「身分違いの恋」や「権威主義的な父親」、「政略結婚」、「金持ちの意地悪娘が邪魔をする」、「主人公の足を引っ張るろくでなしの親族」等々、けっこう典型的なツボを押えたドラマだと思うんですがねえ。
でも、こうやって改めて書いてみると、やっぱり大映テレビのドラマに似てるなあ。
次のいじめ役は、原知佐子でお願いします(むりむり)。
ここ数日体調が悪いため、軽めのネタで失礼。
さて、昨日の『日刊スポーツ』芸能面掲載の「週刊 テレビライフ」。
冬が去り 新たな3つの"恋"の芽生え 春の韓流 ブーム衰え知らず 各局ドラマバトル
なるタイトルのもと、NHK、日本テレビ、フジテレビのこの春一押しのスターとドラマを取り上げておりました。
NHKが元祖(?)らしくべ・ヨンジュン(『初恋』)なのに対して、日テレはイ・ドンゴン(『パリの恋人』)、フジはクォン・サンウ(『悲しき恋歌』)で勝負!(心中?)らしいのですが、その呼称がすごいっす。
ヨン様はともかく、ドン君(イ・ドンゴン)にサン殿(クォン・サンウ)ですからね。
特にサン殿なんて、おさん茂兵衛(大経師昔暦)か女房おさん(『心中天網島』)かって感じですわ。
おかみさん?
記事中、『パリの恋人』のことを「これまで日本で紹介された韓ドラとは正反対の作品と言える」って書いてあったけど、あっしの観る限りでは(たいして韓国ドラマを観ているわけじゃないんですが)、「身分違いの恋」や「権威主義的な父親」、「政略結婚」、「金持ちの意地悪娘が邪魔をする」、「主人公の足を引っ張るろくでなしの親族」等々、けっこう典型的なツボを押えたドラマだと思うんですがねえ。
でも、こうやって改めて書いてみると、やっぱり大映テレビのドラマに似てるなあ。
次のいじめ役は、原知佐子でお願いします(むりむり)。
2005年3月19日土曜日
萌えるNHK
〔とほほ事件簿〕
NHK“大誤報”…携帯「都内全域のJR線路が炎上中」 表示テスト後に解除し忘れて…
NHKの携帯サイトに「都内全域でJR各線の線路が炎上中」などと架空の情報が誤って載せられ、利用者から苦情などが寄せられていたことが19日までに分かった。正確な災害情報をウリにするNHKにとってはあまりにズサンなミス。相次ぐ不祥事で受信料不払いが70万件に達していたことが判明したばかりだが、信頼回復はまた遠のいた?・・・・
<NHK>「新宿駅陥没」などと携帯向けニュース誤配信
NHKの携帯電話向けニュースサービスが17日から18日に約20時間にわたり、「都内全域でJR各線の線路が炎上」「新宿駅が陥没した」などと誤ったニュースを配信していたことが分かった・・・・
燃えたり陥没したり、大変なことになってますね、東京。
あっしも昨日から鼻づまりと目のかゆみで大変なことになっています。
ああ、辛いわ・・・・。
NHK“大誤報”…携帯「都内全域のJR線路が炎上中」 表示テスト後に解除し忘れて…
NHKの携帯サイトに「都内全域でJR各線の線路が炎上中」などと架空の情報が誤って載せられ、利用者から苦情などが寄せられていたことが19日までに分かった。正確な災害情報をウリにするNHKにとってはあまりにズサンなミス。相次ぐ不祥事で受信料不払いが70万件に達していたことが判明したばかりだが、信頼回復はまた遠のいた?・・・・
<NHK>「新宿駅陥没」などと携帯向けニュース誤配信
NHKの携帯電話向けニュースサービスが17日から18日に約20時間にわたり、「都内全域でJR各線の線路が炎上」「新宿駅が陥没した」などと誤ったニュースを配信していたことが分かった・・・・
燃えたり陥没したり、大変なことになってますね、東京。
あっしも昨日から鼻づまりと目のかゆみで大変なことになっています。
ああ、辛いわ・・・・。
2005年3月18日金曜日
女巌窟王
〔えいが〕
1960年、新東宝。小野田嘉幹監督。三原葉子、万里昌代、吉田輝雄主演。
昨日が『大盗歌王』だったので、今日は『女巌窟王』を(全然かんけーないけど)。
悪辣な組織によってその身を蹂躙され、恋人と肉親を惨殺されたダンサー姉妹がやがて復讐を遂げるという物語ですが、ま、そんなあらすじよりは、三原葉子たんと万里昌代たん演じるムチムチシスターズのフェロモンに神経を集中させた方がよいと思います。
なにせ、のっけからこの姉妹(マナカナ、じゃなくて、ユミエミ。あれっ?ザ・ピーナッツじゃん!)がムンムンムラムラ夕陽が沈む(ギンギンギラギラだよ!)ってな感じのセクシーダンスをご披露、その後、駄目押しとばかりにシャワーシーンまでくっついてきます。
で、このシャワーシーンが悩殺モノ。
昌代たん、サービスよ過ぎ。
その後、絶海の孤島で九死に一生を得た2人は、なぜか着ていたワンピースをセパレートの水着に改造、そのグラマラスな肢体(死語)を惜しげもなくさらしつつ、助けを待ちます。
と、そこへ現われたのがさわやか天然系ヨット野郎・吉田輝雄。
あくまでも「いい人」な吉田さんは、
よーよーネエちゃんたち、いい身体してんな!2人まとめてたっぷり楽しませてもらうぜ!
なんてことは言わずに黙ってこの2人を助け、ついでに孤島に眠っていた隠し財宝も持ち帰ります。
この財宝を元手にしてパツキン&サングラスの女性実業家・二階堂に変身した葉子たんは、昌代たん&吉田さん(この2人、いつの間にやら恋仲に)と一致団結して、自分を陥れた奴らへの復讐にとりかかるのでした・・・・。
終盤のクライマックスシーンで冒頭のムンムンムラムラダンスが復活、その肉体の迫力で組織のボス(江見俊太郎)を追い詰めていくさまは、痛快ですらあります。
でも、よく考えてみたら、最後までその氏素性がよくわからない吉田さんが、一番得体の知れない人物だったりします。
ヨットに乗るのが仕事だったのかしらん?
孤島に流された美女が思いがけず巨万の富を得、それを元にビジネスを興して敵に復讐するというパターンは『女真珠王の復讐』と同じで、こちらの方が無理矢理感が強いものの(『女真珠王~』も相当無理矢理だけどね)、なにしろあのフェロモンにかかっちゃあ全てがチャラですわ。
はい、ごちそうさまでした。
(於:チャンネルNECO)
1960年、新東宝。小野田嘉幹監督。三原葉子、万里昌代、吉田輝雄主演。
昨日が『大盗歌王』だったので、今日は『女巌窟王』を(全然かんけーないけど)。
悪辣な組織によってその身を蹂躙され、恋人と肉親を惨殺されたダンサー姉妹がやがて復讐を遂げるという物語ですが、ま、そんなあらすじよりは、三原葉子たんと万里昌代たん演じるムチムチシスターズのフェロモンに神経を集中させた方がよいと思います。
なにせ、のっけからこの姉妹(マナカナ、じゃなくて、ユミエミ。あれっ?ザ・ピーナッツじゃん!)がムンムンムラムラ夕陽が沈む(ギンギンギラギラだよ!)ってな感じのセクシーダンスをご披露、その後、駄目押しとばかりにシャワーシーンまでくっついてきます。
で、このシャワーシーンが悩殺モノ。
昌代たん、サービスよ過ぎ。
その後、絶海の孤島で九死に一生を得た2人は、なぜか着ていたワンピースをセパレートの水着に改造、そのグラマラスな肢体(死語)を惜しげもなくさらしつつ、助けを待ちます。
と、そこへ現われたのがさわやか天然系ヨット野郎・吉田輝雄。
あくまでも「いい人」な吉田さんは、
よーよーネエちゃんたち、いい身体してんな!2人まとめてたっぷり楽しませてもらうぜ!
なんてことは言わずに黙ってこの2人を助け、ついでに孤島に眠っていた隠し財宝も持ち帰ります。
この財宝を元手にしてパツキン&サングラスの女性実業家・二階堂に変身した葉子たんは、昌代たん&吉田さん(この2人、いつの間にやら恋仲に)と一致団結して、自分を陥れた奴らへの復讐にとりかかるのでした・・・・。
終盤のクライマックスシーンで冒頭のムンムンムラムラダンスが復活、その肉体の迫力で組織のボス(江見俊太郎)を追い詰めていくさまは、痛快ですらあります。
でも、よく考えてみたら、最後までその氏素性がよくわからない吉田さんが、一番得体の知れない人物だったりします。
ヨットに乗るのが仕事だったのかしらん?
孤島に流された美女が思いがけず巨万の富を得、それを元にビジネスを興して敵に復讐するというパターンは『女真珠王の復讐』と同じで、こちらの方が無理矢理感が強いものの(『女真珠王~』も相当無理矢理だけどね)、なにしろあのフェロモンにかかっちゃあ全てがチャラですわ。
はい、ごちそうさまでした。
(於:チャンネルNECO)
2005年3月17日木曜日
大盗歌王 (The Singing Thief)
〔えいが〕

1969年、香港(邵氏)。張徹監督。林沖、何莉莉、羅烈、林嘉主演。
1960年代、日本を拠点に歌手・俳優として活躍した台湾男星・林沖(リン・チョン)が邵氏で主演した作品。
この作品以降、本作のタイトルからとった「大盗歌王」が彼の代名詞となりました。
ストーリーは、ヒッチコックの名作『泥棒成金』の翻案です。
かつて宝石泥棒として鳴らし、今は歌手としてナイトクラブを経営する潘(林沖)の名を騙る連続窃盗事件が発生、警察は彼を疑いますが、潘は警察の手を逃れながら真犯人を探し、ついにその正体を突き止めます。しかし、それは意外な人物でした・・・・。
念のため、『泥棒成金』と本作のメインキャストとを対照させると、ケイリー・グラント=林沖、グレース・ケリー=何莉莉(リリー・ホー)、シャルル・ヴァネル=羅烈(ロー・リエ)です。
林沖の歌を活かしたミュージカルシーンとアクションシーンを中心にお話は進みますが、全体にテンポが悪いため、87分という上映時間にも拘らず、かなり長く感じられました。
ヒロインも、はっきり言って何莉莉よりも羅烈のパートナーを演じていた林嘉(リン・チア)の方がキュートで魅力的だったので、なぜ彼女がヒロインじゃないんだ?と疑問に思いましたです。
ただし、衣装をとっかえひっかえして出てくる林沖はかっこいいので、「林沖男前ムービー」として観る分にはいいかも知れません。
ちなみに、劇中の挿入歌の歌詞も張徹(チャン・チェー)監督が書いています。
監督、林沖のことをけっこう気に入ってたんじゃないでしょうか。
彼のことを素敵に撮ろう素敵に撮ろうとしている意欲が、画面から溢れ出していました。
なお、付け加えると、この映画の林沖の台詞は吹替です。
歌は本人のものが使われていたようですが、羅文(ロー・マン)ヴァージョンも存在するとかしないとか。
ご本人の声が聞きたい向きは、東宝の『香港の星』や『ホノルル・東京・香港』、『香港クレージー作戦』をご覧下さい。
台湾訛りのある北京語と日本語が聞けます。

荔園と、

香港殯儀館が出てきました。

1969年、香港(邵氏)。張徹監督。林沖、何莉莉、羅烈、林嘉主演。
1960年代、日本を拠点に歌手・俳優として活躍した台湾男星・林沖(リン・チョン)が邵氏で主演した作品。
この作品以降、本作のタイトルからとった「大盗歌王」が彼の代名詞となりました。
ストーリーは、ヒッチコックの名作『泥棒成金』の翻案です。
かつて宝石泥棒として鳴らし、今は歌手としてナイトクラブを経営する潘(林沖)の名を騙る連続窃盗事件が発生、警察は彼を疑いますが、潘は警察の手を逃れながら真犯人を探し、ついにその正体を突き止めます。しかし、それは意外な人物でした・・・・。
念のため、『泥棒成金』と本作のメインキャストとを対照させると、ケイリー・グラント=林沖、グレース・ケリー=何莉莉(リリー・ホー)、シャルル・ヴァネル=羅烈(ロー・リエ)です。
林沖の歌を活かしたミュージカルシーンとアクションシーンを中心にお話は進みますが、全体にテンポが悪いため、87分という上映時間にも拘らず、かなり長く感じられました。
ヒロインも、はっきり言って何莉莉よりも羅烈のパートナーを演じていた林嘉(リン・チア)の方がキュートで魅力的だったので、なぜ彼女がヒロインじゃないんだ?と疑問に思いましたです。
ただし、衣装をとっかえひっかえして出てくる林沖はかっこいいので、「林沖男前ムービー」として観る分にはいいかも知れません。
ちなみに、劇中の挿入歌の歌詞も張徹(チャン・チェー)監督が書いています。
監督、林沖のことをけっこう気に入ってたんじゃないでしょうか。
彼のことを素敵に撮ろう素敵に撮ろうとしている意欲が、画面から溢れ出していました。
なお、付け加えると、この映画の林沖の台詞は吹替です。
歌は本人のものが使われていたようですが、羅文(ロー・マン)ヴァージョンも存在するとかしないとか。
ご本人の声が聞きたい向きは、東宝の『香港の星』や『ホノルル・東京・香港』、『香港クレージー作戦』をご覧下さい。
台湾訛りのある北京語と日本語が聞けます。

荔園と、

香港殯儀館が出てきました。
呑み込まれる?
〔ちょっとお耳に〕
中国国際航空、キャセイを吸収合併か、香港紙が報道
香港――香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは16日、中国国際航空(エア・チャイナ)が香港の大手、キャセイ航空を吸収合併する可能性がある、と報じた。両社の関係筋の情報として報じた。(中略)
ただ、国際航空幹部は、ロイター通信に対し、同紙の報道は正しくないと指摘。「両社の関係で現在、求めているのはビジネス協力関係の拡大である」と述べた。・・・・
元ネタはここなんですが、「読みたけりゃ会員登録しな!」というシステムのため、めんどくさくて読んでいません。
一瞬、焦りましたよ。
正直、もしも合併して社名も変更なんてことになったら、おそらく日本からの乗客は相当数減るのではないかと思い。
とりあえずは、現状維持でお願いします。
付記:昨日、こんな会見が。このギャル有名なんか?しかも「香港逃避行。」って、なんで「。」を付ける?
中国国際航空、キャセイを吸収合併か、香港紙が報道
香港――香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは16日、中国国際航空(エア・チャイナ)が香港の大手、キャセイ航空を吸収合併する可能性がある、と報じた。両社の関係筋の情報として報じた。(中略)
ただ、国際航空幹部は、ロイター通信に対し、同紙の報道は正しくないと指摘。「両社の関係で現在、求めているのはビジネス協力関係の拡大である」と述べた。・・・・
元ネタはここなんですが、「読みたけりゃ会員登録しな!」というシステムのため、めんどくさくて読んでいません。
一瞬、焦りましたよ。
正直、もしも合併して社名も変更なんてことになったら、おそらく日本からの乗客は相当数減るのではないかと思い。
とりあえずは、現状維持でお願いします。
付記:昨日、こんな会見が。このギャル有名なんか?しかも「香港逃避行。」って、なんで「。」を付ける?
2005年3月16日水曜日
香ばしい風呂
〔とほほ事件簿〕
牛のうんちの力で露天風呂 酪農学園大、卒業祝いに
北海道江別市の酪農学園大の卒業式に16日、牛のふん尿を発酵させて出たメタンガスのエネルギーを利用した露天風呂と足湯が登場。卒業生は授業でお世話になった牛からのプレゼントに、身も心も温まっていた・・・・
関連記事は、こちら。
ほんとはこのニュースを取り上げようと思ったんですが、既にご存知の方も多いと思いましたので、ちと香ばしいネタを。
メタンガスのエネルギーを利用してお湯を沸かすという技術、実は十五年戦争突入後の物資不足のおりにも採用されていたシステムであります。
最近のエコブームにのってまたぞろ復活したってことなのでしょうが、あの時代の復活だけは御免蒙りたいものです、はい。
付記:どうでもいいけど、東京電力のCMに登場したおばあちゃま(江波杏子)、なんとなく『龍鳳鬥』のテレンスママに似てるよ。
牛のうんちの力で露天風呂 酪農学園大、卒業祝いに
北海道江別市の酪農学園大の卒業式に16日、牛のふん尿を発酵させて出たメタンガスのエネルギーを利用した露天風呂と足湯が登場。卒業生は授業でお世話になった牛からのプレゼントに、身も心も温まっていた・・・・
関連記事は、こちら。
ほんとはこのニュースを取り上げようと思ったんですが、既にご存知の方も多いと思いましたので、ちと香ばしいネタを。
メタンガスのエネルギーを利用してお湯を沸かすという技術、実は十五年戦争突入後の物資不足のおりにも採用されていたシステムであります。
最近のエコブームにのってまたぞろ復活したってことなのでしょうが、あの時代の復活だけは御免蒙りたいものです、はい。
付記:どうでもいいけど、東京電力のCMに登場したおばあちゃま(江波杏子)、なんとなく『龍鳳鬥』のテレンスママに似てるよ。
2005年3月15日火曜日
失われた龍の系譜 トレース・オブ・ア・ドラゴン
〔えいが〕
2003年、香港。張婉婷監督。
成龍(ジャッキー・チェン)の両親の秘められた過去を描いたドキュメンタリー。
中国語題は、『龍的深處 失落的拼圖』。
いやあ、「なるほどねえ」と圧倒されたんですけど、でも、お父さんの話を聞いていて頭の中が混乱したのも事実。
特に戦前から戦中、戦後にかけての足取りが、今ひとつよく見えませんでした。
例えば、蕪湖(長江沿いに位置する安徽省の都市)で三菱の船に乗っていたとき、裏でこっそり商売をしていて(蕪湖で仕入れた品を南京で売る)それがばれて日本人(憲兵?)に捕まり、拘留中に中国人を処刑するところを見せられたというんですが、それはやっぱり蕪湖が日本軍に占領されて以降の話なのじゃなかろうか、などと思いつつ観ていると、今度は同じ土地で港の検査官をしていたという話が出てきて、いったい三菱の話はいつからいつまでのことで、港の検査官にはいつなったのかということになり、その時点であっしの脳みそはパンクいたしました。
この批評ほどきついことは言いませんが、お父さんの話をもう少し整理してほしかったところです。
「上海に来たのは29のとき」と言っていたので、それ(上海行き)についてはおそらく1943年ないしは44年(お父さんは1915年生まれ)のことだと把握できたけれど。
お母さんの話が聞ければ、もっといろいろな事実が出てきたのかも知れませんが、お父さんがジャッキーにこの話をする気になった直接のきっかけがお母さんの病気だったため、お母さんへのインタビューはありませんでした。
それから、インタビューの合間に挿入される当時の映像に関して「いつ、どこで、誰が撮ったものなのか」の説明がないので、「銀座中央通りを行進する大日本国防婦人会」の映像が1937年以前のくだりで出てくると、こちらとしては映画の内容よりもそちらのデータ(いつ、どこで、誰が)の方がつい気になってしまい・・・・。
日本軍の空襲の映像を複数の場面で使い回ししている点も、やはり・・・・。
実は本作を観ていて、あっしはジャッキーの両親よりもむしろ2人が大陸に残してきた子供たちの半生の方を知りたいと思いました。
映画では文革中のことにしか触れていないけど、それ以前にも相当辛い目に遭っていたはず。
何しろ、「孤児」になっちゃったんですから。
配偶者と子供を大陸に残して香港や台湾、果ては日本に流れ着いた人の話はいろいろありますが、子供だけ残してきたってところがなんとも重い事実です。
で、この秘密を知ったジャッキーですが、今でも2人の異母兄には会っていないし、兄弟としての実感もほとんどない模様。
2人の異父姉に関しては、2番目のお姉さんがお母さん(2002年没)の介護をしている映像が出てきたので、こちらとは交流があるらしいものの、そのお姉さんが控えめに、
私は彼のような弟を持って幸せだけれど、彼の方はそう(←姉がいたことを幸せに)は思っていないかも知れない。
と話していたのが印象的でした。
いつの日か、ジャッキーが異母兄と会うときが来るのか、また、近い将来必ず来るであろうお父さんの死後、ジャッキーと異母兄・異父姉との関係はどう変わっていくのか、そのことも気がかりになりました。
(オチがないけどこのまま終了)
付記:そういや、ジャッキーのお父さん、于占元(ジャッキーの師匠)のことを「国民党のスパイ」と言ってましたわ。当時の芸能人(特に映画人)はたいてい左派(共産党支持)か右派(国民党支持)に分かれて活動していましたから、そのことを大げさに捉えて「スパイ」呼ばわりしたのか、それとも本当に特務機関とつながりのある人物だったのか、そこいらへんは謎のまま、お父さんの「言いっぱなし」に終わっていました。
この映画、見方を変えると「張婉婷(メイベル・チャン)の中国人発見の旅」のようにも思えましたです。
(於:新宿武蔵野館3)
2003年、香港。張婉婷監督。
成龍(ジャッキー・チェン)の両親の秘められた過去を描いたドキュメンタリー。
中国語題は、『龍的深處 失落的拼圖』。
いやあ、「なるほどねえ」と圧倒されたんですけど、でも、お父さんの話を聞いていて頭の中が混乱したのも事実。
特に戦前から戦中、戦後にかけての足取りが、今ひとつよく見えませんでした。
例えば、蕪湖(長江沿いに位置する安徽省の都市)で三菱の船に乗っていたとき、裏でこっそり商売をしていて(蕪湖で仕入れた品を南京で売る)それがばれて日本人(憲兵?)に捕まり、拘留中に中国人を処刑するところを見せられたというんですが、それはやっぱり蕪湖が日本軍に占領されて以降の話なのじゃなかろうか、などと思いつつ観ていると、今度は同じ土地で港の検査官をしていたという話が出てきて、いったい三菱の話はいつからいつまでのことで、港の検査官にはいつなったのかということになり、その時点であっしの脳みそはパンクいたしました。
この批評ほどきついことは言いませんが、お父さんの話をもう少し整理してほしかったところです。
「上海に来たのは29のとき」と言っていたので、それ(上海行き)についてはおそらく1943年ないしは44年(お父さんは1915年生まれ)のことだと把握できたけれど。
お母さんの話が聞ければ、もっといろいろな事実が出てきたのかも知れませんが、お父さんがジャッキーにこの話をする気になった直接のきっかけがお母さんの病気だったため、お母さんへのインタビューはありませんでした。
それから、インタビューの合間に挿入される当時の映像に関して「いつ、どこで、誰が撮ったものなのか」の説明がないので、「銀座中央通りを行進する大日本国防婦人会」の映像が1937年以前のくだりで出てくると、こちらとしては映画の内容よりもそちらのデータ(いつ、どこで、誰が)の方がつい気になってしまい・・・・。
日本軍の空襲の映像を複数の場面で使い回ししている点も、やはり・・・・。
実は本作を観ていて、あっしはジャッキーの両親よりもむしろ2人が大陸に残してきた子供たちの半生の方を知りたいと思いました。
映画では文革中のことにしか触れていないけど、それ以前にも相当辛い目に遭っていたはず。
何しろ、「孤児」になっちゃったんですから。
配偶者と子供を大陸に残して香港や台湾、果ては日本に流れ着いた人の話はいろいろありますが、子供だけ残してきたってところがなんとも重い事実です。
で、この秘密を知ったジャッキーですが、今でも2人の異母兄には会っていないし、兄弟としての実感もほとんどない模様。
2人の異父姉に関しては、2番目のお姉さんがお母さん(2002年没)の介護をしている映像が出てきたので、こちらとは交流があるらしいものの、そのお姉さんが控えめに、
私は彼のような弟を持って幸せだけれど、彼の方はそう(←姉がいたことを幸せに)は思っていないかも知れない。
と話していたのが印象的でした。
いつの日か、ジャッキーが異母兄と会うときが来るのか、また、近い将来必ず来るであろうお父さんの死後、ジャッキーと異母兄・異父姉との関係はどう変わっていくのか、そのことも気がかりになりました。
(オチがないけどこのまま終了)
付記:そういや、ジャッキーのお父さん、于占元(ジャッキーの師匠)のことを「国民党のスパイ」と言ってましたわ。当時の芸能人(特に映画人)はたいてい左派(共産党支持)か右派(国民党支持)に分かれて活動していましたから、そのことを大げさに捉えて「スパイ」呼ばわりしたのか、それとも本当に特務機関とつながりのある人物だったのか、そこいらへんは謎のまま、お父さんの「言いっぱなし」に終わっていました。
この映画、見方を変えると「張婉婷(メイベル・チャン)の中国人発見の旅」のようにも思えましたです。
(於:新宿武蔵野館3)
2005年3月14日月曜日
2005年3月13日日曜日
中国十大名人
〔ちょっとお耳に〕

福布斯中國名人榜公佈 姚明、章子怡、劉翔分列三甲
『フォーブス』中国語版が選出した「2005福布斯名人榜完全名单」、トップ10を眺めてみたところ、第2位に章子怡、第4位に趙薇、第5位に王菲、第6位に張藝謀、第7位に周迅なんかがランクインしておりますが、第9位になんとカリーナ姐さんが入っております。
しかも、収入のみのランキングでは、子怡ちゃんを押えて堂々の第3位。
姐御、稼いでらっしゃいます。
ちなみに、『フォーブス』アジア版が選出した中国のお金持ちに関する記事は、こちら。
一度ご馳走して下さい。

福布斯中國名人榜公佈 姚明、章子怡、劉翔分列三甲
『フォーブス』中国語版が選出した「2005福布斯名人榜完全名单」、トップ10を眺めてみたところ、第2位に章子怡、第4位に趙薇、第5位に王菲、第6位に張藝謀、第7位に周迅なんかがランクインしておりますが、第9位になんとカリーナ姐さんが入っております。
しかも、収入のみのランキングでは、子怡ちゃんを押えて堂々の第3位。
姐御、稼いでらっしゃいます。
ちなみに、『フォーブス』アジア版が選出した中国のお金持ちに関する記事は、こちら。
一度ご馳走して下さい。
カラオケ覚え書き
〔しようもない日常〕
今日はカラオケに行ってきました。
忘れないように、歌った曲のメモを。
『夢』(『不了情』)
『説不出的快活』(『野玫瑰之戀』)
『柔道龍虎榜』(『柔道龍虎榜』)
『扮皇帝』(『江山美人』)
『不了情』(『不了情』)
『動起来』
『痴痴地等』(『藍與黒』)
他にも歌ったかも知れないけど、思い出せませんわ(まだらボケ)。
懐メロの間にアーロンが混ざってたりして、なんだか節操ないですね。
『扮皇帝』は、まだ呆けた顔で画面を眺めている段階。
いずれきちんとマスターします。
『夢』は羅文ヴァージョンなんですが、ドドンパじゃないのがちと不満。
歌った後は、近くのレストラン「ハンニバル」にてディナー。
といっても、この人の店ではありません。
チュニジア料理のお店です。
ここんとこ、「CDを聴くよりも映画を観る」という生活を送っているので、なかなかレパートリーが増えません。
修業が必要ね・・・・。
今日はカラオケに行ってきました。
忘れないように、歌った曲のメモを。
『夢』(『不了情』)
『説不出的快活』(『野玫瑰之戀』)
『柔道龍虎榜』(『柔道龍虎榜』)
『扮皇帝』(『江山美人』)
『不了情』(『不了情』)
『動起来』
『痴痴地等』(『藍與黒』)
他にも歌ったかも知れないけど、思い出せませんわ(まだらボケ)。
懐メロの間にアーロンが混ざってたりして、なんだか節操ないですね。
『扮皇帝』は、まだ呆けた顔で画面を眺めている段階。
いずれきちんとマスターします。
『夢』は羅文ヴァージョンなんですが、ドドンパじゃないのがちと不満。
歌った後は、近くのレストラン「ハンニバル」にてディナー。
といっても、この人の店ではありません。
チュニジア料理のお店です。
ここんとこ、「CDを聴くよりも映画を観る」という生活を送っているので、なかなかレパートリーが増えません。
修業が必要ね・・・・。
2005年3月12日土曜日
飛びます、飛びます!
〔ちょっとお耳に〕
競争促進…中国初の民間航空会社「OK航空」就航
中国初の民間航空会社「奥凱(OK)航空」が11日、運航を開始した。航空業界の競争を促進、業界振興とサービス向上を図る政府の市場開放策の一環で、初フライト機は同日午前、天津を出発し、午後に目的地の雲南省昆明に到着した。
同社は天津-昆明間を標準価格の4割相当の680元(約8600円)で運航。競争原理の導入で、航空運賃の低下も進みそうだ・・・・
中国語情報は、こちらとこちら。
現地報道によると、天津を離陸後、長沙を経由して昆明へ向かったみたいですね。
「OK」なんていうから、あたしゃてっきり大橋巨泉がオーナーかと思っちゃいましたよ。
「落ちてもOK!」にだけはならないよう、祈っております。
競争促進…中国初の民間航空会社「OK航空」就航
中国初の民間航空会社「奥凱(OK)航空」が11日、運航を開始した。航空業界の競争を促進、業界振興とサービス向上を図る政府の市場開放策の一環で、初フライト機は同日午前、天津を出発し、午後に目的地の雲南省昆明に到着した。
同社は天津-昆明間を標準価格の4割相当の680元(約8600円)で運航。競争原理の導入で、航空運賃の低下も進みそうだ・・・・
中国語情報は、こちらとこちら。
現地報道によると、天津を離陸後、長沙を経由して昆明へ向かったみたいですね。
「OK」なんていうから、あたしゃてっきり大橋巨泉がオーナーかと思っちゃいましたよ。
「落ちてもOK!」にだけはならないよう、祈っております。
2005年3月11日金曜日
徐氏姐妹
〔ちょっとお耳に〕

台湾F4のヴィック・チョウが来日会見
アジア全域で爆発的人気を誇る台湾の男性グループF4のメンバーで俳優でもあるヴィック・チョウ(23)が10日、都内で来日会見を行った。03年から衛星放送などで茶の間に登場したドラマ「流星花園~花より男子~」で人気に火がついたが、24日には日本でCDデビューを果たし、4月7日からは新ドラマ「戦神~MARS~」(木曜午後9時)がBS日テレで放送されることも決定した。今年は台流旋風が本格的に吹きそうだ・・・・
こちらとこちらもどうぞ。
あっしは「エフスー」と呼んでいましたが、日本では「エフフォー」になりそうですね、どうやら。
それはまあいいとして、なんだ、大S(徐煕媛)も来てたんだ。
記事中には、
この日は、「流星-」「戦神」ともにヴィックと共演する女優バービー・スーも同席。「大好きな日本で、台湾のドラマが放送されることはとてもうれしい」と笑顔で語った。
なんて書いてありますが、彼女がかつて日本でもCDを出していたことなど、(この記事を書いた)記者さんはおそらくご存知ないのでしょう。
なにしろ、10年ほども前のことですし。
そんなことを思っていたら、なんだか懐かしくなって本棚から『アジオン・ラヴァーズ』(丸目蔵人著、1996年、大村書店)を引っ張り出してきて読んじゃいましたよ、徐氏姐妹(SOS)のインタビュー。
小S(徐煕娣)が会いたい日本の芸能人が「美空ひばり」だったり(無理だよ!)、今読んでも面白いです。
F4同様、大Sもよろしく。
付記:「ポニーキャニオン台湾」というと、林佳儀なんかも思い出すな。同情するなら金をくれ!

台湾F4のヴィック・チョウが来日会見
アジア全域で爆発的人気を誇る台湾の男性グループF4のメンバーで俳優でもあるヴィック・チョウ(23)が10日、都内で来日会見を行った。03年から衛星放送などで茶の間に登場したドラマ「流星花園~花より男子~」で人気に火がついたが、24日には日本でCDデビューを果たし、4月7日からは新ドラマ「戦神~MARS~」(木曜午後9時)がBS日テレで放送されることも決定した。今年は台流旋風が本格的に吹きそうだ・・・・
こちらとこちらもどうぞ。
あっしは「エフスー」と呼んでいましたが、日本では「エフフォー」になりそうですね、どうやら。
それはまあいいとして、なんだ、大S(徐煕媛)も来てたんだ。
記事中には、
この日は、「流星-」「戦神」ともにヴィックと共演する女優バービー・スーも同席。「大好きな日本で、台湾のドラマが放送されることはとてもうれしい」と笑顔で語った。
なんて書いてありますが、彼女がかつて日本でもCDを出していたことなど、(この記事を書いた)記者さんはおそらくご存知ないのでしょう。
なにしろ、10年ほども前のことですし。
そんなことを思っていたら、なんだか懐かしくなって本棚から『アジオン・ラヴァーズ』(丸目蔵人著、1996年、大村書店)を引っ張り出してきて読んじゃいましたよ、徐氏姐妹(SOS)のインタビュー。
小S(徐煕娣)が会いたい日本の芸能人が「美空ひばり」だったり(無理だよ!)、今読んでも面白いです。
F4同様、大Sもよろしく。
付記:「ポニーキャニオン台湾」というと、林佳儀なんかも思い出すな。同情するなら金をくれ!
2005年3月10日木曜日
フジ子ちゃんに熊をプレゼント
〔ちょっとお耳に〕

『ダニー・ザ・ドッグ』ジェット・リー来日会見!!
『ニキータ』『レオン』に続き、リュック・ベッソンがおくる“心を引き裂かれる愛の感動アクション大作”『ダニー・ザ・ドッグ』。この作品に主演するジェット・リーが来日記者会見を行った・・・・
こちらもどうぞ。
というわけで、来日会見の情報を。
・・・・にしても、おかしいですねえ。
今朝の『日刊スポーツ』、紙面には載っていたんですが、サイトにはアップされていません。
スペシャルゲストの峰不二子、もとい、フジ子・へミングに熊のぬいぐるみをプレゼントしたそうです。
叶姉妹じゃなくてよかった?
付記:香港ではこの人が「さようなら」しますが、日本では家樂福が「さようなら」する模様。店名は残るみたいですけど・・・・。中華圏ではブイブイ言わせていても、日本じゃ無理だったのかなあ。

『ダニー・ザ・ドッグ』ジェット・リー来日会見!!
『ニキータ』『レオン』に続き、リュック・ベッソンがおくる“心を引き裂かれる愛の感動アクション大作”『ダニー・ザ・ドッグ』。この作品に主演するジェット・リーが来日記者会見を行った・・・・
こちらもどうぞ。
というわけで、来日会見の情報を。
・・・・にしても、おかしいですねえ。
今朝の『日刊スポーツ』、紙面には載っていたんですが、サイトにはアップされていません。
スペシャルゲストの峰不二子、もとい、フジ子・へミングに熊のぬいぐるみをプレゼントしたそうです。
叶姉妹じゃなくてよかった?
付記:香港ではこの人が「さようなら」しますが、日本では家樂福が「さようなら」する模様。店名は残るみたいですけど・・・・。中華圏ではブイブイ言わせていても、日本じゃ無理だったのかなあ。
2005年3月9日水曜日
ダニー・ザ・ドッグ
〔ちょっとお耳に〕
今朝のワイドショーを見ていたら、「ジェット・リーが新作映画『ダニー・ザ・ドッグ』のプロモーションのため来日、今日の午後2時から記者会見を行う予定です」などと局アナがしゃべっておりました。
『ダニー・ザ・ドッグ(Unleashed)』。
予備知識もなーんにもないあっしは、そのタイトルからてっきり「ダニーという名の犬とジェット・リーとの心暖まる交流を描いた、ヒューマンな大河ドラマ」を想像してしまいましたが、調べてみたら、全然違うじゃないの。
しかも、ポスターの図柄が大問題になったとか(こちらもどうぞ)。
とりあえず、記者会見の情報はまだ(ネット上に)アップされていないみたいです。
くわしくは、また明日。
付記:パク・ヨンハ来日はあるのにな・・・・。
あ、そうそう仔仔も来日ってか?
今朝のワイドショーを見ていたら、「ジェット・リーが新作映画『ダニー・ザ・ドッグ』のプロモーションのため来日、今日の午後2時から記者会見を行う予定です」などと局アナがしゃべっておりました。
『ダニー・ザ・ドッグ(Unleashed)』。
予備知識もなーんにもないあっしは、そのタイトルからてっきり「ダニーという名の犬とジェット・リーとの心暖まる交流を描いた、ヒューマンな大河ドラマ」を想像してしまいましたが、調べてみたら、全然違うじゃないの。
しかも、ポスターの図柄が大問題になったとか(こちらもどうぞ)。
とりあえず、記者会見の情報はまだ(ネット上に)アップされていないみたいです。
くわしくは、また明日。
付記:パク・ヨンハ来日はあるのにな・・・・。
あ、そうそう仔仔も来日ってか?
2005年3月8日火曜日
オヤジ受けする香港映画?
〔ちょっとお耳に〕
松坂慶子、倒錯のエロス 5月公開香港映画「桃色」で新境地
女優の松坂慶子(52)が立て続けに海外映画に出演した。1本目は香港映画「桃色」(日本5月公開、ヨン・ファン監督)、もう一本は芸術映画「呉清源」(公開未定、田壮壮監督)だ。「桃色」では愛のために性転換したヒロイン、「呉清源」では一転、“囲碁界の母”と呼ばれる実在の人物を演じた。また、82年に主演した映画「蒲田行進曲」(深作欣二監督)は韓国でリメークが進行中だ。海外づいている松坂に心境を聞いた・・・・
ついこの間、こんなこき下ろし記事を書いたくせに、今度はよいしょインタビューですか。
虫がよすぎますよ、報○新聞。
それにしてもこの『桃色』、『週刊ポスト』でも2週に亘って特集記事が組まれましたし、通常の香港映画ファンとは異なる層から熱い期待を受けているようですね。
腐っても松坂慶子。
松坂慶子、倒錯のエロス 5月公開香港映画「桃色」で新境地
女優の松坂慶子(52)が立て続けに海外映画に出演した。1本目は香港映画「桃色」(日本5月公開、ヨン・ファン監督)、もう一本は芸術映画「呉清源」(公開未定、田壮壮監督)だ。「桃色」では愛のために性転換したヒロイン、「呉清源」では一転、“囲碁界の母”と呼ばれる実在の人物を演じた。また、82年に主演した映画「蒲田行進曲」(深作欣二監督)は韓国でリメークが進行中だ。海外づいている松坂に心境を聞いた・・・・
ついこの間、こんなこき下ろし記事を書いたくせに、今度はよいしょインタビューですか。
虫がよすぎますよ、報○新聞。
それにしてもこの『桃色』、『週刊ポスト』でも2週に亘って特集記事が組まれましたし、通常の香港映画ファンとは異なる層から熱い期待を受けているようですね。
腐っても松坂慶子。
2005年3月7日月曜日
同じ釜の飯
〔ほん〕

中野嘉子・王向華著。2005年、平凡社。
サブタイトルは、「ナショナル炊飯器は人口680万の香港でなぜ800万台売れたか」。
長すぎだっちゅーの!
だいぶ前に「読んだらまた感想でも書きますです」と書いておきながら1ヶ月以上も放置、忘れた頃にコソーリご紹介です。
この本、もともとは2003年に香港大学出版社から出た『由樂聲牌電飯煲而起 蒙民偉和信興集團走過的道路(全てはナショナルの炊飯器から 蒙民偉と信興グループが辿った道のり)』なる社会学ないしは人類学の研究書なのですが、日本語版を出すにあたって大幅に改稿、「中国ビジネスの種本及びプロジェクトX(オヤジ号泣)本」に変貌を遂げております。
なんせ、帯には、
弘兼憲史氏大推薦!!
の文字が躍ってますし、版元が付けた分類も「ビジネス・中国」になっておりました(バブルの落とし前もいまだつけず、行く先々で現地女性に手を出しまくるクソリーマン島耕作の推薦なんか貰っても、何にも嬉しくないけどな)。
で、本の内容はというと、長崎華僑の子として香港に生を受けた蒙民偉が、松下電器の香港総代理商(信興)として電化製品、なかんずく電気釜(死語)を売って売って売りまくったその苦労話と、日本製品がいかにしてアジア市場を制していったかというサクセスストーリーを通じて、「彼の国と日本、双方の国情と国民性に通じた現地の人材をもっといかしましょう」てなビジネスのヒントが提示されていました。
つまりは「中国ビジネスを円滑に進めるために、現地の人、特に日本留学経験のある人たちをもっともっと登用してはいかが?現地のことは現地の人に任せるのが一番!」ということありまして、これを読んで「おお!そうじゃったのか!」と膝を叩くおじ様方もいらっしゃるのでしょうね、きっと。
しかし、しかしですよ。
実は当の蒙さん、とっくのとうに中国ビジネスからは撤退しておりまして(松下は、中国では別の現地法人を設立しています)、本書の中には蒙さんの腹心の、
「私たちは、中国ビジネスのことをモンキービジネス(水商売)と呼んでいました。すごくうまくいっているかと思うと、突然ダメになる。波が激しいんです。
だから、蒙会長は、いつも私たちに、こうおっしゃっていました。
中国市場は不安定だから、儲かっても棚ボタと思え。信興の主力市場は香港であって、地元香港の安定した市場こそ、信興がビジネスを展開すべき場所なんだ、と」(205~206ページ)
なるコメントも掲載されております。
あのー、これって、中国ビジネス本としての日本語版の体裁と矛盾してやしませんか?
それとも、「泥沼に嵌まる前にいさぎよく撤退するのも、賢い道の一つ」とでも言いたかったのかしらん?
ちょっと?ですわ。
当方としては中国ビジネス云々よりも、蒙さんのバイタリティ溢れるキャラクターにまず魅せられましたし、松下のショウルームが重慶大廈(!)にあったとか、香港のカリスマ主婦・ミセスフォン(方太)がナショナル電子レンジのシェア拡大に一役買ったとか、そんな些細な事実の方が面白かったです。
また、本文中に掲げられている新聞広告が「華僑日報(60年代)→星島日報、明報、東方日報(70年代~)」へと変化していく、そこに香港の新聞メディアの栄枯盛衰が見えて、大変興味深いものがありました(中国へのお土産家電の新聞広告が『文匯報』〔左派系〕というのも、いかにもですね)。
そういや、かつて華僑日報がやっていた映画スターの人気投票というのも大変権威があって、1962年に東映が樂蒂(ロー・ティー)を日本で売り出そうとしたときにも、この人気投票で尤敏(ユー〔ヨウ〕・ミン)より順位が上だったことを有効活用、「現地では尤敏をしのぐ大スター」と喧伝されたものでした。
変に中国ビジネス本に衣替えしなくても十分楽しめる本だと思いますが、ま、売り上げのことを考えて日本仕様(?)にモデルチェンジしちゃうのも、商売の手としてはアリなんでしょう。
さて、最後に一つだけ疑問が。
本文201ページ及び巻末年表274ページに、台湾から中国への里帰りの開始が「1986年」となっていましたが、当方の記憶が確かならば、探親の解禁は「1987年」ではなかったでしょうか?
うむむ・・・・。
中野嘉子・王向華著。2005年、平凡社。
サブタイトルは、「ナショナル炊飯器は人口680万の香港でなぜ800万台売れたか」。
長すぎだっちゅーの!
だいぶ前に「読んだらまた感想でも書きますです」と書いておきながら1ヶ月以上も放置、忘れた頃にコソーリご紹介です。
この本、もともとは2003年に香港大学出版社から出た『由樂聲牌電飯煲而起 蒙民偉和信興集團走過的道路(全てはナショナルの炊飯器から 蒙民偉と信興グループが辿った道のり)』なる社会学ないしは人類学の研究書なのですが、日本語版を出すにあたって大幅に改稿、「中国ビジネスの種本及びプロジェクトX(オヤジ号泣)本」に変貌を遂げております。
なんせ、帯には、
弘兼憲史氏大推薦!!
の文字が躍ってますし、版元が付けた分類も「ビジネス・中国」になっておりました(バブルの落とし前もいまだつけず、行く先々で現地女性に手を出しまくるクソリーマン島耕作の推薦なんか貰っても、何にも嬉しくないけどな)。
で、本の内容はというと、長崎華僑の子として香港に生を受けた蒙民偉が、松下電器の香港総代理商(信興)として電化製品、なかんずく電気釜(死語)を売って売って売りまくったその苦労話と、日本製品がいかにしてアジア市場を制していったかというサクセスストーリーを通じて、「彼の国と日本、双方の国情と国民性に通じた現地の人材をもっといかしましょう」てなビジネスのヒントが提示されていました。
つまりは「中国ビジネスを円滑に進めるために、現地の人、特に日本留学経験のある人たちをもっともっと登用してはいかが?現地のことは現地の人に任せるのが一番!」ということありまして、これを読んで「おお!そうじゃったのか!」と膝を叩くおじ様方もいらっしゃるのでしょうね、きっと。
しかし、しかしですよ。
実は当の蒙さん、とっくのとうに中国ビジネスからは撤退しておりまして(松下は、中国では別の現地法人を設立しています)、本書の中には蒙さんの腹心の、
「私たちは、中国ビジネスのことをモンキービジネス(水商売)と呼んでいました。すごくうまくいっているかと思うと、突然ダメになる。波が激しいんです。
だから、蒙会長は、いつも私たちに、こうおっしゃっていました。
中国市場は不安定だから、儲かっても棚ボタと思え。信興の主力市場は香港であって、地元香港の安定した市場こそ、信興がビジネスを展開すべき場所なんだ、と」(205~206ページ)
なるコメントも掲載されております。
あのー、これって、中国ビジネス本としての日本語版の体裁と矛盾してやしませんか?
それとも、「泥沼に嵌まる前にいさぎよく撤退するのも、賢い道の一つ」とでも言いたかったのかしらん?
ちょっと?ですわ。
当方としては中国ビジネス云々よりも、蒙さんのバイタリティ溢れるキャラクターにまず魅せられましたし、松下のショウルームが重慶大廈(!)にあったとか、香港のカリスマ主婦・ミセスフォン(方太)がナショナル電子レンジのシェア拡大に一役買ったとか、そんな些細な事実の方が面白かったです。
また、本文中に掲げられている新聞広告が「華僑日報(60年代)→星島日報、明報、東方日報(70年代~)」へと変化していく、そこに香港の新聞メディアの栄枯盛衰が見えて、大変興味深いものがありました(中国へのお土産家電の新聞広告が『文匯報』〔左派系〕というのも、いかにもですね)。
そういや、かつて華僑日報がやっていた映画スターの人気投票というのも大変権威があって、1962年に東映が樂蒂(ロー・ティー)を日本で売り出そうとしたときにも、この人気投票で尤敏(ユー〔ヨウ〕・ミン)より順位が上だったことを有効活用、「現地では尤敏をしのぐ大スター」と喧伝されたものでした。
変に中国ビジネス本に衣替えしなくても十分楽しめる本だと思いますが、ま、売り上げのことを考えて日本仕様(?)にモデルチェンジしちゃうのも、商売の手としてはアリなんでしょう。
さて、最後に一つだけ疑問が。
本文201ページ及び巻末年表274ページに、台湾から中国への里帰りの開始が「1986年」となっていましたが、当方の記憶が確かならば、探親の解禁は「1987年」ではなかったでしょうか?
うむむ・・・・。
2005年3月6日日曜日
5566
〔ちょっとお耳に〕
今日の午後。
何気なくテレビ朝日を観ていたら、「台湾おすすめ(秘)超穴場」なる番組をやっていました。
で、そのままなんとなーくだらだらと観続けていたところ、台湾のイケメン男性グループとのフレコミで「5566」が登場しました。
5566?
四五六菜館みたいな名前だよ。
当方、イケメンに全く興味がないオバサンなのでようわからんのですが(だから最近のF4ブームにも乗り遅れ気味)、なるほど、ドラマにも出た人気者の皆さんなのね。
こんな熱いブログも誕生していましたわ。
あなどれませんな。
付記:そういや、以前、BADのステージを観たことがあるんだけど、それもそれとは気付かずに呑気に弁当なんか食いながら観ていて(野外ステージでのイベントだったの)、すっかり終わってから「謝謝、BAD!」と司会が言ってるのを聞いて、ようやくわかった次第。どうも鈍くて困ります。
今日の午後。
何気なくテレビ朝日を観ていたら、「台湾おすすめ(秘)超穴場」なる番組をやっていました。
で、そのままなんとなーくだらだらと観続けていたところ、台湾のイケメン男性グループとのフレコミで「5566」が登場しました。
5566?
四五六菜館みたいな名前だよ。
当方、イケメンに全く興味がないオバサンなのでようわからんのですが(だから最近のF4ブームにも乗り遅れ気味)、なるほど、ドラマにも出た人気者の皆さんなのね。
こんな熱いブログも誕生していましたわ。
あなどれませんな。
付記:そういや、以前、BADのステージを観たことがあるんだけど、それもそれとは気付かずに呑気に弁当なんか食いながら観ていて(野外ステージでのイベントだったの)、すっかり終わってから「謝謝、BAD!」と司会が言ってるのを聞いて、ようやくわかった次第。どうも鈍くて困ります。
華麗なるタリラリラン
〔えいが〕
最近観た映画のメモ(映画館で観たわけじゃないんだけどさ)。
『華麗なる追跡』
1975年、東映東京。鈴木則文監督。志穂美悦子主演。
インフルエンザで寝込んでいたとき、ようやく熱も下がって寝ながらテレビが観られる状態になったので、「東映チャンネル」にて鑑賞。
その前に『関東テキヤ一家 喧嘩火祭り』を観たのですが、野川由美子たんの長台詞のところで、由美子たんのアップをいろんな角度から捉えていて、まるで「野川由美子イメージフィルム」のようだわ、と思いましたです。でも、きれいでした。女優さんをきれいに撮らないとダメよね、やっぱり。
で、悦ちゃんの映画。
悦ちゃんが復讐に燃える女レーサー(にして秘密捜査員?)役なんですけど、多羅尾伴内みたいにいろんな変装を見せてくれました。
最後のババアもいけてましたが、やっぱり男装がすてきでしたね。
途中、謎の修道院が出てきて(悦ちゃん、シスターに変装!)、則文監督ってよほどキリスト教ネタがお好きなのねと思いましたです。
他にも、拉致したお姉ちゃんを甲冑の中に隠しちゃったり、熊の着ぐるみ姿でコトに及んだりと、独特の美学が満載でした。
『タリラリラン高校生』
1971年、大映東京。田中重雄監督。小野川公三郎、峰岸隆之介、八並映子主演。
なぜか近所のビデオ屋にあったので、借りてみました。
「高校生番長」シリーズでは番長やってた小野川君が、ここでは根暗なガリ勉役にまわり、峰岸隆之介(徹)がアウトローな不良役で登場。
この2人が組んでやくざやエロオヤジをカモって小遣い稼ぎに励むんですが、途中まではなかなかいいテンポで見せます。
八並映子たんも、峰岸君の恋人役でそれほど出しゃばっていないのが、却って好印象。
全編を通して流れる脱力系の主題歌(『タリラリランブルース』)が、笑えます。
が、最後のあっけない幕切れで全てがパー。
どうせなら、イタチの最後っ屁をかまして欲しかったところ。
ところで、昨日、久しぶりに『恋恋風塵』を観ました。
あの頃の侯孝賢って・・・・(以下自粛)。
最近観た映画のメモ(映画館で観たわけじゃないんだけどさ)。
『華麗なる追跡』
1975年、東映東京。鈴木則文監督。志穂美悦子主演。
インフルエンザで寝込んでいたとき、ようやく熱も下がって寝ながらテレビが観られる状態になったので、「東映チャンネル」にて鑑賞。
その前に『関東テキヤ一家 喧嘩火祭り』を観たのですが、野川由美子たんの長台詞のところで、由美子たんのアップをいろんな角度から捉えていて、まるで「野川由美子イメージフィルム」のようだわ、と思いましたです。でも、きれいでした。女優さんをきれいに撮らないとダメよね、やっぱり。
で、悦ちゃんの映画。
悦ちゃんが復讐に燃える女レーサー(にして秘密捜査員?)役なんですけど、多羅尾伴内みたいにいろんな変装を見せてくれました。
最後のババアもいけてましたが、やっぱり男装がすてきでしたね。
途中、謎の修道院が出てきて(悦ちゃん、シスターに変装!)、則文監督ってよほどキリスト教ネタがお好きなのねと思いましたです。
他にも、拉致したお姉ちゃんを甲冑の中に隠しちゃったり、熊の着ぐるみ姿でコトに及んだりと、独特の美学が満載でした。
『タリラリラン高校生』
1971年、大映東京。田中重雄監督。小野川公三郎、峰岸隆之介、八並映子主演。
なぜか近所のビデオ屋にあったので、借りてみました。
「高校生番長」シリーズでは番長やってた小野川君が、ここでは根暗なガリ勉役にまわり、峰岸隆之介(徹)がアウトローな不良役で登場。
この2人が組んでやくざやエロオヤジをカモって小遣い稼ぎに励むんですが、途中まではなかなかいいテンポで見せます。
八並映子たんも、峰岸君の恋人役でそれほど出しゃばっていないのが、却って好印象。
全編を通して流れる脱力系の主題歌(『タリラリランブルース』)が、笑えます。
が、最後のあっけない幕切れで全てがパー。
どうせなら、イタチの最後っ屁をかまして欲しかったところ。
ところで、昨日、久しぶりに『恋恋風塵』を観ました。
あの頃の侯孝賢って・・・・(以下自粛)。
2005年3月4日金曜日
香港映画の街角
〔ほん〕

野崎歓著。2005年、青土社。
遅ればせながら、読了いたしました。
全八章から成る評論集の内、屋上(第一章 香港映画は屋上をめざす)から香港の街を俯瞰した後、下界へと降り立ち(第二章 無防備都市、香港)、やがておうちの中へと進入してゆく(第三章 走れ!香港恋愛映画、第四章 香港映画 一家団欒)前半部分の構成は、なかなか機知に富んだ仕掛でありました。
後半(第五章~第八章)はいわゆる作家論ですが、当方は第七章(街角の笑劇)と第八章(異星の客)を面白く読みましたです。
テキストクリティーク特有のもってまわった文体にちと疲労感を覚えるものの、香港映画への強い愛情がそこここにあふれた、熱血評論集と言えましょう。
が、それだけに惜しまれてならないのが、誤植と誤記の多さ。
すでに茶通さんのblogでも取り上げられていますが、当方も気付いた範囲で指摘しておきたいと思います。
改版が出るときには、ぜひとも訂正していただきたいものです。
・『天地長久』→『天長地久』(目次)
・『自梳』の舞台を「蘇州」にしていますが、実際は広東省のはず。よって、日本軍が侵攻してくるのは、蘇州ではなく広州。ロケ地はたしかに蘇州をはじめとする江南地方だったのですけれど。(90~91頁)
・(張艾嘉の・せんきち注)初監督作『最愛』→正確には第二作のようです。(124頁)
・シルヴィアの監督第二作が『今天不回家』→第九作。ずいぶん前に観たので記憶が曖昧なのですが、この映画(『今天不回家』)は台北が舞台の台湾映画だったはず。で、お父さん役は喬宏ではなく郎雄。喬宏のお父さん役を取り上げたいのであれば、『ラッキーファミリー(97家有喜事)』の方が適当でしょう。それに、郎雄演じるお父さんの話題を出したら、当然李安にも触れなければならなくなり、そうなると、収拾がつかなくなってしまうかも。(127頁)
・(『喜劇王』において・せんきち注)お色気バーで働く女子高校生セシリア・チャン→ホステスが女子高校生の制服を着て、客をもてなすキャバレーだったような気が・・・・。 (248頁)
・この『ジャジャンボー』(『ジャジャンボ』。中文タイトルは『説不出的快活』・せんきち注)は六〇年代ショウ・ブラザーズ映画の傑作メロドラマとして名高いウォン・ティンラム(王天林)監督の『野バラの恋』(『野玫瑰之戀』・せんきち注)で用いられた服部良一作曲の曲である。→この映画はもちろんショウ・ブラザーズ(邵氏)作品などではなく、そのライバルだったキャセイ・オーガニゼーション(電懋。MP&GI)の代表作の一つ。 (289頁)
版元さん、よろしくお願いします。
野崎歓著。2005年、青土社。
遅ればせながら、読了いたしました。
全八章から成る評論集の内、屋上(第一章 香港映画は屋上をめざす)から香港の街を俯瞰した後、下界へと降り立ち(第二章 無防備都市、香港)、やがておうちの中へと進入してゆく(第三章 走れ!香港恋愛映画、第四章 香港映画 一家団欒)前半部分の構成は、なかなか機知に富んだ仕掛でありました。
後半(第五章~第八章)はいわゆる作家論ですが、当方は第七章(街角の笑劇)と第八章(異星の客)を面白く読みましたです。
テキストクリティーク特有のもってまわった文体にちと疲労感を覚えるものの、香港映画への強い愛情がそこここにあふれた、熱血評論集と言えましょう。
が、それだけに惜しまれてならないのが、誤植と誤記の多さ。
すでに茶通さんのblogでも取り上げられていますが、当方も気付いた範囲で指摘しておきたいと思います。
改版が出るときには、ぜひとも訂正していただきたいものです。
・『天地長久』→『天長地久』(目次)
・『自梳』の舞台を「蘇州」にしていますが、実際は広東省のはず。よって、日本軍が侵攻してくるのは、蘇州ではなく広州。ロケ地はたしかに蘇州をはじめとする江南地方だったのですけれど。(90~91頁)
・(張艾嘉の・せんきち注)初監督作『最愛』→正確には第二作のようです。(124頁)
・シルヴィアの監督第二作が『今天不回家』→第九作。ずいぶん前に観たので記憶が曖昧なのですが、この映画(『今天不回家』)は台北が舞台の台湾映画だったはず。で、お父さん役は喬宏ではなく郎雄。喬宏のお父さん役を取り上げたいのであれば、『ラッキーファミリー(97家有喜事)』の方が適当でしょう。それに、郎雄演じるお父さんの話題を出したら、当然李安にも触れなければならなくなり、そうなると、収拾がつかなくなってしまうかも。(127頁)
・(『喜劇王』において・せんきち注)お色気バーで働く女子高校生セシリア・チャン→ホステスが女子高校生の制服を着て、客をもてなすキャバレーだったような気が・・・・。 (248頁)
・この『ジャジャンボー』(『ジャジャンボ』。中文タイトルは『説不出的快活』・せんきち注)は六〇年代ショウ・ブラザーズ映画の傑作メロドラマとして名高いウォン・ティンラム(王天林)監督の『野バラの恋』(『野玫瑰之戀』・せんきち注)で用いられた服部良一作曲の曲である。→この映画はもちろんショウ・ブラザーズ(邵氏)作品などではなく、そのライバルだったキャセイ・オーガニゼーション(電懋。MP&GI)の代表作の一つ。 (289頁)
版元さん、よろしくお願いします。
2005年3月3日木曜日
大陸流れ者 (龍虎雙侠)
〔えいが〕
1966年、東映京都。山下耕作監督。鶴田浩二、藤純子、丹波哲郎、楊群、兪鳳至主演。
「香港でコテコテの仁侠映画を作っちゃいました」な1本。
「日本人と中国人、力をあわせて悪い白人をやっつけろ!」という、まるで戦時中の国策映画みたいなストーリーでしたが、悪い白人がいわゆるマフィアで、植民地行政に関わる人間でなかったのは、香港政庁に対する配慮が働いたのでしょう。
しかしこの映画、国籍や民族を超えた男の友情(鶴田、丹波&楊群)という側面から見ると、ややインパクト薄でした。
反目し合っていた男たちがやがて固い絆で結ばれていく、その過程をもう少し丹念に描いて欲しかったところです。
中国の廟で鶴田浩二と楊群が兄弟分の盃を交わす、その件は何となく香港ノワールのルーツのような匂いがしましたが。
また、全編を通じて鶴田浩二の自己陶酔ぶりが少々鼻に付く点が残念。
丹波ちゃんの投げやりな演技(?)が、一服の清涼剤の役割を果たしていました。
劇中、時代設定は「昭和8年」ということになっていたものの、撮影当時の香港の街を背景に「昭和八年 香港」なる字幕が出る東映ならではのアバウトさはあいかわらずでした。
他にも、すでに公娼廃止令が出ていた時代なのに藤純子たんが(香港で)身売りをしちゃったり(無茶やなあ)、十五年戦争突入後なのにそれほど派手な排日運動が起こっていなかったり、香港なのに晴天白日満地紅旗が大々的にフューチャーされていたり等、ちいとばかし首をかしげたくなる部分がありました。
ところで、本作の撮影協力としてクレジットされていた「永昌影業股份有限公司」は、よくよく調べてみると、香港ではなく台湾の、それも東映映画の代理店であることが判明、さらに調査を進めたところ、台湾側のデータでは日台合作映画の扱いになっていました。
それを踏まえた上で、もう一度本編を仔細に観てみたら、あらら、香港と言いながら、冒頭の街並みの遠景や鶴田浩二と藤純子が香港島の高台から街を見下ろす場面、ラスト近くの鶴田浩二が船着場へ疾走する場面等の他は、みんな台湾で撮ってるじゃあーりませんか。
日本統治時代の木造家屋の屋根までばっちり映ってますよ。
なぜこんなねじれ現象が起こったのか、その理由は不明ですが、台湾で公開されたときにも香港でのお話になってたんでしょうか、これ。
ちょっと変わった合作映画だったのね。
付記:『徳川いれずみ師 責め地獄』で怪しい中国人をやってた簑和田良太が、ここでも楊群の子分の中国人をやってました。実は中華濃度の高い男優?
追記:「台灣電影資料庫」に、下記のような記事がありました(6月5日記)。
1966-05-20 日本著名影星鶴田浩二來台慶賀我第四任總統副總統就職大典,並參加中日合作彩色片「龍虎雙俠」台灣外景部分的拍攝。
(於:東映チャンネル)
1966年、東映京都。山下耕作監督。鶴田浩二、藤純子、丹波哲郎、楊群、兪鳳至主演。
「香港でコテコテの仁侠映画を作っちゃいました」な1本。
「日本人と中国人、力をあわせて悪い白人をやっつけろ!」という、まるで戦時中の国策映画みたいなストーリーでしたが、悪い白人がいわゆるマフィアで、植民地行政に関わる人間でなかったのは、香港政庁に対する配慮が働いたのでしょう。
しかしこの映画、国籍や民族を超えた男の友情(鶴田、丹波&楊群)という側面から見ると、ややインパクト薄でした。
反目し合っていた男たちがやがて固い絆で結ばれていく、その過程をもう少し丹念に描いて欲しかったところです。
中国の廟で鶴田浩二と楊群が兄弟分の盃を交わす、その件は何となく香港ノワールのルーツのような匂いがしましたが。
また、全編を通じて鶴田浩二の自己陶酔ぶりが少々鼻に付く点が残念。
丹波ちゃんの投げやりな演技(?)が、一服の清涼剤の役割を果たしていました。
劇中、時代設定は「昭和8年」ということになっていたものの、撮影当時の香港の街を背景に「昭和八年 香港」なる字幕が出る東映ならではのアバウトさはあいかわらずでした。
他にも、すでに公娼廃止令が出ていた時代なのに藤純子たんが(香港で)身売りをしちゃったり(無茶やなあ)、十五年戦争突入後なのにそれほど派手な排日運動が起こっていなかったり、香港なのに晴天白日満地紅旗が大々的にフューチャーされていたり等、ちいとばかし首をかしげたくなる部分がありました。
ところで、本作の撮影協力としてクレジットされていた「永昌影業股份有限公司」は、よくよく調べてみると、香港ではなく台湾の、それも東映映画の代理店であることが判明、さらに調査を進めたところ、台湾側のデータでは日台合作映画の扱いになっていました。
それを踏まえた上で、もう一度本編を仔細に観てみたら、あらら、香港と言いながら、冒頭の街並みの遠景や鶴田浩二と藤純子が香港島の高台から街を見下ろす場面、ラスト近くの鶴田浩二が船着場へ疾走する場面等の他は、みんな台湾で撮ってるじゃあーりませんか。
日本統治時代の木造家屋の屋根までばっちり映ってますよ。
なぜこんなねじれ現象が起こったのか、その理由は不明ですが、台湾で公開されたときにも香港でのお話になってたんでしょうか、これ。
ちょっと変わった合作映画だったのね。
付記:『徳川いれずみ師 責め地獄』で怪しい中国人をやってた簑和田良太が、ここでも楊群の子分の中国人をやってました。実は中華濃度の高い男優?
追記:「台灣電影資料庫」に、下記のような記事がありました(6月5日記)。
1966-05-20 日本著名影星鶴田浩二來台慶賀我第四任總統副總統就職大典,並參加中日合作彩色片「龍虎雙俠」台灣外景部分的拍攝。
(於:東映チャンネル)
2005年3月2日水曜日
チャイナスキャンダル 艶舞 (狂情)
〔えいが〕
1983年、日本(N・C・P)・香港(嘉禾)。小原宏裕・黎大煒監督。新藤恵美、陳惠敏、小田かおる、曾江主演。
1983年に製作された「プレ3級片」的な日港合作映画。
日本での配給はにっかつが行いましたが、香港側の資料ではなぜか嘉禾(ゴールデン・ハーベスト)単独製作による香港映画になっています。
ストーリーはというと、香港でデビューした後、本国・日本で大ブレイクを果たし、再び香港に招かれてステージをつとめることになった人気歌手・山崎マリ(新藤恵美たん。北極級にさむい歌とステージが楽しめます)が、悪辣で好色な富豪・趙(曾江〔ケネス・ツァン〕)の罠にはまり、愛欲地獄へ堕ちていく・・・・というもの(かなり大雑把やなあ)で、これに彼女の昔の恋人・チャーリー(陳惠敏〔チャーリー・チャン〕)との「やけぼっくいに火がついた」的な恋愛模様が絡みます。
ま、ようするに、新藤恵美たんの大胆艶技が見せ場の映画なので、せっかくの香港ロケも街頭シーンはほとんどなく、建物内での撮影ばかりなのが残念でおました。
また、内容も、濡れ場中心の構成のため、新藤恵美たんとチャーリーさん(陳惠敏)が昔どんなきっかけで知り合い、どのような関係にあったのか、といった細かい説明が一切なく、2人の台詞のやり取りから想像を膨らませる他なかったので、観ていてかなりわかりにくかったです。
ふつうなら、2人が恋人だった頃の回想シーンでも入れそうなもんなんですが、何しろそういう余計な描写(?)はきれいさっぱり省略されておりました。
途中、新藤さんが催淫剤飲まされて恥ずかしいビデオを撮られるという件が出てきますが、これって、ずっと後の『欲望の街 古惑仔Ⅰ 銅鑼湾の疾風』でも出てきたパターン。
香港人って、この手のネタが好きなんでしょうか?
新藤さんのお相手をつとめるチャーリーさんは、「キネ旬データベース」では「青年実業家」になってますが、全身入れ墨だらけのお身体ではちと無理があると思われたのか、実際には「元チンピラで今はローラースケート界の花形」(何故ローラースケートなんだ!?)になってました。
もう1人のお相手、曾江さん(お尻大公開)は悪役なんだけど、ちょっとスマートすぎます。
新藤さんの妹役の小田かおるたんは、前半ではおつむがちょっと足りない淫乱おバカ娘だったのに、後半では突如、空手二段の「女必殺拳」に変貌、チャーリーさんと2人で悪人退治に精を出します。
初めから、しゃんとしてろや。
香港勢では、他に『ゴルゴ13 九龍の首』で新藤さんと兄妹役を演じていた嘉倫さんが、曾江さんの仲間のスケベ富豪役で顔を見せていました。
最後に素朴な疑問。
新藤さんの濡れ場が売りなら、わざわざ香港ロケをしたり、香港との合作にしなくてもよかったのではないかと思い。
少なくとも、出来上がった作品を観る限りでは、香港が出てくることに何の必然性も感じませんでした(強いて言えば、麻薬?)。
いったいどういうきっかけで合作になったんでしょ?
映画そのものよりも、その過程の方が面白そうだな。
1983年、日本(N・C・P)・香港(嘉禾)。小原宏裕・黎大煒監督。新藤恵美、陳惠敏、小田かおる、曾江主演。
1983年に製作された「プレ3級片」的な日港合作映画。
日本での配給はにっかつが行いましたが、香港側の資料ではなぜか嘉禾(ゴールデン・ハーベスト)単独製作による香港映画になっています。
ストーリーはというと、香港でデビューした後、本国・日本で大ブレイクを果たし、再び香港に招かれてステージをつとめることになった人気歌手・山崎マリ(新藤恵美たん。北極級にさむい歌とステージが楽しめます)が、悪辣で好色な富豪・趙(曾江〔ケネス・ツァン〕)の罠にはまり、愛欲地獄へ堕ちていく・・・・というもの(かなり大雑把やなあ)で、これに彼女の昔の恋人・チャーリー(陳惠敏〔チャーリー・チャン〕)との「やけぼっくいに火がついた」的な恋愛模様が絡みます。
ま、ようするに、新藤恵美たんの大胆艶技が見せ場の映画なので、せっかくの香港ロケも街頭シーンはほとんどなく、建物内での撮影ばかりなのが残念でおました。
また、内容も、濡れ場中心の構成のため、新藤恵美たんとチャーリーさん(陳惠敏)が昔どんなきっかけで知り合い、どのような関係にあったのか、といった細かい説明が一切なく、2人の台詞のやり取りから想像を膨らませる他なかったので、観ていてかなりわかりにくかったです。
ふつうなら、2人が恋人だった頃の回想シーンでも入れそうなもんなんですが、何しろそういう余計な描写(?)はきれいさっぱり省略されておりました。
途中、新藤さんが催淫剤飲まされて恥ずかしいビデオを撮られるという件が出てきますが、これって、ずっと後の『欲望の街 古惑仔Ⅰ 銅鑼湾の疾風』でも出てきたパターン。
香港人って、この手のネタが好きなんでしょうか?
新藤さんのお相手をつとめるチャーリーさんは、「キネ旬データベース」では「青年実業家」になってますが、全身入れ墨だらけのお身体ではちと無理があると思われたのか、実際には「元チンピラで今はローラースケート界の花形」(何故ローラースケートなんだ!?)になってました。
もう1人のお相手、曾江さん(お尻大公開)は悪役なんだけど、ちょっとスマートすぎます。
新藤さんの妹役の小田かおるたんは、前半ではおつむがちょっと足りない淫乱おバカ娘だったのに、後半では突如、空手二段の「女必殺拳」に変貌、チャーリーさんと2人で悪人退治に精を出します。
初めから、しゃんとしてろや。
香港勢では、他に『ゴルゴ13 九龍の首』で新藤さんと兄妹役を演じていた嘉倫さんが、曾江さんの仲間のスケベ富豪役で顔を見せていました。
最後に素朴な疑問。
新藤さんの濡れ場が売りなら、わざわざ香港ロケをしたり、香港との合作にしなくてもよかったのではないかと思い。
少なくとも、出来上がった作品を観る限りでは、香港が出てくることに何の必然性も感じませんでした(強いて言えば、麻薬?)。
いったいどういうきっかけで合作になったんでしょ?
映画そのものよりも、その過程の方が面白そうだな。
4月の東映チャンネルで
〔橘ますみ〕

さて、忘れた頃にやってくる「橘ますみたん」ネタ(くわしくは、旧ブログをご覧下さい)。
なんと、4月に東映チャンネルで長らく幻の作品になっていたますみたん主演映画『異常性愛記録 ハレンチ』が放映されるとの由。
当方、去年の6月にこのような拙い紹介文を書いた後、局(東映チャンネルね)の方へも「放送希望」のリクエストを出していましたが、ようやく願いが叶いました。
ありがとう、東映チャンネル(涙)。
付記:先月の『好色源平絵巻』みたいにならなきゃいいけど・・・・。

さて、忘れた頃にやってくる「橘ますみたん」ネタ(くわしくは、旧ブログをご覧下さい)。
なんと、4月に東映チャンネルで長らく幻の作品になっていたますみたん主演映画『異常性愛記録 ハレンチ』が放映されるとの由。
当方、去年の6月にこのような拙い紹介文を書いた後、局(東映チャンネルね)の方へも「放送希望」のリクエストを出していましたが、ようやく願いが叶いました。
ありがとう、東映チャンネル(涙)。
付記:先月の『好色源平絵巻』みたいにならなきゃいいけど・・・・。
2005年3月1日火曜日
犬は食わねど
〔とほほ事件簿〕
肉まん「狗不理」競売…同じ天津の老舗が落札
1日付の中国各紙によると、国有企業民営化の一環で競売にかけられた中国天津市の肉まんの老舗「狗不理」の入札が2月28日行われ、同じ天津市の企業「天津同仁堂」が1億600元(約13億4000万円)で落札した・・・・
関連報道は、こちら(中国語情報は、こちら)。
肉まん屋が薬屋に食われちゃいました。
老舗と言えども常に攻めの姿勢でいなければ生き残れない、というのが、今の中国なのでしょうか。
何れにせよ、薬屋がオーナーになったからといって「薬漬け肉まん」だけは御免蒙りたいものです。
肉まん「狗不理」競売…同じ天津の老舗が落札
1日付の中国各紙によると、国有企業民営化の一環で競売にかけられた中国天津市の肉まんの老舗「狗不理」の入札が2月28日行われ、同じ天津市の企業「天津同仁堂」が1億600元(約13億4000万円)で落札した・・・・
関連報道は、こちら(中国語情報は、こちら)。
肉まん屋が薬屋に食われちゃいました。
老舗と言えども常に攻めの姿勢でいなければ生き残れない、というのが、今の中国なのでしょうか。
何れにせよ、薬屋がオーナーになったからといって「薬漬け肉まん」だけは御免蒙りたいものです。
2005年2月28日月曜日
オスカーだったそうな
〔ちょっとお耳に〕

まだ不調です。
長いものを書く気力もないので、とりあえずはせんきち的オスカー情報なんぞを。
章子怡:アカデミー賞プレゼンテーター任務完了
「第77回アカデミー賞」授賞式が27日(現地時間28日)に開催され、章子怡(チャン・ツィイー)が視覚効果賞のプレゼンテーターを務めた。受賞したのは『スパイダーマン2』・・・・
中国語情報は、こちら。
うちはWOWOWが観られないので、授賞式も観てないんですが、ぶじに大役を果たしたようですね。
よかったよかった。
『LOVERS』、何気に撮影賞にノミネートされてたみたいですが、受賞は逃しました。
というわけで、まずはこれぎり。

お知らせ:コメントの方法が変わりました。コメント入力画面にある"Choose an Identity"から"Other"をお選びいただくと、お名前欄とURL入力欄が出てきますので、そちらにお名前とサイト(お持ちの場合)のURLをご記入下さい。くわしくは、こちらをご覧下さいませ。

まだ不調です。
長いものを書く気力もないので、とりあえずはせんきち的オスカー情報なんぞを。
章子怡:アカデミー賞プレゼンテーター任務完了
「第77回アカデミー賞」授賞式が27日(現地時間28日)に開催され、章子怡(チャン・ツィイー)が視覚効果賞のプレゼンテーターを務めた。受賞したのは『スパイダーマン2』・・・・
中国語情報は、こちら。
うちはWOWOWが観られないので、授賞式も観てないんですが、ぶじに大役を果たしたようですね。
よかったよかった。
『LOVERS』、何気に撮影賞にノミネートされてたみたいですが、受賞は逃しました。
というわけで、まずはこれぎり。

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2005年2月27日日曜日
わたしはセシリアの声が好きだ!
〔ちょっとお耳に〕
張柏芝:『無極』アフレコ「アヒル声」でお役御免
陳凱歌(チェン・カイコー)監督の歴史大作『無極』の制作が終盤を迎え、アフレコ作業が進行中。香港の謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、日本の真田広之、韓国のチャン・ドンゴンら出演者たちは北京語版の吹き替えを行っている。しかし主要登場人物のはずの張柏芝(セシリア・チョン)だけは蚊帳(かや)の外。「アヒル声」を理由に、吹き替え要員から外されたのだという・・・・
中国語情報は、こちらとこちら。
「アヒル声(公鴨嗓)」ですか。
やんごとなき身分の役には似つかわしくないのですね、やはり(極妻ならいいのか?)。
でも、以前書いたことがありますが、あっしはセシリアの声が大好きなんですわ。
いいじゃないの、ハスキーだって。
気にすることないよ。
付記:陳紅、プロデューサー兼任ですか。出世したもんだ。中国版サッチー?
張柏芝:『無極』アフレコ「アヒル声」でお役御免
陳凱歌(チェン・カイコー)監督の歴史大作『無極』の制作が終盤を迎え、アフレコ作業が進行中。香港の謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、日本の真田広之、韓国のチャン・ドンゴンら出演者たちは北京語版の吹き替えを行っている。しかし主要登場人物のはずの張柏芝(セシリア・チョン)だけは蚊帳(かや)の外。「アヒル声」を理由に、吹き替え要員から外されたのだという・・・・
中国語情報は、こちらとこちら。
「アヒル声(公鴨嗓)」ですか。
やんごとなき身分の役には似つかわしくないのですね、やはり(極妻ならいいのか?)。
でも、以前書いたことがありますが、あっしはセシリアの声が大好きなんですわ。
いいじゃないの、ハスキーだって。
気にすることないよ。
付記:陳紅、プロデューサー兼任ですか。出世したもんだ。中国版サッチー?
2005年2月26日土曜日
2005年2月23日水曜日
2005年2月22日火曜日
健さん、お目見え!
〔ちょっとお耳に〕
巨匠チャン・イーモウ絶賛…高倉健とタッグだぁ 映画「千里走単騎」製作会見
日本映画界を代表する俳優、高倉健(74)が、中国の巨匠チャン・イーモウ監督(54)と組んで主演する映画「千里走単騎」(たんきせんりをはしる=日本語題未定、来年公開予定)の製作発表会見が22日午前、東京・成城の東宝スタジオで行われた・・・・
中国語情報は、こちら(写真多めです)。
ようやっと日本のマスコミにもお目見えです、『千里走単騎』。
東宝スタジオで撮影してるんですね。
日本パートの担当は、降旗康男監督とか。
しかし、今(2月)記者会見をやって、公開が来年ですか・・・・。
悠久の映画。
付記:イ・ウンジュが亡くなったそうです。享年24歳。合掌。
巨匠チャン・イーモウ絶賛…高倉健とタッグだぁ 映画「千里走単騎」製作会見
日本映画界を代表する俳優、高倉健(74)が、中国の巨匠チャン・イーモウ監督(54)と組んで主演する映画「千里走単騎」(たんきせんりをはしる=日本語題未定、来年公開予定)の製作発表会見が22日午前、東京・成城の東宝スタジオで行われた・・・・
中国語情報は、こちら(写真多めです)。
ようやっと日本のマスコミにもお目見えです、『千里走単騎』。
東宝スタジオで撮影してるんですね。
日本パートの担当は、降旗康男監督とか。
しかし、今(2月)記者会見をやって、公開が来年ですか・・・・。
悠久の映画。
付記:イ・ウンジュが亡くなったそうです。享年24歳。合掌。
2005年2月21日月曜日
魅惑の市内観光
〔たび〕

一通り、旅のご報告が終わったところで、市内観光の話なんぞを。
と言っても、こと香港に関して、あっしはこの手の市内観光というものに参加したことがありません。
で、常々「どんなもんなんじゃろなあ」と思っていたところ、今回、うちのおばが参加しましたので、さっそくその報告を聞いてみました。
まず、ホテル(ランガムホテル)のロビーに午前8時30分に集合。
(同じ会社で扱う)別のお客さんが入れ込み式に参加するシステムなので、1台のバスに35人ほどが乗車していたそうです。
この後、海底トンネル経由で香港島へ行き、ビクトリアピークへ。
それから、レパルスベイ(おば曰く「名前も知らない海岸。なんか大きな仏像(天后のこと?)があったよ」との由)→スタンレーマーケット→昼食(飲茶)→ショッピングと続いたのだそう。
ショッピングは、尖東のDFSの他に「なんだかよくわかんない宝石店へ連れて行かれ、電卓持ったおばちゃんたちに周りを囲まれた」と申しておりました。
で、ガイドさんの他にお抱えカメラマンが随行、参加者の写真をバシバシ写してそれをすばやく現像、お帰りまでに直売するというシステムになっていたとか。
なるほどね。
ちなみに、メシはまずかったそうです。
以上、これがおばの体験した大手旅行代理店A社の基本市内観光でしたが、他の会社はどうなっているのかなあと思い、ちいとばかり調べてみました。
B社の場合
ホテル出発(午前7時30分)→レパルスベイ(下車)→ビクトリアピーク(下車)→ショッピング(1軒)→昼食(飲茶)→黄大仙(入場観光)→ショッピング(3軒)→DFSギャラリアにて解散
朝早いですね。
C社の場合
ホテル出発(時間不詳)→お粥の朝食→レパルスベイ(下車)→スタンレーマーケット(下車)→ビクトリアピーク(下車)→昼食(飲茶)→ショッピング(3軒)→DFS→夕食(有名レストランにて特別メニュー)→
ビクトリアピーク又はナイトハーバークルーズで夜景鑑賞
朝から晩まで面倒見てもらえます。
D社の場合
下記3コースからのチョイス。
A:香港基本コース レパルスベイ→ホンコンコンベンションセンター→ビクトリアピーク→→黄大仙→お買物
B:下町観光コース 黄大仙→天后廟→翡翠市場→青空市場→フラワー街→バードストリート→金魚街→お買物
C:香港名物乗り物観光 ビクトリアピーク(ピークトラム乗車)→ワンチャイ(2階建て路面電車乗車)→上海灘及ランドマーク自由散策(オープントップバス乗車)→香港島~九龍半島(スターフェリー乗船)→黄大仙→お買い物
昼食は飲茶(Cプランのみチャイラン美食坊にて自由食。HK$60相当のクーポンを配布)。
ショッピングの軒数を具体的に書いていない点が、ちと気になります。
とまあ、だいたいこんな感じでした。
ビクトリアピークとレパルスベイの観光、飲茶、ショッピングがだいたい必須アイテムのようですね。
さて、皆さんなら、どの会社をお選びになりますか?
お知らせ:コメントの入力方法が変わりました。ログインも必要ございません。画面の指示(英文なんだけど・・・・)にしたがって、あとはポチっとするだけ!

一通り、旅のご報告が終わったところで、市内観光の話なんぞを。
と言っても、こと香港に関して、あっしはこの手の市内観光というものに参加したことがありません。
で、常々「どんなもんなんじゃろなあ」と思っていたところ、今回、うちのおばが参加しましたので、さっそくその報告を聞いてみました。
まず、ホテル(ランガムホテル)のロビーに午前8時30分に集合。
(同じ会社で扱う)別のお客さんが入れ込み式に参加するシステムなので、1台のバスに35人ほどが乗車していたそうです。
この後、海底トンネル経由で香港島へ行き、ビクトリアピークへ。
それから、レパルスベイ(おば曰く「名前も知らない海岸。なんか大きな仏像(天后のこと?)があったよ」との由)→スタンレーマーケット→昼食(飲茶)→ショッピングと続いたのだそう。
ショッピングは、尖東のDFSの他に「なんだかよくわかんない宝石店へ連れて行かれ、電卓持ったおばちゃんたちに周りを囲まれた」と申しておりました。
で、ガイドさんの他にお抱えカメラマンが随行、参加者の写真をバシバシ写してそれをすばやく現像、お帰りまでに直売するというシステムになっていたとか。
なるほどね。
ちなみに、メシはまずかったそうです。
以上、これがおばの体験した大手旅行代理店A社の基本市内観光でしたが、他の会社はどうなっているのかなあと思い、ちいとばかり調べてみました。
B社の場合
ホテル出発(午前7時30分)→レパルスベイ(下車)→ビクトリアピーク(下車)→ショッピング(1軒)→昼食(飲茶)→黄大仙(入場観光)→ショッピング(3軒)→DFSギャラリアにて解散
朝早いですね。
C社の場合
ホテル出発(時間不詳)→お粥の朝食→レパルスベイ(下車)→スタンレーマーケット(下車)→ビクトリアピーク(下車)→昼食(飲茶)→ショッピング(3軒)→DFS→夕食(有名レストランにて特別メニュー)→
ビクトリアピーク又はナイトハーバークルーズで夜景鑑賞
朝から晩まで面倒見てもらえます。
D社の場合
下記3コースからのチョイス。
A:香港基本コース レパルスベイ→ホンコンコンベンションセンター→ビクトリアピーク→→黄大仙→お買物
B:下町観光コース 黄大仙→天后廟→翡翠市場→青空市場→フラワー街→バードストリート→金魚街→お買物
C:香港名物乗り物観光 ビクトリアピーク(ピークトラム乗車)→ワンチャイ(2階建て路面電車乗車)→上海灘及ランドマーク自由散策(オープントップバス乗車)→香港島~九龍半島(スターフェリー乗船)→黄大仙→お買い物
昼食は飲茶(Cプランのみチャイラン美食坊にて自由食。HK$60相当のクーポンを配布)。
ショッピングの軒数を具体的に書いていない点が、ちと気になります。
とまあ、だいたいこんな感じでした。
ビクトリアピークとレパルスベイの観光、飲茶、ショッピングがだいたい必須アイテムのようですね。
さて、皆さんなら、どの会社をお選びになりますか?
お知らせ:コメントの入力方法が変わりました。ログインも必要ございません。画面の指示(英文なんだけど・・・・)にしたがって、あとはポチっとするだけ!
2005年2月20日日曜日
香港は今日もさむかった 伍
〔たび〕

前回は、こちら。
いいかげんで、帰国しないとね。
2月2日(水)
午前8時30分頃起床。
いよいよ帰国する日です。
朝食後、最後のお買い物へ。
まずHMVへ寄ってから、ワトソンズ、SaSaへ。
まだ買い物をするというおばペアーを置いて、お友達とあっしは一足先にホテルへ戻り、ラウンジでお茶。
買ってきた新聞の芸能欄をチェック。
お友達は、昨日の首映禮の記事を探しますが、ないのでがっかり。
金像奨のノミネートの記事がメインでした。
「テレンスママ(胡燕妮〔ジェニー・フー〕)が助演女優賞にノミネート」との報に接し、ちょっぴり嬉しい気分に。
部屋へ帰ってから荷造りをして、正午前にチェックアウト。
おばたちともう一度ラウンジでお茶。
その後、シャトルバスで九龍駅へ向かいました。
駅の航空会社カウンターでチェックインを済ませ、エアポートシャトルで空港へ。
帰りの便は、キャセイの500便。15時15分発です。
着いた日よりも霧が薄かったので、海もそれなりに見えました。
空港へ着いて、まずは昼食。
あっしはなぜかカレーが食べたくなり、カレーを食しました。
つられてお友達とおばのお友達もカレーを注文。
おばだけが排骨麺。
味はまあまあ。量はたくさん。
お腹一杯になったところで、出国手続とセキュリティーチェック。
これはあっさり済んで、後はダメ押しのお買い物。
本屋さんで『香港影視業百年』と雑誌を購入。
『香港~』、非常に読み応えのある本ですが、中華電影について不正確な記述が目立つのが残念。
『中華電影史話』が中国語訳されていれば・・・・。
戦時下の香港映画界に関しては、『私の中国人ノート』や『日本占領下 香港で何をしたか』も参照してほしいところです。
買い物の後、搭乗ゲート前の椅子に腰掛けて搭乗開始のアナウンスを待つ間、ふと、喉が渇いたことに気付きました(カレーなんか食うからだよ)。
で、近くにあるだろうと思ったら実はとても遠かったスターバックスにダッシュ、お友達の分と合わせて2本のミネラルウォーターを購入して、再びダッシュで戻りました。
搭乗開始時刻はとうに過ぎていましたが、なんとか間に合って飛行機に乗り込みました。
で、座席に着きましたが、あれ?全然別の人がちょこんと腰掛けています。
その人たちに半券のチェックをしてもらい、間違って座っていることを確認、とっとと退散していただきました。
ようやく落ち着いて、まずは機内プログラムのチェック。
行きが1月、帰りが2月だったので、全く違う映画が楽しめるのです。
すると、おお、テレンスママの金像奨ノミネート対象作品『龍鳳鬥』があるじゃないですか。
離陸後、さっそく鑑賞いたしました。
お年を召したとはいえ、とても素敵でしたわ。
途中、夕食(牛肉〔焼き焼き〕、ごはん、サラダ、パン、他)とアイスクリームをたいらげ、てきとーに居眠りもして、午後8時過ぎに成田着。
入国手続後、荷物を受け取って税関を通過、あとは携帯電話を返しておばの車でおうちへ帰りました。
ただいま。
(おしまい)

前回は、こちら。
いいかげんで、帰国しないとね。
2月2日(水)
午前8時30分頃起床。
いよいよ帰国する日です。
朝食後、最後のお買い物へ。
まずHMVへ寄ってから、ワトソンズ、SaSaへ。
まだ買い物をするというおばペアーを置いて、お友達とあっしは一足先にホテルへ戻り、ラウンジでお茶。
買ってきた新聞の芸能欄をチェック。
お友達は、昨日の首映禮の記事を探しますが、ないのでがっかり。
金像奨のノミネートの記事がメインでした。
「テレンスママ(胡燕妮〔ジェニー・フー〕)が助演女優賞にノミネート」との報に接し、ちょっぴり嬉しい気分に。
部屋へ帰ってから荷造りをして、正午前にチェックアウト。
おばたちともう一度ラウンジでお茶。
その後、シャトルバスで九龍駅へ向かいました。
駅の航空会社カウンターでチェックインを済ませ、エアポートシャトルで空港へ。
帰りの便は、キャセイの500便。15時15分発です。
着いた日よりも霧が薄かったので、海もそれなりに見えました。
空港へ着いて、まずは昼食。
あっしはなぜかカレーが食べたくなり、カレーを食しました。
つられてお友達とおばのお友達もカレーを注文。
おばだけが排骨麺。
味はまあまあ。量はたくさん。
お腹一杯になったところで、出国手続とセキュリティーチェック。
これはあっさり済んで、後はダメ押しのお買い物。
本屋さんで『香港影視業百年』と雑誌を購入。
『香港~』、非常に読み応えのある本ですが、中華電影について不正確な記述が目立つのが残念。
『中華電影史話』が中国語訳されていれば・・・・。
戦時下の香港映画界に関しては、『私の中国人ノート』や『日本占領下 香港で何をしたか』も参照してほしいところです。
買い物の後、搭乗ゲート前の椅子に腰掛けて搭乗開始のアナウンスを待つ間、ふと、喉が渇いたことに気付きました(カレーなんか食うからだよ)。
で、近くにあるだろうと思ったら実はとても遠かったスターバックスにダッシュ、お友達の分と合わせて2本のミネラルウォーターを購入して、再びダッシュで戻りました。
搭乗開始時刻はとうに過ぎていましたが、なんとか間に合って飛行機に乗り込みました。
で、座席に着きましたが、あれ?全然別の人がちょこんと腰掛けています。
その人たちに半券のチェックをしてもらい、間違って座っていることを確認、とっとと退散していただきました。
ようやく落ち着いて、まずは機内プログラムのチェック。
行きが1月、帰りが2月だったので、全く違う映画が楽しめるのです。
すると、おお、テレンスママの金像奨ノミネート対象作品『龍鳳鬥』があるじゃないですか。
離陸後、さっそく鑑賞いたしました。
お年を召したとはいえ、とても素敵でしたわ。
途中、夕食(牛肉〔焼き焼き〕、ごはん、サラダ、パン、他)とアイスクリームをたいらげ、てきとーに居眠りもして、午後8時過ぎに成田着。
入国手続後、荷物を受け取って税関を通過、あとは携帯電話を返しておばの車でおうちへ帰りました。
ただいま。
(おしまい)
やはり
〔ちょっとお耳に〕

南ア映画に最高賞 「隠し剣」受賞逸す
第55回ベルリン国際映画祭の各賞が19日午後(日本時間同日夜)、発表され、最優秀作品賞に当たる金熊賞に南アフリカを舞台にしたオペラ「カルメン」の映画版「U―カルメン・イン・カエリージャ」(マーク・ドーンフォードメイ監督)が決まった。
コンペティション部門に出品されていた山田洋次監督の時代劇「隠し剣 鬼の爪」と、昭和天皇の内面を描いたロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督の話題作「太陽」は主要賞受賞を逃した。「太陽」で昭和天皇役を好演したイッセー尾形は、最優秀男優賞受賞とはならなかった。
金熊賞に続く主要賞は次の通り。
銀熊賞(審査員特別大賞)「孔雀(くじゃく)」(顧長衛監督)▽監督賞「ゾフィー・ショル―最後の日々」のマルク・ローテムント監督▽最優秀女優賞「ゾフィー・ショル―」のユリア・イェンチ▽最優秀男優賞「サム・サッカー」のルー・テーラー・プッチ▽芸術貢献賞「ウェイワード・クラウド(天邊一朵雲・せんきち注)」の蔡明亮監督。
速報です。
やはりと言うべきか何と言うべきか、『隠し剣 鬼の爪』も『太陽』も、受賞は逃しました。
銀熊賞(審査員特別大賞)を受賞した『孔雀』は、中国映画。
顧長衛監督は、これが処女作だそうです。
中華映画ファンにはおなじみの蔡明亮監督も、芸術貢献賞を受賞しました。
追記:この賞(芸術貢献賞)も、銀熊賞の一つみたいね。なんだかややこしいわ。
いつもの面子(写真参照)による作品のようですが、大胆な性描写が話題になっています。
日本公開が楽しみですね(って、来るかどうかわかんないんだけどさ、まだ)。
付記:蔡監督の映画、タイトルは同名の白光の曲から。この曲の他にも、葛蘭や張露の曲を用いたミュージカルシーンがある模様。

南ア映画に最高賞 「隠し剣」受賞逸す
第55回ベルリン国際映画祭の各賞が19日午後(日本時間同日夜)、発表され、最優秀作品賞に当たる金熊賞に南アフリカを舞台にしたオペラ「カルメン」の映画版「U―カルメン・イン・カエリージャ」(マーク・ドーンフォードメイ監督)が決まった。
コンペティション部門に出品されていた山田洋次監督の時代劇「隠し剣 鬼の爪」と、昭和天皇の内面を描いたロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督の話題作「太陽」は主要賞受賞を逃した。「太陽」で昭和天皇役を好演したイッセー尾形は、最優秀男優賞受賞とはならなかった。
金熊賞に続く主要賞は次の通り。
銀熊賞(審査員特別大賞)「孔雀(くじゃく)」(顧長衛監督)▽監督賞「ゾフィー・ショル―最後の日々」のマルク・ローテムント監督▽最優秀女優賞「ゾフィー・ショル―」のユリア・イェンチ▽最優秀男優賞「サム・サッカー」のルー・テーラー・プッチ▽芸術貢献賞「ウェイワード・クラウド(天邊一朵雲・せんきち注)」の蔡明亮監督。
速報です。
やはりと言うべきか何と言うべきか、『隠し剣 鬼の爪』も『太陽』も、受賞は逃しました。
銀熊賞(審査員特別大賞)を受賞した『孔雀』は、中国映画。
顧長衛監督は、これが処女作だそうです。
中華映画ファンにはおなじみの蔡明亮監督も、芸術貢献賞を受賞しました。
追記:この賞(芸術貢献賞)も、銀熊賞の一つみたいね。なんだかややこしいわ。
いつもの面子(写真参照)による作品のようですが、大胆な性描写が話題になっています。
日本公開が楽しみですね(って、来るかどうかわかんないんだけどさ、まだ)。
付記:蔡監督の映画、タイトルは同名の白光の曲から。この曲の他にも、葛蘭や張露の曲を用いたミュージカルシーンがある模様。
2005年2月19日土曜日
ヒョン様、現る
〔ちょっとお耳に〕
整形そなたも?日本でもジワリ増加中…顔も実力のうち “先進国”韓国では大統領も
韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領が、まぶたを手術、二重まぶたに変身した。額のシワ取りに続く2つ目の整形。美醜による差別意識の強い韓国は、女性の4人に1人が整形手術をしている“整形大国”で、男性の経験者も急増中。日本でも中年男性の整形が、ジワジワ増えているとか…。
盧大統領は17日夜、在外公館長会議出席のために帰国している各国駐在大使を招いての夕食会に出席。公式の場に13日ぶりに姿を見せた。目を保護するために眼鏡を掛け、目の周辺は少し腫れていたが、くっきりと二重になっていた・・・・
「使用前・使用後」のお写真は、こちらにございます。
ついに大統領も「整形」ですか。
一応、表向きは「上まぶたが垂れて目を覆い、目を開けるのが難しくなる上眼瞼皮膚弛緩症治療のため」らしいんですが、いきなり「くっきり二重まぶた」に変身ですからね。
見慣れないので、なんだか怖いっす。
整形そなたも?日本でもジワリ増加中…顔も実力のうち “先進国”韓国では大統領も
韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領が、まぶたを手術、二重まぶたに変身した。額のシワ取りに続く2つ目の整形。美醜による差別意識の強い韓国は、女性の4人に1人が整形手術をしている“整形大国”で、男性の経験者も急増中。日本でも中年男性の整形が、ジワジワ増えているとか…。
盧大統領は17日夜、在外公館長会議出席のために帰国している各国駐在大使を招いての夕食会に出席。公式の場に13日ぶりに姿を見せた。目を保護するために眼鏡を掛け、目の周辺は少し腫れていたが、くっきりと二重になっていた・・・・
「使用前・使用後」のお写真は、こちらにございます。
ついに大統領も「整形」ですか。
一応、表向きは「上まぶたが垂れて目を覆い、目を開けるのが難しくなる上眼瞼皮膚弛緩症治療のため」らしいんですが、いきなり「くっきり二重まぶた」に変身ですからね。
見慣れないので、なんだか怖いっす。
2005年2月18日金曜日
4つ星満点 VS ブラボー
〔ちょっとお耳に〕
「隠し剣 鬼の爪」4つ星満点 第55回 ベルリン映画祭
コンペティション部門出品作、山田洋次監督(73)の時代劇「隠し剣 鬼の爪」が15日夕(日本時間16日)、メーン会場のベルリナーレ・パラストで公式上映された。上映中は日本公開時には少なかった笑いも起こり、エンドロールが上がると、温かい拍手が続いた。コンペ挑戦3回目の山田監督は「(受賞は)分からないけれども、観客の拍手に価値があった」と大満足。16日発刊の映画誌の星取表では満点も出るなど評価は高まる一方で“3度目の正直”に期待がかかる・・・・
天皇役のイッセー尾形に「ブラボー」 ベルリン映画祭
第55回ベルリン国際映画祭で17日夜(日本時間18日未明)、イッセー尾形さんが昭和天皇を演じる「太陽」が、メーン会場のベルリナーレ・パラストで公式上映された。
ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督によるコンペティション部門参加作品。終戦から「人間宣言」へ至る天皇の苦悩と孤独を、独白やマッカーサー連合国軍最高司令官との対話を通じ、詩的なタッチで描く。上映後、尾形さんと皇后役の桃井かおりさんが壇上に登場すると、観客から拍手と共に何度も「ブラボー!」の声が上がった・・・・
かたや日本映画、かたや日本人俳優が出演したロシア映画、評価も「日本語VS横文字」に分かれております。
果たしてどちらに軍配が上がるのか、それとも、「大山鳴動して鼠一匹」となるのか。
結果を待ちましょう。
ところで、同じベルリン映画祭でも、松坂慶子が出た『桃色』への日本マスコミの扱いは、なんだか冷淡ですねえ。
◆松坂慶子「桃色」失笑&賛否両論
松坂慶子(52)が15日夜(日本時間16日)、パノラマ部門に出品された香港映画「桃色」(5月日本公開)の公式上映で舞台あいさつした。松坂にとってはデビュー37年目での初海外作品。監督は02年、宮沢りえがモスクワ国際映画祭で主演女優賞を獲得した「華の愛 遊園驚夢」のヨン・ファン。松坂の役どころは愛する男性のために性転換したという日本人マダム役で、ムチを振り下ろすシーンもある。映画は同性愛あり、SMありの珍妙な作品。上映中は失笑も漏れ、拍手とブーイングと賛否両論の様子だった。
(報知新聞の上記記事〔隠し爪~〕から)
どこがどう珍妙なのか、もう少し具体的に触れて欲しいものです。
付記:『呉清源』の日本語情報、少しですがありました。
「隠し剣 鬼の爪」4つ星満点 第55回 ベルリン映画祭
コンペティション部門出品作、山田洋次監督(73)の時代劇「隠し剣 鬼の爪」が15日夕(日本時間16日)、メーン会場のベルリナーレ・パラストで公式上映された。上映中は日本公開時には少なかった笑いも起こり、エンドロールが上がると、温かい拍手が続いた。コンペ挑戦3回目の山田監督は「(受賞は)分からないけれども、観客の拍手に価値があった」と大満足。16日発刊の映画誌の星取表では満点も出るなど評価は高まる一方で“3度目の正直”に期待がかかる・・・・
天皇役のイッセー尾形に「ブラボー」 ベルリン映画祭
第55回ベルリン国際映画祭で17日夜(日本時間18日未明)、イッセー尾形さんが昭和天皇を演じる「太陽」が、メーン会場のベルリナーレ・パラストで公式上映された。
ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督によるコンペティション部門参加作品。終戦から「人間宣言」へ至る天皇の苦悩と孤独を、独白やマッカーサー連合国軍最高司令官との対話を通じ、詩的なタッチで描く。上映後、尾形さんと皇后役の桃井かおりさんが壇上に登場すると、観客から拍手と共に何度も「ブラボー!」の声が上がった・・・・
かたや日本映画、かたや日本人俳優が出演したロシア映画、評価も「日本語VS横文字」に分かれております。
果たしてどちらに軍配が上がるのか、それとも、「大山鳴動して鼠一匹」となるのか。
結果を待ちましょう。
ところで、同じベルリン映画祭でも、松坂慶子が出た『桃色』への日本マスコミの扱いは、なんだか冷淡ですねえ。
◆松坂慶子「桃色」失笑&賛否両論
松坂慶子(52)が15日夜(日本時間16日)、パノラマ部門に出品された香港映画「桃色」(5月日本公開)の公式上映で舞台あいさつした。松坂にとってはデビュー37年目での初海外作品。監督は02年、宮沢りえがモスクワ国際映画祭で主演女優賞を獲得した「華の愛 遊園驚夢」のヨン・ファン。松坂の役どころは愛する男性のために性転換したという日本人マダム役で、ムチを振り下ろすシーンもある。映画は同性愛あり、SMありの珍妙な作品。上映中は失笑も漏れ、拍手とブーイングと賛否両論の様子だった。
(報知新聞の上記記事〔隠し爪~〕から)
どこがどう珍妙なのか、もう少し具体的に触れて欲しいものです。
付記:『呉清源』の日本語情報、少しですがありました。
2005年2月17日木曜日
ICHIGEKI 一撃
〔えいが〕
2月19日(土)から、銀座・シネパトスにて公開。
スティーヴン・セガールの新作というよりは、梁普智(レオン・ポーチ)監督の新作という点に注目。
こんな酷評もあるので、期待していいのかどうか、迷うところですが。
でも、公式サイトにある梁監督の紹介文「英国出身のレオン・ポーチ」って、これじゃ何人か(国籍じゃなくてね)全くわからないじゃない・・・・。
セガールよ、第2のヴァン・ダムになるのか!?
2月19日(土)から、銀座・シネパトスにて公開。
スティーヴン・セガールの新作というよりは、梁普智(レオン・ポーチ)監督の新作という点に注目。
こんな酷評もあるので、期待していいのかどうか、迷うところですが。
でも、公式サイトにある梁監督の紹介文「英国出身のレオン・ポーチ」って、これじゃ何人か(国籍じゃなくてね)全くわからないじゃない・・・・。
セガールよ、第2のヴァン・ダムになるのか!?
2005年2月16日水曜日
香港は今日もさむかった 四
〔たび〕

2月1日(火) 続き
尖沙咀のホテルへ戻って先生に預かり物を渡すと、先生はそのままオフィスへ帰るとの由。
「わざわざすいません」と思いつつ先生を見送り、旺角へ行っていたお友達と合流して今後のスケジュールの打ち合わせ。
お友達、ワトソンズで多額のお買い物をして『喜馬拉亞星』首映禮のチケットを2枚、ゲットしていました。
時間は午後9時45分から。
寒いのでいやだったのですが(わがまま)、結局お付き合いで参加することにしました。
気が付くと、時間はもう夕刻。
お昼を食べ過ぎたせいで誰もお腹が空いていないと言うため、夕食は各自思い思いに摂ることに決定、疲れたというおばをホテルに置いて、残り3人は近くのDFS、中藝、裕華、SaSaを廻ってお土産を仕入れました。
一旦ホテルへ戻り、4人で尖沙咀のプロムナードへ。
「シンフォニー・オヴ・ライツ」(音と光のショー)を鑑賞。
途中でお友達は一足先に旺角へ向かいました。
あっしはおばペアーを連れて、地下道を経由して尖東へ。
尖東の正月用イルミネーションをおばペアーに見せたかったのです。
案の定、おばペアーは喜んでくれましたが、気が付くと、前日旺角のオタクショップのオーナーから、
明日の午後8時30分にもう一度おいで。
と言われた、その時間を過ぎていました。
慌てて地下鉄の尖沙咀駅に走り、おばペアーにはホテルまでの道順を教えて(なにしろ、何の予備知識もなく来ているので、レパルスベイのことも「名前も知らない海岸」と言ってました)、あっしは1人旺角へ急ぎます。
旺角へ着いたのは、午後9時10分過ぎ。
息せき切ってお店に行ってみると、がーん!・・・・閉店してました。
待っててくれてもよかったのに・・・・。

(↑こんなのは、日本じゃないと売ってませんね)
失意のまま、首映禮の会場であるUA朗豪坊へ。
映画館は、10階にありました。
入り口で参加賞(液体石鹸、ハンドクリーム、他)を貰い、少し機嫌が上向いたところでお友達も到着。
お友達は上映前のイベントでナマ劉青雲に会えたので、ご機嫌でした。
そうこうするうちに映画が開始。
さんざん笑ったあげく、ラストで頭の中が?だらけになる不思議な映画でした。
午後11時30分近くに映画が終了、ビル内のショッピングモールの階段をぐるぐる巡りながら、ようやく外へ出ました。
うわっ!寒い!
寄り道せずに地下鉄で真っ直ぐ尖沙咀へ戻り、コンビニで軽食とビールを仕入れてホテルへ戻りました。
眠いわ・・・・。
(もうちょっとだけつづく)

2月1日(火) 続き
尖沙咀のホテルへ戻って先生に預かり物を渡すと、先生はそのままオフィスへ帰るとの由。
「わざわざすいません」と思いつつ先生を見送り、旺角へ行っていたお友達と合流して今後のスケジュールの打ち合わせ。
お友達、ワトソンズで多額のお買い物をして『喜馬拉亞星』首映禮のチケットを2枚、ゲットしていました。
時間は午後9時45分から。
寒いのでいやだったのですが(わがまま)、結局お付き合いで参加することにしました。
気が付くと、時間はもう夕刻。
お昼を食べ過ぎたせいで誰もお腹が空いていないと言うため、夕食は各自思い思いに摂ることに決定、疲れたというおばをホテルに置いて、残り3人は近くのDFS、中藝、裕華、SaSaを廻ってお土産を仕入れました。
一旦ホテルへ戻り、4人で尖沙咀のプロムナードへ。
「シンフォニー・オヴ・ライツ」(音と光のショー)を鑑賞。
途中でお友達は一足先に旺角へ向かいました。
あっしはおばペアーを連れて、地下道を経由して尖東へ。
尖東の正月用イルミネーションをおばペアーに見せたかったのです。
案の定、おばペアーは喜んでくれましたが、気が付くと、前日旺角のオタクショップのオーナーから、
明日の午後8時30分にもう一度おいで。
と言われた、その時間を過ぎていました。
慌てて地下鉄の尖沙咀駅に走り、おばペアーにはホテルまでの道順を教えて(なにしろ、何の予備知識もなく来ているので、レパルスベイのことも「名前も知らない海岸」と言ってました)、あっしは1人旺角へ急ぎます。
旺角へ着いたのは、午後9時10分過ぎ。
息せき切ってお店に行ってみると、がーん!・・・・閉店してました。
待っててくれてもよかったのに・・・・。

(↑こんなのは、日本じゃないと売ってませんね)
失意のまま、首映禮の会場であるUA朗豪坊へ。
映画館は、10階にありました。
入り口で参加賞(液体石鹸、ハンドクリーム、他)を貰い、少し機嫌が上向いたところでお友達も到着。
お友達は上映前のイベントでナマ劉青雲に会えたので、ご機嫌でした。
そうこうするうちに映画が開始。
さんざん笑ったあげく、ラストで頭の中が?だらけになる不思議な映画でした。
午後11時30分近くに映画が終了、ビル内のショッピングモールの階段をぐるぐる巡りながら、ようやく外へ出ました。
うわっ!寒い!
寄り道せずに地下鉄で真っ直ぐ尖沙咀へ戻り、コンビニで軽食とビールを仕入れてホテルへ戻りました。
眠いわ・・・・。
(もうちょっとだけつづく)
2005年2月15日火曜日
『LOVERS』、全滅!
〔ちょっとお耳に〕

英アカデミー賞、「アビエイター」が作品賞
英国アカデミー賞(BAFTA)の授賞式が12日、ロンドンで開かれ、マーティン・スコセッシ監督の「アビエイター」が作品賞など4部門で受賞した。一方、監督賞は「ベラ・ドレイク」のマイク・リー監督が獲得した。
14部門でノミネートされていた「アビエイター」は作品賞のほか、キャサリン・ヘップバーンを演じたケイト・ブランシェットが助演女優賞を獲得。さらに美術デザイン賞、ヘアメイク賞でも受賞し、4冠となった。
1950年代の英国で違法だった中絶手術を題材にした「ベラ・ドレイク」は、マイク・リー監督が監督賞を獲得したほか、主演のイメルダ・スタウントンが主演女優賞を受賞。衣装賞も受賞した。
主演男優賞は、レイ・チャールズになりきったとされる「RAY/レイ」のジェイミー・フォックスが受賞。同作品は音響賞にも選ばれた。
助演男優賞は「Closer」のクライブ・オーウェンが受賞。
チャーリー・カウフマン脚本の「エターナル・サンシャイン」は脚本賞と、編集賞を受賞した。
脚色賞は、ワインと恋を求める旅を描いたロードムービー「サイドウェイ」が受賞。
革命家チェ・ゲバラの青年時代の日記を原作にした「モーターサイクル・ダイアリーズ」が、外国語映画賞と音楽賞を受賞した。
撮影賞はマイケル・マン監督の「コラテラル」が受賞。特殊効果賞は「デイ・アフター・トゥモロー」が選ばれた。
最優秀英国映画賞は、10代の少女2人の恋を描いたパベル・パウリオウスキ監督の「My Summer of Love」。
一般からの人気投票で選ぶ「オレンジ・フィルム賞」には、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」が選ばれた。
CNNのニュースから。
章子怡ちゃんの主演女優賞を始め9部門でノミネートされていた『LOVERS(十面埋伏)』でしたが、惜しくも受賞はなりませんでした。
当日、子怡ちゃんは黒のセクシードレスで登場、ファッション方面では大いに気を吐いた模様です(下のお写真。サインぜめにあう子怡ちゃん)。

残念でしたが、まだまだ先は長い。
がんばれ、子怡ちゃん。

英アカデミー賞、「アビエイター」が作品賞
英国アカデミー賞(BAFTA)の授賞式が12日、ロンドンで開かれ、マーティン・スコセッシ監督の「アビエイター」が作品賞など4部門で受賞した。一方、監督賞は「ベラ・ドレイク」のマイク・リー監督が獲得した。
14部門でノミネートされていた「アビエイター」は作品賞のほか、キャサリン・ヘップバーンを演じたケイト・ブランシェットが助演女優賞を獲得。さらに美術デザイン賞、ヘアメイク賞でも受賞し、4冠となった。
1950年代の英国で違法だった中絶手術を題材にした「ベラ・ドレイク」は、マイク・リー監督が監督賞を獲得したほか、主演のイメルダ・スタウントンが主演女優賞を受賞。衣装賞も受賞した。
主演男優賞は、レイ・チャールズになりきったとされる「RAY/レイ」のジェイミー・フォックスが受賞。同作品は音響賞にも選ばれた。
助演男優賞は「Closer」のクライブ・オーウェンが受賞。
チャーリー・カウフマン脚本の「エターナル・サンシャイン」は脚本賞と、編集賞を受賞した。
脚色賞は、ワインと恋を求める旅を描いたロードムービー「サイドウェイ」が受賞。
革命家チェ・ゲバラの青年時代の日記を原作にした「モーターサイクル・ダイアリーズ」が、外国語映画賞と音楽賞を受賞した。
撮影賞はマイケル・マン監督の「コラテラル」が受賞。特殊効果賞は「デイ・アフター・トゥモロー」が選ばれた。
最優秀英国映画賞は、10代の少女2人の恋を描いたパベル・パウリオウスキ監督の「My Summer of Love」。
一般からの人気投票で選ぶ「オレンジ・フィルム賞」には、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」が選ばれた。
CNNのニュースから。
章子怡ちゃんの主演女優賞を始め9部門でノミネートされていた『LOVERS(十面埋伏)』でしたが、惜しくも受賞はなりませんでした。
当日、子怡ちゃんは黒のセクシードレスで登場、ファッション方面では大いに気を吐いた模様です(下のお写真。サインぜめにあう子怡ちゃん)。

残念でしたが、まだまだ先は長い。
がんばれ、子怡ちゃん。
2005年2月14日月曜日
無間道で酔いどれて
〔ちょっとお耳に〕
黒沢作品「酔いどれ天使」主演にレオ様
黒沢明監督の名作「酔いどれ天使」がハリウッドでリメークされることが明らかになった。レオナルド・ディカプリオ(30)が主演し、マーチン・スコセッシ監督(62)がメガホンを取る。2人は、今年のアカデミー賞で11部門にノミネートされている「アビエイター」でもコンビを組んでいる。ディカプリオは、三船敏郎さんが演じたやくざを演じる予定・・・・
うーむ。
『無間道』のリメイク("The Departed")の次は、『酔いどれ天使』のリメイクですか。
次は、何のリメイク?
黒沢作品「酔いどれ天使」主演にレオ様
黒沢明監督の名作「酔いどれ天使」がハリウッドでリメークされることが明らかになった。レオナルド・ディカプリオ(30)が主演し、マーチン・スコセッシ監督(62)がメガホンを取る。2人は、今年のアカデミー賞で11部門にノミネートされている「アビエイター」でもコンビを組んでいる。ディカプリオは、三船敏郎さんが演じたやくざを演じる予定・・・・
うーむ。
『無間道』のリメイク("The Departed")の次は、『酔いどれ天使』のリメイクですか。
次は、何のリメイク?
2005年2月13日日曜日
香港は今日もさむかった 参
〔たび〕

2月1日(火)
午前8時起床。おばの具合を確かめるため、部屋に電話。
だいぶ調子がよくなったようなので、外へ朝食を摂りに行くことにして、近くの茶餐廳へ。
おばたちはちまき他中華風のメニュー、あっしはハムチーズサンド。
茶餐廳のぺらぺらのサンドウィッチが好きなのです。
帰りがけに新聞(蘋果日報)を買い、一旦ホテルへ戻りました。
ホテルの部屋で、お茶を飲みながら芸能欄のチェック。
お友達の大好きな劉青雲主演映画『喜馬拉亞星』の首映禮があるとの情報をゲット。
お友達は、午後から更なる情報を求めて首映禮のある映画館周辺へ探索に向かうことになりました。
というわけで、行動開始。
スターフェリーで中環に行き、トラムで上環に向かいます。
地下鉄に乗れば早いのですが、おばさんたちになるべく多くの乗り物を体験してもらいたくて、このような選択になりました。
上環でトラムを降り、林奇苑茶行でお茶のお買い物。
あっしは普段飲む用の白牡丹と黄金桂をまず購入してから、大紅袍の冬茶を試飲。
おいぴい。
これも少しばかり購入しました。
この後、近くの乾物問屋街をひやかしつつ玫瑰などを購入、ウェスタンマーケット(西港城)でおトイレ休憩、それから粤海投資大廈前(おわかりですね?)を通って上環駅へ。地下鉄で銅鑼灣に行きました。
銅鑼灣へ着いた我々は「いざ昼食」ということで、タイムズスクエア(時代廣場)階上にある鴻星海鮮酒家で飲茶。
注文表を眺めつつ、おばがお粥が食べたいと言うのでまずはお粥をチェック。
後はてきとーに大根もち、腸粉、蝦餃、鳳爪、叉焼まん、鶏肉と椎茸入り土鍋ご飯、桃まん(塩漬け卵の黄身入り)等、思いつくままに注文。
食いきれませんでした。
でも、うまかったっすねえ。
お値段もお手ごろ(1人76ドル)でした。
がっつりお昼を食べた後、お友達はオタク探偵をしに行くため旺角へ移動、残された3人は近くにある中国茶の先生のオフィスを訪問。
香港へ行くたび、必ずお邪魔している先生の所です。
文山包種茶(コンクール頭等奨)や1949年の六安茶をいただきながら、しばし歓談。
途中、お友達から電話がきて、「首映禮は招待客のみ入場可」との捜査報告がありました。
オタクの道は修羅の道だわね。
ともあれ、文山包種茶、うまかったー。
ここで、あっしが先生に渡さなければならない預かり物をうっかり忘れてきたことに気付き、先生がそれを受け取りにホテルについてきてくれることになって、あっしら3人に先生という不思議な組み合わせの4人は尖沙咀へ戻ることになったのでした。
(長くなりそうなので、つづく)

2月1日(火)
午前8時起床。おばの具合を確かめるため、部屋に電話。
だいぶ調子がよくなったようなので、外へ朝食を摂りに行くことにして、近くの茶餐廳へ。
おばたちはちまき他中華風のメニュー、あっしはハムチーズサンド。
茶餐廳のぺらぺらのサンドウィッチが好きなのです。
帰りがけに新聞(蘋果日報)を買い、一旦ホテルへ戻りました。
ホテルの部屋で、お茶を飲みながら芸能欄のチェック。
お友達の大好きな劉青雲主演映画『喜馬拉亞星』の首映禮があるとの情報をゲット。
お友達は、午後から更なる情報を求めて首映禮のある映画館周辺へ探索に向かうことになりました。
というわけで、行動開始。
スターフェリーで中環に行き、トラムで上環に向かいます。
地下鉄に乗れば早いのですが、おばさんたちになるべく多くの乗り物を体験してもらいたくて、このような選択になりました。
上環でトラムを降り、林奇苑茶行でお茶のお買い物。
あっしは普段飲む用の白牡丹と黄金桂をまず購入してから、大紅袍の冬茶を試飲。
おいぴい。
これも少しばかり購入しました。
この後、近くの乾物問屋街をひやかしつつ玫瑰などを購入、ウェスタンマーケット(西港城)でおトイレ休憩、それから粤海投資大廈前(おわかりですね?)を通って上環駅へ。地下鉄で銅鑼灣に行きました。
銅鑼灣へ着いた我々は「いざ昼食」ということで、タイムズスクエア(時代廣場)階上にある鴻星海鮮酒家で飲茶。
注文表を眺めつつ、おばがお粥が食べたいと言うのでまずはお粥をチェック。
後はてきとーに大根もち、腸粉、蝦餃、鳳爪、叉焼まん、鶏肉と椎茸入り土鍋ご飯、桃まん(塩漬け卵の黄身入り)等、思いつくままに注文。
食いきれませんでした。
でも、うまかったっすねえ。
お値段もお手ごろ(1人76ドル)でした。
がっつりお昼を食べた後、お友達はオタク探偵をしに行くため旺角へ移動、残された3人は近くにある中国茶の先生のオフィスを訪問。
香港へ行くたび、必ずお邪魔している先生の所です。
文山包種茶(コンクール頭等奨)や1949年の六安茶をいただきながら、しばし歓談。
途中、お友達から電話がきて、「首映禮は招待客のみ入場可」との捜査報告がありました。
オタクの道は修羅の道だわね。
ともあれ、文山包種茶、うまかったー。
ここで、あっしが先生に渡さなければならない預かり物をうっかり忘れてきたことに気付き、先生がそれを受け取りにホテルについてきてくれることになって、あっしら3人に先生という不思議な組み合わせの4人は尖沙咀へ戻ることになったのでした。
(長くなりそうなので、つづく)
若い貴族たち 13階段のマキ
〔えいが〕
1975年、東映東京。内藤誠監督。志穂美悦子、大原美佐、南城竜也主演。
あちこちで静かなブームを呼んでいるみたいなので、あっしもメモ代わりにちょこっとだけ書いておきます。
詳しい情報は、こちら。
悦ちゃんのファッションと歌声が、いやと言うほど堪能できます。
もちろん、華麗なヌンチャク(真っ赤!)使いもね。
ポイントは、やはり「13」。
どんなときでも13が付いた服を着た悦ちゃん、素敵です。
感化院でも番号は13!
一方、宿命の対決を果たす親ボスさん(柴田鋭子たん)の番号は42(死に)。
あらかじめ、結果が見えていましたね・・・・。
仲間をハダカにされて回転木馬にくくりつけられた悦ちゃん、その仕返しにライバルお嬢(大原美佐たん)の肌に刺青を入れちゃいます。
情容赦ないやり過ぎな姿勢がクールです。
やくざに酷使されるストリッパーを救い出して早速カラテを仕込む、その手際もお見事。
感化院の件で登場する芹明香たん、メデューサだったのがお岩さんになって、最後は耳なし芳一に。
それから、例によって(?)裸で奮闘の小林千枝たんとスケベおじさんの名和宏さん、ご苦労様でした。
名和さんの殺害シーン、やっぱり笑えましたわ。
DVD化、熱望。
付記:「やっぱり出てます」千葉ちゃんと悦ちゃんとの連獅子な兄妹愛も、必見。
(於:ラピュタ阿佐ヶ谷)
1975年、東映東京。内藤誠監督。志穂美悦子、大原美佐、南城竜也主演。
あちこちで静かなブームを呼んでいるみたいなので、あっしもメモ代わりにちょこっとだけ書いておきます。
詳しい情報は、こちら。
悦ちゃんのファッションと歌声が、いやと言うほど堪能できます。
もちろん、華麗なヌンチャク(真っ赤!)使いもね。
ポイントは、やはり「13」。
どんなときでも13が付いた服を着た悦ちゃん、素敵です。
感化院でも番号は13!
一方、宿命の対決を果たす親ボスさん(柴田鋭子たん)の番号は42(死に)。
あらかじめ、結果が見えていましたね・・・・。
仲間をハダカにされて回転木馬にくくりつけられた悦ちゃん、その仕返しにライバルお嬢(大原美佐たん)の肌に刺青を入れちゃいます。
情容赦ないやり過ぎな姿勢がクールです。
やくざに酷使されるストリッパーを救い出して早速カラテを仕込む、その手際もお見事。
感化院の件で登場する芹明香たん、メデューサだったのがお岩さんになって、最後は耳なし芳一に。
それから、例によって(?)裸で奮闘の小林千枝たんとスケベおじさんの名和宏さん、ご苦労様でした。
名和さんの殺害シーン、やっぱり笑えましたわ。
DVD化、熱望。
付記:「やっぱり出てます」千葉ちゃんと悦ちゃんとの連獅子な兄妹愛も、必見。
(於:ラピュタ阿佐ヶ谷)
2005年2月12日土曜日
北京のセールスマン
〔ちょっとお耳に〕
劇作家アーサー・ミラー氏死去
「セールスマンの死」などで知られる米国の劇作家アーサー・ミラーさんが、10日午後9時(日本時間11日午前11時)過ぎ、コネティカット州ロックスベリーの自宅で死去した。89歳だった。ニューヨーク・タイムズ紙が助手の話として伝えたところによると、死因はうっ血性心不全だという。ガンなどを患い、自宅で療養していた・・・・
ミラー氏の訃報、日本ではマリリン・モンローとの結婚歴に絡めての報道が目立つようですが、あっしがミラー氏と聞いて真っ先に思い出すのが『北京のセールスマン』という本。
1983年春、北京での『セールスマンの死』上演に際し、ミラー氏自身が中国に渡って演出を行った、その記録です。
このとき主役のウィリー・ローマンを演じたのが、老舎作品で知られる英若誠(2003年没。中国語訳も彼が手がけました)。『ラストエンペラー』にも出ていた話劇の名優です。
この本、1987年に日本語訳が出た際、真っ先に買って読んだのですが、「中国人がアメリカ人を演じる」という外から入ろうとする中国人俳優と、「国籍や民族の違いよりも、まず一個の人間の人生を捉え、そして演じる」という内からの表現を重視するミラー氏との軋轢が、非常に生々しく感じられたのを記憶しています。
今回の訃報に接し、改めて読んでみようと思いました。
ご冥福をお祈りします。
劇作家アーサー・ミラー氏死去
「セールスマンの死」などで知られる米国の劇作家アーサー・ミラーさんが、10日午後9時(日本時間11日午前11時)過ぎ、コネティカット州ロックスベリーの自宅で死去した。89歳だった。ニューヨーク・タイムズ紙が助手の話として伝えたところによると、死因はうっ血性心不全だという。ガンなどを患い、自宅で療養していた・・・・
ミラー氏の訃報、日本ではマリリン・モンローとの結婚歴に絡めての報道が目立つようですが、あっしがミラー氏と聞いて真っ先に思い出すのが『北京のセールスマン』という本。
1983年春、北京での『セールスマンの死』上演に際し、ミラー氏自身が中国に渡って演出を行った、その記録です。
このとき主役のウィリー・ローマンを演じたのが、老舎作品で知られる英若誠(2003年没。中国語訳も彼が手がけました)。『ラストエンペラー』にも出ていた話劇の名優です。
この本、1987年に日本語訳が出た際、真っ先に買って読んだのですが、「中国人がアメリカ人を演じる」という外から入ろうとする中国人俳優と、「国籍や民族の違いよりも、まず一個の人間の人生を捉え、そして演じる」という内からの表現を重視するミラー氏との軋轢が、非常に生々しく感じられたのを記憶しています。
今回の訃報に接し、改めて読んでみようと思いました。
ご冥福をお祈りします。
2005年2月11日金曜日
香港は今日もさむかった 弐
〔たび〕

(↑「無間道」という名の無国籍料理レストラン。クローズしてましたが)
1月31日(月)
午前8時15分起床。
今回が初香港となるおばペアーは一日観光に出発、あっしとお友達はゆっくり朝食を摂ってから10時過ぎに出発。
寒波が来ているとかで、ちと冷えます。でも、霧は薄くなりました。
10時30分頃、西灣河着。香港電影資料館へ。
楽しいビデオ鑑賞。
あらかじめホームページからプリントアウトしてあった申込書を見せて、手続き。
お友達は、劉青雲の映画を1本。
あっしは、『飛女正傳』『應召女郎』『新寡』の3本。
ほんとは尤敏の邵氏(父子)時代の代表作である『人鬼戀』が観たかったのだけれど、ホームページで調べたら「貸し出し中」(たぶん、資料館内部の人が持ち出したままなのだと思います。通常、外部貸し出しはしていないはずなので)だったので、諦めたのでした。
先に観終わったお友達が去った後も、あっしは1人3本立を続行。
途中、買ってきたソーセージ入りパンを1個食べたのみで、ぶじに3本観終えました。
ここのビデオブースは半個室になっているので、どんな映画を観ているのかがばれなくていいですね。
以前、国会図書館で『やさぐれ姐御伝 総括リンチ』を観たときは周りの人から丸見えで、おヌードシーンのときなんか、けっこうどきどきしたものです。
さて、映画を観終わったのが午後5時近く。
1階で『70年代香港電影研究』等の本を買い込んだ後、おばたちと合流するため慌ててホテルへ戻りました。
地下鉄の駅に着いて何となく右手が痛いのに気付き、ふと見てみたところ、人差し指と中指が血まみれになっていました。
ひょえ~。
知らない間に人差し指が切れて、血が流れていたらしいっす。
とりあえず血を拭いてからバンドエイドでぐるっと固定。止血しました。
ホテルへ戻っておばペアー&お友達と合流、糖朝で軽いお食事。
おばさんたちは雲呑麺とマンゴープリン。
あっしは牛腩麺と芒果西米露(名前あやふや)。
食後は、旺角の女人街へ。
時間を区切って自由散策ということにして、思い思いに過ごします。
あっしは、某おたくショップで古物漁り。
オーナーが店内整理しているところを無理を言って入れてもらい、いろいろと物色。
でも、なんで香港って古雑誌が高いんでしょう?
やっぱり残っている絶対数が、日本のそれとは比較にならないくらい少ないからなのかしらん?

(↑こんな雑誌もありました。ただし、表紙のみ。それでも商品になっちゃうのね)
日本でも1960年代前半の状態のいい『近代映画』なんかは3~4000円付けている店があるけれど、香港では大してきれいじゃなくても同程度の値段が付いている雑誌が多いよなあ・・・・などと、疑問を感じつつも尤敏関連の雑誌を目ざとくチェックしていたところ、オーナーが「これはいいカモが来た!」と思ったのか、「明日の午後8時半頃にまたいらっしゃい。もっと沢山出しておくから」と言ってきたので、「それでは、明日また来ます」と告げて、辞去しました。
8時45分頃、再び皆と合流。
おばさんが「気分が悪い」と言い出したので、そのままホテルに戻ることにしました。
疲れが出たようです。
尖沙咀に着いた後、1人でホテルへ戻れるというおばさんを見送って、残り3人は近くのスーパーへ。
飲み物の他、お土産になりそうなお菓子類などを購入して、ホテルに帰りました。
帰ってからテレビを点けると、やってますねえ韓国ドラマ。
『宮廷女官 チャングムの誓い』に『フルハウス』、深夜には『美しき日々』(←たぶんこれだったはず)も放映していました。
ま、あっしはニュースが観られれば、あとはなんでもいいんですけどね。
その後、おばの様子を見に部屋を訪ねていたところ、NHKのニュースで「中尊寺ゆつこ死去」の報道が流れてびっくり仰天。
人の世の無常を感じつつ、床に就きましたよ。
(やっぱりつづく)

(↑「無間道」という名の無国籍料理レストラン。クローズしてましたが)
1月31日(月)
午前8時15分起床。
今回が初香港となるおばペアーは一日観光に出発、あっしとお友達はゆっくり朝食を摂ってから10時過ぎに出発。
寒波が来ているとかで、ちと冷えます。でも、霧は薄くなりました。
10時30分頃、西灣河着。香港電影資料館へ。
楽しいビデオ鑑賞。
あらかじめホームページからプリントアウトしてあった申込書を見せて、手続き。
お友達は、劉青雲の映画を1本。
あっしは、『飛女正傳』『應召女郎』『新寡』の3本。
ほんとは尤敏の邵氏(父子)時代の代表作である『人鬼戀』が観たかったのだけれど、ホームページで調べたら「貸し出し中」(たぶん、資料館内部の人が持ち出したままなのだと思います。通常、外部貸し出しはしていないはずなので)だったので、諦めたのでした。
先に観終わったお友達が去った後も、あっしは1人3本立を続行。
途中、買ってきたソーセージ入りパンを1個食べたのみで、ぶじに3本観終えました。
ここのビデオブースは半個室になっているので、どんな映画を観ているのかがばれなくていいですね。
以前、国会図書館で『やさぐれ姐御伝 総括リンチ』を観たときは周りの人から丸見えで、おヌードシーンのときなんか、けっこうどきどきしたものです。
さて、映画を観終わったのが午後5時近く。
1階で『70年代香港電影研究』等の本を買い込んだ後、おばたちと合流するため慌ててホテルへ戻りました。
地下鉄の駅に着いて何となく右手が痛いのに気付き、ふと見てみたところ、人差し指と中指が血まみれになっていました。
ひょえ~。
知らない間に人差し指が切れて、血が流れていたらしいっす。
とりあえず血を拭いてからバンドエイドでぐるっと固定。止血しました。
ホテルへ戻っておばペアー&お友達と合流、糖朝で軽いお食事。
おばさんたちは雲呑麺とマンゴープリン。
あっしは牛腩麺と芒果西米露(名前あやふや)。
食後は、旺角の女人街へ。
時間を区切って自由散策ということにして、思い思いに過ごします。
あっしは、某おたくショップで古物漁り。
オーナーが店内整理しているところを無理を言って入れてもらい、いろいろと物色。
でも、なんで香港って古雑誌が高いんでしょう?
やっぱり残っている絶対数が、日本のそれとは比較にならないくらい少ないからなのかしらん?

(↑こんな雑誌もありました。ただし、表紙のみ。それでも商品になっちゃうのね)
日本でも1960年代前半の状態のいい『近代映画』なんかは3~4000円付けている店があるけれど、香港では大してきれいじゃなくても同程度の値段が付いている雑誌が多いよなあ・・・・などと、疑問を感じつつも尤敏関連の雑誌を目ざとくチェックしていたところ、オーナーが「これはいいカモが来た!」と思ったのか、「明日の午後8時半頃にまたいらっしゃい。もっと沢山出しておくから」と言ってきたので、「それでは、明日また来ます」と告げて、辞去しました。
8時45分頃、再び皆と合流。
おばさんが「気分が悪い」と言い出したので、そのままホテルに戻ることにしました。
疲れが出たようです。
尖沙咀に着いた後、1人でホテルへ戻れるというおばさんを見送って、残り3人は近くのスーパーへ。
飲み物の他、お土産になりそうなお菓子類などを購入して、ホテルに帰りました。
帰ってからテレビを点けると、やってますねえ韓国ドラマ。
『宮廷女官 チャングムの誓い』に『フルハウス』、深夜には『美しき日々』(←たぶんこれだったはず)も放映していました。
ま、あっしはニュースが観られれば、あとはなんでもいいんですけどね。
その後、おばの様子を見に部屋を訪ねていたところ、NHKのニュースで「中尊寺ゆつこ死去」の報道が流れてびっくり仰天。
人の世の無常を感じつつ、床に就きましたよ。
(やっぱりつづく)
2005年2月10日木曜日
香港は今日もさむかった 壱
〔たび〕
すっかり忘れる前に、先日の香港旅行のことなど。
1月30日(日)
午前4時20分起床。卵かけご飯をかきこんで(朝から元気ね)、5時20分に家を出ました。
6時30分東京駅発の成田エクスプレス1号で、成田空港へ。
車内で、お友達から「遅れる」旨の電話を受けたので、とりあえず、おばさん&そのお友達と3人で先にチェックインすることにしました。
成田、ひどい混雑。
おばさん&おばさんのお友達とどうにか合流して、チェックイン。
荷物を預けて、携帯電話のレンタル窓口へ。予約してあった電話を借りました。
どこもかしこもすごい混み様のため、お友達とは搭乗ゲートで落ち合うことにし、一足先に出国。
結局、お友達とは機内で合流しました。
9時30分離陸。キャセイパシフィック航空509便。
見逃してしまった『珈琲時光』がエンターテインメントプログラムにあったので、さっそく鑑賞。
そのうちに飲み物サービスが始まり、続いてお食事。
鶏肉のおかず(なんだかようわからん。味薄いし)にご飯、パン、そば、サーモンサラダ。食後にハーゲンダッツのアイスクリーム。
『珈琲時光』、一青窈の台詞回しについ眠気を催してしまい、そのまま夢の中へ。
目覚めたら、ラスト近くになっていました。ははは。
午後1時13分頃、香港着。一面霧の中で、なーんにも見えましぇん。
入国審査後、荷物を受け取り、エアポートシャトルで九龍へ。
シャトルバスに乗り換えて、ランガム・ホテルに到着。
チェックイン後、今後の活動方針(大げさ)について話し合い、しばし休んでから3時30分頃にホテルを出発。星光大道を散策しました。
霧がひどくて、景色が・・・・。
売店で『邵氏光影系列』の「古装・侠義・黄梅調」やら邵氏特製トランプやら、いろいろ買い込みました。
バシャバシャ手形写真(ない明星もいたけど)を撮って自己満足(?)したところで、今度はスターフェリーに乗って中環へ。
プリンスビルでおトイレ休憩してから、お友達がちょっと覗いてみたいというので上海灘へ誘導。
3人(おばペアー&お友達)が上海灘で買い物をしている間に、あっしは1人で近くの古本屋へ。
『中国電影史話』第一集(1961年)を購入。25ドル也。
買い物のとき、お店のおばさんは広東語を話し、あっしは北京語を話していたのだけれど、これってなんだか近ごろの香港映画みたいでしたわ。
でも、長いフレーズになると、やっぱり聞き取れないな、広東語。
古本屋からダッシュで上海灘に戻って3人と合流、坂道を登るのがいやなので、バスでピークトラムの駅に向かいました。
ビクトリアピークへご案内です。
八達通(オクトパスカード)ってどこでも使えるので、便利ですね。
しばしの待機の後、車両が到着。いざ、山頂へ。
が、登ってみたら、五里霧中。
ここ、摩周湖ですか?
ま、天然のミストサウナ状態で、お肌にはよかったけど。
何も見えないことを確認後、カフェ・デコでお食事しようとしましたが、4階は貸切とかで5階へ行くように言われたものの、何となく落ち着いて食事ができるような雰囲気ではなかったため断念、ザ・ピーク・ルックアウト(太平山餐庁。かつてのピーク・カフェ)でディナーにしました。
おばペアーはナシゴレン、あっしとお友達は海南鶏飯。これに蟹肉入りシーザーサラダを付けて、サンミゲルで乾杯。
いいお値段でした。
天気がよかったら下りはバスで、と思っていたのですが、あまりにもひどいためそのままトラムで下山。
フェリーで九龍サイドに戻り、セブンイレブンで買い物をしてホテルへ戻りました。
夜景は、いづこへ・・・・。
(なんとなくつづく)
すっかり忘れる前に、先日の香港旅行のことなど。
1月30日(日)
午前4時20分起床。卵かけご飯をかきこんで(朝から元気ね)、5時20分に家を出ました。
6時30分東京駅発の成田エクスプレス1号で、成田空港へ。
車内で、お友達から「遅れる」旨の電話を受けたので、とりあえず、おばさん&そのお友達と3人で先にチェックインすることにしました。
成田、ひどい混雑。
おばさん&おばさんのお友達とどうにか合流して、チェックイン。
荷物を預けて、携帯電話のレンタル窓口へ。予約してあった電話を借りました。
どこもかしこもすごい混み様のため、お友達とは搭乗ゲートで落ち合うことにし、一足先に出国。
結局、お友達とは機内で合流しました。
9時30分離陸。キャセイパシフィック航空509便。
見逃してしまった『珈琲時光』がエンターテインメントプログラムにあったので、さっそく鑑賞。
そのうちに飲み物サービスが始まり、続いてお食事。
鶏肉のおかず(なんだかようわからん。味薄いし)にご飯、パン、そば、サーモンサラダ。食後にハーゲンダッツのアイスクリーム。
『珈琲時光』、一青窈の台詞回しについ眠気を催してしまい、そのまま夢の中へ。
目覚めたら、ラスト近くになっていました。ははは。
午後1時13分頃、香港着。一面霧の中で、なーんにも見えましぇん。
入国審査後、荷物を受け取り、エアポートシャトルで九龍へ。
シャトルバスに乗り換えて、ランガム・ホテルに到着。
チェックイン後、今後の活動方針(大げさ)について話し合い、しばし休んでから3時30分頃にホテルを出発。星光大道を散策しました。
霧がひどくて、景色が・・・・。
売店で『邵氏光影系列』の「古装・侠義・黄梅調」やら邵氏特製トランプやら、いろいろ買い込みました。
バシャバシャ手形写真(ない明星もいたけど)を撮って自己満足(?)したところで、今度はスターフェリーに乗って中環へ。
プリンスビルでおトイレ休憩してから、お友達がちょっと覗いてみたいというので上海灘へ誘導。
3人(おばペアー&お友達)が上海灘で買い物をしている間に、あっしは1人で近くの古本屋へ。
『中国電影史話』第一集(1961年)を購入。25ドル也。
買い物のとき、お店のおばさんは広東語を話し、あっしは北京語を話していたのだけれど、これってなんだか近ごろの香港映画みたいでしたわ。
でも、長いフレーズになると、やっぱり聞き取れないな、広東語。
古本屋からダッシュで上海灘に戻って3人と合流、坂道を登るのがいやなので、バスでピークトラムの駅に向かいました。
ビクトリアピークへご案内です。
八達通(オクトパスカード)ってどこでも使えるので、便利ですね。
しばしの待機の後、車両が到着。いざ、山頂へ。
が、登ってみたら、五里霧中。
ここ、摩周湖ですか?
ま、天然のミストサウナ状態で、お肌にはよかったけど。
何も見えないことを確認後、カフェ・デコでお食事しようとしましたが、4階は貸切とかで5階へ行くように言われたものの、何となく落ち着いて食事ができるような雰囲気ではなかったため断念、ザ・ピーク・ルックアウト(太平山餐庁。かつてのピーク・カフェ)でディナーにしました。
おばペアーはナシゴレン、あっしとお友達は海南鶏飯。これに蟹肉入りシーザーサラダを付けて、サンミゲルで乾杯。
いいお値段でした。
天気がよかったら下りはバスで、と思っていたのですが、あまりにもひどいためそのままトラムで下山。
フェリーで九龍サイドに戻り、セブンイレブンで買い物をしてホテルへ戻りました。
夜景は、いづこへ・・・・。
(なんとなくつづく)
2005年2月9日水曜日
春節快樂!&子怡ちゃん、生日快樂!
〔ちょっとお耳に〕
章子怡:多忙?新春と誕生日ダブル祝いは米国で
2月9日は、中国の伝統的な祝日である「春節(旧正月)」だが、同時に章子怡(チャン・ツィイー)の26歳の誕生日でもある。主演映画の『SAYURI』がクランクアップしたばかりのチャン・ツィイーは、米国で「充電中」で、旧正月も帰国しないという・・・・
中国語情報は、こちら。
今日は、農暦1月1日でおました。
でもって、章子怡ちゃんのお誕生日でもありました。
26歳ですって。
まあ、いつの間に大人になったのねえ。
おもでとう。
さて、日本ではサッカーワールドカップ最終予選・日本VS北朝鮮で盛り上がっていましたが、香港でも地元香港代表とブラジル代表の試合が行われました。
結果はと言えば、7対1でブラジルの勝ち。
1点取ったんですね、香港。
残念ながら、切符の売れゆきは芳しくなかったようですが。
ともあれ、皆さま、春節快楽!
付記:写真は香港の初詣風景。なんだか三社祭の宮出しを思い出しました。
章子怡:多忙?新春と誕生日ダブル祝いは米国で
2月9日は、中国の伝統的な祝日である「春節(旧正月)」だが、同時に章子怡(チャン・ツィイー)の26歳の誕生日でもある。主演映画の『SAYURI』がクランクアップしたばかりのチャン・ツィイーは、米国で「充電中」で、旧正月も帰国しないという・・・・
中国語情報は、こちら。
今日は、農暦1月1日でおました。
でもって、章子怡ちゃんのお誕生日でもありました。
26歳ですって。
まあ、いつの間に大人になったのねえ。
おもでとう。
さて、日本ではサッカーワールドカップ最終予選・日本VS北朝鮮で盛り上がっていましたが、香港でも地元香港代表とブラジル代表の試合が行われました。
結果はと言えば、7対1でブラジルの勝ち。
1点取ったんですね、香港。
残念ながら、切符の売れゆきは芳しくなかったようですが。
ともあれ、皆さま、春節快楽!
付記:写真は香港の初詣風景。なんだか三社祭の宮出しを思い出しました。
片付けられないあなた、ご用心! (あ、あたしか)
〔とほほ事件簿〕
転落事故:雑誌の重みでアパートの2階床抜け、男性けが
20年以上たまった古雑誌の重みで、アパートの床が抜けた。6日午後8時ごろ、東京都豊島区目白2の木造2階建てアパート「目白荘」2階の地方公務員の男性(56)方で、6畳和室の床が抜け落ち、男性が1階に転落した。男性は東京消防庁に救助され、全身打撲だが軽傷。階下に住む無職の男性(75)は事故直前に天井の異音に気付き、警視庁目白署に届けるため外出中で、難から逃れた。同署は20年以上にわたり積み上げられた古雑誌などの重みで床が抜けたとみて調べている・・・・
関連記事は、こちら。
んー、身につまされます。
うちの場合、あっしの部屋の下は兄が営む美容院なので、シャンプー台に転落かな。
貯めこんでた雑誌をヤフオクにでも出品すれば、いい小遣い稼ぎになりそうなもんなのに、あえてそれをしなかったのは、よほど大事だったのかなあ。
さて、片付け片付けと(掛け声のみ)。
転落事故:雑誌の重みでアパートの2階床抜け、男性けが
20年以上たまった古雑誌の重みで、アパートの床が抜けた。6日午後8時ごろ、東京都豊島区目白2の木造2階建てアパート「目白荘」2階の地方公務員の男性(56)方で、6畳和室の床が抜け落ち、男性が1階に転落した。男性は東京消防庁に救助され、全身打撲だが軽傷。階下に住む無職の男性(75)は事故直前に天井の異音に気付き、警視庁目白署に届けるため外出中で、難から逃れた。同署は20年以上にわたり積み上げられた古雑誌などの重みで床が抜けたとみて調べている・・・・
関連記事は、こちら。
んー、身につまされます。
うちの場合、あっしの部屋の下は兄が営む美容院なので、シャンプー台に転落かな。
貯めこんでた雑誌をヤフオクにでも出品すれば、いい小遣い稼ぎになりそうなもんなのに、あえてそれをしなかったのは、よほど大事だったのかなあ。
さて、片付け片付けと(掛け声のみ)。
2005年2月8日火曜日
喜馬拉亞星 (Himalaya Singh)
〔えいが〕
2005年、香港(中國星・一百年電影・銀都)。韋家輝監督。劉青雲、鄭中基、張柏芝、吳鎮宇、應採兒主演。
お友達のお付き合いで観ました、首映禮で。
参加賞(薬用石鹸ミューズみたいな液体石鹸とハンドクリーム)貰ったので、ウッハウハ。
ついでにお友達の分も横取りして、も一つウッハウハ。
でも、寒かったよ、冷房効きすぎで。
寒波来てたんだから、止めろよ、冷房。
さて、映画の内容は、お友達のサイトでお楽しみ下さい(すんません、リンクはらせて頂きました)。
いやあ、笑いました。
しかし、あのオチは・・・・わけわからん。
いきなりレインボーマン(うそうそ)。
インドでロケしたのに、歌と踊りが一つも無いのはやっぱ香港映画だからか。
香港映画も、昔は何かといえば歌って踊っていたのになあ。
鎮宇のたけし(北野さんね)、特長つかんでましたわ。
交通事故後のたけしだったけど。
タケちゃんマンもやってくれそうだ、あれなら。
そういえば、謝賢(のまね)もそっくりだったっけな。
とりあえず、セシリア(彼女は孔雀だったのか?)のエッチなキスシーン(なぜか、むくつけきインド男に変身!)が楽しめました。って、あんた、何観てたんだよ!
あまりにも取り留めのない感想なので、お詫びのしるしにこれでもどうぞ。
(於:UA朗豪坊〔首映禮〕)
2005年、香港(中國星・一百年電影・銀都)。韋家輝監督。劉青雲、鄭中基、張柏芝、吳鎮宇、應採兒主演。
お友達のお付き合いで観ました、首映禮で。
参加賞(薬用石鹸ミューズみたいな液体石鹸とハンドクリーム)貰ったので、ウッハウハ。
ついでにお友達の分も横取りして、も一つウッハウハ。
でも、寒かったよ、冷房効きすぎで。
寒波来てたんだから、止めろよ、冷房。
さて、映画の内容は、お友達のサイトでお楽しみ下さい(すんません、リンクはらせて頂きました)。
いやあ、笑いました。
しかし、あのオチは・・・・わけわからん。
いきなりレインボーマン(うそうそ)。
インドでロケしたのに、歌と踊りが一つも無いのはやっぱ香港映画だからか。
香港映画も、昔は何かといえば歌って踊っていたのになあ。
鎮宇のたけし(北野さんね)、特長つかんでましたわ。
交通事故後のたけしだったけど。
タケちゃんマンもやってくれそうだ、あれなら。
そういえば、謝賢(のまね)もそっくりだったっけな。
とりあえず、セシリア(彼女は孔雀だったのか?)のエッチなキスシーン(なぜか、むくつけきインド男に変身!)が楽しめました。って、あんた、何観てたんだよ!
あまりにも取り留めのない感想なので、お詫びのしるしにこれでもどうぞ。
(於:UA朗豪坊〔首映禮〕)
2005年2月7日月曜日
新寡 (A Widow's Tears)
〔えいが〕
1956年、香港(長城)。朱石麟監督(龍凌, 陳靜波共同監督)。夏夢、鮑方、許先、樂蒂主演。
左派(共産党寄り)の製作会社である長城の文芸映画。
韓国ドラマも顔負けのドロドロコテコテな未亡人受難物語でした。
いつもながらのアバウトなストーリーは、下記の通り。
方湄(夏夢〔シア・モン(ミランダ・ヤン)〕)は、優しい夫の沈逸才(許先〔シュウ・シェン〕)と幸せに暮らしていました。
ところが、結婚記念日に逸才が交通事故死してしまいます。
突然の夫の死を受け入れることができない湄は病の床に臥しますが、そんな湄を夫の親友である劉時俊(鮑方〔バオ・ファン〕)は優しく慰め、彼の助力によって湄は次第に立ち直り始めます。
しかし、逸才の生前から湄のことが気に入らなかった姑の沈夫人(劉甦)は、逸才が湄を受取人にしてかけていた保険金を横取りして、その中から手切れ金を与え、湄を追い出そうとします。
が、再婚する気など毛頭ない湄は、そのことを姑に告げ、金を受け取ることはありませんでした。
その後も姑と夫の従姉妹、夫の妹(樂蒂〔ロー・ティー〕)たちによる湄への苛めはさらにエスカレート、特に妹の文娟は湄が自分の恋人(曹炎)を誘惑したと勘違いして、湄を激しく詰るのでした。
ついに家を出る決心をした湄でしたが、そんな時、湄の妊娠が発覚します。
姑たちは時俊との間の子供だろうと湄を叱責するものの、診断の結果、逸才の子であることが判明します。
すると、手のひらを返したように姑たちの態度が軟化、自分たちとの同居を勧めますが、湄の決意が変わることはありませんでした・・・・。
とにかく、苛めはすごいです。
よくもまあ、そこまでやれるもんだと思うくらい。
でも、自分の子供に先立たれた母親が、その悲しみからこんなにも早く立ち直って、嫁いびりに邁進できるもんかなあと思ったのも、また事実。
それに、なぜそれほどまでに嫁を嫌うのか、その理由があんまり明確ではないため、よけい理不尽な行為に見えましたですわ。
もう一点、あれ?と思ったのが、ヒロインと夫の親友とのあいまいな関係。
色恋抜きで、あんなにも献身的にヒロインに尽くせるものでしょうか?
初めは哀れな未亡人への同情かもしれないけど、そのうちに1人の女として見るようになるのでは?
それとも、純粋なミツグ君(死語)なのかしらん?
また、ヒロインもあそこまで優しくされたら男性の気持ちに気付かないはずがないし、「あなたの気持ちは嬉しいけれど、それでもやっぱり夫のことが忘れられないのよ、アヘアヘ」てな具合に悩み苦しむと思うんですが、そういった心の葛藤がここではきれいさっぱり省略されています。
あくまでも清らかなお付き合いに終始して未亡人の貞操を強調している点に(困ったことがあると、夫の墓の前で日がな一日ぼーっとしちゃったりしてました)、当時の香港社会のまだまだ保守的な倫理観が透けて見えるとも言えますが、やらない方が却っていやらしい気もするなあ。
ただ、最後は迎えに来た親友と一緒に家を出るので、現時点から一歩踏み出す決意を固めたのかも知れませんが。
夏夢は、長城の看板女優だけあって、典型的な江南美人(上海生まれ)でした。
でも、ちょっときつい感じの顔立ちかな。
だから、耐える演技よりもラスト近くの「あんたたちとはもうやってられんわ。あたしゃ出て行くよ!」ってときのちょっと蓮っ葉の表情の方が、断然良かったです。
脇役で苛めっ子やってた樂蒂(こちらも上海生まれ)の顔立ちの方が、柔らかみがありますね。
樂蒂は、長城では脇役として便利に使われることの方が多かったみたいで、本作では今風のわがまま娘を奔放に演じていました。
可愛かったですよ。
ところで、昨日ご紹介した『應召女郎』と本作は北京語映画なのですが、電影資料館所蔵のビデオはどちらも広東語吹替でした。
以前、『桃花涙』(尤敏主演の映画)を観たときも広東語吹替だったけど、もしもオリジナル(北京語版)が残っているのなら、オリジナルと広東語吹替、両方のビデオからチョイスできるようにしてくれるとありがたいんだけどねえ。
あれじゃ、夏夢本人の声が全然わからないもの。
残念ですわ。
付記:夏夢は、『望郷 ボートピープル』や『ホームカミング』のプロデューサーとしても有名です。
(於:香港電影資料館)
1956年、香港(長城)。朱石麟監督(龍凌, 陳靜波共同監督)。夏夢、鮑方、許先、樂蒂主演。
左派(共産党寄り)の製作会社である長城の文芸映画。
韓国ドラマも顔負けのドロドロコテコテな未亡人受難物語でした。
いつもながらのアバウトなストーリーは、下記の通り。
方湄(夏夢〔シア・モン(ミランダ・ヤン)〕)は、優しい夫の沈逸才(許先〔シュウ・シェン〕)と幸せに暮らしていました。
ところが、結婚記念日に逸才が交通事故死してしまいます。
突然の夫の死を受け入れることができない湄は病の床に臥しますが、そんな湄を夫の親友である劉時俊(鮑方〔バオ・ファン〕)は優しく慰め、彼の助力によって湄は次第に立ち直り始めます。
しかし、逸才の生前から湄のことが気に入らなかった姑の沈夫人(劉甦)は、逸才が湄を受取人にしてかけていた保険金を横取りして、その中から手切れ金を与え、湄を追い出そうとします。
が、再婚する気など毛頭ない湄は、そのことを姑に告げ、金を受け取ることはありませんでした。
その後も姑と夫の従姉妹、夫の妹(樂蒂〔ロー・ティー〕)たちによる湄への苛めはさらにエスカレート、特に妹の文娟は湄が自分の恋人(曹炎)を誘惑したと勘違いして、湄を激しく詰るのでした。
ついに家を出る決心をした湄でしたが、そんな時、湄の妊娠が発覚します。
姑たちは時俊との間の子供だろうと湄を叱責するものの、診断の結果、逸才の子であることが判明します。
すると、手のひらを返したように姑たちの態度が軟化、自分たちとの同居を勧めますが、湄の決意が変わることはありませんでした・・・・。
とにかく、苛めはすごいです。
よくもまあ、そこまでやれるもんだと思うくらい。
でも、自分の子供に先立たれた母親が、その悲しみからこんなにも早く立ち直って、嫁いびりに邁進できるもんかなあと思ったのも、また事実。
それに、なぜそれほどまでに嫁を嫌うのか、その理由があんまり明確ではないため、よけい理不尽な行為に見えましたですわ。
もう一点、あれ?と思ったのが、ヒロインと夫の親友とのあいまいな関係。
色恋抜きで、あんなにも献身的にヒロインに尽くせるものでしょうか?
初めは哀れな未亡人への同情かもしれないけど、そのうちに1人の女として見るようになるのでは?
それとも、純粋なミツグ君(死語)なのかしらん?
また、ヒロインもあそこまで優しくされたら男性の気持ちに気付かないはずがないし、「あなたの気持ちは嬉しいけれど、それでもやっぱり夫のことが忘れられないのよ、アヘアヘ」てな具合に悩み苦しむと思うんですが、そういった心の葛藤がここではきれいさっぱり省略されています。
あくまでも清らかなお付き合いに終始して未亡人の貞操を強調している点に(困ったことがあると、夫の墓の前で日がな一日ぼーっとしちゃったりしてました)、当時の香港社会のまだまだ保守的な倫理観が透けて見えるとも言えますが、やらない方が却っていやらしい気もするなあ。
ただ、最後は迎えに来た親友と一緒に家を出るので、現時点から一歩踏み出す決意を固めたのかも知れませんが。
夏夢は、長城の看板女優だけあって、典型的な江南美人(上海生まれ)でした。
でも、ちょっときつい感じの顔立ちかな。
だから、耐える演技よりもラスト近くの「あんたたちとはもうやってられんわ。あたしゃ出て行くよ!」ってときのちょっと蓮っ葉の表情の方が、断然良かったです。
脇役で苛めっ子やってた樂蒂(こちらも上海生まれ)の顔立ちの方が、柔らかみがありますね。
樂蒂は、長城では脇役として便利に使われることの方が多かったみたいで、本作では今風のわがまま娘を奔放に演じていました。
可愛かったですよ。
ところで、昨日ご紹介した『應召女郎』と本作は北京語映画なのですが、電影資料館所蔵のビデオはどちらも広東語吹替でした。
以前、『桃花涙』(尤敏主演の映画)を観たときも広東語吹替だったけど、もしもオリジナル(北京語版)が残っているのなら、オリジナルと広東語吹替、両方のビデオからチョイスできるようにしてくれるとありがたいんだけどねえ。
あれじゃ、夏夢本人の声が全然わからないもの。
残念ですわ。
付記:夏夢は、『望郷 ボートピープル』や『ホームカミング』のプロデューサーとしても有名です。
(於:香港電影資料館)
OK牧場で暴れん坊将軍と対決!
〔ちょっとお耳に〕
打倒マツケンサンバ!ガッツ石松が6年ぶり新曲発表
驚異の天然ボケで大人気のタレント、ガッツ石松(55)が、3月23日に6年ぶりとなる新曲「ガッツ人生 ワッショイ祭り~OK牧場~」を発売することが6日、分かった。ガッツは今回は初めて振り付けに挑戦。ノリのいい音頭に合わせ、ハッピ姿で踊る予定で、「『マツケンサンバ』超えを狙ってるよ」と“打倒マツケン”をぶち上げた・・・・
音頭でサンバに対抗ですか。
盆踊りシーズンに期待しましょう。
でも、「6年ぶりの新曲」ってことは、これまでにもシングルをリリースしてたのね。
上記記事によると、新作映画の構想もあるとか。
新作は構想の段階だが、「“罪と罰”について描きたい」といい、「今の世の中、とくに日本は人が罪を犯しても罰が軽い。そういったものを映像の世界で表現できたら」と鼻息は荒い。
ドストエフスキーを読んだことがあるのか心配になるようなコメントですが、とりあえず、「罪」と「罰」の漢字は読めるみたいです。
あんしんあんしん(何をだ?)。
打倒マツケンサンバ!ガッツ石松が6年ぶり新曲発表
驚異の天然ボケで大人気のタレント、ガッツ石松(55)が、3月23日に6年ぶりとなる新曲「ガッツ人生 ワッショイ祭り~OK牧場~」を発売することが6日、分かった。ガッツは今回は初めて振り付けに挑戦。ノリのいい音頭に合わせ、ハッピ姿で踊る予定で、「『マツケンサンバ』超えを狙ってるよ」と“打倒マツケン”をぶち上げた・・・・
音頭でサンバに対抗ですか。
盆踊りシーズンに期待しましょう。
でも、「6年ぶりの新曲」ってことは、これまでにもシングルをリリースしてたのね。
上記記事によると、新作映画の構想もあるとか。
新作は構想の段階だが、「“罪と罰”について描きたい」といい、「今の世の中、とくに日本は人が罪を犯しても罰が軽い。そういったものを映像の世界で表現できたら」と鼻息は荒い。
ドストエフスキーを読んだことがあるのか心配になるようなコメントですが、とりあえず、「罪」と「罰」の漢字は読めるみたいです。
あんしんあんしん(何をだ?)。
2005年2月6日日曜日
應召女郎 (The Call Girls)
〔えいが〕
1973年、香港(榮華)。龍剛監督。恬妮、金霏、丁佩、陳曼玲、李琳琳主演。
香港のコールガール(娼婦)たちの生態を描いた映画。
張曼玉(マギー・チャン)主演の『コールガール(應召女郎1988)』に始まる一連のコールガール物(『應召女郎1988之現代應召女郎』『92應召女郎』『新應召女郎』)のルーツとなった作品です。
きわめて大雑把なストーリーは、下記の通り。
1、麗莎の場合
麗莎(恬妮〔ティエン・ニー〕)は表向きはモデルですが、裏では金持ち相手に買春を行う高級娼婦でした。
ある日、何も知らない恋人の菲立(鄧光榮〔アラン・タン〕)は、家族に麗莎を紹介するため、邸内でのパーティーに彼女を招きます。
しかし、紹介された親戚の男たちは皆麗莎の客で、菲立の父である王佐治(唐菁〔タン・チン〕)も例外ではありませんでした。
麗莎と結婚したいと言う菲立に王佐治は彼女が娼婦であることを暴露、結婚を諦めさせようとします。
麗莎の素性を知った菲立は彼女に別れを告げ、麗莎は彼の許を去るのでした。
2、秀瓊の場合
秀瓊(金霏〔チン・フェイ〕)は、重い心臓病で定職に就くことのできない夫・俊林(龍剛〔ロン・コン〕)と4人の子供たちとの生活を支えるため、夫には内緒で娼婦として働いていました。
が、客から移された性病の治療を受けていた病院の看護婦が俊林にそのことを告げたため、秀瓊の職業に疑いを抱いた俊林は秀瓊が働く買春宿をつきとめてしまいます。
失意の俊林は子供を道連れに服毒自殺を遂げ、それを知った秀瓊も夫と子供の後を追って自らの命を絶つのでした。
3、茜娜の場合
茜娜(丁佩〔ティン・ペイ〕)は、買春で稼いだ金を恋人との結婚資金としてせっせと貯金していましたが、恋人がその金を盗んで失踪してしまいます。
そんな彼女を慰めたのが隣室に住む志琛(秦祥林〔チャールズ・チン〕)。
ひょんなことから結ばれた2人でしたが、茜娜が自室で買春をしていることを知った志琛は、自暴自棄になり彼女を諦めようとします。
しかし、何としても諦めきれない志琛は、茜娜の所にいた客を追い返して彼女に結婚を申し込むのでした。
4、少芳の場合
少芳(李琳琳〔リー・リンリン〕)は、不良グループのリーダーの恋人でしたが、彼が敵対するグループのリーダーである狄郎(伊雷〔イー・レイ(ライ)〕)との争いに敗れて命を落としたため、狄郎に拉致されて強姦されたあげく、売春組織の元締めに売り飛ばされてしまいます。
が、次第に少芳を愛するようになっていた狄郎は彼女を連れて元締めの所から脱走を図るものの、追手に捕まるのでした。
5、惠英の場合
惠英(陳曼玲〔チェン・マンリン〕)は、馴染み客(というよりは、愛人関係に近い感じがしました)・王佐治(唐菁〔タン・チン〕)との間にできた子供をトイレの中で出産して逃亡、それがもとで警察に追われる身となります。
逃走中、街頭で客を引くところまで身を落とした惠英は、唯一の身寄りである祖母を訪ねて警察に見つかり、目が不自由な祖母は彼女を探して誤って転倒、そのときの怪我がもとで命を落としてしまいます。
惠英は王佐治を呼び出し、行為の最中に彼を殺害するのでした。
以上、5人の娼婦たちの人生模様が同時進行で描かれていきます。
それぞれのエピソードの内、特に見応えがあったのが金霏と陳曼玲の件。
香港版ボンドガールとして活躍したセクシー女優の金霏(『香港ノクターン』でお父さんを騙す悪い女をやっていた女優さんです)が、ここでは哀感のある実にいい演技を見せていました。
彼女の代表作と言ってよい1本でしょう。
でも、旦那さん、心臓が弱い割には4人も子供作って、やることはやってるのね。
陳曼玲は、元國泰(キャセイ)の女優さん。『レッツゴー!若大将』でもおなじみの方です。
「金持ちの愛人→買春宿→路上勤務」という転落の系譜を辿った後、阿部定も真っ青の衝撃シーンが締めくくりに登場します。
恬妮のエピソードの「みんな私のお客さんだった」という「世界は一家人類は兄弟」を地で行く展開は、張曼玉のそれ(『コールガール』)でも踏襲されていたパターン。
恬妮が娼婦だと知らないうちは、「娼婦って、ある意味高尚な職業だと思うんだよ」なんてノー天気なことを抜かしていたくせに、いざ自分の恋人が娼婦だったと知るや、札束で彼女の頬を引っ叩いて別れを告げる鄧光榮って、なんだかアホ臭い男(あ、役柄の上での話です)。
その意味で言うと、強姦しといて惚れちゃう伊雷も身勝手以外の何者でもないな。
唯一、結婚を申し込まれる丁佩がハッピーと言えばハッピーエンドなのかも知れませんが、あんまりそうは見えませんでした。
さて、『飛女正傳』のところでも触れましたが、社会問題を探求するマスコミとそれに答える専門家を配して問題提起を行うという龍剛監督お得意(?)の図式が、本作でも登場します。
『飛女正傳』では感化院の院長を演じていた曾江(ケネス・ツァン)がここでは「なぜ買春はなくならないのか?」を取材するインタビュアーに扮し、専門家や市民のコメントを得る中で、買春及び娼婦の問題を浮かび上がらせようという仕掛けになっていました。
また、娼婦たちを救うために奔走する神父(喬宏〔ロイ・チャオ〕)の存在も、『飛女正傳』における院長(曾江)とキャラクターが被っています。
これを(映画を通じて社会問題を提示するための)あまりにもストレートなやり方と見るか否かは意見の分かれるところでしょうが、少なくとも、龍剛監督が当時の香港社会に対して抱いていた強い問題意識は伝わってきます。
今後も機会があれば、龍剛監督のこの他の作品(『英雄本色』←『男たちの挽歌』のルーツ、等)を観ていきたいと思いましたです、はい。
付記:路上で客を引く陳曼玲とご同業の老娼婦を演じてちらりと顔を見せていた王莱(ワン・ライ)の存在感、すごかったっす。ギトギトの厚化粧で秦祥林に「遊んでかない?」と声をかけていました。この2人、母子役やったこともあるんだっけ。
(於:香港電影資料館)
1973年、香港(榮華)。龍剛監督。恬妮、金霏、丁佩、陳曼玲、李琳琳主演。
香港のコールガール(娼婦)たちの生態を描いた映画。
張曼玉(マギー・チャン)主演の『コールガール(應召女郎1988)』に始まる一連のコールガール物(『應召女郎1988之現代應召女郎』『92應召女郎』『新應召女郎』)のルーツとなった作品です。
きわめて大雑把なストーリーは、下記の通り。
1、麗莎の場合
麗莎(恬妮〔ティエン・ニー〕)は表向きはモデルですが、裏では金持ち相手に買春を行う高級娼婦でした。
ある日、何も知らない恋人の菲立(鄧光榮〔アラン・タン〕)は、家族に麗莎を紹介するため、邸内でのパーティーに彼女を招きます。
しかし、紹介された親戚の男たちは皆麗莎の客で、菲立の父である王佐治(唐菁〔タン・チン〕)も例外ではありませんでした。
麗莎と結婚したいと言う菲立に王佐治は彼女が娼婦であることを暴露、結婚を諦めさせようとします。
麗莎の素性を知った菲立は彼女に別れを告げ、麗莎は彼の許を去るのでした。
2、秀瓊の場合
秀瓊(金霏〔チン・フェイ〕)は、重い心臓病で定職に就くことのできない夫・俊林(龍剛〔ロン・コン〕)と4人の子供たちとの生活を支えるため、夫には内緒で娼婦として働いていました。
が、客から移された性病の治療を受けていた病院の看護婦が俊林にそのことを告げたため、秀瓊の職業に疑いを抱いた俊林は秀瓊が働く買春宿をつきとめてしまいます。
失意の俊林は子供を道連れに服毒自殺を遂げ、それを知った秀瓊も夫と子供の後を追って自らの命を絶つのでした。
3、茜娜の場合
茜娜(丁佩〔ティン・ペイ〕)は、買春で稼いだ金を恋人との結婚資金としてせっせと貯金していましたが、恋人がその金を盗んで失踪してしまいます。
そんな彼女を慰めたのが隣室に住む志琛(秦祥林〔チャールズ・チン〕)。
ひょんなことから結ばれた2人でしたが、茜娜が自室で買春をしていることを知った志琛は、自暴自棄になり彼女を諦めようとします。
しかし、何としても諦めきれない志琛は、茜娜の所にいた客を追い返して彼女に結婚を申し込むのでした。
4、少芳の場合
少芳(李琳琳〔リー・リンリン〕)は、不良グループのリーダーの恋人でしたが、彼が敵対するグループのリーダーである狄郎(伊雷〔イー・レイ(ライ)〕)との争いに敗れて命を落としたため、狄郎に拉致されて強姦されたあげく、売春組織の元締めに売り飛ばされてしまいます。
が、次第に少芳を愛するようになっていた狄郎は彼女を連れて元締めの所から脱走を図るものの、追手に捕まるのでした。
5、惠英の場合
惠英(陳曼玲〔チェン・マンリン〕)は、馴染み客(というよりは、愛人関係に近い感じがしました)・王佐治(唐菁〔タン・チン〕)との間にできた子供をトイレの中で出産して逃亡、それがもとで警察に追われる身となります。
逃走中、街頭で客を引くところまで身を落とした惠英は、唯一の身寄りである祖母を訪ねて警察に見つかり、目が不自由な祖母は彼女を探して誤って転倒、そのときの怪我がもとで命を落としてしまいます。
惠英は王佐治を呼び出し、行為の最中に彼を殺害するのでした。
以上、5人の娼婦たちの人生模様が同時進行で描かれていきます。
それぞれのエピソードの内、特に見応えがあったのが金霏と陳曼玲の件。
香港版ボンドガールとして活躍したセクシー女優の金霏(『香港ノクターン』でお父さんを騙す悪い女をやっていた女優さんです)が、ここでは哀感のある実にいい演技を見せていました。
彼女の代表作と言ってよい1本でしょう。
でも、旦那さん、心臓が弱い割には4人も子供作って、やることはやってるのね。
陳曼玲は、元國泰(キャセイ)の女優さん。『レッツゴー!若大将』でもおなじみの方です。
「金持ちの愛人→買春宿→路上勤務」という転落の系譜を辿った後、阿部定も真っ青の衝撃シーンが締めくくりに登場します。
恬妮のエピソードの「みんな私のお客さんだった」という「世界は一家人類は兄弟」を地で行く展開は、張曼玉のそれ(『コールガール』)でも踏襲されていたパターン。
恬妮が娼婦だと知らないうちは、「娼婦って、ある意味高尚な職業だと思うんだよ」なんてノー天気なことを抜かしていたくせに、いざ自分の恋人が娼婦だったと知るや、札束で彼女の頬を引っ叩いて別れを告げる鄧光榮って、なんだかアホ臭い男(あ、役柄の上での話です)。
その意味で言うと、強姦しといて惚れちゃう伊雷も身勝手以外の何者でもないな。
唯一、結婚を申し込まれる丁佩がハッピーと言えばハッピーエンドなのかも知れませんが、あんまりそうは見えませんでした。
さて、『飛女正傳』のところでも触れましたが、社会問題を探求するマスコミとそれに答える専門家を配して問題提起を行うという龍剛監督お得意(?)の図式が、本作でも登場します。
『飛女正傳』では感化院の院長を演じていた曾江(ケネス・ツァン)がここでは「なぜ買春はなくならないのか?」を取材するインタビュアーに扮し、専門家や市民のコメントを得る中で、買春及び娼婦の問題を浮かび上がらせようという仕掛けになっていました。
また、娼婦たちを救うために奔走する神父(喬宏〔ロイ・チャオ〕)の存在も、『飛女正傳』における院長(曾江)とキャラクターが被っています。
これを(映画を通じて社会問題を提示するための)あまりにもストレートなやり方と見るか否かは意見の分かれるところでしょうが、少なくとも、龍剛監督が当時の香港社会に対して抱いていた強い問題意識は伝わってきます。
今後も機会があれば、龍剛監督のこの他の作品(『英雄本色』←『男たちの挽歌』のルーツ、等)を観ていきたいと思いましたです、はい。
付記:路上で客を引く陳曼玲とご同業の老娼婦を演じてちらりと顔を見せていた王莱(ワン・ライ)の存在感、すごかったっす。ギトギトの厚化粧で秦祥林に「遊んでかない?」と声をかけていました。この2人、母子役やったこともあるんだっけ。
(於:香港電影資料館)
3月8日はサンバの日?
〔ちょっとお耳に〕
マツケン東京ドームでも“暴れん坊”…とにかく派手に
俳優として初、オープニングは白馬にまたがり?
昨年暮れの紅白歌合戦に初出場するなど、「マツケンサンバII」のヒットで調子に乗る松平健(51、写真)。3月8日、俳優として初の東京ドームコンサートを開く。紅白では腰元ダンサーズを従え、全国民の注目を浴びたが、今回、さらに大きなドームで、どんな“暴れん坊”ぶりを見せるか・・・・
ついにドーム進出です、マツケン。
「現在、主催者が明かしているのは「開催日が3・8(サンバ)ですから1部は歌、2部はドームのアリーナを使った観客参加型のマツケンサンバ・カーニバルにする」というもの」って、3月8日は「国際婦人デー」じゃなかったっけ?
国際婦人デーに暴れん坊出現!
「また、すっかりおなじみになった金ラメの着物の以外では、「20代にウエスタンスタイルでプレスリーやカントリーを歌ってウケなかった」(当時の舞台関係者)という経験もあり、すべて着物姿で洋装封印の可能性も関係者は示唆する」ってのも、なんか笑えます。
今ならけっこうウケるかもよ。
ただし、ちょんまげは必須ね。
思う存分暴れてください。
付記:そういえば、以前、『暴れん坊将軍』のテーマにのって颯爽と白馬に跨り疾走する別の将軍様の映像が、ネット上に出回ったことがあったわね。
マツケン東京ドームでも“暴れん坊”…とにかく派手に
俳優として初、オープニングは白馬にまたがり?
昨年暮れの紅白歌合戦に初出場するなど、「マツケンサンバII」のヒットで調子に乗る松平健(51、写真)。3月8日、俳優として初の東京ドームコンサートを開く。紅白では腰元ダンサーズを従え、全国民の注目を浴びたが、今回、さらに大きなドームで、どんな“暴れん坊”ぶりを見せるか・・・・
ついにドーム進出です、マツケン。
「現在、主催者が明かしているのは「開催日が3・8(サンバ)ですから1部は歌、2部はドームのアリーナを使った観客参加型のマツケンサンバ・カーニバルにする」というもの」って、3月8日は「国際婦人デー」じゃなかったっけ?
国際婦人デーに暴れん坊出現!
「また、すっかりおなじみになった金ラメの着物の以外では、「20代にウエスタンスタイルでプレスリーやカントリーを歌ってウケなかった」(当時の舞台関係者)という経験もあり、すべて着物姿で洋装封印の可能性も関係者は示唆する」ってのも、なんか笑えます。
今ならけっこうウケるかもよ。
ただし、ちょんまげは必須ね。
思う存分暴れてください。
付記:そういえば、以前、『暴れん坊将軍』のテーマにのって颯爽と白馬に跨り疾走する別の将軍様の映像が、ネット上に出回ったことがあったわね。
2005年2月5日土曜日
過大に申告
〔ちょっとお耳に〕
章子怡:『SAYURI』のギャラを10倍上乗せ?
新作映画『SAYURI』のギャラは500万ドルと語っていた章子怡(チャン・ツィイー)だが、香港メディアは、「チャン・ツィイーは50万ドルしか受け取っていない」と報道。中国新聞社は、「ギャラを10倍も多く上乗せした」などとして大きく取り上げている・・・・
中国語情報は、こちら。
そういや、こんなネタで騒いでましたね。香港滞在中に新聞で読みました。
でも、別にいいじゃない、水増ししたって。
50万ドルって言いながら、実は500万ドル受け取ってたっていうなら大問題だけど。
香港のマスコミは、どこまでも子怡ちゃんのことが嫌いらしいです。
付記:オスカーのプレゼンター、やるらしいです。
章子怡:『SAYURI』のギャラを10倍上乗せ?
新作映画『SAYURI』のギャラは500万ドルと語っていた章子怡(チャン・ツィイー)だが、香港メディアは、「チャン・ツィイーは50万ドルしか受け取っていない」と報道。中国新聞社は、「ギャラを10倍も多く上乗せした」などとして大きく取り上げている・・・・
中国語情報は、こちら。
そういや、こんなネタで騒いでましたね。香港滞在中に新聞で読みました。
でも、別にいいじゃない、水増ししたって。
50万ドルって言いながら、実は500万ドル受け取ってたっていうなら大問題だけど。
香港のマスコミは、どこまでも子怡ちゃんのことが嫌いらしいです。
付記:オスカーのプレゼンター、やるらしいです。
2005年2月4日金曜日
飛女正傳 (Teddy Girls)
〔えいが〕
1969年、香港(榮華)。龍剛監督。蕭芳芳、曾江、夏萍、龍剛、薛家燕、沈殿霞主演。
旅行記を書く前に、香港で観た映画の感想文を書いちゃいます。
蕭芳芳(ジョセフィーヌ・シャオ)主演のズベ公物。
ちなみに、「飛女」というのがズベ公のことです。野郎の場合は「阿飛」。『欲望の翼』の原題は『阿飛正傳』でしたね。
台湾公開時のタイトルは、『問題家庭』(つまんねー)。
超アバウトなストーリーは、以下の通り。
徐玉貞(蕭芳芳)は、父が病気なのをいいことに愛人である黎成(龍剛〔ロン・コン〕)を家に連れ込んでいる母(夏萍〔ハー・ペン〕)に反感を抱いていましたが、父の死後、それは決定的なものになりました。
玉貞は母と黎に反発して非行に走り、友人とゴーゴー喫茶(死語)で踊っているところへ絡んできたチンピラと大乱闘、ビール瓶でチンピラを殴って怪我を負わせ補導されます。
裁判所の係官は反省すれば情状の余地があると玉貞を諭すものの、彼女はそれを拒否して感化院に送られます。
感化院では馬碧珊(薛家燕〔シッ・ガーイン〕)を頭目とする一党が権力を握り、ことあるごとに新入りの玉貞を苛め、果ては集団リンチを加えますが、リンチの犯人をたずねる杜院長(曾江〔ケネス・ツァン〕)に頑として口を割らなかったことで碧珊たちの信頼を得、2人はよき友人となるのでした。
そんなある日、玉貞のもとへ母が事業に失敗して自殺したという知らせが届きます。
玉貞は母を死に追い込んだ黎への復讐を決意、感化院を脱走するため仲間に協力を依頼します。
一方、碧珊も母親のもとへ残してきた自分の子供が亡くなったという知らせを聞いて脱走することを決め、この他2人の脱走志願者と計4人で感化院を脱走します。
街へ出た4人は、それぞれの使命を果たすため、それぞれの土地へ向かいます。
自分を捨てて他の女へ走った男に制裁を加える蘇絲(スージー)、自分の子供が亡くなったことに何の感傷も示さず、ただ身体を求めてくるだけの男・阿添(伊雷)を刺し殺す碧珊。
しかし、病身の母と弟妹の身を案じて脱走した院生(すいません。役名失念しました)は、警察の追手を逃れる途中、誤って崖下に転落、命を落とします。
蘇絲、碧珊と合流した玉貞は、3人で黎を殺すため彼が経営するナイトクラブに向かうものの、杜院長が先回りしていたため、目的を果たせません。
が、自宅へ戻った黎を待ち伏せしていた3人は、ついに彼を捕らえます。
ところが、この後、3人を恐ろしい運命が待ち受けていたのでした・・・・。
前半のどよーんとした展開は、ちょっと大映調ですが、感化院を脱走してからは、一気にバイオレンス全開。
山間部を逃走中、ちょっかいを出してきたゴロツキをしばいて身包みはがし、その金で身なりを整えていざ出陣!という展開は、小気味よいです。
ただ、彼女たちの脱走の動機はあくまで個人的な理由によるもので、「腐った大人に復讐さ!」みたいなどでかい大義名分はありません。
また、感化院の職員たちもおおむね彼女たちに対して好意的で(鬼看守なんかいないところがミソ)、特に院長はなんとかして彼女たちを更正させようと奔走しますが、それでも彼女たちの暴走を止めることはできないのでした。
この「主人公のために奔走する好意的な第3者」という人物造型は、龍剛監督作品によく見られるパターンらしく、この後観た『應召女郎』(1973年)でもコールガールの面倒を見る神父(喬宏〔ロイ・チャオ〕)が登場しています。
それから、「なぜ飛女が生まれるのか?」を追求するマスコミとそれに答える専門家を配して問題提起を行うという設定も、お得意の図式のようです(これは『應召女郎』の方で書きます)。
でも、院生が脱走して殺人や傷害事件を起こしているのに、当の院長を取り囲んだマスコミが彼を責めるどころか「貧困や家庭問題、そこから飛女は生まれる」という(院長の)ありがたーいお説を拝聴しちゃうという展開は、「おいおい」って感じがしましたけど。
フツーなら、「あんたんとこの院生が脱走した上にこんな事件まで起こして、どうやって責任取るんですか!」ってなりそうなもんなんですが。
扱っているテーマはショッキングで、オチもかなりキョーレツでありながら、全体を貫いているのはあくまでもヒューマニズムな映画でありました。
あ、そうそう、蕭芳芳のゴーゴーダンスと、院生たちのシャワーシーン&ファッションショーも楽しめますよ。
「昔美少女・今おばドル」の薛家燕と「今も昔も重量級」の沈殿霞も、がんばっていました。
(於:香港電影資料館)
1969年、香港(榮華)。龍剛監督。蕭芳芳、曾江、夏萍、龍剛、薛家燕、沈殿霞主演。
旅行記を書く前に、香港で観た映画の感想文を書いちゃいます。
蕭芳芳(ジョセフィーヌ・シャオ)主演のズベ公物。
ちなみに、「飛女」というのがズベ公のことです。野郎の場合は「阿飛」。『欲望の翼』の原題は『阿飛正傳』でしたね。
台湾公開時のタイトルは、『問題家庭』(つまんねー)。
超アバウトなストーリーは、以下の通り。
徐玉貞(蕭芳芳)は、父が病気なのをいいことに愛人である黎成(龍剛〔ロン・コン〕)を家に連れ込んでいる母(夏萍〔ハー・ペン〕)に反感を抱いていましたが、父の死後、それは決定的なものになりました。
玉貞は母と黎に反発して非行に走り、友人とゴーゴー喫茶(死語)で踊っているところへ絡んできたチンピラと大乱闘、ビール瓶でチンピラを殴って怪我を負わせ補導されます。
裁判所の係官は反省すれば情状の余地があると玉貞を諭すものの、彼女はそれを拒否して感化院に送られます。
感化院では馬碧珊(薛家燕〔シッ・ガーイン〕)を頭目とする一党が権力を握り、ことあるごとに新入りの玉貞を苛め、果ては集団リンチを加えますが、リンチの犯人をたずねる杜院長(曾江〔ケネス・ツァン〕)に頑として口を割らなかったことで碧珊たちの信頼を得、2人はよき友人となるのでした。
そんなある日、玉貞のもとへ母が事業に失敗して自殺したという知らせが届きます。
玉貞は母を死に追い込んだ黎への復讐を決意、感化院を脱走するため仲間に協力を依頼します。
一方、碧珊も母親のもとへ残してきた自分の子供が亡くなったという知らせを聞いて脱走することを決め、この他2人の脱走志願者と計4人で感化院を脱走します。
街へ出た4人は、それぞれの使命を果たすため、それぞれの土地へ向かいます。
自分を捨てて他の女へ走った男に制裁を加える蘇絲(スージー)、自分の子供が亡くなったことに何の感傷も示さず、ただ身体を求めてくるだけの男・阿添(伊雷)を刺し殺す碧珊。
しかし、病身の母と弟妹の身を案じて脱走した院生(すいません。役名失念しました)は、警察の追手を逃れる途中、誤って崖下に転落、命を落とします。
蘇絲、碧珊と合流した玉貞は、3人で黎を殺すため彼が経営するナイトクラブに向かうものの、杜院長が先回りしていたため、目的を果たせません。
が、自宅へ戻った黎を待ち伏せしていた3人は、ついに彼を捕らえます。
ところが、この後、3人を恐ろしい運命が待ち受けていたのでした・・・・。
前半のどよーんとした展開は、ちょっと大映調ですが、感化院を脱走してからは、一気にバイオレンス全開。
山間部を逃走中、ちょっかいを出してきたゴロツキをしばいて身包みはがし、その金で身なりを整えていざ出陣!という展開は、小気味よいです。
ただ、彼女たちの脱走の動機はあくまで個人的な理由によるもので、「腐った大人に復讐さ!」みたいなどでかい大義名分はありません。
また、感化院の職員たちもおおむね彼女たちに対して好意的で(鬼看守なんかいないところがミソ)、特に院長はなんとかして彼女たちを更正させようと奔走しますが、それでも彼女たちの暴走を止めることはできないのでした。
この「主人公のために奔走する好意的な第3者」という人物造型は、龍剛監督作品によく見られるパターンらしく、この後観た『應召女郎』(1973年)でもコールガールの面倒を見る神父(喬宏〔ロイ・チャオ〕)が登場しています。
それから、「なぜ飛女が生まれるのか?」を追求するマスコミとそれに答える専門家を配して問題提起を行うという設定も、お得意の図式のようです(これは『應召女郎』の方で書きます)。
でも、院生が脱走して殺人や傷害事件を起こしているのに、当の院長を取り囲んだマスコミが彼を責めるどころか「貧困や家庭問題、そこから飛女は生まれる」という(院長の)ありがたーいお説を拝聴しちゃうという展開は、「おいおい」って感じがしましたけど。
フツーなら、「あんたんとこの院生が脱走した上にこんな事件まで起こして、どうやって責任取るんですか!」ってなりそうなもんなんですが。
扱っているテーマはショッキングで、オチもかなりキョーレツでありながら、全体を貫いているのはあくまでもヒューマニズムな映画でありました。
あ、そうそう、蕭芳芳のゴーゴーダンスと、院生たちのシャワーシーン&ファッションショーも楽しめますよ。
「昔美少女・今おばドル」の薛家燕と「今も昔も重量級」の沈殿霞も、がんばっていました。
(於:香港電影資料館)
期待していいの・・・・かな?
〔ちょっとお耳に〕
ハリウッド産『SAYURI』の正体を渡辺謙らが明かす
スティーヴン・スピルバーグ製作、チャン・ツィイー主演の芸者物語『SAYURI』がついに撮影を終了した。キャストにはアジアのスターが勢ぞろいしており、監督は『シカゴ』でアカデミー賞の作品賞に輝いたロブ・マーシャルが務め、全編英語で撮影された世界規模の大作だ・・・・
日米中混成ゲイシャ・ムービー「SAYURI」、記者会見
02年のアカデミー賞で作品賞を含む6部門を受賞したミュージカル「シカゴ」の監督ロブ・マーシャルが、スティーブン・スピルバーグ総指揮の下、京都・祇園を舞台にした芸者の世界を描いた小説「さゆり」(アーサー・ゴールデン著)をチャン・ツィイー主演で映画化した「SAYURI」。1月31日、東京・内幸町の帝国ホテルにてクランクアップ記者会見が行なわれ、ハリウッド映画3作目となる渡辺謙、役所広司、桃井かおり、工藤夕貴らの日本人キャストに加え、ミシェル・ヨー、コン・リーといった中国系のキャストら総勢10人が壇上に上がった・・・・
「鬼のいぬ間に」じゃありませんが、あっしが香港に行っている間に、記者会見やってたようですね。
でも、皆さんのコメントを読むと「だいじょぶか?」という気分が、ますます膨らみますです。
監督曰く、
これはある場所のある女の子を描いたファンタジーにしたかった。もちろん日本の伝統・文化には最大限の敬意を払ったつもりだが、芸者の世界を描いたドキュメンタリーは過去に多く作られているし、あまり細かいリアリティにこだわりたくなかったから、舞台も京都から都(MIYAKO)に変えてある。
って、あんた、どこにもない架空の東洋の国のお話なのかい?
気になる日本人キャストも、桃井さんは、
ちょっと違う点もあるけど、それがすごく美しいのよ! アールデコと日本が合わさった感じで。
とおっしゃり、謙さんに至っては、
『ラスト サムライ』のときは正しい日本の描き方がされるようアイデアを出したが、今回は監督に全権をゆだねた。
と、どこぞの総理のような丸投げ状態。
ま、原作自体がすでに興味本位のトンデモ系小説なので(一応読みました)、仕方ないと言えば仕方ないんですけど、映画版はそれにいっそう拍車がかかる模様。
これを「そんな日本があってもいいじゃない」と鷹揚に受け止めるか、それとも「国辱だ!バカにするんじゃねえ!」と怒るか、反応は人それぞれだと思いますが、あっしは後者になっちゃいそうだな、心が狭いから。
でも、今の日本人が、どれだけ自国の伝統的なものに通じているかと言えば、それもまた疑問だな。
間違いすらわからずに終わっちゃったりして。
ハリウッド産『SAYURI』の正体を渡辺謙らが明かす
スティーヴン・スピルバーグ製作、チャン・ツィイー主演の芸者物語『SAYURI』がついに撮影を終了した。キャストにはアジアのスターが勢ぞろいしており、監督は『シカゴ』でアカデミー賞の作品賞に輝いたロブ・マーシャルが務め、全編英語で撮影された世界規模の大作だ・・・・
日米中混成ゲイシャ・ムービー「SAYURI」、記者会見
02年のアカデミー賞で作品賞を含む6部門を受賞したミュージカル「シカゴ」の監督ロブ・マーシャルが、スティーブン・スピルバーグ総指揮の下、京都・祇園を舞台にした芸者の世界を描いた小説「さゆり」(アーサー・ゴールデン著)をチャン・ツィイー主演で映画化した「SAYURI」。1月31日、東京・内幸町の帝国ホテルにてクランクアップ記者会見が行なわれ、ハリウッド映画3作目となる渡辺謙、役所広司、桃井かおり、工藤夕貴らの日本人キャストに加え、ミシェル・ヨー、コン・リーといった中国系のキャストら総勢10人が壇上に上がった・・・・
「鬼のいぬ間に」じゃありませんが、あっしが香港に行っている間に、記者会見やってたようですね。
でも、皆さんのコメントを読むと「だいじょぶか?」という気分が、ますます膨らみますです。
監督曰く、
これはある場所のある女の子を描いたファンタジーにしたかった。もちろん日本の伝統・文化には最大限の敬意を払ったつもりだが、芸者の世界を描いたドキュメンタリーは過去に多く作られているし、あまり細かいリアリティにこだわりたくなかったから、舞台も京都から都(MIYAKO)に変えてある。
って、あんた、どこにもない架空の東洋の国のお話なのかい?
気になる日本人キャストも、桃井さんは、
ちょっと違う点もあるけど、それがすごく美しいのよ! アールデコと日本が合わさった感じで。
とおっしゃり、謙さんに至っては、
『ラスト サムライ』のときは正しい日本の描き方がされるようアイデアを出したが、今回は監督に全権をゆだねた。
と、どこぞの総理のような丸投げ状態。
ま、原作自体がすでに興味本位のトンデモ系小説なので(一応読みました)、仕方ないと言えば仕方ないんですけど、映画版はそれにいっそう拍車がかかる模様。
これを「そんな日本があってもいいじゃない」と鷹揚に受け止めるか、それとも「国辱だ!バカにするんじゃねえ!」と怒るか、反応は人それぞれだと思いますが、あっしは後者になっちゃいそうだな、心が狭いから。
でも、今の日本人が、どれだけ自国の伝統的なものに通じているかと言えば、それもまた疑問だな。
間違いすらわからずに終わっちゃったりして。
2005年2月3日木曜日
帰ってきました
〔ちょっとお耳に〕
というわけで、帰ってきました。
ちょっくら、香港に行ってきました。
寒かったです。
今回が初香港であるあっしのおばさんとその友人を案内しながらの旅だったため、全て自由時間とは行かなかったのですが、それでも、香港電影資料館で『飛女正傳』(1969年)『應召女郎』(1973年)『新寡』(1956年)と昔の映画を3本観て、あとはお友達のお付き合いで『喜馬拉亞星』を鑑賞(首映禮にて)、ついでに飛行機の中で『珈琲時光』と『龍鳳鬥』も観てきました。
ちょうどテレンスママ(胡燕妮〔ジェニー・フー〕)が『龍鳳鬥』で金像奨の助演女優賞にノミネートされたというニュースを見て「どんなもんなんじゃろ」と思っていた矢先、タイムリーに機内で観られたので、なかなかラッキーでおました。
ちょっと怖かったけど、きれいでした。
途中、ちょこっと若い頃の写真も写りましたが、やっぱりお美しい。
古本ショッピングは、今回は低調。
雑誌は諸般の事情により購入できず(後で書きます)、公孫魯の『中國電影史話』第一集(1961年、南天書業公司)を買ったのみ。
これが25ドル。
辻久一の『中華電影史話』(1987年、凱風社)がこの本の第二集から多くを引いていて(実際に依拠したのは、竹中伸による抄訳本〔1965年〕のようです)、そこには、
「第二集」とある以上、「第一集」がなくてはならず、香港で探してみたが、時間不足で、いまだ見つけることができない。(56ページ)
とあります。
今なら、香港電影資料館で閲覧できるんですけどね。
巻末の広告を見ていたら、『歴盡滄桑十美人』なる本の宣伝があり、「当代の十大スター・林黛、尤敏、杜娟、鍾情、李香君、張仲文、韓青清、葛蘭、樂蒂、丁紅の成功史」を綴った、との文言が記されていました。
この本、大変気になりますが、残念ながら電影資料館にはないようです(香港大学図書館の検索も試しましたが、やっぱり所蔵はなし)。
ま、とりあえず、今日はこのへんで。
明日あたりから、旅日記でも書きますです。
付記:「中尊寺ゆつこ死亡報道」にはびっくり仰天いたしました。ご冥福をお祈りします。
というわけで、帰ってきました。
ちょっくら、香港に行ってきました。
寒かったです。
今回が初香港であるあっしのおばさんとその友人を案内しながらの旅だったため、全て自由時間とは行かなかったのですが、それでも、香港電影資料館で『飛女正傳』(1969年)『應召女郎』(1973年)『新寡』(1956年)と昔の映画を3本観て、あとはお友達のお付き合いで『喜馬拉亞星』を鑑賞(首映禮にて)、ついでに飛行機の中で『珈琲時光』と『龍鳳鬥』も観てきました。
ちょうどテレンスママ(胡燕妮〔ジェニー・フー〕)が『龍鳳鬥』で金像奨の助演女優賞にノミネートされたというニュースを見て「どんなもんなんじゃろ」と思っていた矢先、タイムリーに機内で観られたので、なかなかラッキーでおました。
ちょっと怖かったけど、きれいでした。
途中、ちょこっと若い頃の写真も写りましたが、やっぱりお美しい。
古本ショッピングは、今回は低調。
雑誌は諸般の事情により購入できず(後で書きます)、公孫魯の『中國電影史話』第一集(1961年、南天書業公司)を買ったのみ。
これが25ドル。
辻久一の『中華電影史話』(1987年、凱風社)がこの本の第二集から多くを引いていて(実際に依拠したのは、竹中伸による抄訳本〔1965年〕のようです)、そこには、
「第二集」とある以上、「第一集」がなくてはならず、香港で探してみたが、時間不足で、いまだ見つけることができない。(56ページ)
とあります。
今なら、香港電影資料館で閲覧できるんですけどね。
巻末の広告を見ていたら、『歴盡滄桑十美人』なる本の宣伝があり、「当代の十大スター・林黛、尤敏、杜娟、鍾情、李香君、張仲文、韓青清、葛蘭、樂蒂、丁紅の成功史」を綴った、との文言が記されていました。
この本、大変気になりますが、残念ながら電影資料館にはないようです(香港大学図書館の検索も試しましたが、やっぱり所蔵はなし)。
ま、とりあえず、今日はこのへんで。
明日あたりから、旅日記でも書きますです。
付記:「中尊寺ゆつこ死亡報道」にはびっくり仰天いたしました。ご冥福をお祈りします。
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