夕べから尾藤イサオが歌う『非情学園ワル』の主題歌(『ワルのテーマ』)のサビ部分(俺はワル、ワル、ワルでなぜ悪い)が癖になっているせんきちです。
さて、本題に入る前に、昨日の朝日新聞朝刊で見つけた気になる情報。
13版33面下段に「文化庁舞台芸術国際フェスティバル」(こちらで去年の公演の模様が視聴できます)の広告が掲載されていたのですが、その中の「『ポップアジア2005』丸の内スペシャル~Enjoy! Asian Pops~」の出演者に、
チャン・ヤートン(中国)、ヴィッキー・チャオ(中国)
の名前が。
「むむ、張亞東に趙薇。いったい幾ら取るんだ?」と思い、確認したところ、「入場無料」の表示が。
ほんまでっか?
ちなみに、公式サイトでは「出演(予定) ポップアジア2005出演アーティスト&音楽評論家」となっておりまして、上記のお名前はございませんでした。
後で問い合わせてみます。
それでは、いよいよ本題に入りましょう。
昨日、近所の古本屋さんで面白い本を買いました。
『絵日記 東南アジアの印象』 田中鼎三著
絵はがきやグリーティング・カード印刷の老舗・尚美堂(2002年に自己破産)の社長だった著者が、1958年12月に2週間の予定で香港、シンガポール、クアラルンプール、バンコクを視察旅行した際の旅行記です(1959年、尚美堂、非売品)。
と、ここまででしたら特にどうということもない、海外旅行がまだ珍しい時代の洋行記で終わってしまうのですが、そこは絵はがき出版のパイオニア、旅先で著者の撮った写真を絵はがきに仕立てたものや、あるいは写真そのものをアルバムに貼り付け、その合間に著者自筆の絵日記が収められているという、かなりユニークな代物に仕上がっております。
トップに表紙の写真を掲げましたが、
こちらは、香港の公営アパートを写した写真に彩色を施して、絵はがき風に仕立てたものです。
実物が貼ってあります。
こちらは、香港の街頭写真(カンバンの町)。
やはり、写真そのものが貼ってあります。
こちらは、絵日記本文(香港にて)。飲茶に関する記述です。
文中にある「カスタープリンのようなものが最中のカワのようなものに這入っているもの」とは、蛋撻のことでしょうか。
昔の方なので崩し字が多いですが、読みやすい崩し方&新仮名遣いなので、比較的すらすらと読めます。
ちなみに、これでお値段は1000円。
いい買い物をしました。
お知らせ:明日からまた京都に行ってきます。帰ってきたらまた更新いたします。
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