2014年3月23日日曜日

鹿港甘仔店懷舊餐廳@土城

〔たび〕〔これでも食らえ!〕〔しようもない日常〕

人気のない日曜朝の台北の街で
一人微笑んでいた劉青雲。

どうも。
トド@花粉症で絶不調です。
まあ、去年ほど酷くはないんですが、それでも辛いですわね。
ここんとこ、咽喉もやられちまいまして……。

さて。
もう少しだけ、台北の食べ物ネタを。
今回は、台北市のお隣・新北市土城区にある「鹿港甘仔店懷舊餐廳」のご紹介。
「えっ?土城ってどこ?」という方も多いと思いますけれど、ざっくり言うと板橋の南ね。
あ、でも決して豊島区ではありません(当たり前だよ!)。
東京で喩えると、狛江辺りになるんでしょうか(ものすごくいい加減www)。

一時期、台湾で大流行した「懷舊餐廳」なるレトロ食堂。
店の内装や調度品にレトロな装飾を施し、なおかつレトログッズが満載の店内で昔ながらの台湾料理を味わうというのがウリでしたが、ここ数年でかなり淘汰が進み(家賃の高騰もその一因らしい)、今回ご紹介する「鹿港甘仔店懷舊餐廳」もかつては台北の東区に支店があったものの(その折のルポはこちら)少し前に敢えなく閉店、現在は土城の本店のみが頑張っているといった按配です。

 「鹿港甘仔店懷舊餐廳」へはMRTの土城線に乗って亞東醫院駅で下車、さらに徒歩約10分ほどかかります。
駅周辺にはその名の通り大きな病院(東醫院)、マンション、コンビニ等が立ち並び、いわゆる郊外のベッドタウンといった感じの風景が広がっています。
駅からは病院横の地下道を通り抜けた後、広い道路を渡ってまっすぐ行き突き当たりで左折、さらに最初の曲がり角を右に折れてずーっとまっすぐ行った突き当たりを左折すると左側にお店が見えてきます(くわしくはここを見てチョーよ)。
ただ、とにかくわかりにくいので(わかれば簡単なんだけど←当たり前!)、グーグルマップでよーく確認してから行った方がよいと思います。
当方の場合、同行した台湾の友人がお店の人に電話で道順を尋ねてくれたのはよかったのですが、お店の人の説明もかなりアバウトだったので、辿り着くまでが一苦労でしたわ。
でも、こういうことがなければ絶対に訪れないであろう場所だったので、台湾人のフツーの生活空間が垣間見えてなかなか面白かったです。

で、ようやく辿り着いたお店はというと、例によってレトログッズの洪水。

中原ひとみがこんにちは。

  岩下志麻はインスタント麺かなんかの
広告に勝手に(?)起用されていました。

資生堂石鹸の宣伝ポスター。

お約束(?)の老電影のポスターや、

ロビーカードも。

そんなレトログッズに囲まれながら食べたお料理がこちら。

炒牛肉と腐乳空心菜。
炒牛肉といいながら、中身はほとんど
空心菜(とほほ)。

鹿港蚵仔酥。
牡蠣のフリッター。
台湾の牡蠣は一口サイズなので、
何個でもいけます。

炒劍筍。
根曲がり竹の炒め物。

清蒸鱈魚。
鱈の清蒸って初めて食べたんですが、
なかなかさっぱりとしていておいしいですわ。

猪油飯。
ご飯は自分で盛るというセルフサービス。
ビールも冷蔵庫から自分で取る。
金牌、おいしいよ!

日曜の夜ということもあってお店はかなりの混雑でしたが、2階席もあるので予約なしで行ってもたぶん大丈夫だと思います。
ただし、例によって(?)日本語度はほぼゼロなので(英語も?)、身振り手振りで頑張りましょう。

レトログッズが好きな方や台湾の歴史に興味がある方、あるいは芸能好きの方は、一度足を運ぶことをお勧めいたします。

お店で流れていた林正英先生の映画。
なんでしょ?これ?

2014年3月11日火曜日

キネカ大森開館30周年大感謝祭でOSOマサラ上映!

〔べっぴんさん〕〔えいが〕

元気ハツラツw

どうも。
トド@"Goliyon Ki Raasleela Ram-Leela" はシェークスピアというよりも近松だと思うのです。

さて。

今年開館30周年を迎えるキネカ大森が、またしてもやらかしてくれました!
30周年記念イベントの一環として、『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム(Om Shanti Om)』のマサラ上映を行うそうです!

以下は、キネカ大森オフィシャルサイトからの引用。

……ここから……

マサラシステム上映
アジア映画専門館時代には「インド映画と言えばキネカ」と言われ、今も積極的にインド映画を紹介しています。30周年を記念したマサラシステム上映で大いに盛り上がりましょう!
日時★4月6日(日)10:30より
上映作品★「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」
―マサラシステムとは?―
上映中に踊るシーンはお客様も一緒に踊り、歌うシーンは一緒に歌う鑑賞スタイルです。観るだけでなく、お客様も一緒に参加しましょう!!
◆クラッカー、紙吹雪のご持参歓迎!
◆インド衣装のコスプレ大歓迎!
◆大変賑やかになります。ご了承の上ご鑑賞ください。

……ここまで……

不肖せんきち、昨年暮れには兵庫県尼崎市にある塚口サンサン劇場で開催されたOSOマサラ上映にも遠征、ついに関西進出(?)を果たしてしまったのですが、今回も行きますわよ、もちろん!

こちらは塚口でのお写真。
中央、特製べっぴんさん法被(通称・特攻服w)を
着ているヴァカがわたくしざます。
 
 塚口での後片付け風景。
キネカ大森でも後片付けは必須ですので、
皆様のご協力をお願いいたします。
楽しく鑑賞、楽しく掃除!

キネカ大森ではこの他にも『ヤンヤン 夏の想い出(一一)』や『ブエノスアイレス(春光乍洩)』の上映等、30周年にふさわしい企画が目白押しですので、くわしくはこちらをご参照下さい。

(以上、お知らせまで)

2014年3月1日土曜日

方魯肉飯@大龍街夜市

〔しようもない日常〕

雪の羽田空港(2月15日午後)。

どうも。
トド@相変わらず飲んでますです。

さて、2月の半ばにちょっとだけ台北に行ってきますた。
出発日が2月15日(土)という、あの忌まわしいwww大雪の翌日で、早朝に予約してあったタクシーをぶっ飛ばしてなんとか午前5時20分に羽田空港に着いたものの、搭乗予定だった飛行機(午前7時20分発、中華航空)は滑走路閉鎖のため離陸の見込みが立たず……

がーん!!!

結局、飛行機が飛び立ったのは、午後1時過ぎ。

ここからまた出発時間が遅れたのorz

なんとか日が沈む前に台北に着いたので、ま、よしとしましょう。
11年前(2003年)には台北に行くはずが那覇に不時着しちゃったこともあったので、それに比べれば、まだ数段ましなもんです(心が広いフリをするwww)。

で、まあ、だらだら旅日記なんか書くやる気も根気もないので(やる気スイッチを粗大ごみで捨ててしまいましたwww)、食べ物情報なんぞを少々。

どうにかこうにか台北のホテルに到着後、一休みして訪れたのはMRT圓山駅から徒歩10分ほどのところにある「方魯肉飯」。
大龍街夜市の一角に位置するお店です。
黄色い看板が目印。
丸に方の字ね。

以前、何気なくグーグル先生で検索していて見つけたお店で、ずーっと行きたい行きたいと思い続けていたお店でした。
大龍街夜市自体が地元民中心の素朴でこじんまりとした夜市ということもあり、ここも地元民主体のお店で、行列こそできていましたが日本人客は我々(わたしと叔母)のみでした。

店内の壁には賞状やら
写真やらがずらり。


注文は伝票に数量を記入して
お店の人に手渡すスタイル。
日本語は全く通じません。
英語もだめかなあ(台湾語濃度高し)。
きびきびと働くおじさん、おばさん、
お兄さんがいます。


こちらが魯肉飯(25元)。
小さめサイズなので、
おやつにもいいかも。


実は、今回一番食べたかったのはこちら。
〔火空〕肉飯(45元)。
豚の角煮の脂身がとろとろでおいしい!
一杯につき角煮は一切れなので、
角煮をがっつり食べたいという方は、単品で
角煮の皿盛をオーダーなさるとよいでしょう。
豚肉好きにはたまらない一品。

先ほども述べた通り、大龍街夜市は素朴な夜市ですが、特に交通規制等はしていないので、フルスピードで走るバイクと自動車には注意が必要です。


うまいもの食ってあの世往き、というのも
悪くないかも知れませんけれど。

それから、なぜか果物屋さんも目に付きました。
大龍街と酒泉街の角にある屋台で売っていた胡椒餅も、なかなかおいしかったですよ。

というわけで、台北へ行かれる方は一度ぜひ!