2015年8月22日土曜日

『若さは向こう見ず(YJHD)』のここに注目! 予習に!復習に!お役立ちサイトまとめ

〔えいが〕〔べっぴんさん〕〔ディーピカー・パードゥコーン〕〔Deepika Padukone〕

昨日(21日)発売の『SCREEN」10月号に
紹介記事が掲載されています。
小柳トム・クルーズ×の表紙が目印よ!


どうも。
トド@仕事の宿題ゴールが見えずです。

さて。

こんなんで(宣伝期間短すぎ、宣伝方法口コミ頼み…etc.)だいじょぶかー?な状態で8月15日(土)の初日を迎えた、われらがべっぴんさんことディーピカー・パードゥコーン嬢主演作『若さは向こう見ず(Yeh Jawaani Hai Deewani)』(映画の内容よりもその宣伝手法が向こう見ず)ですが、今日で公開2週目に突入(だって、時は待ってくれないわー)……ということで、ここらへんで、映画をこれからご覧になる方や既にご覧になった方へ、お役に立ちそうなサイトをちょいとまとめてみることにいたします。
「あら?あの方のあのブログがないじゃない!」なんてお声もありそうですけれど、基本的に

ネタバレ記事はなかったこと

にしておりますので、何卒ご容赦を。

【Yeh Jawaani Hai Deewani】(ポポッポーのお気楽インド映画)


インド映画ファンの皆様にはおなじみのブログですね。
インド公開当時のレビューです。

インド映画として初めて全米オープニング第9位にランクインした現代インドの恋愛青春劇などが8月15日より渋谷シネクイント、9月12日よりキネカ大森にて公開!(シネマトピックスオンライン)

シネマトピックスオンラインに掲載された紹介記事。


『若さは向こう見ず』(銀幕閑話) 


こちらはアジア映画ファンおなじみのレビューサイト。
毎日新聞ウェブ版連載当時からの愛読者も数多いことでしょう。
不肖せんきちも、もちろんその1人です。

『若さは向こう見ず』『愛するがゆえに』公開まで秒読み!(アジア映画巡礼)


こちらもアジア映画ファンにはおなじみのブログ。
不肖せんきちが敬愛するアジア映画の大家 cinetamaさん による紹介記事です。

  

『若さは向こう見ず』(映画レビューサイトcoco)


映画ファンにはおなじみのレビューサイト。
「注目の映画」で取り上げられています。 

【ハリウッドが注目】ほろニガで超ハッピーな傑作が遂に上陸『若さは向こう見ず』(FILMAGA)


侍功夫さんによる素晴らしい紹介記事。
必読! 


公開間近!初心者から映画通まで楽しめる、おすすめの新作インド映画ガイド(FILMAGA)


こちらもフィルマガから。
これからインド映画を観よう、もっといろいろなインド映画を観たい、という方へのお役立ち記事です。

インド映画初の全米興収9位『若さは向こう見ず』と音楽映画『愛するがゆえに』インド産キューティー映画が2本公開!(キューティー映画情報サイトcue)

「キューティー」というと、永井豪、もとい、『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム(Om Shanti Om)』のカーミニおばさんの台詞を思い出してしまうのですが、サイトの定義によれば「女性向け映画」のことを「キューティー映画」と呼ぶのだそうです。
そんな切り口からの紹介記事。
案の定(?)、邦題について突っ込まれていますね。

マメ父のボリ部屋


こちらでも以前ご紹介したボリノリさんのブログ。
『若さは向こう見ず』に関するお役立ち記事が、盛り沢山です。
過去記事から遡ってお読みになるとよいかと思います。

ということで、これを読んで観たくなった方、おかわりしたくなった方、今日も上映がありますよ。

18:40、渋谷シネクイントに全員集合!

2015年8月14日金曜日

『若さは向こう見ず(YJHD)』のここに注目! 結局飲んでるこの男

〔えいが〕〔べっぴんさん〕〔ディーピカー・パードゥコーン〕〔Deepika Padukone〕

さみしいんだよ~ん!


どうも。
トド@仕事の宿題沼から抜け出せませんです。
 
が!
 
奥さん、いよいよ明日初日ですってよ!
 
『若さは向こう見ず』!
 
映画の内容はともかく、公開決定発表から公開日までがわずか1ヵ月半という、そっちのほうが向こう見ずだよ!と思わず言いたくなる現状ですけれど、とにかく、明日です!
 
明日!渋谷シネクイントにて!18時40分からです! 
 
どうぞ、どうぞ、よろしくお頼み申します。
 
ということで、初日までになんとか主役4人の情報をアップせねば、と思い、最後の1人であるインドのぼんち アヴィ君のご紹介。 

アヴィはバニーの大親友。
酒と博打と女が大好きで、大学を出たらバニーと同じ部屋を借りて一緒に商売を始めるという夢を抱いていましたが、バニーの思わぬ行動により、その夢は雲散霧消してしまいます。
と、こう書くと、 なんだかバニーがアヴィを裏切ったようですけれど、そもそもどんなに仲のよい友人でも、いや、親兄弟でさえも結局は全く違う人間(別人格)なのだ、ということをこの年になっても理解していないアヴィ君の赤坂サカス、じゃなくて、浅はかさがこのような結果を招いたと思うのですが。

で。

学業を終え、8年の歳月を経たアヴィは飲食店経営に乗り出していましたが、その経営状態ははかばかしくなく、順調にキャリアを重ねているバニーとは対照的に、朝っぱらから酒を飲み博打に耽るという自堕落ぶり。
そんなこんなで、再会したバニーともぎくしゃくしてしまうのですが、2人がかつてのような親友同士に戻れるのかどうかも、この映画の大きな見どころのひとつです。

アヴィがバニーに繰り出す
「お前は俺のことをかまってくれない」
攻撃(?)に萌える方もいるかも。
アヴィはバニーのことが大好きなのよ、ほんとは。
 
 
ちなみに、アヴィ役の アーディティヤ・ロイ・カプールは、今回同時公開される『愛するがゆえに』でも酒びたりの元人気ミュージシャンを演じています。
しかし、両方とも酒びたり演技って、いいんだか、悪いんだか……。
 
ネイナーとの恋にアヴィとの友情と、映画の後半ではなんだかお忙しのバニー君ですけれど、 何はともあれ、明日から公開です。
 
皆さま、渋谷シネクイントへGO!
 
(つづく)

2015年8月10日月曜日

『若さは向こう見ず(YJHD)』のここに注目! インドのカレンか、香港のカルキか

〔えいが〕〔べっぴんさん〕〔ディーピカー・パードゥコーン〕〔Deepika Padukone〕

見た目とっぽい あたしだけれど
好きな男 好いた殿御にゃ 尽くします
(都々逸・改訂しますた)


どうも。
トド@ヒュートラ渋谷のチラシ欠品は解消された模様です。
仕事の宿題が次から次へと襲ってくるのですけれど、がんばって更新します。
さて、 われらがべっぴんさんことディーピカー・パードゥコーン(Deepika Padukone)嬢主演作『若さは向こう見ず(Yeh Jawaani Hai Deewani)』(8月15日~シネクイント、9月12日~キネカ大森にて公開)の見どころ紹介、本日はメガネっ娘ネイナーの親友 アーディティーのご紹介。

ぶっとんだルックス&芸術家肌なアーディティーは、バニーやアヴィといったむくつけき(?)男連中とも親友関係にあるちょっぴり男勝りな感じのする女の子ですが、実はアヴィに片思いしており、周囲の人々は皆そのことを知っているものの、鈍感なアヴィだけがそれに気付いていないという「友達以上恋人未満」の状態を何年も続けています。
奔放なように見えて、大好きなアヴィの好物であるハムチーズサンドウィッチを早起きして作るといった甲斐甲斐しい一面も持つ女性です。
しかし、この切ない片思いは結局アヴィに通じることはなく、彼女は全く別の男性を伴侶に選ぶことになるのですが、それがどんな人で、そしてなぜ彼女はその人を伴侶としたのか、そのあたりに関してはぜひ映画をご覧になって確かめて頂きたいと思います。

で。

このアーディティーを演じるのが、誰が呼んだか銭形平次、じゃなくて、「インドのカレン・モク(莫文蔚)」ことカルキ・コーチリン。
フランス系インド人(あるいは、インド育ちのフランス人と呼ぶべきか)という異色の女優さんです。

インドのカレン。


 香港のカルキ。

初期の頃の香港のカルキは、エキセントリックな役柄と突拍子もないルックスで名を馳せましたが、インドのカレンも香港のカルキ同様、一風変わった役どころの多い女優さんと言えます。
ただ、この映画では風変わりな見た目とは裏腹に(ほーら、ここでも「見た目とモラハラ、じゃなくて、裏腹」の法則が!)、内面はピュアな純情娘で、その点から考えると、ちょうど『夢翔る人 色情男女(色情男女)』における香港のカルキと共通する役柄かなーなんて思いますです。
アーディティーが選んだ生涯の伴侶、その選択については賛否両方の意見があるかもしれませんが、こういう出会いもいいものだと思いますよ、ほんと。

ちなみに、仕事でパリに長期滞在しているバニー(フランスのインド人)が、アディーティー(インドのフランス人)の「結婚式出てこいや!」ビデオメッセージを観るという乙な場面もございます。
そちらもお楽しみに。
おまけ(どーでもいいムダ知識):べっぴんさんと香港のカルキの共通点。
どちらもヤマハのスクーターのCMに出ていらっしゃいます。

こちら、香港のカルキ。
台湾でVinoのCMに出演。

こちらはご存知の方も多い
べっぴんさん出演のYAMAHA
RayのCM。
(つづく)

2015年8月8日土曜日

『若さは向こう見ず(YJHD)』渋谷シネクイントでの上映スケジュールが出ますた!

〔えいが〕〔べっぴんさん〕〔ディーピカー・パードゥコーン〕〔Deepika Padukone〕

チ・ラ・シ!
昨晩、ヒューマントラストシネマ渋谷に
行ったら既に品切れ状態だったので、
補充プリーズ!
ちなみに、角川シネマ新宿では絶賛配布中。
(客席後方入口付近のラックにございます)
 
 
どうも。
トド@仕事の宿題が終わらない(泣)です。
今日も朝から格闘しております。
 
さて。
 
ようやく、と言うべきか、ついに、と言うべきか、渋谷シネクイントの公式サイトに『若さは向こう見ず(Yeh Jawaani Hai Deewani)』の作品情報&上映スケジュールがアップされました!
以下は、そちらの引用。
 
・・・ここから・・・

『愛するがゆえに』『若さは向こう見ず』

『愛するがゆえに』
人気ポップシンガーだったラーフルがアルコールに溺れ、遊興先のゴアで歌 手志望のアローヒと出会い、ふたりは恋に落ちる。ラーフルは彼女を音楽業界に引き入れ、アローヒは新進シンガーとしてスター街道を駆け上がって行き、自ら も音楽活動への復帰を試みるラーフルだったが、レコーディング途中で癇癪を起こし、彼女の成功とは裏腹にますます酒へと溺れて行くのだった。そんなラーフ ルをアローヒの無垢なる愛が包み込もうとするが…。

『若さは向こう見ず』
内気な女学生ネイナーは、再会した友人アーディティーに誘われ、避暑地マナリーへと旅行に出かけるが、そこで“バニー”ことカビール、アヴィが合流し、男女4人でのヒマラヤ旅行となる。ネイナーは、目障りだったお調子者のカビールに惹かれて行くが…。

8月15日(土)~9月4日(金)限定上映!
『愛するがゆえに』
(月)(木) 19:00(終映21:15)
(金)(土) 21:40(終映23:55)
※火曜日、水曜日、日曜日は上映がございません。
※金曜日と土曜日は終映時間が23時を過ぎるため、18歳未満の方は保護者同伴でもご入場頂けません。
『若さは向こう見ず』
(金)(土) 18:40(終映21:25)
(火)(水)(日) 19:00(終映21:45)
※月曜日、木曜日は上映がございません。
※上映プログラムは各曜日で異なります。
※8/29(土)以降はタイムテーブルが変更となる場合がございます。
・・・ここまで・・・
「あらすじ」がちょっと間違っているんですけど(マナリーで合流するわけではありません)、引用ですんでご容赦を。
月曜、木曜を除く夜1回のみの上映ですが、夕涼みがてらぜひとも映画館へ足をお運び下さい。
 
なお、シネクイントでの上映終了後、引き続き9月12日(土)からはキネカ大森での上映が始まります。
そちらのスケジュールもわかり次第アップいたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

2015年8月4日火曜日

『若さは向こう見ず(YJHD)』のここに注目! インドの津川雅彦(まじ?)

〔えいが〕〔べっぴんさん〕〔ディーピカー・パードゥコーン〕〔Deepika Padukone〕


『若さは向こう見ず』後半冒頭に流れる曲。
途中、異国の墓地で愁いに沈むバニーの
姿が映りますが、その理由は本編をご覧に
なればよくわかります。
正解は、映画館で!

どうも。
トド@健康診断受けようか知らんです。
仕事の宿題が山のように溜まっておりまして、こちらの更新が行き届かず、大変申し訳ございません。

さて。

先月(7月)の30日(木)、『若さは向こう見ず』の試写会がJICA地球ひろばの国際会議場という一風変わった場所で行われ、不肖せんきちもちょいとお邪魔虫して参りました。
試写会後、ツイッター上に寄せられた皆様の感想を拝読しますと、おおむね好意的な評価が多く、初めてインド映画をご覧になったという方からも心温まる感想が寄せられておりまして、たいそう感激したものでございます。
この映画が好評を得た背景について、せんきちなりにつらつら考えてみたところ(これはあくまでせんきちの私見でございます)、

・扱っているテーマが普遍的なもの(恋、友情、家族の絆、ティーンエージャーから大人へと成長していく過程での悩みや苦しみ、等々)である。
・その一方で、マナリーやウダイプールの雄大な景色や、ド派手な結婚式といった、インド独特の魅力もきっちりと盛り込まれている。
・歌と踊りが満載だが、それらがストーリーの流れの中に自然に溶け込んでおり、それら(歌と踊り)のみが突出した印象を与えない。

なんていうような辺りにあるのではないかなーとの、結論に達しました。
これらはなにもこの映画だけの特徴ではないとも思いますけれど、このところ劇場公開されるインド映画が皆様おっしゃるところの「歌も踊りもない」作品が中心であることを考えますと、この映画の思いがけない好評(せんきちは決して「思いがけない」などとは思っておりませんが)は、今後、日本においてどのようなインド映画を上映したらよいのかに関しての重大なヒントになり得るのではないかと思います。
そう考えると、返す返すも惜しまれるのが、この映画の公開発表から公開日までの期間の短さ。
もう少し、時間をかけて丁寧に宣伝していれば、もっともっと多くの皆様にこの映画のことを知ってもらえたのではないかと思います。
本当に残念でなりません。

ということで、今日の本題。

 われらがべっぴんさんことディーピカー・パードゥコーン(Deepika Padukone)嬢主演作『若さは向こう見ず(Yeh Jawaani Hai Deewani)』(8月15日~シネクイント、9月12日~キネカ大森にて公開)の見どころ紹介、前回はヒロインであるメガネっ娘ネイナーたんの魅力をご紹介しましたので、今回は男性主人公バニー君のご紹介。
(以下、インド映画ファンの方からはお叱りを受けそうな独断と偏見に満ちた喩えが出て参りますが、あしからずご了承下さい )

それは、去年の暮れのこと。

丸の内TOEIで開催されていた健さん(高倉健)追悼特集で上映されていた『昭和残侠伝 唐獅子牡丹』を観に行った不肖せんきち、健さんの弟分を演じていた津川雅彦を見ながら、今まで感じたことのない既視感に襲われておりました。

「あれ?誰かに似てるわ……でも、誰か知らん」

考えること、しばし。

「あ!そうだ!ランビール・カプール(Ranbir Kapoor)じゃん!」

まじかよ!

でも、たしかにそう見えたのでございます。
なにせ、どちらも映画一家の出というサラブレッド、そして美男子(ランビールのほうは日本的な感覚でいうと?な方も多いのでしょうけれど)。


祖父:牧野省三、父:沢村国太郎、母・マキノ智子、
兄・長門裕之、義姉:南田洋子、
おじ:マキノ雅弘、加東大介、おば:沢村貞子、
妻:朝丘雪路、岳父:伊東深水。
 
 



祖父:ラージ・カプール、父・リシ・カプール、
おじ:ランディール・カプール、
いとこ:カリスマー・カプール、カリーナ・カプール。
(沢山い過ぎるのでこのぐらいで)


以来、不肖せんきちは密かにランビールのことを「津川さん」とか呼んでいるのですけれど(怒らないで!プリーズ!)、『若さは向こう見ず』で彼が演じるバニー(ことカビール)は、ひょうきんな人気者ですが根は誠実な好青年といった人物。
「何でも見てやろう」的な好奇心を持ち、世界の隅々を踏破するのが夢です。
そんな夢追い人バニーと、堅実なネイナーの恋の行方がどうなるのかが、この作品の大きな見どころのひとつです。
そしてこのバニー、人前では明るく陽気ですが、実は心の中に鬱屈したものを抱えている青年でもあります。
それがいったい何なのかは、どうぞ映画館でお確かめ下さい。
 
昨年公開された『バルフィ! 人生に唄えば』でその芸達者振りを遺憾なく発揮したランビールが、ここではどちらかといえばヒロインを演じるディーピカーの引き立て役に回っており、そんな中でも要所要所できっちりと自らの個性を主張しつつ画面を引き締めている点は、「うまいなあ」と感心したものです。
不肖せんきちはいわゆる「オレ様役者」が大嫌いなのですけれど、どうやら彼はそれとは対極の「パートナーを踊らせる名人」(元々はフレッド・アステアに対する賛辞)のようで、「さすがはべっぴんさんが一度は愛した男よのう」(そう来るかい!) と、役者としての彼が大好きになりました。
 
とまあ、なんだか、紹介になったのかならなかったのかわからない今回の記事ですが、次回はインドのカレン・モクさんについてお届けいたします。
 
(つづく)

付記:インドの結婚式について、くわしくはボリノリさんのすばらしいブログ記事をご参照下さい。
ボリノリさんのブログには、この記事の他にも『若さは向こう見ず』に関する詳しい解説が満載です。