2007年、台湾(国立故宮博物院、太極)。
どうも。
トド@ボケボケ婆さんと格闘中です。
阿妹の舞台も昨日の名古屋・御園座千秋楽で無事全ての日程を終了、せんきちの夢の日々も終わりを告げました。
しばらくは、この余韻を反芻しながら生きていくことにします。
で、本題。
台湾の故宮博物院がアニメ製作会社・太極と共同制作した3Dアニメ。
今年の「東京国際アニメフェア2008 アニメアワード」公募部門でグランプリを受賞、先日、東京MXTVで全編(日本語版)放映されたので、メモ程度の感想でも。
詳しいストーリーはこちらをご参照いただくとして、アニメーションといった親しみやすい形で故宮の文物について知ってもらおうという試みは、おそらく、博物院の全面リニューアルを手がけ、日本のメディアでも再三取り上げられた名物女性館長・林曼麗氏の主導によるものと思われますが、その林氏も総統交代と共にお役御免だそうで、諸行無常とは言え、なかなか厳しいものがありますね。
主人公の男の子(嬰児枕)は実物よりもぐっとアニメ向きの顔に230%デフォルメされていますが、彼が長い間離れ離れになっていた兄弟(もう1つの嬰児枕)と再会する件では、故宮博物院の文物がいかにして台湾へ運ばれたのか、その苦難の道のりをさりげなく説明していて、子供にも収蔵品の由来がわかるような仕掛になっています。
ただ、この間の壁抜け映画(『壁を抜ける少年(穿牆人)』)でもそうでしたけれど、ストーリーの鍵を握るのはいつも白菜(翠玉白菜)。
肉(肉形石)好き動物せんきち君としては、いささか不満が残ります。
いっそのこと、育ち盛りで食いしん坊の男の子が白菜と肉を食べてしまい、慌てた皆が男の子にグリセリン注射を施して体内からブツを摘出、国宝総動員で文化財再生を試みる、とかいう風にでもしてほしかったんですが、それだと、
スカトロ映画
になっちまいますわね。
失礼しますた。
0 件のコメント:
コメントを投稿