2008年10月20日月曜日

日中友好講談大会

〔しようもない日常〕

今一番気になる人。
没収された帽子はいずこへ?

どうも。
トド@ますます太ってます。

世の中映画祭らしいですが、せんきちも婆さんの食事と下の世話の合間を縫って、なんとなく1日1本ぐらいずつ鑑賞しております。
シアターN渋谷で観た『邪』、今からでも間に合うのでしたら、邦題はぜひ、

『死霊の裸踊り』

に改めていただきたいものだと思います。

で。

今日は、映画祭とは全く無関係のイベントのことを忘れないうちにメモ。

16日(木)、母と懇意にしている講談師さんもご出演なさるというので、国立演芸場で「第1回日中友好講談大会」を鑑賞してまいりますた。
演目は、下記の通り。

中国講談旅行記:田辺銀冶、宝井梅星、田辺鶴英
中国の故事来歴(西遊記):桃川鶴女
トゥーランドット:神田陽子
天野屋利兵衛:神田松鯉
出世浄瑠璃:宝井琴梅
三国志 こうだんのコウダン:宝井琴星
三国志より 長坂橋の戦い:王池良
水滸伝 こうだんのコウダン:神田照山
水滸伝より 潘金蓮:王瑾、袁小良

評弾は、蘇州方言での上演のため、日本語と普通話の字幕が入ります。
せんきちが一番楽しみにしていたのは「潘金蓮」ですたが、いやあ、おもろかったっす。
講談と浄瑠璃のいいとこどりみたいで、セリフは京劇等の伝統劇のせりふ術の影響もあるのかしらんと思いますた。

ちなみに、せんきちはたまーに講談の会へ行くのですが、そんなおり、必ずといってよいほど耳にするのが落語の悪口。
特によく聞くフレーズが、

講談を聞くとためになるが、落語を聞くとだめになる。

というもの。
講談師の方はギャグのつもりなのかもしれませんけれど、あまりたびたび聞かされると(この日もこのフレーズが!)、正直、あまりいい気持はしません。
講談は講談、落語は落語と、誇り高く己の道を進んでほしいものです。

それから、「日中」といえば「友好」という2文字がお約束のように付いてくるのも、どうなんでしょ。
ただの「日中講談大会」でどこがいけないのかしらん、とも思い。
この会が1回こっきりの打ち上げ花火で終わることなく、5回、10回と続くことで、ようやく「友好」が単なるお題目ではない、本当の意味を持ってくるのではないか、そうせんきちは考えます。

第2回を楽しみにしております。

おまけ:どーでもいいけど、演芸場のお手洗、そろそろ全部洋式にしてほしいもんです(いちいちしゃがむのがしんどくなってきた中期中年者・せんきち)。

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