2005年2月13日日曜日

香港は今日もさむかった 参

〔たび〕



2月1日(火)
午前8時起床。おばの具合を確かめるため、部屋に電話。
だいぶ調子がよくなったようなので、外へ朝食を摂りに行くことにして、近くの茶餐廳へ。
おばたちはちまき他中華風のメニュー、あっしはハムチーズサンド。
茶餐廳のぺらぺらのサンドウィッチが好きなのです。
帰りがけに新聞(蘋果日報)を買い、一旦ホテルへ戻りました。

ホテルの部屋で、お茶を飲みながら芸能欄のチェック。
お友達の大好きな劉青雲主演映画『喜馬拉亞星』の首映禮があるとの情報をゲット。
お友達は、午後から更なる情報を求めて首映禮のある映画館周辺へ探索に向かうことになりました。

というわけで、行動開始。
スターフェリーで中環に行き、トラムで上環に向かいます。
地下鉄に乗れば早いのですが、おばさんたちになるべく多くの乗り物を体験してもらいたくて、このような選択になりました。

上環でトラムを降り、林奇苑茶行でお茶のお買い物。
あっしは普段飲む用の白牡丹と黄金桂をまず購入してから、大紅袍の冬茶を試飲。
おいぴい。
これも少しばかり購入しました。

この後、近くの乾物問屋街をひやかしつつ玫瑰などを購入、ウェスタンマーケット(西港城)でおトイレ休憩、それから粤海投資大廈前(おわかりですね?)を通って上環駅へ。地下鉄で銅鑼灣に行きました。

銅鑼灣へ着いた我々は「いざ昼食」ということで、タイムズスクエア(時代廣場)階上にある鴻星海鮮酒家で飲茶。
注文表を眺めつつ、おばがお粥が食べたいと言うのでまずはお粥をチェック。
後はてきとーに大根もち、腸粉、蝦餃、鳳爪、叉焼まん、鶏肉と椎茸入り土鍋ご飯、桃まん(塩漬け卵の黄身入り)等、思いつくままに注文。

食いきれませんでした。

でも、うまかったっすねえ。
お値段もお手ごろ(1人76ドル)でした。

がっつりお昼を食べた後、お友達はオタク探偵をしに行くため旺角へ移動、残された3人は近くにある中国茶の先生のオフィスを訪問。
香港へ行くたび、必ずお邪魔している先生の所です。
文山包種茶(コンクール頭等奨)や1949年の六安茶をいただきながら、しばし歓談。
途中、お友達から電話がきて、「首映禮は招待客のみ入場可」との捜査報告がありました。
オタクの道は修羅の道だわね。

ともあれ、文山包種茶、うまかったー。

ここで、あっしが先生に渡さなければならない預かり物をうっかり忘れてきたことに気付き、先生がそれを受け取りにホテルについてきてくれることになって、あっしら3人に先生という不思議な組み合わせの4人は尖沙咀へ戻ることになったのでした。

(長くなりそうなので、つづく)

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