〔えいが〕
昨晩から、ここの表示がうまくいきません。
というか、本文とうさぎ野郎は表示されるのですが、BBSやリンクは全く表示されず。
原因がよく分からないので、しばらくは放置プレイ(いつもこれだけど)でまいります。
あしからず、ご了承下さい。
ここんとこ、飲んだり食ったりしてばかりです。
ぼやぼやしていたら観た映画の感想文も書けずじまいになってしまったので、メモだけでも。
『愛の神 エロス』(2004年、仏・伊・ルクセンブルク・米・中国)
王家衛監督。張震、鞏俐、田豊主演。
主役2人もさることながら、あっし的には「田豊さんにスーパー仁君!」な1作。
『花様年華』の雷震(最近お身体の具合が悪いらしいけど、大丈夫かしら?)や『2046』の王琛もそうだったけれど、老明星の使い方が絶妙です。
男女の営みの声や、やたらに軋むベッドといった『2046』へと受け継がれていく描写も、必見。
そして、劉小姐とはいったい・・・・?
『好春宵』『薔薇處處開』『跟你開玩笑』等の国語時代曲の用いられ方にも、一考の価値ありです。
残りの2話(スティーブン・ソダーバーグ監督、ミケランジェロ・アントニオーニ監督)はカツラと裸族映画。
(於:シネスイッチ銀座)
『血煙高田馬場(決闘高田馬場)』(1937年、日活京都)
稲垣浩、マキノ正博監督。阪東妻三郎主演。
後半のクライマックス、ひたすらに疾走し、ひたすらに斬りまくる男・阪妻の姿を堪能。
久しぶりに大興奮しました。
長屋の人々の人間模様も楽しい。
(於:フィルムセンター)
『闇の影法師』(1938年、日活京都)
稲垣浩監督。阪東妻三郎主演。
全体の約3割が欠損しているため、おおまかなストーリーはわかったものの、場面が急に飛ぶため、途中でつい睡魔に襲われ・・・・。
5分ほど前後不覚に陥りました。
轟夕紀子が可憐。
(於:フィルムセンター)
『海女の戦慄』(1957年、新東宝)
志村敏夫監督。前田通子、三ツ矢歌子、天城竜太郎(若杉光夫)主演。
前田通子の手ブラと、彼女をはじめとする女優陣(三ツ矢歌子、万里昌子〔昌代〕)のむっちりビキニ姿でお腹いっぱいな1本。
青木さやかは、この映画を観て正しい手ブラの仕方を学びましょう。
本作でヒーローを演じている天城竜太郎(若杉光夫。目ばり濃すぎ)は、後の『異常性愛記録 ハレンチ』では変態さんに変貌していました。
深夜、「東映チャンネル」で『ハレンチ』を観た後、「チャンネルNECO」に替えたらちょうどこの映画をやっていて、変態若杉とヒーロー若杉を同時に鑑賞することができました。
CSならではのお楽しみね。
(於:チャンネルNECO)
『キンキンのルンペン大将』(1976年、東映東京)
石井輝男監督。愛川欽也、坂口良子主演。
キンキンのキンキンによるキンキンのための映画。
とにかくキンキンの押し付けがましい演技が鼻に付き、最後までこの主人公に共感することができませんでした。
甲斐性がなくて女房に追い出されたのに、若い女の子に性懲りもなく恋をして結婚を夢見るバカ男の話。
家族を支えるためにソープ嬢になった女の子(上記の子とは別)に「こんなことすんな」と説教してる暇があったら、ちゃんと働くかルンペン道を究めてほしいものです。
お付き合いの企画だったためか、石井ワールドも低迷気味。
冒頭の金歯合戦(松井康子、三島ゆり子)と砂塚秀夫のオカマに少しらしさを感じましたが・・・・。
(於:チャンネルNECO)
ゴールデンウィーク中には、『PTU』を観に行きたいなあ。
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