〔しようもない日常〕
昨日はホテルで忘年会でした。
勧められるまま白ワインを飲み、ビールを飲み、ウイスキーの水割りを飲み、赤ワインを飲んだら、気分が悪くなりました。
今朝起きたら、胃がもたれて困りました。
当たり前だわな。
そして、今日。
鶏肉のもも焼きとケーキを食べました。
風邪もようやく癒えてきたし、明日はフィルムセンターへ行こうと思います。
さて。
この前の記事でリリース情報をお伝えした邵氏版『楊貴妃』ですが、上映時間72分と大幅に短縮されている模様(某香港明星サイト掲示板の情報)。
それしか修復できなかったってことっすか?
あんな大会社なのに、どういう保存の仕方をしていたんでしょう。
そういや『千嬌百媚』も、途中どうしても修復しきれない部分があって、そこだけ全く別人の声で新しく台詞を吹き込み直してありました。
今さら何を言っても詮方ないことだけどさ。
で。
キャセイライブラリーの方ですが、12月19日に『同床異夢』がリリースされました。
なんだか、李湄と丁皓ものばかりね。
李湄と言えば、以前にも書きましたが、1961年の東宝ミュージカル『香港』でコーちゃんと共演しています。
この年、尤敏は映画で、李湄は舞台で、それぞれ東宝に貢献していたのでした。
ただし、舞台の場合、映画と違って映像が残っていないのが玉にキズ(当たり前か)。
その代わりといっては何ですが、その後の映画『桃季争春』において、『香港』で歌い踊ったナンバー「賣餛飩」を再び演じています。
でも、映画の歌は吹替なのですけれど。
それでは皆様、よいクリスマスを。
4 件のコメント:
>上映時間72分と大幅に短縮されている模様
ええっ!ほんとですか~。確かにYesasiaの表示にも72分となってました。ショックですぅ。
『故都春夢』は、電懋と競作のやつです。電懋のはカラーなのに、こちらはモノクロ。映画公開時の題名は『新啼笑姻縁』だったみたいだけど、DVDの題名は『故都春夢』、なんででしょう?上の二作の後に邵氏から『新啼笑姻緣』というのも出たので、ややこしいので名前を変えたのでしょうか?電懋のほうも著作権かなんかがからんでいるそうで、『啼笑姻縁』と「因」の字を「姻」に変え、登場人物の名前も漢字を変えています。電懋版、邵氏版ともに個性があり、二つ見比べるのも楽しいですよ。
紅紅さん
こんにちわ。
昨日、樂蒂紀念館の書き込みを読んだら「大幅カット」云々と書いてありました。
>『故都春夢』
なんだか急いで作ったとか作らないとか。
その頃、電懋と邵氏は果てしない競作合戦に陥っていて、先に公開した方が勝ち!みたいな雰囲気だったらしいです。
その後、紳士協定を結んでこれ以上の無理な合作はやめる、ということで手打ちをした矢先に陸運濤は事故死、運命は非情です。
今度購入して見比べてみますね。
ウチにあるCDに入ってる李湄のワンタンの歌、日本語歌詞が出てくるのが不思議だったんですが、おかげ様で謎が解けました。ありがとうございます。
taroさん
こんにちわ。
「エ(ヘ)イワンターン、熱いワンターン、このワンターン」ってやつですね。
そうなんです。当方も、ミュージカル『香港』を知る前は「なんで日本語なの?」と思ったのですが、その後、ミュージカルのパンフレットを入手して謎が解けたという次第です。
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