〔しようもない日常〕
今日はクリスマス。
昨日の予告通り、フィルムセンターへ行ってきました。
兪賢穆監督特集の最終日。
まずは、『金薬局の娘たち』(1963年)。
裏『細雪』みたいな四人姉妹のノンストップ不幸ドラマ(ちょっと李昂的な匂いもあります)・・・・なんだけど、一番真面目で賢そうな次女は、肝心な時ソウルにいて不在なのだ。
最も不幸だったのはお母ちゃんだな。
ひたすらアイゴー連発。
水野久美みたいな長女は、なんだかんだ言ってたくましく生き延びるし。
個人的に一番好みだったアーパー三女は、気が触れて海に落ちて死亡。
生まれる時代と場所を間違えちゃったんだな、うん。
あそこまで不幸の連鎖が続くんだから、ラストもとことん不幸のまま終わってほしかったっす。
ところで。
三女をやってた崔智姫(チェ・ジヒ)のこと、ちょっと興味があったので調べてみました。
比較的最近の記事も発見。
某2ちゃんによれば「昭和40年代半ば、赤坂でクラブを開店」したらしいけど、ほんとですか?
劇中、台詞に「チョンガー」という単語が出てきて、ああそうか、チョンガー(總角、chongkak)って朝鮮語だったのね、と再認識。
となると、長唄『二人椀久』に出てくる「ちぇご」は、「最高」のことなんだろうか。
『修学旅行』(1969年)
心温まる映画でした。
「クリスマスにええもん観たわ」と、ほのぼのした気持ちで帰途に着くことができました。
ソウルで家政婦やってるお姉ちゃんと島の弟の再会は、ありがちながら泣けます。
それにしても、文姫(ムン・ヒ)ってきれいだなあ。
ということで、調べてみました。
ハングル読めないからつらいな。
まずはテキストでも買うか。
そして。
映画を観終わってうきうきしながら帰る途中、ダウンジャケットのポケットの中に失くしたはずのコインがあるのを発見!
張惠妹のセカンドアルバム『BAD BOY』の初回プレスに付いていたノヴェルティグッズざます。
お守り代わりにずっと財布の中に入れていたのに、いつの間にやら行方不明になってしまい、傷心の毎日を過ごしていたのですが、見つけることができて大感激です。
きっといいことあるよん。
4 件のコメント:
うう、いい話ですなあ。なくしてしまったとばかり思っていたモノが出てくると、本当にうれしいですよね。しかもクリスマス。神様もいい子には何かしてくれるんですね。
…私は悪い子らしくて何もいいコトがなかったです(´・ω・`)ショボーン
COMOさん
こんにちわ。
いやあ、全然いい子じゃないんですけど、いい子がたくさん出てくる映画(修学旅行)を観た後だったので、神様も何かしたくなったのでしょう。
COMOさんにも、きっといいことがありますよ。
見つかったんですね!!!よかった!
きっと来年もいいことありますよ。
jingさん
こんにちわ。
そう、見つかりました!
いいことあるといいです、はい。
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