どうも。
トド@かつて「大童山に似ている」と言われたことがあるせんきちです。
婆さんの介護と花粉症の波状攻撃で、目下グロッキー気味です。
というわけで、今日もどうってことない古雑誌ネタ。
『週刊平凡』1962年10月4日号に、
裕ちゃんの相手役ですもの・・・・ 華欣のメーキャップに腕をふるう北原三枝
なるグラビア記事があります。
それによると、日台合作映画『金門島にかける橋』で石原裕次郎の相手役を務めることになった華欣(王莫愁。以下「王莫愁」と表記)に、裕次郎夫人である北原三枝(石原まき子)がメーキャップ指導を行った、とのことなのですが、
記事本文には、
まず 全体の美しさを圧倒していた立派すぎる眉を刈りこんで 美しい瞳を引き立たせる 丸顔の彼女には 頭頂をちょっと高く 耳をかくし頬の丸みをかくす髪型が鼻すじに沿った神秘的な美しさを強調する
とあって、どうやら指導というよりも王莫愁の顔を北原三枝好みに仕上げた、といった方が適切な模様。
このメイク、完成までに2時間を要したそうですが、直後に行われたスチール撮りでは裕次郎をはじめスタッフ一同その変貌ぶりに驚いていたとか。
そりゃあまあ、2時間もかけてますからねえ、変貌しない方が不思議です。
で。
せんきちが注目したのは、記事の内容よりも、上と下の写真で王莫愁をじっと見つめている女子高生然としたお姐ちゃんの姿。
おわかりになる方にもいらっしゃるでしょう、はい、後に王莫愁と共に中影の健康写実路線を支えることになる女優・唐寶雲です。
『金門島にかける橋』には彼女も出演していましたが、この写真で見るかぎり、石原さんちの親戚の女の子みたいです。
まだまだ地味だったんですね、台湾の女優さんって。
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