2015年7月26日日曜日

『若さは向こう見ず(YJHD)』のここに注目! 萌えよメガネっ娘

〔えいが〕〔べっぴんさん〕〔ディーピカー・パードゥコーン〕〔Deepika Padukone〕


メガネっ娘・ネイナーたんの魅力が開花する1曲。


どうも。
トド@暑くて脂身が溶け出しています(ウソ・でも、いいことじゃん。脂肪が流れ出すんだよ)。

さて。

8月公開のインド映画にしてわれらがべっぴんさんことディーピカー・パードゥコーン(Deepika Padukone)嬢主演作『若さは向こう見ず(Yeh Jawaani Hai Deewani)』(8月15日~シネクイント、9月12日~キネカ大森にて公開)の見どころ紹介、初回である前回はざっくりしたあらすじ紹介をお届けしましたので、いよいよ今回からは主要登場人物の紹介に移りたいと思います。

いの一番にご紹介するのは、もちろん!

べっぴんさん演じるネイナー・タルワール(で、いいのけ? Naina Talwar)。

内気で臆病な非モテのガリ勉(死語)メガネっ娘ですが、彼女とは正反対の性格を持つ陽気な人気者・バニー(ちょっと植木等を思い出すあたしって、いったい……)の一風変わった励ましにより、自分の殻を打ち破って溌剌とした魅力的な女性へと変貌していくのですが、この徐々に変わっていく過程を演じるべっぴんさんが、とにかく素晴らしい!
彼女が単に美しいだけの女優ではないということがよーくわかりますので、ぜひその演技にご注目下さい。

イケてないネイナーが大活躍(?)する
夜の乱闘シーン。
べっぴんさんの運動神経の良さが
よく出た件でもあります。

実はプライベートでは
メガネっ娘のべっぴんさん。

で。

彼女の名前(ネイナー)の意味は、そのものずばりというかなんと言うか、「ひとみ(瞳)」なのですが、本作のプロデュースを担当したカラン・ジョーハルの2003年のプロデュース作品『たとえ明日が来なくても(Kal Ho Naa Ho)』のメガネっ娘ヒロインの名前もネイナーでして、「とりあえずビール」ではありませんけれど、 「とりあえず(メガネっ娘は)ネイナー」という法則でもあるのでしょうか。

『たとえ明日が来なくても』の
メガネっ娘・ネイナーたん。

こちらは、日本のWひとみさん。
向かって左が野添ひとみ、
右が中原ひとみ。
2人が姉妹を演じた映画『姉妹』から。
本当は中原ひとみのほうが年上なのですが、
映画では妹役でした。

ちなみに、インドには『The Eye【アイ】(見鬼)』のパクリ映画もございまして(観たことないけど)、その映画のタイトルもそのものずばりの"Naina"でありました。

話を元に戻しましょう。

『若さは向こう見ず』の登場人物の特徴として、「見た目とは裏腹な内面(全てではないけれど)」が挙げられるのですが、このネイナーたんもイケてない見た目からは考えられないような性格及び嗜好の持ち主です。
ここではその全てを明かすことはできないものの(映画館でお確かめを!)、敢えてひとつだけお教えすると、このネイナーたん、超が付くほどの負けず嫌いな性格なのであります。
いや、負けず嫌いだからこそ、成績トップの優等生でいられるのではないか?とも思えるのですけれど、とにかく何に於いても負けることが大嫌い。
トレッキング旅行の折にも、セクシーでお騒がせなフェロモン垂れ流しの危険な山ガール・ララたん(後ほど改めてご紹介いたします)に、なぜか対抗意識を燃やすのです。
対抗意識を燃やした挙句がこの結果w
(映画館でのお楽しみ)

そんな負けず嫌いのガリ勉優等生・ネイナーたんですが、彼女が肌身離さず大切にして常に携行しているのが金色夜叉、じゃなくて、金色のガネーシャ様。
 どこへ行くにも一緒。
トレッキング旅行にもお供しています。


残念ながら本編ではカットされてしまったものの、没になった後半のシーンの中にもこのガネーシャ様が登場、8年経っても大事にしていたことがよくわかります。
こちらがそのシーン。


イケてないけど負けず嫌いなメガネっ娘・ネイナーたん、メガネっ娘萌えの方はもちろん必見、そうでない方も、きっとこれからはメガネっ娘萌えになること必至の魅力的なキャラクターであります。
最後に。

前回、うっかり言及するのを忘れてしまいましたが(おいおい)、本作の監督であるアヤーン・ムケルジー(Ayan Mukerji)について少しだけ。
1983年生まれの彼は今年で32歳、なんと日本でこの映画が封切られる8月15日が満32歳の誕生日という若手の俊英です。
本作の撮影当時はまだ29歳、監督第2作目とはいいながら、若手俳優4人を使ってそれぞれの個性を生かしつつきっちりと手堅い作品にまとめ上げた才能は、非凡と言ってよいでしょう。
今までゴージャスな見た目先行の役柄が比較的多かったべっぴんさんをイケてない非モテのメガネっ娘に据え、彼女の新しい一面を引き出したという点も大いに評価されるべきだと思います(これにはカラン・ジョーハルの果たした役割も大きいと考えられますが)。

演出中の監督。

ということで、今回はこれまで。
次回は、インドの津川雅彦(?)についてお届けします。

(つづく)
おまけ:『若さは向こう見ず』のチラシ、ようやっと劇場での配布が始まった模様です。
IFFJの公式ツイッターでチラシ画像をご確認下さい。

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