2005年10月2日日曜日

終戦後的戦争

〔ちょっとお耳に〕

今週ちょっと忙しいので(普段は暇なくせにね)、更新が滞ることがあるかと存じますが、あしからずご了承下さい。

さて。

以前、メインサイトでご紹介した日台合作ホラー映画の監督をした小林悟監督、この方、後に台湾でも映画を撮っており、「追悼・小林悟監督」のインタビューコーナーにもその折のエピソードが出てきます。
が、その中でどうしてもわからなかったのが、超大作(らしい)『戦争後の戦争』。
鶴田浩二に新藤恵美と、中華圏でもメジャーな2人(ある一定の年齢層より上に限られると思うけど)の他、梅宮辰兄イにスターにしきのまで出ているという、ある意味「なんでもあり」なキャストによる台湾映画だったようですが、今日、何となく台湾映画のデータベースサイトで遊んでいたところ、見つかりました、この映画のデータ。

『戦争後の戦争』じゃなくて『終戦後的戦争』でしたよ、台湾でのタイトル。

でも、そのデータによると、小林監督は特殊効果担当で、監督は韓保璋になっていました。
韓監督は、あのジュディさんのトンデモコメディ『ジュディのラッキージャケット(無價之寶)』の脚本をお書きになった方です。
で、撮影担当の中條伸太郎は1966年に台湾へ渡って以来、ずっと台湾映画界に籍を置き続け、2001年に亡くなったそうです。

そしてそして。

この映画の主演男優である鶴田浩二って、1981年には『愛你入骨』(骨まで愛して)という台湾映画に出ているみたいよ。
主役は秦漢。
恋愛物かしらん?

これも謎ですわ、奥さん。

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