どうも。
トド@咽喉の調子がおかしいです。
さて。
いまさらですが、『文雀(Sparrow)』に王星璉住居跡が出てきたのを記念して、昔の映画(『香港の白い薔薇(香港白薔薇)』〔1965〕『香港の星(香港之星)』〔1962〕)との比較検討を試みてみますた。
1、仕徳福山景酒店と宇津木商事
『文雀』には天文臺道沿いにある仕徳福山景酒店(スタンフォード・ヒルビューホテル)が登場しますが、これを『香港の白い薔薇』と比較してみると・・・・。
あれ?おんなじ場所じゃない?
『香港の白い薔薇』の中では、画面に出てくるビルの中に宝田明演じる宇津木の経営する貿易会社(宇津木商事)がある、という設定になっており、以前、せんきちは、メインサイトにおいて
ちなみに、『香港の白い薔薇』(1965年)で宝田明扮する宇津木が経営する貿易会社のオフィスがあったのは、奥に見える仕徳福山景酒店(スタンフォード・ヒルビューホテル)のある辺りです。
と書きますたが、どうやら「辺り」どころではなくまさしく「その場所」だったようです。
2、尖沙咀皇悦酒店のその昔
まずは、下記の画像をご覧下さい。
皆様もご存じの通り、現在、矢印の場所には尖沙咀皇悦酒店(エンパイア・ホテル・カオルーン)が建っていますが、これを『香港の白い薔薇』及び『香港の星』の類似場面と比較してみると・・・・、
(『香港の白い薔薇』より)
(『香港の白い薔薇』より)
(『香港の星』より)
というわけで、『香港の白い薔薇』ではよくわかりませんでしたが、『香港の星』の時代、すなわち1960年代初めには、尖沙咀皇悦酒店のあった場所はお店屋さん(STOREの前に何か書いてあるので〔判読不能〕、普通の士多ではないようです)が盛業中だったのでありますた。
リンクを貼ったメインサイト下の写真と
ほぼ同じ角度の画像を『香港の星』から
付記:『文雀』と『香港の白い薔薇』の画像、建物の左側にある道は諾士佛臺。昔々、雷震とその家族(もちろん樂蒂も)はこの道沿いに住んでいて、近く(金巴利道沿いの香檳大廈)に住んでいた尤敏とは家族ぐるみの付き合いをしていた、という話が、『古典美人 樂蒂』の雷震へのインタビューに書いてあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿