「早期港、日電影交流展」開催記念便乗企画第1弾。
尤敏&宝田明の「香港3部作」(というけれど、ほんとは4作目〔『再会』〕も予定されていたのよ)の3作目である『ホノルル・東京・香港(香港・東京・夏威夷)』で、尤敏はハワイ大学生・呉愛玲なる華僑女性を演じていましたが、劇中、両親(実は養父母。王引&王萊)が営む中華料理店として登場するのが、ワイキキの老舗中華料理店「留餘齋(LAU YEE CHAI. ラウ・イー・チャイ)」。
上に掲げた写真は、ちょうど映画の撮影当時の新聞広告です。
世界最大、豪華な支那料理
料理がうまいのでお客様は大喜び
日本からのお客様や米本土、他島からの方々を御招待して必ず皆様が御満足することうけあい。
支那式の装飾の豪華さ、すぐれたサービス。お値段は手頃
布哇名物 ワイキキ ラウ・イー・チャイ
電話(番号省略)
創立 一九二九年 社長 米谷克巳
あら、てっきり華僑の方の経営だと思っていたら、社長さん、日系人なのね。
映画では、加山雄三が勝手に応募した「ミス・ハワイ・コンテスト」で優勝しちゃった尤敏が、ミス・ハワイの王冠と笏、マントを愛車に積んで帰宅したときに外観が映りますが、彼女は店には入らず隣接するビル内(自宅はこちら)にそのまま直行するのでした。
なるほど、職住隣接ですね。
現在、留餘齋は別の場所に移転、そこにはホテルが建っています。
不肖せんきち、中国のハワイには行ったことがあるものの、本物のハワイにはまるで縁がないため、現地の地理は不案内なのですが、いずれ機会があったら訪ねてみたいなあと思っております。
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