
というわけで、昨日、フィルムセンターで『香港の夜』を観てきました。
念のため、開場の約1時間前(午前11時30分頃)に到着すると、既に10人ほどの先客がお見えでした。
最後尾に加わって持ってきたおにぎりを食べ、しばし読書をした後でいつもの1階ロビーエレベータ前整列の時間に。
今回は松葉杖使用というハンデがあるゆえ、階段ではなく特別にエレベータで大ホールのある2階まで上らせてもらいました。
がらがらだったらどうしようかなあと思いましたが、日曜の昼下がりという時間帯も手伝ってか客席の4分の3ほどが埋まるまずまずの入り。
よかったわん。
でもねえ、ここ(フィルムセンター)って、公の施設の割にはお年寄りやハンディキャップのある人には冷たい構造ですわね。
トイレ行くにもいちいち階段を上り下りせにゃならんし、そこらじゅう段差や階段だらけだし。
あへあへいいながらなんとかトイレを済ませて席に戻ると、お友達とばったり。
午前中に今日観に行くかどうかのメールを送ってきてくれていたそうなのですが、うっかりチェックするのを忘れておりました。
許せ。
ちょうどよく隣の席が空いていたので、お友達と並んで鑑賞。
フィルムセンター所蔵フィルムによる上映でした。
いつの間に収蔵していたのか。
2002年に初めて観たときにはあせあせぼろぼろのプリントでしたが(全てがオレンジ色の世界)、CS放映以後はきれいなプリントで観られるようになり、うれしい限り。
もう何べんも観ているはずなのに、未だにチェックしていなかった事項が多くて、今回それらを再チェック。
澳門の王千里(王引)のお家は、美珊枝街にあるのね。
でも、55号なんていう住居表示はあるのか?
とりあえず、こんど澳門に行ったら探してみましょう。
呉麗紅(尤敏)が住んでいるアパートは、手前の門の所に「○○台」と書いてあって、「○○テラス」といった類いの地名なのかしらん、と思いましたが、よくわかりませんでした。
近くに教会があるので、やはり次回香港に行ったら、それらしい地形のところを捜索してみます。
麗紅の勤める薬局は、今も実在する安康寧藥房。
これも香港での宿題ね。
鑑賞後、4時のおやつにふぐ料理を食べに行くというお友達と別れ、1人帰途に。
宝町駅の改札に降りる長い長い階段でけつまづいて転倒、危うく2度目の骨折をするところでした。
都営地下鉄も、もう少しバリアーフリー率が高ければよいのになあと思いますです。
そこで、今回の反省。
フィルムセンターで映画を観るのは、松葉杖使用者にとってかなり障害の多いことがわかったので、以後、完治するまで観に行くのは我慢することにします。
身体で学習しました。