2008年7月26日土曜日

パソコンが壊れますた

〔しようもない日常〕

仲良し(のつもり)。

ご無沙汰しております。
トド@昼間のビール自粛中です。

先日、拙宅のパソコンが突如クラッシュ、データも全て吹っ飛びますた(アフォ)。
セキュリティソフトのオンラインバックアップとかいう機能を利用していたので、吹っ飛んだデータも復旧できるはずなのですが、現時点においてもうまいこといかないため、復旧でき次第、こちらの更新も再開いたしますです。
あしからず、ご了承ください。

婆さんが壊れ、パソコンが壊れ、次はあたしの番ね・・・・(えっ?最初から壊れてるって?)。

2008年7月14日月曜日

彷徨う観客たち

〔しようもない日常〕


どうも。
トド@酒浸りです。

昨日の午後。
婆さんに昼飯を食わせた後、新宿バルト9へ。
東京国際L&G映画祭の上映作品『彷徨う花たち(漂浪青春)』(周美玲監督)を鑑賞しますた。

昨年の同映画祭では、周監督の『刺青』が「日本語字幕無しで上映するかも騒動」に巻き込まれましたが、

今年もやってくれました!

途中で日本語字幕が消えちゃいましたよ(中英文字幕も無し。全くの無字幕状態)。

上映を一時ストップして現われた係の方の説明によると、日本語字幕作成用に借りたプリントと実際の上映用プリントでは異なる編集がなされていたため、途中で台詞が合わなくなっちゃったのだそう。

おーい・・・・。

幸い騒ぎ出す観客も無く(東○国際映画祭〔伏字及び仮名〕だったら絶対に罵声が飛び交っていたところ)、チケットの払い戻し・振り替え等の措置は上映後に行う、ということになり、見切り発車的に上映再開。
再開後の字幕はどうにかこうにかきちんと出たものの、3話からなるオムニバスの内、第1話の最後と第2話の大半が字幕無しでした。
不肖せんきち、北京語の台詞は大丈夫でしたが、何せ(台詞の)3分の2が台湾語だったので、そこは前後の繋がりで類推するに留まり・・・・。

でも、なかなかおもろかったっす。

『刺青』よりも台湾本土色の強い仕上がりで、布袋戯を取り上げている辺りは周監督の35ミリデビュー作(豔光四射歌舞團)からの引き続きのテーマかしらん。
劇中、古典的な人形を使う布袋戯が廃れていき、霹靂系の現代的なカシラを持つ大型の人形を用いた布袋戯が、同時上演(?)のセクシー歌謡ショウ(班主の娘がスケスケ衣裳で歌い踊る)のおかげもあって人気を得る、という対比を観ながら、1995年に中正紀念堂(現・台湾民主紀念館)前の広場で小西園の舞台を観た時のこと(小西園の観客はまばらだったのに、すぐ近くでやっていた伍佰のステージは黒山の人だかり)を思い出していますた。
正直、霹靂の人形は布袋戯のそれというよりは、棒人形に近いと思います。

その折の写真。
小西園の許王班主。


しかし、時間の経過の整合性に対して無頓着、というか、全く意に介していない点が、すごーく気になりますです。
だいいち、あの陸奕静、いくらなんでも急速に老けすぎじゃあーりませんか?

上映後、21日に上映される陳俊志監督の新作を観に行けたらそれと振り替えにしようと思ったせんきちは払い戻しをするのは止めにして、受付で係の方にアンケートを渡しつつ、

「中英文字幕入りの上映用プリントは借りられなかったのですか?」

と、かねてから疑問に思っていたことを尋ねてみたところ(去年の『刺青』も中英文字幕無しのプリント。英文字幕は後から入れてあったけど)、そもそもそのようなプリントの存在すらご存知ありませんでした。
てなわけで、港台映画における字幕の慣習から説明し、「仮に日本語字幕がダウンしても、中英文字幕さえあれば、観客の方もある程度の台詞の意味は取れるはずですよ」とお話ししておきますた。

係の方は「今後、検討しておきます」とおっしゃっておられましたが、果たして、来年や如何に?

付記:音楽を(せんきち的には「お懐かしや」の)許景淳さんがご担当になっておられました。

2008年7月10日木曜日

高崎に尤敏を求めて

〔たび〕〔尤敏〕

尤敏は生きている。

どうも。
トド@暴飲暴食が止まらないです。

さて、尤敏という名の中華料理店が函館にあることは有名ですが、先日、何気なくググっていたところ、高崎にも尤敏というラーメン屋があることを知り、母親に婆さんを押し付けて、じゃなくて、託して、さっそく行ってまいりました。

上野から高崎線の各駅停車に揺られて1時間40分、高崎駅の1つ前の倉賀野駅で下車。

この駅で降りてね!

駅前からタクシーに乗って走ること5分、その店はありました。

おお、たしかに尤敏!
お隣もラーメン屋さん。


お店に着いたのは昼の12時半過ぎでしたが、店内には常連と思しきおじさん(テレビ群馬にて夏の甲子園群馬県予選を観戦中)が1人いるのみ。
おかみさんが1人で切り盛りしている店で、カウンター席と小上がりの座敷(テーブル2卓)がありました。
不肖せんきちは出口寄りのカウンター席に腰かけ、まずはメニューのチェック。

なるほど、餃子自慢の店なのね。
出前もやっているらしい。

麺類、御飯物、ちょっとした御料理、餃子といったメニュー構成で、せんきちは叉焼麺と焼餃子を注文しますた。

叉焼麺650円、餃子300円。
はっきり言って、安いです。

気になるお味はと言うと、ふつーにおいしかったです。
叉焼(ちょっと味濃いめ)はお口の中でとろけるし、餃子もぱりぱりの仕上がりで、近所にあったら週に1度は通うと思います。

食べ終わっていざ会計の段になってから、気になる聞き取り調査を開始。

「あのー、尤敏って、ちょっと変わったお店の名前ですけど、どうしてこういう名前なんですか?」

と、それとなく探りを入れたところ、

「あのね、あなたが生まれる前のことだからたぶん知らないと思うけど、昔そういう名前の女優さんがいてね・・・・」

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

「チャイナドレスのとってもよく似合う香港の女優さんで、宝田明と一緒に映画に出ていたのよ。お父さん(おかみさんのご主人のことでしょうね、きっと。訂正:文字通り、「おかみさんのお父さん」のことのようです)がその人のことが好きで、それでお店の名前にその人の名前を付けたの」


再び、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

そうとわかれば話は早い、携帯の待ち受け画像にしている尤敏の写真を見せた上でここへ来た目的を手短に説明すると、

「まあ、わざわざありがとう。いいもの(写真のこと)を見せていただいて」

とお礼を言われてしまいますた。
おそらくは、尤敏好きのご主人と2人仲良くやってきたこの店を、ご主人亡き後も1人で守り続けているのでありましょう訂正:おかみさんから頂いたお返事によれば、ご主人はご存命との由。おかみさんのお父さんが始めたお店を(おかみさんが)引き継いだ、ということのようです)。
というわけで、帰宅後、手持ちの尤敏の写真の中から数葉、おかみさん宛に送りました。

帰りはぶらぶら歩いて倉賀野駅まで戻りましたが、歩いても20分弱という近さでした。
気になる方は、「高崎 尤敏」という検索ワードでググってみてね。

2008年7月7日月曜日

「尤敏ゆかりの土地巡り」在庫一掃セール (その一)

〔たび〕

阪急沿線某駅にて。
皆さん、気をつけてね。

どうも。
トド@油鬼子サイコー!です。

ここんとこ腰痛がひどくて、今日はMRI検査を受けてきました。
検査のときの音がうるさい、というので、耳栓をして臨んだのですが、うっかり寝ちゃいそうになりましたよ、あの土管(違うって!)の中で。

婆さんのボケは日に日に酷くなっていくばかりですけれど、母親に少し面倒を見てもらえるようになったので、例の渋谷の邵氏&大都會特集(香港レジェンド・シネマ・フェスティバル)も『男與女(香港ラバーズ 男と女)』(關海山、大工なら階段ぐらい直しておけよ!)、『油鬼子(液体人間オイルマン)』(いやあ、悲しいお話でしたね、チキンカレーの件とか。昨今の原油高騰をあざ笑うかのような地下資源の無駄遣いっぷりも、或る意味ゴージャス←なのか?陳萍姐御や于倩、劉慧茹といったオッパイ女優も大量動員で、お疲れ様でした)、『十萬火急(ファイヤーライン)』(3度目の鑑賞。顧媚の住居で無断撮影した件を確認したいためだけに観ました←おいおい)、『赤脚小子(裸足のクンフーファイター)』(10数年ぶりに再見。田青がちらりと出ていましたね。この映画の公開が1993年4月、田青はその2ヵ月後に亡くなりました)あたりはなんとか観ることができました。
しかし、『男與女』と『唐朝豪放女(唐朝エロティック・ストーリー)』やるんなら、『花街時代』もやってほしかったっす。

で。

メインサイトでお届けしていたこちらの企画、最近すっかりズボラになったせいで更新が長期停止中ゆえ、とりあえず携帯のカメラで撮り貯めていたネタをブログにて少しずつ放出。

まず第1回目となる本日は、『ホノルル・東京・香港(香港・東京・夏威夷)』から、外務省と地下鉄「霞ヶ関」駅入口。

香港への渡航許可申請(たぶん)を終えた呉愛玲(尤敏)と岡本雄一(宝田明)が外務省から出てくると、雄一の初恋の女性である桜井美代子(草笛光子)が霞ヶ関駅の入口でタクシーを拾っているところを偶然目撃、"This is Miyoko Sakurai"と愛玲が雄一に茶目っ気たっぷりに話しかける件でそれぞれ登場します。

伏魔殿だよ、おっかさん。


海外旅行が自由化する前は、
いちいちここに来なきゃならんかったわけね。


こちらは地下鉄の入口。
霞ヶ関駅の中は迷路みたいですわね。

2008年7月1日火曜日

阿妹日本公演のお知らせ

〔ちょっとお耳に〕

御園座にて。

取り急ぎのお知らせです。
阿妹(張惠妹)の日本公演が決定しました。


アーメイ ACTシアター スペシャルライブ

とき
9月22日(月)19:00~
9月23日(火)16:00~

ところ
赤坂ACTシアター

お代
8800円(全席指定) 


くわしくは、jingさんのサイト(A*mei-project)内の特設ページをご参照下さい。
よろぴく。

追記:8月2日(土)から一般前売が始まりました。チケットのお求めがまだの方は、ぜひ。

赤坂ACTシアターチケットセンター