2007年4月12日木曜日

ネット通販で尤敏のプロマイドを買おう

〔ちょっとお耳に〕

向かって左から、杉江敏男監督、尤敏、小林桂樹(1962年、箱根にて)。

3年前、旧ブログにてマルベル堂で扱っている尤敏のプロマイド(マルベル堂では「ブ」は濁音ではなく半濁音)のことについてちょっとだけ書きましたが、このほど、ネット上でその一部が購入できることになりました。

今のところ購入できるのは、12種類あるうちの5種のみ

ただ、その中にはせんきちがよくご贈答用(?)に注文する『続社長洋行記』の折の着物姿と旗袍姿のプロマイドもありまして、それなりのセレクトと言えば言えなくもありません。

ところで、この通販サイトにある尤敏のプロフィール、どこかで読んだことがあるなと思ったら、せんきちのサイトからパクった、もとい、引用したものでありました。
天下のマルベル堂様に参考にしていただけるとは光栄の極みですが、できれば一言ご挨拶の欲しかったところです、はい。

さて。

カムバックからまだ間もないというのに、来週ちょっこし野暮用があって多忙になるため、

一時失踪します。

再来週には戻ってこられると思います。

では!

2007年4月9日月曜日

黒牛與白蛇 (Black Bull and White Snake)

〔えいが〕

牛と蛇でも夫婦になれるんだー!

1970年、台湾(國聯)。林福地監督。江青、田野、金滔主演。

皆様、どうも。
「しばらくお休みする」と申しましたが、書かずにいることにも耐えられず、身体の調子はあんまりよくないんですけど戻ってきました。
というわけで、帰ってきた「勝手に國聯特集」。
おおまかなストーリーは、下記の通り。

民国期。
緑柳坊に男女2人組の旅芸人が現われ、その風貌から男は黒牛(田野)、女は白蛇(白娘子。江青)との異名を取るようになります。
2人は土地の名家・楊家の屋敷の一角にある廃屋に一夜の宿を乞いますが、その翌日、白娘子の妊娠が発覚、2人はそのまま楊家に住み着き、やがて白娘子は男の子を産み落とします。
男の子は、楊家の若当主(金滔)によって思樂と名付けられました。
黒牛こと馬志標の一家はその後も楊家で暮らし続けますが、ある日、羊の放牧に出かけた思樂が浚われるという事件が発生します。
思樂を浚ったのはかつて白娘子に懸想をして楊家を追放された男(孫越)で、この男は今土匪の一味になっていました。
土匪から思樂を奪還すべく、馬たちの戦いが始まりました・・・・。

前半はともかく、後半の土匪と馬たちの戦いがかったるいのなんのって。
カメラも編集も息切れ状態、ただひたすらだらだらと戦闘場面が続くので、途中で飽きちゃいました。

で、この土匪というのは単なる反政府ゲリラではなくて、どうも抗日戦の混乱に乗じてのさばってきた共産党系のゲリラみたいです、たぶん。

しかし、この頃の孫越って、ろくな役やってないね。
でも、彼の顔を見ると、なぜか田中邦衛を思い出します。

馬(馬なのに黒牛だよ)の子供が失踪した後、楊家の者総出で捜索に出るんですけど、皆して、

馬思樂(マスラ)ー!

と叫ぶもんだから、せんきちはついこれ↓を思い出してしまいました。

イントネーションは違うけどね。

なお、この映画も他の國聯作品と同じく、


林福地の他に、


李翰祥にも導演の肩書がありました。

(疲れたのでおしまい)

2007年4月1日日曜日

あちこち、壊れ中

〔ちょっとお耳に〕

『薔薇の標的』の甄珍。

先週から体調不良で、昨日は夕方からずっと寝てました。
今日も絶不調。
てなわけで、元通りのコンディションに戻るまで、しばらくこちらもお休みします。
あしからず、ご了承下さい。

お休み前にコネタを2つ。

その一:熟年女優

昨日、朝日新聞の夕刊を読んでいたら、下記のような記事がコソーリ載っておりました。

台湾の富豪、再婚相手募集中 「仕事だけ、むなしい」

台湾のお金持ち・郭台銘の醜聞記事ですが、林志玲は写真入りで紹介されていたにも関わらず、劉嘉玲は、

42歳の女優

とその他多勢扱い。

実年齢はいいから、名前ぐらい出してあげなよ。

あたしよ、あたし!


その二:『薔薇の標的』放映

先月、衛星劇場にて東宝の甄珍もの『卒業旅行』が放映されたばかりですが、今度は5月にチャンネルNECOでやはり東宝の甄珍ものである『薔薇の標的』が放映されます。
この映画では、加山さんと共演しています。

『薔薇の標的』より。
加山さんと甄珍。

詳しい放映スケジュールは未定ですので、後ほどわかり次第お知らせいたします。

では、ちょっと療養してきます。

おまけ:4月14日(土)から開催される「アジアン・クイア・フィルム&ヴィデオ・フェスティバル」にて、2000年の第37回金馬奨で最優秀短編作品賞を受賞した台湾映画『旅行(邦題:トラベル)』(張國甫、陳大昱監督)が上映されます。せんきち的にはオープニング作品『紅門』にも注目。