2015年12月31日木曜日

2015年わたすのべっぴんさん暦

〔べっぴんさん〕〔ディーピカー・パードゥコーン〕〔Deepika Padukone〕〔えいが〕

べっぴんさん畢生の名作間違いなし!


どうも。
トド@"Bajirao Mastani"すげかったー!!!です。

さて。

本題に入る前に、"Bajirao Mastani"の追加上映情報。
1月9日(土)にイオンシネマ海老名(14:00~)、1月16日(土)にイオンシネマ市川妙典(15:00~)にて上映があります。
不肖せんきち、9日は仕事の都合で行けそうにないのですが、16日はばっちり予約いたしました。
くわしくは、主催者であるSpaceboxさんのFBページをご覧下さい。

と、ここまで書いたところで、大阪での上映情報(1月30日〔土〕15:00~、イオンシネマ茨木)も飛び込んで参りました。
まだサイトのほうは更新されていないようなのですが、こまめにチェックしてみて下さい。
あるいは、お返事迅速!(それも丁寧な日本語)のメルアド宛に直接お問い合わせしてみるのもよいかも知れません。



主催者様作成の画像による上映情報。



で、本題。

今年もべっぴんさん(ディーピカー・パードゥコーン嬢〔Deepika Padukone〕)に明けべっぴんさんに暮れた不肖せんきちの一年でおましたが、2015年のべっぴんさんにまつわるあれこれを備忘録代わりに整理しておこうと思います。
あくまで、個人的なメモですんで、その旨ご理解下さい。

1月
3日『チェンナイ・エクスプレス』上映(キネカ大森)
4日『チェンナイ・エクスプレス』マサラ上映(キネカ大森)
5日べっぴんさんお誕生日
べっぴんさん鬱を告白

2月
"Happy New Year"、DVDゲット
那須温泉映画祭2015にて『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』上映

3月
大阪アジアン映画祭にて『ファニーを探して』上映

4月
"Tamasha"東京ロケ(新宿副都心、東京国際フォーラム)

5月
8日"Piku"インド公開 

7月
30日『若さは向こう見ず』試写会

8月
15日『若さは向こう見ず』日本公開(シネクイント)
"Piku"、DVDゲット

9月
12日『若さは向こう見ず』上映(キネカ大森)
19日『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』上映(キネマ旬報シアター)

10月
2日『若さは向こう見ず』マサラ上映(キネカ大森)
IFFJにて『銃弾の饗宴 ラームとリーラ』『ファニーを探して』『ピクー』上映(ヒューマントラストシネマ渋谷)

11月
27日 "Tamasha"インド公開

12月
18日"Bajirao Mastani"インド公開
20、26日"Bajirao Mastani"日本上映(スキップシティ)
26日『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』マサラ上映(キネカ大森)
IFFJ2015@キネカ大森にて『銃弾の饗宴 ラームとリーラ』『ファニーを探して』『ピクー』上映(キネカ大森)

ということで、なんとなく毎月何かしらのイベントがあるという、ありがたい1年でした。
来年もべっぴんさん一筋で生きてまいりたいと思います。
それでは皆様、よいお年を。


かんけーないおまけ:大晦日の深夜にBSジャパンで『きっと、うまくいく』の日本語吹替版が放映されるというので、ちょいとそれに関連して。
不肖せんきち、この作品の監督であるラージクマール・ヒラーニ監督のことを勝手に「インドのフランク・キャプラ」と呼んでいるのですが、本国インドでこんな風に呼んでいる方はいらっしゃらないのかしらんと思い探してみたところ、ミラップ・ザベリ氏(Milap Zaveri。『ワダラの抗争』『ヒーローはつらいよ』等の脚本家)が、"Rajkumar Hirani is the Frank Capra of India."とツイッター上で呟いているのに出くわしました。









この他、かのカラン・ジョーハル(Karan Johar)氏も"Our Own Desi Capra"というコラムの中で、"He is our Frank Capra, rooted in the Indian soil in the best possible way." とお書きになっておられます。
ただ、これらはいずれも業界人の見解でして、一般の方の間で同様の見解をお持ちの方がいらっしゃるのかどうかは、わからずじまいでありました。
それに、インドのフランク・キャプラといっても、アーミル・カーンとジェームズ・スチュアートやゲーリー・クーパーとでは、役者としての持ち味が全く異なりますので、そのイメージはだいぶ変わるなあというのが正直なところではあります。

2015年12月6日日曜日

IFFJで観たべっぴんさん映画備忘録(続)&上映情報あれこれ

〔べっぴんさん〕〔ディーピカー・パードゥコーン〕〔Deepika Padukone〕〔えいが〕


"Bajirao Mastani"のナンバー(ナンバルとか
書いたほうがいいのかもしれんが、インド人じゃない
から、オレ)"Pinga"のメイキングビデオ。


どうも。
トド@東京フィルメックス&お仕事で忙殺されておりました。

さて、IFFJで観たべっぴんさん(ディーピカー・パードゥコーン、Deepika Padukone)映画備忘録、残り1本は今年5月に公開されたばかりの『ピクー(Piku)』 の感想まとめを。

『ピクー(Piku)』

・・・以下は、つぶやきまとめ・・・
昨晩はIFFJで『ピクー』。のっけから残念画質確定だったが、映画自体は本物。おうちでDVD鑑賞したときは、終盤で死んだばあさんのことを思い出して涙腺決壊。今回は最初の自転車の件でもうぐっときてしまったよ。

『ピクー』、頑固で偏屈な父に手を焼きながらも、父を残して結婚することなど考えられないヒロイン・ピクー。老いた親とどう向き合うかは、超高齢化社会を生きる日本でより一層切実な問題ではないだろうか。
『ピクー』、ヒロイン・ピクーはビジネスパートナー兼ボーイフレンドとベッドを共にする関係にあるが、さりとて彼が決まった存在というわけでもなく、ほかの男性との出会いも模索している。しかし、そんなときに決まって入る父の横槍は、どれもシモネタなのであった。お父ちゃん、それを言っちゃあおしまいよ。

『ピクー』、洋式より和式が快便仕様というイルファーンの説、どっかのお医者さんも同じことを言っていたはずだよ。

『ピクー』、サタジット・レイ監督にオマージュが捧げられている。

『ピクー』、あの父娘喧嘩に引いちゃう人もいるみたいだけど、観るほどに味わいの増す映画です!1回と言わず、2回、3回と観て下さい!

『ピクー』、食卓での会話も素敵な映画。食べれば出す、当たり前のこと。それが生きること、そして人生。

『ピクー』における執拗なまでの便秘&快便談義とか『マルガリータで乾杯を!』における主人公の性に対する旺盛な好奇心とか、目の前に提示されるセンセーショナルなネタにだけ過剰に反応して、その奥にある本質的な問いかけを見失わないようにしたいものだわんと自戒する今日この頃。
 ・・・つぶやきまとめ、ここまで・・・

『ピクー』のようなインドのアッパーミドルの家庭の場合、家族が直接高齢者のシモの世話をするということは、まずないのだろうと思いますが(突発事態発生!の場合は、その限りではないのでしょうけれど。なにしろアレは突然来るからねー) 、扱っている素材が高齢者問題と介護問題、そして一人っ子が介護者の場合、彼女や彼自身の人生はいったいどうなるのか?といった、日本でも切実な問題ですので、どこか勇気のある配給会社の方、買っては……くれないか……。


といったところで、話題は変わって上映のお知らせなんぞを。

1、 IFFJ2015@キネカ大森

東京におけるインド映画の聖地キネカ大森にて、IFFJのアンコール上映が開催されます(連日19:00より。1日1本日替わり上映)。
上映作品及びスケジュールは、下記の通りです。
 
特別上映『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』12月26日(土) ※マサラ上映。
 『銃弾の饗宴・ラームとリーラ』12月27日(日)・1月3日(日)・1月6日(水)
 『ピクー』12月28日(月)・1月5日(火)
 『バン・バン!』12月29日(火)・1月8日(金) ※8日はマサラ上映。
 『ファニーを探して』12月30日(水)・1月4日(月)
 『ヨイショ!君と走る日』1月2日(土)・1月7日(木)

入場料金 1,300円均一
●キネカード(当館名画座回数券)提示割 1,000円 
●TCGカード(テアトル会員組織)提示割 1,000円 

マサラ上映のさいの入場券は当日朝10時より発売。 

ご存知の通り、1月5日はべっぴんさんのお誕生日。
その日は『ピクー』の上映があります。

うれしすぎますわん。

ケーキ持参で観に行くよ!

2、"Bajirao Mastani"上映会

昨晩、cinetamaさんを始め複数の知人からタレコミのあった情報です。
タミル語映画の上映を行っている団体SPACEBOXさんが、な、なんと、12月18日公開予定のべっぴんさんの新作"Bajirao Mastani"の上映を行うそうです(英語字幕入り)。
日にちは12月20日の日曜日。
場所は川口スキップシティ(最寄り駅からスキップしても辿り着けませんので念のため)。
2回上映予定ですが、詳しいスケジュール、料金などは、SPACEBOXさんのフェイスブックページをご参照下さい。



 川口でお会いしましょう!