2010年5月17日月曜日

さよなら、お父さん

〔えいが〕〔ちょっとお耳に〕

なぜか95歳。

どうも。
トド@急に暑くなるものだからすっかりバテちまったよです。

ついったーで知りました。

葛香亭病逝 享壽93歲

台湾映画における「お父さん」というと、日本の映画ファンにとっては、李安のいわゆる「父親3部作」における郎雄が最も想起されるのでしょうが、それ以前の台湾映画、特に1960~70年代の國片全盛期の「お父さん」といえばやはりこの方なのではないかと思います。
今思い出してみても、『あひるを飼う家(養鴨人家)』や『我女若蘭』『心有千千結』等が挙げられますし、また、父親役ではありませんが『秋決』での演技も印象的でした。

ところで、以前にもこちらで取り上げたように、葛香亭は宝田明の乾爹でもあります。
2人が父子となる儀式を行ったのは1981年7月10日、葛香亭が経営していたレストラン「徐州啥鍋」でのことでした(1981年7月10日付『中國時報』による)。

今頃は先に逝った実の息子(葛小寶)や乾女兒(沈殿霞)との再会を果たしていることでしょう。

ご冥福をお祈りします。

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