1970年、台湾(國聯)。林福地監督。江青、田野、金滔主演。
皆様、どうも。
「しばらくお休みする」と申しましたが、書かずにいることにも耐えられず、身体の調子はあんまりよくないんですけど戻ってきました。
というわけで、帰ってきた「勝手に國聯特集」。
おおまかなストーリーは、下記の通り。
民国期。
緑柳坊に男女2人組の旅芸人が現われ、その風貌から男は黒牛(田野)、女は白蛇(白娘子。江青)との異名を取るようになります。
2人は土地の名家・楊家の屋敷の一角にある廃屋に一夜の宿を乞いますが、その翌日、白娘子の妊娠が発覚、2人はそのまま楊家に住み着き、やがて白娘子は男の子を産み落とします。
男の子は、楊家の若当主(金滔)によって思樂と名付けられました。
黒牛こと馬志標の一家はその後も楊家で暮らし続けますが、ある日、羊の放牧に出かけた思樂が浚われるという事件が発生します。
思樂を浚ったのはかつて白娘子に懸想をして楊家を追放された男(孫越)で、この男は今土匪の一味になっていました。
土匪から思樂を奪還すべく、馬たちの戦いが始まりました・・・・。
前半はともかく、後半の土匪と馬たちの戦いがかったるいのなんのって。
カメラも編集も息切れ状態、ただひたすらだらだらと戦闘場面が続くので、途中で飽きちゃいました。
で、この土匪というのは単なる反政府ゲリラではなくて、どうも抗日戦の混乱に乗じてのさばってきた共産党系のゲリラみたいです、たぶん。
しかし、この頃の孫越って、ろくな役やってないね。
でも、彼の顔を見ると、なぜか田中邦衛を思い出します。
馬(馬なのに黒牛だよ)の子供が失踪した後、楊家の者総出で捜索に出るんですけど、皆して、
馬思樂(マスラ)ー!
と叫ぶもんだから、せんきちはついこれ↓を思い出してしまいました。
なお、この映画も他の國聯作品と同じく、
林福地の他に、
李翰祥にも導演の肩書がありました。
(疲れたのでおしまい)
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