2007年7月28日土曜日

DVD情報やら何やら

〔ちょっとお耳に〕


マット運動ネタの続報もあるんですけど、今日はBBSの方で取り上げた情報のおさらい+α。

その一

先日、惜しまれつつ閉館した台灣故事館が復活しました。
場所も同じ、展示内容も同じ、入場料金も同じ、オーナーも同じ、らしいです。
現在、「戒厳時期懐舊電影展」を開催中。
オフィシャルサイトで詳しい内容を調べてみようと思いましたが、サイトはねえ、閉館前のまんまでしたわ。

台湾らしいといえば、台湾らしい・・・・。

仕方ないので報道を引きますが、それによると、上映作品は『再見台北』『王哥柳哥遊台灣』『黃帝子孫』『愛你到死』『危險的青春』等、台湾語映画中心のラインナップのようです。

観たい・・・・。

特に、『黃帝子孫』。
林沖のデビュー作です。

お近くへお越しのせつは、ぜひお立ち寄り下さい。

その二

すでに一部で話題になっておりますが、本日、但漢章監督の長編第2作『離魂』のDVDが発売になります。

この映画、紀伊国屋書店のサイトでは「香港怪奇映画」となっており、おそらくは、製作会社の資本関係及び主演女優(王小鳳)の点からそうなったのでしょうけれど、但監督は台湾の方ですし、映画の舞台も台湾、台詞も北京語ですので、やっぱり台湾映画と考えたいですね、あっしは。
ちなみに、当の香港では『励鬼纒身』という別タイトルでFortune StarからVCDがリリースされております。
日本版DVDにもFortune Starのロゴが入ってますわね、そういえば。

1990年、41歳の若さで早世した但監督の作品は、日本においては遺作である『怨の館(怨女)』が映画祭で上映されたのみです。
せんきちは2年前に映画美学校であった上映会で『離魂』と『怨の館(怨女)』(16ミリ版)を、その後にビデオで『暗夜』を観たのですが、もっともっと評価されていい監督です。

この機会に、より多くの皆さんに観ていただきたいものだと思います。

その三



来月14日、樂蒂最晩年の作品(31歳で亡くなった女優さんに対して「最晩年」と書くのは、なんだか切ないものね)『太極門』のUS版DVDが発売されます。

もちろん、リージョン1。

『太極門』は、樂蒂が兄の雷震等と一緒に設立した映画会社・金鷹電影有限公司において製作した武侠映画ですが、ジャケットだけ見ると、なんだか石堅の映画みたいだよ。
それに、"From the director and stars of SHAW BROTHERS!"ってのも気になります。
この頃はすでに國泰所属でしたし、金鷹設立も國泰のバックアップがあったればこそのものでしたし。
そう書いたほうが売れるんでしょうけれど、なんだかなあ。

ここのレーベル(Rarescope)のDVDは買ったことがないので、どの程度の画質なのかよくわからんのですが(なんでも、この春出る予定だったのが、いったん延期になったそうな)、とりあえずは観られるだけ御の字ということで。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

お久しぶりです。金鷹作品は國泰の配給によって上映されたのでしょうか?

匿名 さんのコメント...

吉田さん

お久しぶりです。
ただいま、遠出中で資料が手元にないので、帰宅後改めてお返事いたします。
すいません。

匿名 さんのコメント...

吉田さん

こんにちわ。
帰ってきました。
金鷹作品の配給は大華で、國泰ではないようです。
会社設立にあたって國泰のバックアップがあったことは確かですが、子会社的な扱いではなく、純粋な独立系の映画会社だった模様です。

匿名 さんのコメント...

ありがとうございます。些細なことでお手数かけて申し訳ありませんでした。