2006年8月29日火曜日

行くだけ行った in 台北 (その1)

〔たび〕

いーとー巻き巻き、いーとー巻き巻き。

というわけで、とっとと帰ってきました。
1日はほぼ立ちっ放し、もう1日はほぼ座りっぱなしと、なんだか謎の旅でしたが、こちらでちょっこしご報告なんぞを。

8月25日(金)
午前中、洗濯&お掃除など済ませ、92歳の祖母の昼食の世話をした後、正午過ぎに出発。
ふだん祖母の面倒は私がみているのですが、この4日間はちょいとパスして母親にバトンタッチ。

この時間帯だと品川駅に成田EXが停まるので、品川駅から乗車。
午後2時前に成田空港着。
今回は行きの段階から荷物が多かったため、スーツケースは託送を頼みました。だもんで、まずABCのカウンターに立ち寄ってスーツケースを受け取り、もう1つの大荷物(サトちゃん&サトコちゃんの大きな貯金箱。この日現地の方に渡す予定が)と共にえっちらおっちらと運んでCXのカウンターでチェックイン。
スーツケースはもちろん預けるものの、もう1つの方は壊れ物なので機内に持ち込みたいと告げると、「大きいですねえ。でも、機内に持ち込めるようにしますから、ちょっと貸して下さい」と言って、持込用のタグをくっ付けてくれました。

チェックイン後、クレジットカードのカウンターに寄ってから出国。
月曜日の用事をキャンセルする旨のメールを出し忘れていたことに気づいたため、100円端末からメールを送信。
免税店で母親(香水好き)への土産を買い、売店で週刊文春と風邪薬をゲットしてから搭乗口へ。
文春読みながら搭乗案内を待ちます。

ほどなくして搭乗時刻(午後3時40分)となり、どかどかと乗り込み大荷物を座席上の棚に収納して着席。
午後4時過ぎに離陸しました。

CX(451便)で台北に行くのは10年ぶり。
そのときは台北で友人に会った後、香港へ行き、だらだらとクリスマスを過ごしたのでありました。

機内誌で上映映画をチェックすると、行きは『天生一對』をやるとの由。
もちろん未見なので、眠気を堪えつつ途中食事をしながら鑑賞。

働く若い女性が七転八倒しながらも己の運命を受け入れ、前向きに生きていくということなのでしょうが、その七転八倒の仕方がどうも気に入りませんでした。
というか、あれだけ若いと病気の進行も早いから、ぼやぼやしてると乳房切除どころじゃ済まなくなるよ、と、つい現実的な疑問を抱きつつ観てしまったもんで。
じっさい、私の古い知人も乳がんのため30代で亡くなっていますし。
それから、セカンドオピニオンでも乳房切除以外選択肢はないと言われますけど、香港の乳がん治療って今どんな状態にあるのじゃろか、と、これもまた現実的な問題に興味の方向が向かってしまいました。
乳房切除した後も抗がん剤治療とか放射線照射とかあるはずだからねえ。

と、いささか辛口の感想を抱きつつ鑑賞した後、もう1本の中華圏作品『恋人たちの食卓(飲食男女)』にチャンネルをチェンジ。
ちょうど紫藤盧の場面。
これを初めて観たとき、「いつか紫藤盧に行って小倩と同じ席に座って高山茶を淹れて飲むんだ!」と強く誓ったものですが、実現したのはそれから6年後(!)のことでした。
ちょうどお父さんの爆弾発言のあたりで機内アナウンスがあり、上映は終了。
このぐらいの長さの映画だと最後まで観られないのね。

てなわけで、午後5時50分頃中正国際空港着。
入国、荷物受け取り、税関を通過してバスの切符売り場へ。
國光客運の台北行きバスの切符を買って乗車。
うっかりトイレの前の席に座ってしまったため、なんだか香ばしい・・・・。
香ばしいといえば、『天生一對』で楊千嬅が林雪目がけて小間物屋さんを開店した直後、隣に座っていたオヤジがほんまもんの小間物屋さんを開店(袋で受け止めてたけど。ビール2缶も飲むからだよ)するというちょっとした事件があり、今回はこの手のネタに縁があるようです。

下車するはず富都大飯店のバス停をなぜか通過されてしまったため、仕方なく次の國賓大飯店で降り、そこから大荷物担いで汗だくになりながら宿泊先の燦路都飯店へ。
民生東路から民権東路まで歩いたわよ!

ようやく辿り着いてチェックイン。
お部屋は3階角のダブルルーム。

こんなかんじ。


こんなかんじ。

1人で過ごす分には十分すぎる広さでおました。
途中、渋滞に巻き込まれてしまったため、ホテルに着いたのは午後7時40分頃。
早速、明日と明後日会う予定の友人に電話。
が、どちらも留守電のため、メッセージを吹き込んで連絡を待つことに。

そんなこんなしているうちに8時になり、てきとーに番組チェックをすると『白色巨塔』とやらをやっていたのでちょこっと鑑賞。
呉孟達が出てるけど、台詞は吹替。
かなり違和感があります。

9時過ぎ、今夜会う予定のKさんからロビーで待っているとの電話が入り、Kさんに渡す品々を携えてロビーへ。
KさんとKさんのお友達であるSさんにご対面。
3人で來來大飯店裏にある茶藝館・德也茶喫へ行くことになり、Sさんは原チャリ、私とKさんはタクシーで移動。

Kさんがこの店の店長さんとお知り合いだそうで、注文していないお菓子までガンガン出てきたので、それをばくばく食べながら文山包種茶を飲みました。

食い散らかしてます。

ここんとこ内地のお茶ばかり飲んでいたので、台湾のお茶の味がけっこう新鮮に感じられ、その場で茶葉を購入。
Kさんにサトちゃんグッズを渡してから、3人でおしゃべり。
Sさんは日本語を勉強しているそうですが恥ずかしがって話したがらないため、Kさんとは日本語、Sさんとは北京語という変則的な会話に。
Sさんは今まで8回日本に行ったとの由。
中でも東急ハンズや浅草がお好きなのだそうです。

午後11時前、お2人と別れて1人タクシーでホテルへ。
明後日会う予定のAさんから電話が来ていたので、折り返しこちらから電話。
京劇大好きのAさんと一緒に中國京劇院の来台公演最終日を鑑賞することになり、明後日の午後1時10分にホテルに迎えに来てもらうことにして電話を切りました。
明日会う予定のYさんとは午前0時半頃になってようやく連絡が取れ、午前11時に台湾故事館の入口で待ち合わせることにしました。

忙しくなるわよ。

今夜の入浴のお伴はこちら。
身も心も洗濯できます。

(つづく)

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