2006年5月12日金曜日

そっとしておいて下さい

〔ちょっとお耳に〕

私たち、この映画で出会いました。

今日は前田通子の腋毛話を書こうと思っていたのですが、茶通さんの「香港電影迷宮+blog」で「凌波&金漢 結婚40年」の話題が取り上げられていたので、こちらでもちょっくらそのことを。

2人が結婚式を挙げたのは1966年の6月18日。
新婚旅行は凌波が絶大な人気を誇っていた台湾・台北を訪れた後、日本に滞在するというもので、1966年6月20日付『読売新聞』(夕刊)に2人の来日に関する記事が見えます。


香港のスター凌波が結婚、日本に来る
昨年(一昨年の誤り・せんきち注)のアジア映画祭で最優秀女優賞を得た香港のショー・ブラザーズの映画スター、凌波(リンポウ)さん(二八)が十八日、香港で同じ映画スターの金漢(チンハン)さん(二八)と結婚式をあげた。新婚旅行は、台北から東京というコースで、東京は二十日。「七日から十日間ぐらい日本で過ごしたい。私たちだけの時間をたのしみたいので、騒いでほしくありません」と新郎は語っている。


日本で1本も映画が公開されたことのない2人の結婚に関する記事が掲載されるのも興味深いですが、「騒いでほしくありません」という金漢のコメントもこれまた面白いです。
台北のようなことには、絶対になるはずがないと思うんですけどね。
この記事からは東京でずっと過ごしたのか、あるいは箱根あたりにまで足を伸ばしたのか、定かではありませんが、きっと2人だけの時間をエンジョイしたのでありましょう。

何はともあれ、40周年、おめでとうございます。

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