2006年3月9日木曜日

スーベニール香港 第3話

〔たび〕

中文大学からの眺め。
遥かに海が望めます。

今日も発掘してました。

ワールドミュージックブーム&バブル景気たけなわの1990年8月、アジアのミュージシャンが集まって「こどもえいど for Asia」というチャリティコンサートが行われたことがありました。
当時、上々颱風に夢中だったせんきちは彼ら目当てで聴きに行った・・・・はずなのですが、覚えているのは人間椅子とディック・リーのことだけ。 
今日、パンフレットが発掘されたので目を通してみると、

うひょっ

達明一派が出演していました。

そういえば、男の人が2人、香港代表として出てきたような記憶が。

ちなみに、このパンフでは、

アンソニー・ウォング、タツ・ローの2人から成るユニット。

となっておりました。

タツ・ロー、タツロー、達朗


2月14日(火)

午前8時起床。
昨日1日で鼠楽園を制覇したおば&おば友は(何せ、ガラガラだったらしいし)、今日は海洋公園へ行くというので(つくづくテーマパークの好きな人たち)、朝食後、金鐘まで送っていきました。
地下鉄金鐘駅で降りて、バス停入り口にある切符売り場でバスの切符と海洋公園の入場券を2人分買い、おば&おば友に渡してから手を振ってお見送り、わたくし1人ホテルへ帰ります。

ホテルへ戻り、せん友ご所望の「中國冰室」へ。
広東道の活気あふれる雰囲気の中、死んだようなたたずまいを見せる茶餐廰でおました。
2階の席に落ち着き、まずは注文。
せん友はアイス「レモン」ティーが飲みたかったらしいのですが、せんきちの頭の中ではなぜかそれがアイス「ミルク」ティーに誤変換され、けっきょく注文したのは、

いっがーふぇ とん とんらいちゃー

になってしまいました。

スマソ。

で、コーヒーのお味ですが、生きているのが嫌になるほど

まずかった

です。

11時20分頃店を出てせん友と別れ、KCRの旺角駅に向かいました。
途中、劉徳華という名のお医者さんの看板がありましたが、写真は撮らずにそのまま素通りし、『ワンナイト・イン・モンコック』に出てくる陸橋を通って駅に入り、KCRに乗って大学駅で下車。
電車に乗っている間に、雨が降り出してきました。

待ち合わせの時間にはまだ早かったので、駅のベンチに座って本など読みながら時間をつぶし、正午少し前に駅を出て、「呉偉明的知日部屋」の屋主である呉偉明先生の研究室へ。

香港中文大学のキャンパスは広く、そして坂ばかり。

駅前キャンパス&山というロケーションは、多摩都市モノレール開通後の中央大学に似ているような気もしますが、中文大学の場合、海も近いので、ちょっと比較にならないかも。

呉先生の研究室に着き、ノックをしましたが不在なので、廊下にある椅子に座って待つことしばし。
先生がお見えになりました。
先生にお土産を渡し、そのまま昼食を摂るため外へ出ました。
雨はまだ降っています。

近くの教職員用中華レストランで飲茶をごちそうになりながら、昨日観た映画の話などをひとしきりして、食後は構内を散策。
池のある中国庭園に心和みます。
野鳥のさえずりも美しく、街中の喧騒が嘘のようです。

散歩の後は、先生の車に乗せてもらい、キャンパス全体を一回り。
邵逸夫の名前がいたるところに・・・・。
「キャンパスまるごと邵逸夫」だったりもします。
他には、ナショナルでおなじみ蒙民偉の名を冠した校舎もありました。
もしもホリエモンが香港人で、「活力門樓」なんてのがあったら今ごろどうなっていたことやら。

一周後、駅まで送っていただき、お礼を述べて先生とはお別れ。

KCRで尖東に出て、尤敏が海景大廈に引っ越すまで家族と住んでいた香檳大廈(くわしくはメインサイトをご覧下さい)や、『神火101 殺しの用心棒』で吉村実子が住んでいた金巴利大廈などを巡り、写真撮影。

金巴利大廈。


同じく。


ビルの前にはこんなものが。
あれ?これも見覚えがあるぞ。

ああ、やっぱりそうだ。
『神火~』の冒頭、ヒルトンホテルから始まる
銃撃戦&カーチェイスでここが出てきたんだった。
映画の中では(金巴利大廈とは)全く別の場所
での出来事にしか見えなかったけど。

写真撮影の後、通りすがりの天地図書で『我愛黄梅調』など本を数冊購入し、地下鉄で銅鑼灣に出ました。
ここで旧知のお茶の先生に電話して、先生のオフィスのあるビルへGO。

おいしい中国茶を頂きながら、おしゃべり。

文山包種茶がうまかったわあ。

先生から伺って初めて知ったけど、樂道の茶藝樂園がなくなっちゃったそうです(この目で確かめていないが)。
ここには「首振り名人」こと呉美玲さん(今日、お片づけをしていたら呉さんからの年賀状が出てきました)がいた頃よくお邪魔して、おしゃべりしながらお茶を飲んだものですが、呉さんが辞めてからは自然と足が遠のいていました。
でも、残念ですね。

5時45分過ぎにこちらを撤収、急いで待ち合わせ場所である中環のスターフェリー乗り場へ。
皆と合流して、これからのスケジュールを検討。
おばはビクトリアピークに行きたかったらしいんですが、悪天候のため断念、蘭桂坊の杏花樓で飯食って甘いもん食ってホテルへ帰りました。

で、西洋情人節にふさわしく(?)、店の前にはこんなおのこが。

がんばれ!セイシくん!
『残虐13大淫魔術』の徐錦江の息子かも。
ジュニアだけに。

ホテルへ帰ってから少し休憩して再び外出、せん友と一緒に『春田花花同學會』を鑑賞。

正直言って、かなりがっかりしました。

あんな豪華キャストじゃなくていいから(旧正月映画だからしようがないんだけど)、OLに憧れるマクダル君の内面をもっと掘り下げて欲しかったです。

無言でホテルへ戻り、シャワーを浴びて寝ました。

(もうすぐゴール)

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