お久しぶりです。
誰からも呼ばれていませんが、しつこく帰ってきました。
いつもはヒマーなお仕事がこの時期に限って忙しくなり、その上東京国際映画祭見物も重なり・・・・で、ちいとばかしごぶさたしてしまいますた。
というわけで、まずは在庫一掃とばかり、東京国際映画祭で見物した映画のメモでも。
10月25日(水)
お仕事の関係で映画祭参戦が遅れに遅れ、週も半ばになってからようやく参戦。
この日は昼間に1本観てから一旦帰宅して仕事の続き&夕食の支度を済ませ、その後もう1度外出して2本観ました。
『アリスの鏡(愛麗絲的鏡子)』
2005年、台湾。姚宏易監督。 謝欣穎、歐陽靖、段鈞豪主演。
女の子同士(曉鏡と阿咪)のカップルに1人の男(小豪)が介在することにより、2人の関係に亀裂が生じ始めるんですけど、阿咪が小豪のことを好きになったために曉鏡が嫉妬しているのかと思いきや、実は小豪は曉鏡の元カレ(カレだよ、カレ!)でしかも今でも未練たっぷりということがわかった時点であっしの頭は大混乱。
あんたら、ゲイなのか、バイなのか、それとも彼氏がいない間の場繋ぎに女の子と付き合ってみましたー!なノンケなのか、一体全体何者なのさ?
まあ、百歩譲ってバイだったとしても、たった1人の男のせいでこんなにもあっけなく関係が壊れてしまう女同士の絆って何なんでしょう。
斎藤綾子でも読んで、出直して下さい。
(於:TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン2)
『I'll Call You(得閒飲茶)』
2006年、香港。林子聰監督。 方力申、梁慧嘉主演。
タカビーわがままギャルともてない君のカップルがすったもんだの末、別れてからようやくお互いの大切さに気付くもののなかなか本心を言い出せず・・・・といったお話ですが、もてない君とその親友たちの(男3人の)濃密な関係を見ていると後半の林家棟の台詞じゃないけれど、やっぱりこれなら彼女なんて必要ないよなあと思い、ひょっとして、これは隠れたゲイ映画なのでは?などとも思ってしまいますた。
(於:TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン2)
『永遠の夏(盛夏光年)』
2006年、台湾。陳正道監督。張孝全、張睿家、楊淇主演。
男同士の絆に女性が介在してそこからストーリーが展開するというパターンは『アリスの鏡』と似てなくもないけれど、こちらは幼馴染の親友の片方(正行)が片方(守恆)に片思いして、その片思いしている男の子(正行)に女の子(惠嘉)が恋をするものの彼の秘密を知ってしまい、で、思われている方の男の子(守恆)は女の子(惠嘉)のことを好きになって2人は大学入学後に付き合い始める・・・・という比較的受け入れやすい流れ(ありがちといえばありがちですが)。
ただ、守恆が正行とベッドを共にしながらそれでもなお「お前は俺の1番の親友だ!」と言い続けるその姿には、かなりの違和感が・・・・。
守恆の方がイニシアチブ握っていたにも関わらず、だよん。
親友を失いたくないという思いはわかるんですが、でも、そこまでやるか、おい?
正行の秘密を知りながらも彼を見守り、その後彼に対する罪の意識を抱きつつ守恆と付き合う惠嘉が男2人よりも魅力的でした。
(於:TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン5)
(つづく)
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