2000年、アメリカ。デヴィッド・ダグラス、ティム・ダグラス監督。ディーン・ケイン主演。
猴、もとい、猿、じゃなくて、去る10月2日はミシェル・クルジーク(Michelle Krusiec 、楊雅慧)のお誕生日だったので、お祝いを兼ねて出演作のDVDを鑑賞しますた。
TSUTAYA onlineの商品説明には、
2XXX年。100年に及んだ世界戦争で地球は崩壊寸前だった。終結の見えない戦いに疲労しきっていた僅かに生き残った人類は宇宙へ未来を託す。そして人類は新たな希望を見出すため、地球から遠く離れた惑星に建造された2つのコロニーに移住したのだが…。
「ブリザード・ウォー」「U.S.シールズ」のヌー・イメージが描く近未来戦争アクション。監督・脚本・SFXは大ヒット作「スピード」でSFXを手掛けたデヴィット・ダグラスとティム・ダグラス。荒廃した未来の地球で、人類が繰り広げる戦いを描く。
とあり、一方、TSUTAYA DISCASでは、
『ブレイク・スルー』のディーン・ケインが出演した、宇宙を舞台に人類たちの最終戦争の恐怖を描く近未来戦争アクション。100年に及んだ世界戦争で荒廃した地球を諦めた人類は宇宙のコロニーで生活しているが、2つのコロニー間の争いは絶えなかった…
と紹介されていますが、他の惑星なんかにゃちっとも見えないし(寒そうな冬のアメリカにしか見えないよ)、近未来の話なのに兵器や装備はアナログだし、何より、この人たちがなぜ戦っているのかの理由が全く不明なトンデモ戦争映画。
一応、SFらしいんですけど、物好きな戦争ごっこを通じてもっともらしく反戦を訴えた映画というのが関の山でしたわ。
ミシェル・クルジークの役どころは、レイトンという名の戦闘プログラマー。
よく見るとガレッジ・セールの川ちゃんに似ているディーン・ケイン(Dean Cain)扮するマッド将軍の手先になって裏切り行為に走り、それがばれて射殺されてしまいます。
この戦闘プログラマー、魔女という別名の通り、魔法を駆使して敵を倒すこともできるんですが、彼女たちが後生大事に肩からぶら下げているメカがまたダサい。
博品館トイパークで売っているおもちゃ(対象年齢3歳以上)みたいでした。
何もかもがチャチすぎる内容とは裏腹な『ファイナル・ウォー』という大げさなその邦題、「お願いだから、こんな物を作るはもうこれっきりにして」という意味においては言いえて妙のタイトルであったと言えましょう。
ところで。
気になるミシェル・クルジークの新作ですが、タイトルは『トゥルー・ノース(True North)』。
共演は楊紫瓊とショーン・ビーン(Sean Bean)、監督はアジフ・カパディア(Asif Kapadia)。
堂々の主演ざます。
日本公開に期待しましょう。
上記の話題とは何の関係もないおまけ:先だって『フラガール』を観て、常磐ハワイアンセンターの椰子の木が台湾からやって来たことを知りましたが、松雪泰子演じるまどか先生のモデルとなったカレイナニ早川さんも台湾生まれだったんですね。
台湾発ハワイ経由いわき往き。
以前、海南島に行ったとき、いつも椰子の木と一緒にビンロウの木が植えられていたので「なんでいつも一緒なんだ?」と尋ねたところ、「椰子の木とビンロウの木は夫婦なので(椰子が雄でビンロウが雌)、だから雌雄一緒に植えるんだよ」と現地のお姉ちゃんが教えてくれたことがありましたが、どこでもそういう風な植え方をしているのでしょうかねえ。
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