2006年10月1日日曜日

デブを見ていた午後

〔しようもない日常〕

桜子の忘れ形見・きいち君は、長じて
立派な画家になりましたとさ。
めでたしめでたし(別人だよ!)。


じゃ、こっちか?(どのみち別人)

昨日最終回を迎えた『純情きらり』。
物語は一気に50年後に飛び、老けメイクをしたあおいちゃんが登場するのかと思いきや、胸を病んで

死んじまいましたしー!

不肖せんきち、数年前に年下の親友を突然亡くして以来、主要な登場人物が若死にする映画やドラマを観るとどーにもやり切れない気分になるので、これ以上の言及は避けますです。
どうせなら、そのままピン子にのりうつって欲しかったよ。

ということで、同じ日(つまり昨日ね)。
早朝から都内某所のチケットぴあにお友達と一緒に並んで東京国際映画祭のチケットをゲット(希望通り買えました)したせんきちはその足で両国国技館へ直行、

和歌乃山引退山分襲名披露大相撲(よーするに断髪式ね)

を観てまいりました。

本日の主役・元小結和歌乃山関。

国技館へ行くのは寺尾の断髪式以来。
4人マスを3人で使い、比較的余裕のある環境にて鑑賞。

花相撲名物の初切(しょっきり)では、口に含んだ水を吹きかける反則技やボクシング、柄杓で相手を殴る等のお約束のネタの他、

ハンカチ王子の物真似

が新たなネタとして加わっていました(いつまで通じるのか、このネタ)。

相撲観戦のさいの三種の神器。
ビール、焼鳥、すもうあんぱん。

十両の取組の後、いよいよ断髪となりますが、ここで髷切ってくれた人の数が多ければ多いほどご祝儀もガッポリなので、1時間近くだらだらと切り続け、途中にはお約束の著名人ゲストが登場。
一番の有名どころは吉川晃司、意外なところでは呉汝俊がチョメチョメ、じゃなくて、チョキチョキしておりましたわ。

チョキチョキする吉川晃司。


最後に師匠の武蔵川親方(ゴローちゃん)が留めバサミをいれて髷とおさらば、愛児3人からの花束贈呈を以て断髪は終了。
続いて幕内と横綱土俵入りがあってから幕内の取組、最後に整髪を済ませた和歌乃山改め年寄山分からのごあいさつがあるのかと思っていたのに、結びの一番(朝青龍対白鵬)が終わったらとっとと弓取り式。
ごあいさつは無しでした。

終了が午後4時と早かったので、同行のお友達と共に対岸の浅草橋駅までぶらぶら散歩。
両国橋を渡り、柳橋界隈をうろついてしばし江戸情緒に浸りました。

柳橋の舟宿・小松屋。
亀清楼も健在でした。

駅のそばのやなぎばし逸品會でお買い物してから、地下鉄で浅草へ。
逸品會のお菓子は、かつてよく長唄のお稽古場でいただいた思い出の味(2人目のお師匠さん。最初のお師匠さんのお稽古場での思い出の味は、花月のかりんとうや空也の最中)。

観音様にお参りをした後は、先だって行かれなかった神谷バーの2階へ。
ビールを飲みながら軽く食事をして、7時半頃おひらきとなりました。

観音様。

結局、だらだらと昼間から酒を飲み続け、それでいて悪酔いはしなかった1日でおました。

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