2008年8月7日木曜日

グッときちャう腋毛

〔ちょっとお耳に〕


どうも。
トド@あせも中年です。

函館尤敏ばなしは1回休み、ちょっとした小ネタを。

冒頭にジャケ写真を載せましたが、但漢章(フレッド・タン)監督の『暗夜』のVCDがいつの間にやらリリースされていました(DVDは無しの模様)。
不肖せんきち、この作品は映画美学校での上映会で初めて観た後、知人のKさん(いつものKさんです。スパイラルで『彷徨う花たち(漂浪青春)』を観て号泣したそうです)のオフィスにあったビデオでもう1度観たのですけれど、いつの間にやらビデオが失踪(盗んだやつ、出て来い!)、長らく鑑賞不可能になっておりました。
張國柱の少年時代を演じている子役が張震だったのか、ようやく再確認することができそうです。

ということで、本題(これも小ネタなんだけどね)。

今やせんきちの中では「腋毛の女王」となった感のある往年のグラマー女優(死語)・三原葉子。
彼女の腋毛に関しては、「地帯(ライン)シリーズ」第2作『黒線地帯』(1960年)ではぼうぼうだったのに、それから3ヵ月半後に公開された第3作『黄線地帯』(1960年)ではすっきりさっぱりつーるつるになった・・・・はずが、その後の『徳川女系図』(1968年)では再びぼうぼうに戻っていた、と書きました。
すなわち、「1960年初めまではぼうぼうだったが、間もなくつるつるとなり、8年後、再びぼうぼう状態にカムバックした」ということになります。


しかーし!ここで、衝撃の新事実が!

三原葉子といえばあのサイト!という超有名ファンサイト(三原葉子と昭和のグラマー女優達:http://www.geocities.jp/zak00336/)で紹介されている週刊誌(誌名不詳。たぶん『週刊実話特報』あたりか?「三原葉子のベッドにイカレた11人の2枚目たち」:http://www.geocities.jp/zak00336/kiji8.jpg)の記事には、


三原葉子は常に色眼鏡で見られている。
東映のギャング路線に彼女が登場したとき、
「彼女のグラマーぶりにぞっこんいかれている某氏が彼女の腋毛を希望して、それを三十本ばかり貰って、ギャング路線に乗せたそうだ」
といった噂が飛び出した。
彼女はびっくりして、房々と黒く盛り上がっていた腋毛を綺麗に剃ってしまった。



とあり、つまり、三原葉子は「1960年の春『黄線地帯』の折に腋毛を剃り剃りしたものの、ほどなくしてぼうぼう状態に戻り、1962年、昔馴染みの石井輝男監督の『恋と太陽とギャング』で東映ギャング路線に参戦、しかし、その直後に立った心ない噂によってまたしても腋毛を剃り剃りすることになった」らしいのです(しかし、なんでこんなことを大まじめに書いているんだか)。
なんだか伸ばしたり剃ったり、忙しいことこの上ありませんが、「(腋毛を)三十本ばかり貰って」って、いちいち数えながら毛抜きで抜いたのでせうか。

痛そうだわ・・・・。

ところで、こちらは某ミクシィの三原葉子コミュ(入ってます)にも投稿したのですけれど、昨晩、少し前に入手した『海女の怪真珠』のプレスシートを見ていたところ、併映の『悩殺女体絵巻』の写真に三原葉子らしき姿を今更発見しますた。


さっそくキャストをチェックしてみると、おや、たしかに出演しています。



プレスシートによると、


若い女体がくりひろげる悩殺絵巻!グッときちャうヌード映画!!


とのことで(なんで「ゃ」がカタカナなんだか)、写真で見る限り、おヌードレビュー映画のようです。

日本映画データベース
にも未収載のこの作品、どなたか詳しいことをご存知の方はいらっしゃいませんか?

黒と黄色の話を書いたけど、
地帯シリーズの中では
これが一番好きさ~。

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